パッセンジャー

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JUGEMテーマ:SF映画 一般

 

パッセンジャー

 

「パッセンジャー」

原題:Passengers

監督:モルテン・ティルドゥム

2016年 アメリカ映画 116分

キャスト:ジェニファー・ローレンス

     クリス・プラット

     マイケル・シーン

     ローレンス・フィッシュバーン

 

スペース・コロニーを目指すアヴァロン号に乗船

したジムは、あるアクシデントにより、90年早く

目覚めてしまう。彼は船内に同じような人間がいない

か探し始めるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ SF+ラブストーリー+サスペンス

という感じで、ラブが特に強いかな。


目覚めたのが美男でよかった


監督は

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

(2014)のモルテン・ティルドゥム。あの映画は、

予告編では想像できない本編の展開に、良い意味で期待を

裏切ってくれました。今回の「パッセンジャー」では

VFX映像を駆使した宇宙船内や宇宙空間、そして近未来の

日常生活機器まで丁寧に描かれています。さすがセットに

1億1000万ドルかけただけのことはあります。宇宙船の

姿も極めて独特な姿で、その動きすら目を見張ります。
さて、大前提として言いたい、声を大にして言いたいのは、

あと90年冬眠するはずが、流星の衝突で覚醒してしまった

可哀そうな人間が、クリス・プラット演じるイケメンのジムで

よかった。これが崩れると全ておじゃんになってしまいそう..。

5000名の乗客の中でもエコノミークラス扱いの技術者に

すぎないジムは、船内で利用できる食事や施設なども限られて

いるわけで、これって豪華客船のクルーズでも同じかなと

思ってしまう。行ったことないけどそうなんだろうな。
そしてもう一人の乗客オーロラ役をジェニファー・ローレンスが

演じているんですが、彼女はいわゆるファーストクラスなんですよ。

それはさておき、ジェニファー・ローレンスと言えば、

アカデミー賞授賞式でドレスの裾を踏んでずっこけたり、

自撮り写真が流出したりと(あれは見ちゃダメ)いろいろ

お騒がせがあるものの、安定の演技力とハスキーボイス&ふくよかな

体型がとても魅力的なんです。映画内でとてもおかしな水着を

着用して幾度となくプールで泳ぐシーンがあり、あの色っぽさは

何度見ても目が釘付け。あ、クリス・プラットもお尻が

見えていたか。あれはどうでもいいかな。このプールシーンでは

後半、突然無重力になり、水から抜けられなくなります。

その時の演技のために長時間にわたって鼻まで水につけることを

し続けたとのこと。迫真の演技です。
そしてあと2人、アンドロイドのアーサーとほぼ終盤に突然現れる

クルーの1人ガスがいるだけで、限られた空間の中での2人の

人間ドラマを堪能するというところでしょうか。
そもそもなぜエコノミークラスのジムとファーストクラスの

オーロラ2人なのか、そして2人がラブから喧嘩シーンに

変わるのはなぜなのか。それを知るとアメリカ国内で反発を

呼んだのも頷けるのです。まさに「murder」ですよね。
ラスト付近の勇敢な行動ですべてがチャラになることや

そもそもあんなに簡単にひび割れたり、故障したりするのか

とも思うけれど、希望のあるラストは好感が持てました。

 

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午後8時の訪問者

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

午後8時の訪問者

 

「午後8時の訪問者」

原題:La fille inconnue

監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ

   リュック・ダルデンヌ

2016年 ベルギー=フランス映画 106分

キャスト:アデル・エネル

     オリビエ・ボノー

     ジェレミー・レニエ

 

医師のジェニーは、診療時間過ぎの午後8時に鳴った

玄関ブザーを無視する。そして翌日警察から、その

ブザーの主である女性が亡くなっていたことを知らされ、

彼女は女性への罪悪感に苛まれていく。

 

<お勧め星>☆☆☆半 地味な映画ですが、1人1人の

心の中が丁寧に描かれています。


人間として正しいことをすることの価値


わたしの大好きなダルテンテ兄弟監督作品です。

 

午後8時の訪問者

 

「ある子供」(2005)では、子供が生まれた

若い男女が、まだ親としての自覚のないまま、その

子供を売りに行こうとする姿を描き、

 

午後8時の訪問者

 

「少年と自転車」(2011)では、離れて暮らす

父恋しさに、実は疎ましがっている父に元へ向かう

少年を、

 

午後8時の訪問者

 

