貞子VS伽哉子

4

JUGEMテーマ:Horror

 

貞子VS伽哉子

 

「貞子VS伽哉子」

監督:白石晃士

2016年 日本映画 99分

キャスト:山本美月

     玉城ティナ

     佐津川愛美

     安藤政信

 

夏美の両親の結婚式のビデオをDVDにコピーするため

友人の有里はビデオデッキを購入する。そしてその古い

デッキに入っていたビデオを夏美は見てしまう。一方

高校生の鈴花は両親の都合で引っ越しした家の前には

古い1軒の家が建っており...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 後ろから前からいらっしゃーい!

 

○見どころ

懐かしい呪いのビデオネタはそのまま「リング」を彷彿と

させます。(当たり前だけど)

 

貞子VS伽哉子

 

古い井戸、そこから這い上がる白い手、長い髪。映像の

写っていないテレビ画面。

そして「呪怨」の舞台となったいわくつきの例の家。

 

貞子VS伽哉子

 

これを見るだけで十分怖いんだけど、今回はヒロイン2人が

可愛いと来た。山本美月演じる有里と玉城ティナ演じる鈴花は

演技はそこそこなので、まあ下手なアイドル歌手の演技よりは

見れると思う。

 

貞子VS伽哉子

 

貞子VS伽哉子

 

それしても有里の親友夏美役の佐津川愛美はいつまでも童顔の

ままで、今回も女子大生役で十分通用します。ってまだ28歳

だったわ。小道具もビデオからDVD、固定電話からスマホと

変遷したのが上手く描かれ、時代の移り変わりを感じます。

さらに効果音はどちらもオリジナルのまま。コキコキやジジジと

いう音がとても耳障りなのです。

 

●惜しいところ

深く考えるとあれこれつっこめるし、無駄に登場した人もいます。

呪いを消去するワクチンという表現には笑ってしまった。

インフルエンザじゃないんだからさー。

 

終盤のありえない展開は、逆にコミカルに感じなので全く怖く

ないです。どうもまだ続かせていくつもりのようですね。

 

 

 

 

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持たざる者が全てを奪う

3

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

持たざる者が全てを奪う

 

「持たざる者が全てを奪う」

原題:Hacker

監督:アカン・サタイェフ

2015年 アメリカ映画 107分

キャスト:カラン・マッコーリフ

     ロレイン・ニコルソン

     ダニエル・エリック・ゴールド

     クリフトン・コリンズ・Jr.

 

ヨーロッパからカナダに移住したアレックス一家は

住宅ローンに苦しむ両親を助けるため、ネットで

小銭を稼ぎ始める。しかし母親が銀行を解雇され、

彼は復讐のためダークウェーブというハッカー集団に

近づこうとするが...。

 

<お勧め星>☆☆ なんか地味

 

実話がベースになった映画だそうで、そのせいか

盛り上がりに欠けます。さらにその実話がなんなのか全く

わかりません。

 

○見どころ

ラスト付近のどんでん返しですかね。それ以上でもそれ以下

でもないです。

 

●惜しいところ

ハッカー集団の映画といえば、やはり思い出すのは

「ピエロがお前を嘲笑う」(2014)ですよね。

 

ピエロ

 

この映画はネット社会を満員の地下鉄車内に

見立てる斬新なアイデア以上に、ハッキングの

テクニックや主人公が張り巡らせた多くの罠に

見ている側が必ずはまるというものすごく良く

できた映画でした。それに比べるとあまりに雑。

最初はクリック詐欺?から始め、ハッキングの腕を

磨くアレックスだけれど、その腕前の描かれ方が

中途半端というかほぼないに等しいんです。

 

持たざる者が全てを奪う

 

カナダの都会に出て知り合ったサイとの経緯も、そして彼から

紹介されたキーらという女性の登場も唐突。

 

持たざる者が全てを奪う

 

ダークウェブという国際ハッカー集団のボス、ゼッドに接触

したくてあれこれ仕出かすけれど、普通の偽造カードで買い物

程度のことですから、そりゃあ目立つはずもないね。

 

持たざる者が全てを奪う

 

これが延々と続くので途中少々飽きるんです。そもそもキーラが

何かを隠しているのはバレバレであり、それに気づかない

アレックスがただのアホに見えてしまう。ラスト付近のバタバタ感は

半端なく、そんなにバタつくなら中盤にもう少しシーンを削ったら

いいと思うほどでした。

 

 

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ディストラクション・ベイビーズ

5

JUGEMテーマ:邦画

 

