ライト/オフ

4

JUGEMテーマ:Horror

 

ライト/オフ

 

「ライト/オフ」

原題:Light Out

監督:デビッド・F・サンドバーグ

製作:ジェームズ・ワン

   ローレンス・グレイ

   エリック・ハイセラー

2016年 アメリカ映画 81分

キャスト:テリーサ・パーマー

     ガブリエル・ベイトマン

     ビリー・バーク

     アレクサンダー・ディペルシア

     マリア・ベロ

 

家族と疎遠になっていたレベッカは、弟マーティンの

「眠れない」という話を聞き、実家に向かう。彼女は

母親の住む実家に「何か」がいることを感じ、一晩

過ごす決心をするが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ これはすごく怖かった。

暗闇って本当に怖いです。

 

予告編でも十分ドキリとするんですが、本編を見ると

さらに恐怖倍増です。夜一人で見たら、絶対にトイレに

行けなくなると思う。

映画化の元になったyou tubeの映像も一見の価値があり。

登場するおばさんは、映画の冒頭にも出演しています。

 

ライト/オフ

 

〇見どころ

電気がチカチカして消え、暗闇に何かが見える。あれ?と

思ってスイッチを入れて電気をつけると、姿はない。確認の

ため消すと、また何かがいる。それを繰り返すうちに、何かが

すぐそばにいる。あー怖い!

 

ライト/オフ

 

ジェームズ・ワンが製作に加わっているだけあって、音と光と

闇で表す恐怖の世界が映画から伝わってきます。足音、ドアノブ

をガチャガチャする音、床を削る音、点滅する電気スタンド

などは、定番のものでありながら、いつ見ても、聞いても怖いんです。

突然ベッドの下や闇に引きずり込まれていく姿も、わかっていても

怖い。

 

ライト/オフ

 

レベッカ役は「ウォーム・ボディーズ」(2013)の

テリーサ・パーマー。序盤のイケイケ姉ちゃんぶりはかっこいい。

 

ライト/オフ

 

母親ソフィー役は、マリア・ベロで、神経質そうな中年女性の

役がすごく似合っています。

光にもいろいろな種類があって、それを活用した終盤の展開は

見ごたえがあります。

 

●惜しいところ

冒頭に「何か」に殺害されるのが、マーティンの父親なんですが、

レベッカにとっては継父らしい。この家族関係が十分説明されて

いないので、なぜレベッカが家を出たのかもわかりづらいし、

今何をして生活しているのかも全然わかりません。

またイケイケ姉ちゃんが、突然家族思いになっていくのもやや

違和感がありました。

 

とはいえ、恐怖は十分味わえるので、ドキリとするのが好きな人は

ぜひ見てください。

 

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ブラッド・ウェポン

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ブラッド・ウェポン

 

「ブラッド・ウェポン」

原題:逆戦 The Viral Factor

監督:ダンテ・ラム

2012年 香港映画 123分 R15+

キャスト:ニコラス・ツェー

     ジェイ・チョウ

     リン・ポン

     パイ・ビン

     アンディ・ウォン

     リウ・カイチー

 

国際警察のジョンは、ウィルステロを阻止する

捜査に携わっていると、実行犯の中に生き別れた

兄ヨウを発見する...。

 

<お勧め星>☆☆ 派手なアクションと入り組んだ

ストーリーなのに展開がワンパターンの連続です。

 

大雑把に言うと2つの話が同時進行するのです。

幼い頃生き別れた兄弟の話と、細菌兵器を巡るギャング

と悪徳警官の争いで、それが絡み合っているので、

なんとなく焦点がボケてしまった感じです。

冒頭に、この事件の黒幕でかつての同僚ショーンに

裏切られて作戦に失敗し、片思いのアイス死亡、自分も

頭に弾丸が残ってしまい、いずれは死に至るというジョン

についての、ややわかりづらい前フリあり。

 

〇見どころ

銃、爆発、カーチェイス、ナイフ、格闘と見せ場は

ふんだんにあり、華麗で激しいアクションが見られます。

 

ブラッド・ウェポン

 

銃撃に関しては、一般人がどれだけいようが、街中であろうが、

電車内であろうが、一切お構いなし。インチキ男が多くて、

武器を捨てても、隠し持ったナイフでブスブス刺してきます。

だから油断大敵!