さらには「サンドラの週末」(2014)では

労働者の過酷な雇用の状態を、ある一市民の視点

から描いていました。そこには見る側がどう考える

かの問題提起のみで、ラストも唐突に終了。そこに

残るのは絶望でなく、限りなく小さな希望の灯を

感じるものばかりです。
さて、この映画は、劇場予告編では、サスペンス映画の

雰囲気がプンプン漂っていましたが、実際はどうか。
診療所の代診として勤務したジェニーは、研修医の

ジュリアンと2人でいた時、時間外に玄関ブザーが鳴る

のです。答える必要はないとジュリアンを制するジェニー

はなぜか苛立っています。実は彼女は新しい医療センター

赴任が決まり、気持ちはそちらに向いているらしい。

もう順風満帆の未来が開けてきたところなんです。ここで

知るのは、フランスにおける研修医というのは正式な医師で

はなく、これを経て国家試験を受ける身であるということ。

さらに保険診療患者ばかり引き受けている貧しい地区の

診療所への医師のなり手が極端に少ないことです。まあ、

日本でも診療科によって人気がかなり異なるし、勤務医

よりも開業医の方が絶対に収入が多い。医師という仕事は

「人の命を預かる」という極めて崇高な志のもとにめざす

べき仕事であるはずのものが、なぜか金儲けのほうに比重が

傾いていることも否めないのです。
そしてジェニーは翌日警察官から、例のブザーを押して

若い女性が亡くなったことを知らされます。その時彼女の

頭によぎるのは「なぜあの時ドアを開けなかったのか」と

いう医師としての倫理観なのです。別に診察時間外だし、

一度きりのブザーに答えなくても彼女には何の罪もない

かもしれない。しかし患者として訪れる貧しい人々や

不法就労者、移民などを毎日診ていたはずの彼女がなぜ

救えるはずの命を救えなかったのか、と悩むのは非常によく

わかるような気がします。つまり医師としての義務=人の命

を救うこと、という最も基本的なことを怠った自分への悔悟の

念でもあったのでしょう。それは人に接する態度、例えば

高飛車に出てしまったジュリアンへの自分の姿をも許せなく

なるわけで、彼女はとりあえず必死で亡くなった女性の

身元調査をするわけです。自分だったら...とか、

ここまでしなくても...という思いはあちこちのシーンに見られ、

その過程でフランスにおける底辺に蠢く人々の声なき声に耳を

傾けることができます。逆に亡くなった女性の映った防犯

カメラ映像は、ジェニーだけでなく、実は彼女を知っていた

数名の人々の心の底に眠る「人間としての心」を呼び覚ます

ものであったと思っています。やはりラストは暗転し、

その後に含みを持たせたものでした。BGMは一切なく、診療所の

玄関ブザーの音、携帯の呼び出し音、高速道路を行きかう車の

音だけが繰り返し流れ続け、いつしかその世界に入り込んで

しまうものとなっています。

 

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ブレードランナー(1982年版)

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JUGEMテーマ:SF映画 一般

 

ブレードランナー

 

「ブレードランナー」(1982年版)

原題:Blade Runner

監督:リドリー・スコット

1982年 アメリカ=イギリス映画 116分

キャスト:ハリソン・フォード

     ルトガー・ハウアー

     ショーン・ヤング

     エドワード・ジェームズ・オルモス

     ダリル・ハンナ

 

21世紀に入り、人類は人間に酷似したレプリカントを

製造し、宇宙空間での過酷な労働に使用してきた。その

最新型のうち6体が宇宙植民地を脱走し地球へ侵入する。

デッカードはブレードランナーとしてそれらの処分を

命じられるが..。


<お勧め星>☆☆☆半 独特の世界感にあふれ、見終わった

後に様々なことを考えます。


白い鳩は何を意味するのか


「ブレードランナー 2049」を鑑賞するための第一段階と

してまずこれを見ることにしました。なんせ5つのバージョン

があるため、どれから見たらいいものやらと思っていたら、

「全部見るべき」との助言をいただき、全部見ることに決め

ました。じゃーん!見れるかな。
設定は2019年11月のロスアンゼルス。環境汚染にまみれ、

酸性雨が降り注ぐ、多人種の入り乱れる街であり、言語も

「シティースピーク」という多国籍の言葉が混じったものを

使っているとのこと。但し主要な言葉は英語で話されています。

ストーリーは、「レプリカント」なるアンドロイドのような

人間型ロボット?の進化系ネクサス6が、宇宙植民地から

脱走し、地球へ侵入、それをブレードランナー特捜班である

デッカードが排除していくというもの。あちこちに書いて

あるけれど、そのレプリカントの数がどうも合わないのよね。

「6体逃げた」と言うから「6」とメモしたけれど、チェック

していっても1つ足りない。これについてはあとでいろいろ

論議が起こったのも仕方のないことですね。レプリカントか

否かの判別機やフューチャーカー、スピナー(飛行車)