ディストラクション・ベイビーズ

 

「ディストラクション・ベイビーズ」

監督:真利子哲也

2016年 日本映画 106分

キャスト:柳楽優弥

     菅田将暉

     小松菜奈

     村上虹郎

     池松壮亮

     でんでん

 

誰彼かまわずケンカを仕掛ける兄泰良が姿を消し、

弟翔太だけが彼の行方を捜している。その兄は町で

相変わらず強そうな相手にケンカを仕掛けていたが、

その姿に魅了された裕也は、彼と行動を共にし始める。

 

<お勧め星>☆☆ う〜ん。ひたすら続く暴力はどう

理解していいのかわからない。

 

○見どころ

無意味な暴力、卑怯な論理、ネットで拡散する動画、

それへのさらに無責任な書き込み。それらには全て何の

責任も伴わず、勝手に連鎖していく。その様を泰良という

18歳の少年を通して描かれていきます。柳楽優弥の無表情な

演技が、まさにそこになんの理由も存在しないことを物語る

のです。

 

ディストラクション・ベイビーズ

 

●惜しいところ

柳楽君を始めとして、弟翔太役の村上虹郎、そして泰良の

姿に便乗して大暴れしようと考える裕也役の菅田将暉、

 

ディストラクション・ベイビーズ

 

やくざの下っ端役の池松壮亮、

 

ディストラクション・ベイビーズ

 

キャバ嬢那奈役の小松菜奈、少年の育ての親役のでんでんと

そうそうたる配役なのに、暴力だらけの映画になっているのが

残念です。ヘタレの裕也が泰良にくっついたことで、途端に

暴力的になるのは、なんとなくわかる気がしますが、女性ばかり

狙うのが嫌。自分の弱さをかえって印象付けているのかも

しれないけれど、その映像だけでも嫌いです。

 

ディストラクション・ベイビーズ

 

小松菜奈さんは相変わらず、したたかで、うわべだけか弱く

ふるまう狡猾な女性役が似合います。こんな女性に男性は絶対に

騙されるのよね。

 

 

 

 

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セトウツミ

5

JUGEMテーマ:邦画

 

セトウツミ

 

「セトウツミ」

監督:大森立嗣

原作:此元和津也

2016年 日本映画75分

キャスト:池松壮亮

     菅田将暉

     中条あやみ

 

瀬戸と内海は放課後川原で雑談するのが日課に

なっている。瀬戸があこがれる樫村さんは実は

内海を好きなのだが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆☆ 今年見た映画では一番

おもしろかったかな。

 

監督は「まほろ駅前多田便利軒」の大森立嗣さん。

とにかく脚本が素晴らしいのです。そして瀬戸役の

菅田将暉と内海役の池松壮亮の息がぴったりで、セリフの

掛け合いや微妙な間が抜群!

 

セトウツミ

 

イケメンでクールかつ頭のいい瀬戸とお調子者で元サッカー

部員の内海がなぜに親しくなったのかは、75分の間に流れる

8話のストーリーから何となくわかってくる感じ。「これだ」

という理由はないのです。多分シンパシーを感じた、くらいの

曖昧なもので、それがとても居心地のいい映画に仕立て上げて

います。「ザ・男の友情」なんてクソ熱いものは微塵も感じられ

ません。

映画に華を添えるのが樫村一期を演じる中条あやみ。原作には

もう1人女子がいるようですが、そこはカッツアイ。

 

セトウツミ

 

内海をビンタした時「どう思った?」とたずねる樫村に、彼は

「メガネが飛ぶのを絶妙に外す樫村さんの技がすごい...。」

このストライクゾーンを微妙に外すセリフがいいんです。

川原での2人の会話はつまらない遊びから始まり、毎回何かの

オチがある。そこに少しだけ悲哀もあるけれど、それは笑いで

吹き飛んでしまいます。

 

セトウツミ

 

一番笑ったのは、2人をいじめる不良の先輩、鳩山の前で

フクロウが小さくなった時の姿に瞬時に擬態する瀬戸と内海です。

ああ、「神妙な面持ち」も笑ったなあ。いや全て笑えました。

 

 

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ティエリー・トグルドーの憂鬱

5

JUGEMテーマ:洋画

 

ティエリー・トグルドーの憂鬱

 

「ティエリー・トグルドーの憂鬱」

原題:La loi du marche

監督:ステファヌ・ブリゼ

2015年 フランス映画 97分

キャスト:バンサン・ランドン

     イブ・オリィ

     カリーヌ・ドゥ・ミルベック

     マチュー・シャレール

 