 

ブラッド・ウェポン

 

兄ヨウ役のニコラス・ツェーはなかなかのイケメンです。

 

●惜しいところ

アクションシーンにスロー映像が入り過ぎるのと、思い出話

をするシーンが多く、緊張感がちょいちょい途切れます。

 

ブラッド・ウェポン

 

アクション→拘束→逃走→人質を取られる→奪還成功→次の人質...

という具合にエンドレスに続きます。このパターンは変わらない

ので派手な映像の割には、途中から飽きてしまうのです。死んだと

思った人が生き返るシーンは3回は見たな。いくらショーンが

早撃ちの名人だとしても、あれだけの相手の銃撃を受けて、無傷って

あり得ないでしょう。

見つめ合っている時間があったら次の行動を起こそうね。

 

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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

5

JUGEMテーマ:洋画

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

原題:Fifty Shades of Grey

監督:サム・テイラー=ジョンソン

2015年 アメリカ映画 126分 R15+

キャスト:ジェイミー・ドーナン

     ダコタ・ジョンソン

     ジェニファー・イーリー

     ルーク・グライムス

 

若き実業家クリスチャンは、取材に来た女子大生

アナスタシアに関心を持つ。アナスタシアも彼に

心を惹かれるが、彼は「契約」を交わして、関係を

持つ話をし始める...。

 

<お勧め星>☆☆ 音楽や映像はおしゃれ感を醸し

出していますが、話は意味不明。

 

第36回ゴールデンラズベリー賞、最低作品賞、

最低主演男優賞、最低主演女優賞など見事5部門を獲得。

巷のレビューも低いので期待値を下げて鑑賞しました。

 

〇見どころ

原作は世界累計1億部を突破したベストセラー小説との

ことで、「マミーポルノ」とも呼ばれているらしい。ヒロイン、

アナスタシアを演じるダコタ・ジョンソンの体を張った演技は

「すごく頑張ったね!」と一声かけたいところ。

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

●惜しいところ

WOWOW鑑賞なのでボカシだらけなのは仕方ないとして、

126分もの映画の間、20分がセックス描写で、それ以外は、

恋だの愛だの語る内容がほとんどで、胸焼けしてきます。

27歳の若き実業家クリスチャンに気に入られたアナスタシアが、

彼の提案する「契約」を交わさないうちに関係を持ったり(大学を

卒業する年なのに未体験)、彼のSM趣向を楽しんだりと納得が

いかない展開です。

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

その上大学を卒業しても働くこともなく、豪華な生活を楽しみ、

車を卒業プレゼントにもらったくせに「わたしは違う」。

もちろんこんな生活は長く続くものではないし、

「キミこそ特別な女」

などとクリスチャンの口から発せられても、信用できないしね。

プレイルームと称する「SMプレイルーム」もそろえてある器具の

割には、大したプレイが行われるわけでもありません。

団鬼六先生の小説を参考にしなさい。(読んだことないけど)

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

エレベーターのドアを挟んでの最初と最後の2人の会話と

行動が始まりと終わりを告げているということかしら。

評判通りつまらない映画でした。

 

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ロスト・バケーション

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ロスト・バケーション

 

「ロスト・バケーション」

原題:The Shallows

監督:ジャウム・コレット=セラ

2016年 アメリカ映画 86分 PG12

キャスト:ブレイク・ライブリー

     ブレッド・カレン

 

メキシコの秘密のビーチへやって来た医学生の

ナンシーは、一人でサーフィンを楽しんでいると

突然サメに襲われる。負傷した彼女の血を追って

サメはそばを離れず、200m先のビーチに戻る

こともできないのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 美しい海の映像と執拗なサメの

攻撃が対照的に描かれています。

 