などが当時予測しえた未来都市感を印象付けます。また

デッカードが使用する武器ブラスターの破壊力も強い。しかし

ながら全編に漂う退廃的な雰囲気は、全てのスピードの遅さと

重なり合って、SF映画と言えどもワクワクした気持ちには

なりません。また主役であるはずのデッカードがなり弱く

(銃がないと全然ダメ)、レプリカントのボス、

ロイ(ルトガー・ハウアー)が凶暴ながらも、悲哀に満ちた

表情とその行動には逆の魅力を感じてしまうのです。レプリカントの

プリス役のダリル・ハンナがまだ売り出し中だった頃でしょうか。
ちょっと驚いたのは映画内で話されている日本語がほぼ正しい

発音だったことです。ここまでこだわりを持っていたのかしらね。
さて次のバージョンも見ないと。

 

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ミス・シェパードをお手本に

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JUGEMテーマ:洋画

 

ミス・シェパードをお手本に

 

「ミス・シェパードをお手本に」

原題:The Lady in the Van

監督:ニコラス・ハイトナー

原作:アラン・ベネット

2015年 イギリス映画 103分

キャスト:マギー・スミス

     アレックス・ジェニングス

     ジム・ブロードベント

     フランシス・デ・ラ・トゥーア

 

ロンドン北部のカムデンタウン。劇作家ベネットが

引っ越してくると、そこにはオンボロのバンで

路上生活するミス・シェパードがいた。町の人々の

行為に対し憎まれ口ばかり返す彼女は、やがて

ベネットの家の前に車を置き始めるのだが...。


<お勧め星>☆☆☆ マギー・スミスの演技力を堪能しました。


公正さと寛容さ、貧しき人々への優しさ


劇作家アラン・ベネットが実際に自宅の前で車上生活を

していたミス・シェパードを回想して書いた原作の映画化

です。この作品は先に監督ニコラス・ハイトナー、主演

マギー・スミスで1999年に舞台化されており、ラジオ

ドラマを経て映画製作に至ったとのこと。このコンビは

変わっていないので、もうマギー・スミスの定番作品の

ようになっています。

 

ミス・シェパードをお手本に
 

ミス・シェパードは、偏屈で怒りっぽく、人に厳しく、常軌を

逸しており、無礼でそして臭いのです。なんせお風呂に

入らないし、車内の袋の用を足しているから当たり前のこと

ですね。映画の中ではいつもは気高い英国夫人を演じる

マギー・スミスが、スクリーンから臭いが立ち込めそうな

いでたちで現れます。
ただなぜ彼女がそのような境遇に至ったのかは、冒頭の自動車

事故映像と後半にベネットが独自に調査を始めたことから知る

のみで、彼女の口からはほとんど語られません。さらになぜ

カムデンタウンの住民が、このミス・シェパードを邪険に

扱わないのかという疑問に対し、

「自らが富を築いたことへの罪滅ぼし」とナレーターも務める

ベネットが言います。行政がとても貧しい人々の面倒を見るべきだ

と考える人々が9割を占めているイギリスならではのことで

しょうか。いやこの調査は2007年のものだから、現在は

明らかに減少していると思う。
映画内のミス・シェパードは、実に憎らしい。せっかく「梨」を

分け与えようとしても「それは腹に悪い」と言うし、子供の歌声

すらも「騒音」と言ってのけるのです。ただピアノの音色に

だけは過剰に反応する。そこに隠されたのは...。

 

ミス・シェパードをお手本に
 

ベネットは離れて暮らす実母を題材に作品を書いており、

その母は認知症が進んでいるのです。それでいて母を施設に

入れ、赤の他人のミス・シェパードを庭に住まわし、結局の

ところ後見人のような扱いを受けても、大きな反論はしません。

そこにはどこかミステリアスなミス・シェパードへの好奇心が

働いて、彼女と共存することで自分のための作品を作り上げて

いくことができると思ったのかもしれません。とはいえ、老女を

庭に招き入れることは、確実に老いていく彼女の「下の世話」を

手助けすることになるわけで、実際にはどうだったんだろうと

無粋な勘繰りをしてしまいます。

 

ミス・シェパードをお手本に

 

ミス・シェパードの少しずつわかってきた素性があまりに

ドラマティックであり、高潔であるがゆえに、他人と協調

することができなかったのだと見終わって感じました。

3か月家の前を貸すはずが実際は15年も居座ることになる

とはお互いに思わなかっただろうし、その間にある種の

親近感も生まれたんだろうなあ。よくわからなけど。

 

 

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ゲット・アウト

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ゲットアウト

 