会社を不当解雇され、休職中のティエリーは、1年半

経っても仕事が決まらず、ローンの返済に追われる始末。

彼は障がいのある息子と妻との生活のために新しい仕事を

見つけ、何とか勤務を開始するが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 主人公の憂鬱さがあらゆるシーンから

伝わります。

 

主役のティエリー役は「友よ、さらばと言おう」(2014)

などで安定の演技を見せ、この映画で第68回カンヌ国際映画祭

コンペティション部門で男優賞を獲得しています。全身から

哀愁が漂うのよね。

 

〇見どころ

ティエリーの憂鬱の原因はエンジニアとして長年勤務していた

会社から不当に解雇されたことから始まっているのですが、

51歳の男性の求職の難しさは日本のそれと変わらない厳しい

ものなのです。彼の憂鬱は

.魯蹇璽錙璽の紹介で研修を受けたものの、経験がなく不採用

→その研修期間はなんだったんだ!

不当解雇への裁判を起こすという仲間からの圧力

→その間に仕事がなくてどうやってローンを払うんだ!

6箙圓陵算餬犬らアパルトマンの売却を勧められる

→あと5年でローン完済だ、唯一の財産と主張すると、「生命保険」

を勧めてくる銀行員のデリカシーのなさ!(ノルマなんだろうね)

で笋蠅暴个靴織肇譟璽蕁璽魯Ε垢稜磴ぜ蠅値引き交渉してくる

→一旦納得しただろう?

ヌ明椶離肇譟璽縫鵐阿如彼をぼろくそけなす他の求職者たち

→人の振り見て我が振り直せ!

 

ティエリー・トグルドーの憂鬱

 

他にも憂鬱の種はたくさんありますが、彼が唯一心から笑うのは、

愛する家族の待つ家なのです。

 

ティエリー・トグルドーの憂鬱

 

障がいのある息子マチューをかいがいしく世話をする姿には、

日頃の憂鬱な表情はみじんも見られません。また妻も夫に対し、

何も求めようとせず、とにかく穏やかに彼を受け入れてくれる。

これが彼の心のよりどころなのでしょうね。

しかし、やっと見つけた仕事がスーパーの警備係であり、そこでも

不条理な状況が広がっているのです。

 

ティエリー・トグルドーの憂鬱

 

そこは実際に見て感じてほしいです。フランスにおける移民排斥の

声が高まるのは、根本的にこういうことなのでしょう。弱者が弱者を

痛めつけるような世の中を誰が望んだのか。

 

●惜しいところ

朝から見ると暗くなります。いい映画ですけどね。

 

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ネイバーズ

4

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

ネイバーズ

 

「ネイバーズ」

原題:The Neighbor

監督:マーカス・ダンスタン

2016年 アメリカ映画 87分

キャスト:ジョシュ・スチュワート

     メリッサ・ボローニャ

     アレクサンドラ・エスノー

     ヒル・イングヴァル

 

ジョンはドラッグの密売をする叔父ニールを手伝い、

その恩恵に預かっている。しかしこの道から足を洗い、

恋人ロージーと町から逃亡しようとした矢先、彼女が姿を

消すのだった。

 

<お勧め星>☆☆ 悪い奴VS悪い奴なのに、どちらもスキが

ありすぎる。くそう。つまらなかったぞ。

 

〇見どころ

特にないです。よーっぽど暇だけど長い映画は無理、という

ときに見てはどうでしょう。

 

●惜しいところ

冒頭のシリアスな映像は特に大きな意味はなく、ただのビジネス

の過程というらしい。もったいぶっているな。

 

ネイバーズ

 

叔父の仕事から足を洗い、恋人ロージーとどこかへ行こうと計画中の

ジョン役は「ワナオトコ」(2009)のジョシュ・スチュワート。

ヘタレな役が良く似合います。さあ、ロージーと逃げようとしたら

彼女は姿を消し、怪しい隣人トロイの文字通り「とろい」返答で

どんなにアホでも彼女は監禁されたと丸わかり。

 

ネイバーズ

 