〇見どころ 

ヒロイン、ナンシー役のブレイク・ライブリー

がスタイル抜群なので、ボディダブルとはいえ、露出の

多いウェットスーツを身につけた姿は目の保養になります。

 

ロスト・バケーション

 

なぜにこの上に着るウェットスーツのジッパーを半分までしか

上げないのか、極めて表面積の狭いビキニなのか、そんなことは

どうでもいいんです。B級サメ映画のアホ姉ちゃんよりずっと

頭がいいし、強いんだもの。

 

ロスト・バケーション

 

美しい海の映像を陸から、空から、そして海中からと様々な

視点で見せるのも楽しいです。そしてそこに出現するサメが

消えたと思ったら、突然姿を現す、という恐怖の繰り返しで、

もうナンシー並みにドキドキしてしまう。

 

ロスト・バケーション

 

ビーチに行こうにもサメがいるし、彼女がサメの回遊速度を

測って、何とかたどり着いた岩礁は満潮時には水没するという

恐怖もあり、ケガによる衰弱とその時間との戦いもあって

見ごたえは十分です。そこにあるモノを使ってサメと戦う

ナンシーは、言うなればサーファー版ジェイソン・ボーン!

傷ついたカモメとの交流が心を和ませます。

 

●惜しいところ

医学では病の母を救えなかったから医学校で学ぶことをあきらめる

決意に至ったという設定が、サメに襲われた時、自分のケガの

治療に役立ち、再び...というのはちょっとベタなもので、父との

携帯電話での会話もかなり鬱陶しいです。また、たまたま

ヘッドカメラをつけたサーファーがいたり、たまたまビーチで

遊んでいた少年がそれを拾ったりと、幸運な出来事がヒロインに

多すぎるのも気になります。そもそもあの少年がビデオを再生

できるとは思えないし。

ちなみにサメの餌食確定要員は最初からアホです。

 

ロスト・バケーション

 

それらを差し引いても、「ジョーズ」「オープン・ウォーター」

と同じくらいよくできたサメ映画です。

俺ちゃんことライアン・レイノルズの妻、ブレイク・ライブリー

登場だけでも見る価値があるかも。ただサメに噛まれた箇所を

自分で縫合するシーンは直視に耐えかねるほど痛そうでした。

 

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パパVS新しいパパ

3

JUGEMテーマ:コメディ映画全般

 

パパVS新しいパパ

 

「パパVS新しいパパ」

原題:Daddy's Home

監督:ショーン・アンダース

2015年 アメリカ映画 96分

キャスト:ウィル・フェレル

     マーク・ウォールバーグ

     リンダ・カーデリニ

 

2人の子供がいるサラと結婚したブラッドは、

ようやく子供たちに父親として認められ始め喜んでいる。

しかし突然実父のダスティが現れ、子供たちの人気を

独占するのだった。

 

<お勧め星>☆☆ アクビが出るコメディ映画。個人的に

全然ツボにはまらなかった。

 

「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」(2010)

は同じウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグのコンビで

結構笑ったのに、この映画は随所にイラっとさせられるシーン

が多く、ラストの1カットだけ、まあ笑ったかなという感じ。

 

〇見どころ

穏やかで非暴力主義かつ優しい継父ブラッドを演じるのは、

ウィル・フェレル。役の上では歯科治療のせいで不妊になって

いる設定です。

 

パパVS新しいパパ

 

そして突然登場したサラの前夫ダスティ役はマッチョな

マーク・ウォールバーグ。

 

パパVS新しいパパ

 

ワイルドでバイクを乗り回し、有名人に知り合いがいっぱい

いる見てくれはかっこいい男。この2人の子供からの人気取り

合戦はたまに笑える。

 

●惜しいところ

妻サラの立場がいまいち微妙なんです。ブラッドと新しい

家庭を作ることを選んだのに、子供が喜ぶから、実父だからと

ダスティをとりあえず受け入れてしまう。これじゃあブラッド

の立場がないよね。おまけに実はもう1人子供が欲しいと思って

いるなんて設定は、不妊に悩む男性に失礼。

 