「ゲット・アウト」

原題:Get Out

監督:ジョーダン・ピール

2017年 アメリカ映画 104分

キャスト:ダニエル・カルーヤ

     アリソン・ウィリアムズ

     ブラッドリー・ウィットフォード

     ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

     キャサリン・キーナー

 

黒人写真家のクリスは、恋人ローズの両親の家に向かう。

彼は家族に歓待されるが、庭師やメイドの黒人の男女の

不気味な表情が気になって仕方がない。翌日開かれた

パーティーでは、さらに奇妙な出来事が起き、クリスは

ローズと自宅に戻ることを決断すのだった。


<お勧め星>☆☆☆半  そういうことね、となかなか気づかず

後半はスリル満点です。


だから行くなと言われただろう


劇場での予告編はただ不気味なだけで、その「謎」に1つも

触れていないという優れものでした。なので全く予備知識なし。
ホラー映画のオープニングの定番、車と鹿の衝突シーンがあり、

(鹿は明らかにフェイクとわかるもの)そこで白人警官による

黒人青年クリスへの不快な対応を見ると、アメリカに確実に

存在す続ける人種差別意識を痛感します。しかしクリスは

そんな態度にはとっくに慣れており、逆に白人の恋人ローズが

気を遣う。逆パターンの映画では

「レイクビュー・テラス 危険な隣人」(2008)で、白人の夫

と黒人の妻に対し、隣人の黒人警官が執拗な嫌がらせを仕掛け

続けるというものがありました。あのサミュエル・L・ジャクソンは

ものすごく怖かった!
アフリカ系アメリカ人への差別は男女問わず、今も根強く

残っており、逆にそれが存在することで、本来の「正義」を

追求できない側面もあると考えています。この辺りはとても

デリケートな問題だったのに、愚かなリーダーを選んだことで、

パンドラの箱を大きくあけてしまった感じ。いやそれは全世界で

同じことが言えるかもしれません。

 

ゲットアウト
 

さて、この映画では脳神経外科医ディーン、心理カウンセラー、

ミシーという両親に恋人クリスを会わせるため、ローズが、

ウルトラへき地の実家へ連れて行くのです。辛うじて携帯の

電波が届くだけいいか。
とにかくクリスはものすごく歓迎されるけれど、庭師、メイドが

いずれも黒人だし、やけに無表情なのと、家族の言葉の端々に、

不快な差別感を覚えるわけです。この辺りはセリフをよく聞くと

わかります。さらに弟ジェレミーの

「黒人だから格闘技できるだろう」発言。カチン!

 

ゲットアウト
 

これはまだ序の口で、クリスはミシーにティーカップの中味を

かき混ぜるスプーンの音で催眠術にかけられてしまう。

 

ゲットアウト

 

この時の「沈む」姿が、映像的にまことに秀逸。起きたいのに

起きられない、動かしたいのに動けない、そう「金縛り」と

いわれる状態はまさにこんな感じなのでしょうか。これは

クリスが禁煙できるようにしてくれたものなのかしら?
翌日、白人だらけのパーティーでも、なぜかクリスに強い関心を

寄せる人々ばかり集まります。そこには白人の老女が若い

黒人男性の夫を連れていたりするし、その男性のファッションが

いつの時代のものかと思ってしまいます。不快な要素を小出しに

しつつ、突然起こる「動き」にドキリとし、そしてまた「静」へと

戻るの繰り返しの後、少しずつクリスは「真実」に近づいていく

わけです。もうね、この「真実」もクリスの想像することとは

かなりかけ離れていて、見ている側と同じくらい、身に起こる

ことで理解していくしかない。観客とクリスの心はほぼ同じ

レベルになっています。

 

ゲットアウト
 

冒頭に拉致された黒人、空港保安員のクリスの友人ロッドの

存在、鹿、そしてフラッシュの光。すべてを知った時、

それらが繋がって行く時、ただただ驚くのみでした。
心の奥底に誰もが持っているなにがしかの偏見をできるだけ

小さくし、きれいごとだけれど、互いを理解する努力をする

ことがいかに大事であるか再確認します。

 

 

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わたしを離さないで

3

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

わたしを離さないで

 

「わたしを離さないで」

原題:Never Let Me Go

監督:マーク・ロマネク

原作:カズオ・イシグロ

2010年 アメリカ=イギリス映画 105分

キャスト:キャリー・マリガン

     キーラ・ナイトレイ

     アンドリュー・ガーフィールド

     シャーロット・ランプリング

 

ヘールシャム・ハウスと呼ばれる寄宿学校で学ぶ、トミー、

キャシー、ルース達は、外の世界とは一切遮断された生活を

送っている。そして18歳になるとコテージと呼ばれる場所へ

移され、ある事のために備えるのであった。

 

<お勧め星>☆☆☆

 