普通の映像から、3分割、ビデオカメラ越し、モノクロ、望遠鏡越し

果てはスローモーションまで登場しますが、そこまでする価値のある

内容とは到底思えません。BGMも使い方が悪く、何の効果音なのか

すっかりさっぱり。

さらに予告編ではすごく怖そうに描かれていたトロイの家の地下室も

「ドント・ブリーズ」(2016)の広さに比べたら、甲子園球場と

市民運動公園ほどの違いがある狭さ。なのでジョンは出たり入ったりと

忙しいのなんの。

結局は互いの家をのぞき見し合う趣味の悪い隣人が、どちらも悪く、

のぞき見のせいで起こったイザコザという感じです。

とりあえず強いのは女性、アホは男性ということでトロイのセリフが、

全くもってとろいので笑っちゃいます。

 

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エスコバル 楽園の掟

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

エスコバル

 

「エスコバル 楽園の掟」

原題:Escobar:Paradise Lost

監督:アンドレア・ディ・ステファノ

2015年 フランス=スペイン=ベルギー=パナマ映画 

119分

キャスト:ベニチオ・デル・トロ

     ジョシュ・ハッチャーソン

     クラウディア・トライサック

     ブラディ・コーベット

     カルロス・バルデム

 

兄弟でコロンビアに移住し、楽園のようなビーチの

そばで働こうと考えたニック。彼は地元の娘マリアと

恋に落ちる。彼女の叔父パブロは慈善事業を手掛け民衆の

支持の厚い人物だったが、裏では麻薬カルテルのボスという

存在であり...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 何とも後味の悪い映画ですが、麻薬

組織の恐怖の一面を垣間見ることができます。

 

映画に登場するパブロ・エスコバルは、メデジン・カルテルと

いう巨大なコカイン取引組織のボスでありながら、慈善事業

にも力を入れていたことから、市民の支持が厚かった人物。

彼は1993年にコロンビアの治安警察によって射殺された

もののその経緯やその後の遺体確認まで、本当にどこをとっても

映画になりそうな話ばかりです。

 

〇見どころ

なんといってもパブロ役のベニチオ・デル・トロの凄みのある

演技に尽きます。任侠シリーズで欠かせなかった菅原文太さん、

高倉健さん、松方弘樹さんの雰囲気をそのまま中南米の麻薬王に

すげかえた感じ。

 

エスコバル

 

彼の演技は1980年代のものという人々も多いそうですが、

この世界は今も昔もそれほど変わっていないと思うので、私は

彼の演技が素晴らしいと思う。

一方能天気なカナダ人ニックを演じるのは、「ハンガーゲーム」

シリーズのジョシュ・ハッチャーソン。もうね、全然レベルが

違うんですよ。彼が銃を持ってもとても引き金を引くとは思えない。

 

エスコバル

 

そんな彼が町で美人さんをナンパ。そのマリアの叔父がパブロ

だったことから、ニックの人生が狂ってくるわけです。

 

エスコバル

 

極めて非暴力主義らしい兄ディランと妻アン。いくらビーチが

好きでもジャングルを切り開いてそこで暮らそうとは思わないし、

ましてやハンモックで眠るなんて、虫よけスプレーを一晩で一本

使い切りそうだわ。

ということは置いといて、マリアとのラブラブ生活を楽しむものの、

ニックは次第にパブロの恐ろしさに気づくわけです。その気づき方も

かなり鈍い。気づかせ方も小出しであり、見ている側は、もうそこに

何があるのか、とか、それを言ったらどうなるのか、とかわかって

いるのに、平和ボケしているニックは、パブロというよりマリアの

魅力で、判断力はないに等しかったかも。

危険に気づいたときには、すでに彼の行く末は決定していたわけで、

そこから始まる逃亡シーンはハラハラドキドキすること間違いなし。

隠れている車の後部座席のカバーの穴から彼の眼だけが映り、外の

景色を見せる。警察、軍までパブロの味方という状況下で、ニックは

どうなるのか。最後のシーンはコロンビアに到着した時の兄弟の笑顔

なんだけど、あれはありきたりね。

片手で自分の子供におもちゃを与え、もう一方の手に握った電話の

受話器に向かって殺害の指示をするパブロの姿は、「恐怖」に尽きます。

 

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リップヴァンウィンクルの花嫁

4

JUGEMテーマ:邦画

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

「リップヴァンウィンクルの花嫁」

監督:岩井俊二

2016年 日本映画 180分

キャスト:黒木 華

     綾野 剛

     Cocco

     原日出子

     りりィ

 

中学の非常勤講師をしている七海はお見合いサイトで

知り合った鉄矢と結婚する。しかし彼の浮気を告げる

男が現れたことで彼女は激しく動揺するのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ 脚本は好きですが、個人の好みと

して理解しづらい部分が多かったです。

 