パパVS新しいパパ

 

またNBAの試合のハーフタイムショーで、見事にシュート

する権利を獲得したブラッドは、泥酔してチアにボールを

当てた後、車いすの少年にもボールを当てる。障がいを持つ

人や人種に関する話題で笑いを取るのは、やはり不快です。

 

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5時から7時の恋人カンケイ

3

JUGEMテーマ:洋画

 

5時から7時の恋人カンケイ

 

「5時から7時の恋人カンケイ」

原題:5 to 7

監督:ビクター・レビン

2014年 アメリカ映画97分

キャスト:アントン・イェルチン

     ベレニス・マーロウ

     オリビア・サールビー

     ランベール・ウィルソン

 

小説家志望のブライアンはニューヨーク市内の

喫煙所でアリエルという美しい女性と知り合う。

彼女は既婚者で子供もいるが、5時から7時の

空いた時間だけの割り切った関係を持つことを

提案するのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ なんとなくフランス映画っぽい

おしゃれな世界観を感じました。

 

5時から7時の関係ってフランスでは「不倫の関係」を

表すというのですが、にわかに信じがたいです。でも

結婚という形にこだわらないカップルがたくさん存在する、

かなり進んだ考えの国だから、ありそうな気もするけれど。

 

〇見どころ

亡きアントン・イェルチン演じるブライアンと

「007スカイフォール」(2012)でボンドガールを

演じたベレニス・マーロウ演じるアリエルとの不思議な

関係が不快感を一切感じることなく、テンポよく描かれます。

 

5時から7時の恋人カンケイ

 

映画鑑賞にはポップコーン!

 

5時から7時の恋人カンケイ

 

ワインのテイスティングではフランス人であるアリエルは、

お手の物。逆にビールはブライアンの圧勝!

 

5時から7時の恋人カンケイ

 

アメリカ人とフランス人の違いを文化の面から切り込んで

いくのも面白いです。

またブライアンの両親役でフランク・ランジェラと

グレン・クローズ登場。2人の会話のキャッチボールは

さすがの一言に尽きます。

 

●惜しいところ

妻の不倫を公認するアリエルの夫が、妻の本気さに感情を

爆発させるのはちょっと納得できません。

 

5時から7時の恋人カンケイ

 

日本では昨年「ゲス不倫」に始まり、次々と有名人の不倫が

報道されましたが、この映画のラストのまとめ方が、あまりに

つまらない。ジェットコースターを途中で止めた感じです。

あそこは冒険があっても良かったんじゃないかな。

 

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パディントン

5

JUGEMテーマ:洋画

 

パディントン

 

「パディントン」

原題:Paddington

監督:ポール・キング

2014年 イギリス=フランス映画 95分

キャスト:ヒュー・ボネビル

     サリー・ホーキンズ

     ジュリー・ウォルターズ

     ジム・ブロードベント

     ピーター・キャパルディ

     ニコール・キッドマン

 

ペルーのジャングルから知り合いのイギリス人に

会いに来た小さなクマは、親切なブラウン家の

世話になる。彼はパディントンと名付けられ、

知り合いの探検家を捜し始めるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 誰もが楽しめる映画です。

エンディングの言葉も良かったです。

 

気づかなかったのですが、パディントンの声は「007」

シリーズでQ役を演じたベン・ウィショーなんですね。

顔が出ないと全然わからないわ。

映画ではシーンごとにパディントンの気持ちにぴったりの

音楽が流れ、終盤「ミッションインポシブル」でトムちんが

ドバイの高層ビルを登ったシーンもどきの煙突の中を上る

パディントンのBGMはもちろん、チャラララ~♪です。

 

〇見どころ

パディントンが駅でたたずんでいるところを、親切にも

声をかけてくれたブラウン一家がとても個性豊かです。

 