「生きる」ことの意味


1952年、不治の病の治療が可能となり、1967年、

人間の寿命が100歳を超え、というナレーションと共に、
キャシー・Hが介護人として、ある男をガラス越しに見ている
のです。キャシー役は、「ウォール・ストリート」(2010)、
「ドライヴ」(2012)、「華麗なるギャツビー」(2013)

のキャリー・マリガン。

そして時は遡り、1978年、ヘールシャム・ハウスという

寄宿学校で、少年少女達が外界とは隔てられた生活を送って

います。その中のキャシーは利発で、優しく、トミーは

仲間外れにされてはかんしゃくを起こす少年、ルースはお

ませな少女なのです。彼らは境界線から出ると、恐ろしい

出来事が起こると言われ続け、買い物すら出かける
こともなく、代用コインを貯めては、出張店舗で、古びた

おもちゃを手に入れることを楽しみにしています。
ここから出ると恐ろしいことが待っている、「ビレッジ」

(2004)でもそんなことが話されていました。あの映画とは

また違った内容ですが、彼らに幼い頃から植え付けけられていく

常識と呼ばれる考えが、いかに一般のものとズレているのか
が感じ取れます。非常にズレた常識の中で育てられた子供たちを

描いた映画は「籠の中の乙女」(2009)で象徴され、両親に

よって作り上げられた固有のルールを守り続ける姿を滑稽さも

混じえて描きつつ、その中での幸せを破ることへの恐怖も皮肉っぽく

見せつけました。しかしこの映画はそういった類のものとは全く

異なるのです。

トミー役は「ソーシャル・ネットワーク」(2010)の

アンドリュー・ガーフィールド。この人はどうも好みじゃない

ルックスです。からだも華奢ですが、この後「スパイダーマン」
に出演し、最近ではメル・ギブソン監督「ハクソーリッジ」

(2017)に主演しています。すっかり有名俳優の仲間入り

をしました。ルース役は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの

キーラ・ナイトレイ。きれいなんだけどこの映画ではあまりそれが
感じられなかったなあ。彼女もこの後の「アンナ・カレーニナ」

(2012)、「はじまりのうた」(2013)とどんどん

ステップアップしていきます。

規則正しい食事と規則正しい生活、そして校長先生

(シャーロット・ランプリング)の講話などから、次第に彼らが

おかれている状況がわかってきます。イギリス特有の
曇った空とどこまでも続く草原、森林の風景が静かな恐怖へと
つながります。といっても映画の中盤には全てがわかるんですが、

それでも今その時を楽しそうに生きようとふるまっているかの
ような若者の姿が映ります。キャシーが恋したトミーはなぜか

ルースと恋人同士となり、18歳を迎え、コテージと呼ばれる場所に
移っても仲睦まじく過ごすのです。初めて町のレストランに行った

彼らが、いろいろ悩んだあげく、みんな同じものを注文する姿は

笑えます。何度もお店屋さんごっこをして練習したのにね。
「男女が恋している間は申請すれば猶予されるらしい。」
恋人同士のロッドとクリシーの言葉を、賢いキャシーは全く

信じません。それでいて介護人となって、次々と仲間の「終了」を

見届けていくうちに、本当にトミーを愛していたことに気づかされる

のです。この期間が10年ぐらいたっているんだけど、そんなに気持ち
って変わらないんだろうか。
いや、彼らの生い立ちからすればそうならざるを得ないのか。
終盤、そんなことはあり得ないと思っていても、それを信じるトミーと
共に彼が必死で描いた絵を携えて、マダムの元へ向かうキャシー。

「それはないのよ。」

トミーに告げる姿は極めて悲しいものでした。そして車を止め、

道路で叫び続けるトミー。彼らの宿命は変えられるものではないの

です。「ギャラリー」の存在は、このプログラムを遂行する者の

免罪符であり、これ自体を否定する者から見たら、無意味なの

ですよね。ヘールシャムへ途中で赴任し、すぐにそこを去った
ルーシー先生の言う通りです。静かな恐怖の中に、悲しみと切なさを

強く感じさせる映画でした。(2017年加筆)

 

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マリアンヌ

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

マリアンヌ

 

「マリアンヌ」

原題:Allied

監督:ロバート・ゼメキス

2016年 アメリカ映画 124分 PG12

キャスト:ブラッド・ピット

     マリオン・コティヤール

     リジー・キャプラン

     マシュー・グード

 