パディントン

 

パディントン

 

リスクマネージメント担当の父ヘンリー、挿絵画家の母メリー、

語学が堪能な娘ジュディ、発明好きな息子ジョナサン、知恵が

働く親戚のバード夫人。それぞれの日常生活が面白おかしく

描かれています。ご近所のカーリーさんも含め、一度見たら

忘れられないメンツばかり。それぞれが終盤にその個性を存分に

生かします。

 

パディントン

 

そして唯一の悪役となる博物館のはく製課員役は、なんと

ニコール・キッドマン。サディスティックな雰囲気がぴったりで、

なぜか生き生きと演じているように見えてしまいます。

 

パディントン

 

数回映るブラウン家の内部もドールハウス調に見せてくれて

とても可愛いんです。

 

●惜しいところ

ありません。誰が見ても楽しいし、見終わると幸せな気持ちに

なれます。パディントンの帽子の中のマーマレードサンドは

かびないのかしら?なんて野暮な疑問は捨てましょう。

 

ロンドンは変わり者だらけ。だから誰でも溶け込める。フルCGの

パディントンが、老クマホームにいる叔母さんに宛てた手紙に

そう書いていますが、その言葉は重いですね。

 

 

 

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トゥルー・ストーリー

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

トゥルー・ストーリー

 

「トゥルー・ストーリー」

原題:True Story

監督:ルパート・グールド

2015年 アメリカ映画 99分

キャスト:ジョナ・ヒル

     ジェームズ・フランコ

     フェリシティ・ジョーンズ

     イーサン・サプリー

 

記事をねつ造したことでNYタイムズ紙を解雇された

記者マイケルは、オレゴン州の妻子殺害容疑者ロンコ

が逃亡先で自分の名前を語っていたと知る。ロンコと

面会するチャンスを与えられたマイケルは、事件の

真相を彼の口から聞き出そうとするが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 実際の事件に基づいているだけ

あって、なかなか奥の深い内容になっています。

 

いつもコミカルな役を演じているジョナ・ヒルが冒頭から、

額に汗をかきながら取材をするNYタイムズ紙の敏腕記者で

あることを映し出します。

 

トゥルー・ストーリー

 

その妻ジル役は、「博士と彼女のセオリー」(2014)

のフェリシティ・ジョーンズです。きれい過ぎる。

 

〇見どころ

ねつ造記事で職を追われ、一発逆転を狙って妻子殺人事件の

容疑者ロンコと面会を重ねるシーンは、終始マイケルのペース

のように思えつつ、法廷では全く異なる証言をするロンコに

振り回される続ける姿を描いています。

 

トゥルー・ストーリー

 

ここで興味深いのはマイケルがロンコと信頼関係を築くことで

「真実」を自分だけに語るという確信を持ってしまうところ。

その確信によって彼は再び記者として一線で働けるという願望を

持ってしまったところです。その願望は「真相」からマイケルを

限りなく遠ざけてしまい、妻ジルの方がそこにいち早く気づきます。

ロンコの無実を証明することで、マイケル自身の復活も成功する

という、自分をロンコに投影するという極めて危うい状況に

陥るのもテンポよく描かれます。

「でっち上げの記事を書いた記者は証人にはならない」

「証拠などいくらでもあったじゃないか」

裁判関係者の言葉がそれこそ真実なのです。

 

●惜しいところ

面会シーンが多く、内容がかなり平坦であり、終盤の法廷シーン

でのロンコが、マイケルが教えた「二重否定」の論法を全く同じ

形で証言に使うまで驚くような展開はありません。

 

 

 

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アンダーカバー

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

アンダーカバー

 

「アンダーカバー」

原題:Imperiun

監督:ダニエル・ラグシス

2016年 アメリカ映画 109分

キャスト:ダニエル・ラドクリフ

     トニ・コレット

     トレーシー・レッツ

     デビン・ドルイド

 