1942年、モロッコでイギリスの諜報部員マックスは、

フランスのレジスタンス、マリアンヌとドイツ大使

暗殺の任務を成功させる。彼らは恋に落ち、結婚し、

ロンドンで新生活を始めるが、ある時彼女に大きな疑惑が

かけられるのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ ロマンスの要素が強すぎてスリルが

感じられなかった。


スパイはスパイらしく


1機の軍用機から砂漠の中にパラシュートで降りる1人の男。

それが主人公のマックスです。そして当時のフランス領

モロッコのカサブランカ市内で、妻役を演じるマリアンヌと

約束通り出会うわけです。互いにモーリス、クリスティーヌと

偽名を使っていますが、完璧に美男美女のカップルであり、

当時を再現した街並みや衣装、車などと見事にマッチしている

ので、まずそこで心がとろけそうになります。いや、待てよ、

話はここからじゃないか。

 

マリアンヌ

 

マリアンヌ役のマリオン・コティヤールは、ブラピが話す

わずかなフランス語の家庭教師をしたと言われ、これじゃ

現実に恋に落ちるのも仕方ないなと思ってしまう。

(頭に怖いアンジーの顔「マレフィセント」が思い浮かぶ

からやめた)
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや

「キャスト・アウェイ」などのロバート・ゼメキス。

VFXがさぞかしすごいんだろうと思ったら、あれ?どこで

見たかな。モロッコの作戦での爆発、銃撃シーンや

ロンドンへのドイツ軍の空襲くらいだったような。
簡単に言ってしまうと戦時下のとても大変な時期における

大人のラブストーリーであり、そこにマリアンヌへの大きな

疑惑が持ち上がってしまう。

 

マリアンヌ

 

それを晴らすために愛情1本マックスが、部下の軍用機が

ドイツ軍に撃ち落されようが、かつての作戦で大けがを

負わせた部下のことも知らずのこのこ情報を聞きに行ったり、

勝手に戦闘地域へ向かい、そこでドイツ兵をバンバン殺害

してもとりあえず妻の潔白を晴らしたい一心という、まあ

なんとも甘ったるい内容なのです。
映画内で「Vセクション」としきりに言われますが、これは

軍の諜報部門らしいと勝手に推測。(当たっている)
砂嵐の吹き荒れる砂漠に置かれた車の中や妻の疑惑が

持ち上がった時のラブシーンなど、なかなか濃厚でブラピの

お尻も見えるおまけつき。
とはいえ個人的には、あまりスリルを感じない、涙もこぼれない

普通の映画でした。

 

 

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スウィート17モンスター

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JUGEMテーマ:コメディ映画全般

 

スウィート17モンスター

 

「スウィート17モンスター」

原題:The Edge of Seventeen

監督:ケリー・フレモン・クレイグ

2016年 アメリカ映画 104分 PG12

キャスト:ヘイリー・スタインフェルド

     ウッディ・ハレルソン

     キーラ・セジウィック

     ブレイク・ジェナー

     ヘイリー・ルー・リチャードソン

 

17歳の高校生ネイディーンは、親友クレスタ以外に

友人はおらず、いつも周囲を困らせてばかりいる。

しかしクリスタが兄ダリアンと交際すると知り、

ネイディーンは彼女と絶交してしまうのだった。


<お勧め星>☆☆☆☆ とがっていた時代を思い出し

つつ、笑いあり、涙ありの素敵な映画です。


すごく簡単なことを理解できない時期がある


自分の17歳の時を思い出すと、南沙織さんが歌った

「17歳」やらティーンのおしゃれ雑誌「セブンティーン」で

表されるように「何か特別なこと」が起きる年齢で

あることだと信じ楽しみにしてきたのに、実際には

何の変化もない高校生活だったと気づきます。周りには

大学受験を目前にして、急にガリ勉になった同級生がい

たことぐらいしか思い出せないのです。そんな人生の

うちで取り立てて変化もない年でありながら、「特別感」を

覚えてしまうのはなぜだったんだろう。

 

スウィート17モンスター
 

ヒロイン、ネイディーン役は「トゥルー・グリット」(2010)

「ビッチ・パーフェクト2」(2015)の

ヘイリー・スタインフェルド。モデルさんだけあって足が

とてもきれいなんです。ちょっと上を向いた鼻がいつも

不機嫌そうなネイディーンの表情に上手く合っています。

 

スウィート17モンスター
 

高校生の彼女が担任に「これから自殺する」と宣言する

シーンから映画は始まります。担任役は「グランド・イリュージョン」

(2013)のウッディ・ハレルソン。この2人の会話は

まるで漫才のように行われていくわけです。

「そうかい、ちょうど俺も自殺しようと思って、今遺書を書いて

いたんだ」

 

スウィート17モンスター
 

ネイディーンは幼い頃から偏屈で、兄ダリアンは母のお気に入り。

大好きな父が急死してから、ネイディーンはますます

ひねくれ者になっていくものの、唯一の親友クリスタがいたから、

まあ毎日普通に過ごして来れたわけです。しかーし、この

クリスタがあろうことか兄ダリアンと交際し始めるんです。

ここでわかるのは、ネイディーンは兄ダリアンに憎まれ口を

言いつつも大好きだし、親友クリスタも大好き、そして兄に

頼りっきりの母親のことも大好きだということ。でもそのことに

気づけるのは、スクリーンを通じて見ている観客と担任の先生

くらいでしょうか。もちろん当のネイディーンはめちゃめちゃ

とがっているものだからわかるはずもないのです。
とりあえず気のありそうなアーウィンを誘って、彼を嫌な気分に

させてちょっと気晴らしをする。その時は楽しいけれど、実は

そんな自分が大嫌いなんですよね、きっと。
担任が「キミは嫌われているんだね。でもボクのお気に入りの

生徒だよ」という言葉に少しはにかむネイディーンは、やはり

17歳の少女に過ぎないのです。そう考えてみると17歳って

少女から少しだけ大人の仲間入りをするとても微妙な時期

なのかもしれません。
少しのことで傷つき、少しのことでキレ、少しのことで大はしゃぎ

してしまう。「多感」と言ってしまうと簡単だけれど、様々な

気持ちが入り乱れているのをとても上手く映像化しています。
後から考えるととても簡単なことを、そして誰にでもわかる

ことを、その時のネイディーンに気づかせてあげるのは誰か。

そういう人が現れるのか。
ラストはとても気分よく見終わることができる映画でした。

 

 

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僕のワンダフルライフ

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JUGEMテーマ:洋画

 

僕のワンダフルライフ

 

「僕のワンダフルライフ」

原題:A Dog's Purpose

監督:ラッセ・ハルストレム

2017年 アメリカ映画 100分

キャスト:デニス・クエイド

     ペギー・リプトン

     ブライス・ゲイザー

     K・J・アパ

     ブリット・ロバートソン

 

少年イーサンに命を救われたレトリバー犬は、

ベイリーと名付けられ、イーサンといつも一緒に

過ごすようになる。そして寿命を全うしたベイリーは

別の犬として生まれ変わるが...。


<お勧め星>☆☆☆☆ 犬好きにはたまらない映画です。

無駄な涙を流すシーンはありません。


犬は自分の存在をどう考えているのか


原作はW・ブルース・キャメロンという人の

「野良犬トビーの愛すべき転生」という本で、彼はこの

映画の脚本にも携わっています。主人公に会うために

転生を繰り返したとか、4つの「犬生」を描いたとか

ネットに書いてあるものもありますが、ちょっと違う感じ。

主人公に会うためではなく、たまたま何度も犬に生まれ

変わったのが本当のような気がします。そして見る前に

考えていたほど涙が出る映画ではなく、見終わると、

犬好きな人はもっと犬が好きなるし、そうでない人は

お散歩で見かけた犬を見る目が少しだけ変わるようなそんな

内容なのです。

 

僕のワンダフルライフ
 

第1の犬は、「野良犬」→自由に遊んでいたけれど捕獲員に

捕まり処分

 

僕のワンダフルライフ
 

第2の犬は車の中で熱中症で死にかけた状態のところを

救ってくれたイーサンとのかなり幸せなレトリバー犬の

生涯です。会話の中でキューバ危機が出てくるところから

1960年代であるとわかり、イーサンといつも一緒に遊び、

暮らし、恋人ハンナともまるで自分の恋人のように過ごす

ベイリー、あ、名前は「ベイリー」です。

 

僕のワンダフルライフ

 

小さな事件は笑えるものの結局大きな事件が起き、状況が

変化してもベイリーは幸せなまま寿命を終えます。ここは

結構泣けるんですが、あっという間に次の犬生になるわけで、

次は警察犬シェパードのエリーとしてカルロスの相棒として

活躍します。

 

僕のワンダフルライフ

 

カルロスの私生活は深くわからないまま、英雄であるエリーは

...なんですけど、またここでも泣けるかも。しかーし、すぐに

次の犬生が訪れます。この絶妙なテンポで悲しみが吹き飛んで

しまうのです。

 

僕のワンダフルライフ

 