アメリカ国内にセシウム缶が違法に持ち込まれ、

ネオナチ団体によるテロ計画に使用されると

疑ったFBI捜査官アンジェラは、部下のネイトに

潜入捜査を命じる。彼はラジオ放送で決起を呼び

かけるウルフに近づこうとするが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 実話ベースなのに先が

読めない面白さがあります。恐怖も募ります。

 

ネタバレしています。

 

主役のFBI捜査官ネイト・フォスター役は「ハリーポッター」

シリーズのダニエル・ラドクリフ。成長してからは内向的、

孤独、異常性格というような役柄が多いですが、この映画でも

インテリで頭がキレるが、同僚からはのけ者にされている

頭でっかち男という感じ。

 

アンダーカバー

 

彼に潜入捜査を命じる国内テロ課のアンジェラ役は

「マイ・ベスト・フレンド」(2015)のトニ・コレット。

 

アンダーカバー

 

〇見どころ

アメリカ国内における人種差別団体はいくつかあり、有名なKKK、

ネオナチ、アーリア人同盟などの様々な男たちとネイトは接触し、

その都度スリルある会話やシーンが映し出されます。

 

アンダーカバー

 

ダラス・ウルフという白人至上主義を唱えるラジオ放送を流す

男を本丸と考えたアンジェラの見立てが異なった時のネイトの

苦悩と葛藤もとても上手く描かれているのです。

 

●惜しいところ

ネイトは白人至上主義団体のデモに参加するなど、素顔を堂々と

さらしていますが、ラストに彼が潜入であることを、他のメンバー

の前でバラしてしまう。

 

アンダーカバー

 

彼はその後のことを考えなかったのだろうか。過激な

メンバーも存在する集団からのターゲットになるに決まって

いるのに。それととてもいい話でラストを締めくくった

ところも惜しいなあ。

 

被害者意識がファシズムを生む。今の不幸を何かのせいに

することで、打開する道が開かれると単純に説く指導者に

すがることの危険を強く訴えています。

 

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パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

パッチ・オブ・フォグ

 

「パッチ・オブ・フォグ 偽りの友人」

原題:A Patch  of Fog

監督:マイケル・レノックス

2015年 イギリス映画 93分

キャスト:コンリース・ヒル

     スティーブン・グレアム

     ララ・パルバー

 

ベストセラー作家であり、TV番組にも出演、さらに大学で

文学を教えているサンディは、スーパーで万引きしたところを

警備員ロバートに見つかってしまう。ロバートは、金で解決

しようとするサンディに対し「友人になろう」と言うのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 途中までは面白かったけれどラストは

好みが分かれるかな。異色の映画とも言えます。

 

少しネタバレ

 

原題は主人公サンディ・ダッフィが唯一出版し、大ベストセラー

になった小説の題名であり、それは映画全体に立ち込める雰囲気に

とてもマッチしています。

 

〇見どころ

スーパーの警備員ロバートを演じるスティーブン・グレアムが

温厚そうな顔つきの下に、強い執着心と孤独を隠している男を

好演しています。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

ベストセラー作家であり超有名人のサンディの弱みを握り、

それを利用して彼と「友人になりたい」と思い始める姿は、

もう鬱陶しいを通り越して恐怖すら感じるのです。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

一方TV番組の司会者ルーシーという恋人もいて、裕福で

地位も名誉もあるサンディの唯一の悪癖が「万引き」。

 

パッチ・オブ・フォグ

 

なぜ彼がこの行為に興奮を覚えるのか、その心の闇はラスト

付近に一気に理解できます。その心は霧に包まれており、

抜け出すきっかけが一向に見つからなかったわけです。

サンディとロバートの駆け引きが絶妙な脚本で描かれていきます。

 

●惜しいところ

携帯電話を利用しすぎです。それはラストでも必ず使われると

思ったら、全くその通り。

最も裏切られたのは、ロバートともみ合ったのは、殺す意思が

あったと思ったのに、サンディは「そんなつもりではなかった」

と言ったときです。あそこは確実に殺意がありましたよね。

 

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