次はコーギーとなり、ティノと名付けられて、食べることが

大好きなマヤと共に暮らすのです。ツーと言えばカーと言う

共同生活はおかしいですよ。これも最後まで幸せなもの。

ではなぜベイリーとしての記憶が残り続けているのか。

そこにはベイリーとして飼い主のイーサンに果たしておきた

かった役目が残っているわけで、それに気づくのが5頭目と

なるセントバーナードの雑種犬、ワッフル。つなぎっぱなしで

散歩も遊びもしてもらえず、寒い冬も家の外で暮らすワッフルは、

当然そこを「家」と考えていないのです。犬といえば最も

特徴的なのがその嗅覚の鋭さで、それがワッフルを、かなり

年齢を経たイーサンの元へ連れて行きます。いや辿って行ったら

その家に着いたというのが正しいのでしょうか。ワッフルは

イーサンに気づくけれど、イーサンはどうなのでしょう。
かつてイーサンとベイリーがしょっちゅう遊んだ空気の抜けた

フットボールや独特の芸を思い出しましょう。そうすると本当に

人間と犬の絆って強いなと実感します。
大型犬だと10年足らずが寿命と言われていますが、その期間を

本当に大事にしてあげればきっといつか戻ってきてくれるような

希望が湧いてくるストーリーでした。

 

 

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ダンケルク

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ダンケルク

 

「ダンケルク」

原題:Dunkrik

監督:クリストファー・ノーラン

2017年 イギリス=アメリカ=フランス=オランダ映画 

106分

キャスト:フィオン・ホワイトヘッド

     トム・グリン=カーニー

     トム・ハーディー

     キリアン・マーフィー

     ハリー・スタイルズ

 

1940年、ドイツ軍は、イギリス、フランス軍をフランス

北部のダンケルクへ追いつめる。イギリス首相チャーチルは、

ダイナモ作戦と称する兵士救出作戦を指示するが...。


<お勧め星>☆☆☆ IMAXで観たらまた感想が違っただろうか。


戦争に英雄など存在しない


映画の予告編が劇場やテレビで幾度となく流され、CGなしの

実写(IMAXカメラ)であると知っていたものの、2D上映の

近場の劇場にて鑑賞。
この映画を見た途端、夏頃Blu-rayにて鑑賞した

「ヒトラーの忘れもの」(2015)を思い出してしまった。

砂浜なんですよ。場所は全く違うし、時期も第二次大戦終結直後の

話なのに、砂浜がその映画と被ってしまう。あの映画では、

一度はナチスドイツ軍に占領支配された地域に、元の住民が戻って

きて、敗戦国となったドイツ軍兵士を捕虜として、砂浜に

埋められた地雷の除去にあたらせるというものでした。

終戦間際に召集されたのは14,5歳の少年がほとんどであり、

その多くが生きて祖国に戻ることができなかったのです。
戦争は勝敗によってその立場が一気に変わり、勝者にまわった途端、

自分たちがされたことと同じく、いやそれ以上のことを敗者に行って

しまう。また戦時下の極限状態では、たとえ同胞であっても、

見捨てたり、裏切ることさえいとわない者も現れてしまうのです。

人間の本質をあぶりだすかのような行為かもしれません。
さて、この映画では、海岸(1週間)、海(1日)、空(1時間)

という3つの視点からそれぞれの場所にいる人たちを描いて行く

のです。兵士などはほとんど名前を呼ばれることがなく、

エンディングクレジットで配役を見ても、名前と顔がくっつくのは

ごくわずか。

 

ダンケルク

 

ダンケルク
 

ドイツ軍に追い詰められたダンケルクの海岸からの救出に来た

艦船に乗った途端に、魚雷やら空からの爆撃やらで、幾度と

なく海に放り出される兵士の姿は、テープを巻き戻しているか

のように思えてしまうほどです。

 

ダンケルク
 

一方民間船の船長は息子とその友達を乗せ、果敢にも兵士の

救助に出港します。この船長についてのみ、長男を既に戦争で

亡くしているという説明がなされるのですが、それが彼の

勇気ある行動につながっていたと考えるのは当たり前のこと

なのです。

 

ダンケルク

 

またイギリス空軍のパイロットはスピットファイアを操縦し、

敵機と交戦。トム・ハーディーはコックピット内で勇気ある

パイロットとして存在感を示します。
ただ戦闘シーンは「プライベート・ライアン」(1998)の

冒頭20分間に繰り広げられたノルマンディー上陸作戦での

凄まじさには程遠く、飛び交う銃弾の音や爆撃機の飛来する音、

何かが近づくことを示す船や桟橋が揺れる音など、ひたすら

「音」でそれを表わし、頭や手が吹き飛び、うめき声をあげる

悲惨な戦場の姿を感じ取ることはできません。それはまるで

戦闘ゲームのように思えて仕方がない。
そしてこの3つのバラバラの時間軸がどのように繋がって

いくのか、結末は分かっているだけにあっという展開はなく、

さらにかなり拍子抜けするシーンに変わってしまう。
第二次世界大戦は、ここからさらに熾烈なものになるわけで、

それを考えると見終わって心が晴れるものではなかったです。

 

 

 

 

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