音楽がクラシックの名曲ばかりを使用しており美しい。

それと映画内で黒木華演じる七海がカラオケで歌うのが、

森田童子の「ぼくたちの失敗」。なぜに今この選曲?と

思うほどぴったりで笑えてしまうのです。また彼女が

SNS上で使うハンドルネームや綾野剛演じる何でも屋の

名前が安室(アムロ)、さらにリップヴァンウィンクル

にもそれぞれ意味があると後で知ると、がぜん興味が沸きます。

 

〇見どころ

内気で声が小さく、人付き合いが下手で、自分の意見を

はっきり言えない七海役を黒木華が演じているのですが、

「はあ」「...あ」「え...」などという明確に返事をしない

姿のヒロインにぴったりです。

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

ネットで知り合った男性と無事に結婚したかと思いきや、

その前後に様々な小さいけれど、彼女のその先の状況を大きく

変えるゴタゴタがあり、思いもかけない展開になっていきます。

これは全然想像がつきませんでした。

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

映像は日光や雨、自然の緑、風などをうまく取り入れて

優しく目に入り込んでいきます。

映画の前半に七海が「くそう」と言いながらなく姿は、

数少ない感情がストレートに現れたもので、これは映画の

最後まで続きます。そしてAV女優、真白と出会い、親交を

深めるとき、それはクラシック音楽に乗って絵画のように

美しく描かれていきます。

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

何でも屋、安室はどこまで真実を言っているのか、そもそも

「真実」なんて存在するのだろうか。それは人々が自分で勝手に

作り上げた幻想なんじゃないだろうか。

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

彼の胡散臭い姿を見るたびにそれを痛感するのです。

 

●惜しいところ

ネットのあるサイトで108分って書いてあったから、気楽に

見始めたら、おいおい180分の間違いですよ。どおりで話が

まとまらないと思ったわ。

 

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野蛮なやつら/Savages

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

野蛮なやつら

 

「野蛮なやつら/Savages」

原題:Savages

監督:オリバー・ストーン

2013年 アメリカ映画 131分 R15+

キャスト:テイラー・キッシュ

     アーロン・テイラー・ジョンソン

     ブレイク・ライブリー

     ジョン・トラボルタ

     ベニチオ・デル・トロ

 

カリフォルニアで高品質な大麻栽培をし、大儲けしている

ベンとチョンと共有の恋人オフィーリア。しかし彼らを

支配下に置こうとするメキシコ麻薬カルテルによって彼女が

誘拐されるのだった...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 野蛮な人ばかり出てきますが、ラストは

なんとも美しい映像で終わり。

 

〇見どころ

インテリで非暴力主義者のベン役はわたしの大好きな

アーロン・テイラー・ジョンソン。そして相棒で元軍人チョン役は

「バトルシップ」(2012)のテイラー・キッシュ。この人、

よく言えば野性的な役、悪く言えば単細胞のすぐ手が出るタイプの

役が良く似合います。そして2人が共有する恋人オフィーリア役は

ブレイク・ライブリー。「ロスト・バケーション」(2016)

でのぷりぷりビキニ姿が印象的でした。

 

野蛮なやつら

 

この対照的なタイプのイケメンが恋人で、お金が有り余るほど

あるなら、もう何もいりません、ワタクシ。

ところがどっこいそこに登場する悪徳麻薬取締官デニス役は、

でっぷりしたジョン・トラボルタで、癌を患う妻がいるなんて

設定も消えるほど悪徳で頭が切れるんです。

 

野蛮なやつら

 

しかしながら麻薬カルテルの女ボス、エレナも冷酷であり、さらに

その部下ラド役のベニチオ・デル・トロに至っては、安定の悪い奴。

 

野蛮なやつら

 

こんなメンツで始まったアメリカ&メキシコ野蛮な人選手権。

アメリカ映画なので子供は死にません。その代り、容赦ない

首切り落とし映像や中盤の拷問、銃撃映像、さらにロケット砲やら

中東で使う爆破装置まで出てくるから派手なこと派手なこと。

非暴力主義をどこまでベンが貫けるか...。あらら結構簡単に

できちゃうんだ。ラストの巻き戻し映像はやや余分な気がしましたが、

現代に住む人はみんな野蛮であり、結局原始の状態にいつかは戻ると

いうわかったようなわからないような話でした。

 

●惜しいところ

ちょっと間延びするシーンがあったのと、カルテルにたてついた

割にはベンたちの仲間がカルテル側より優れていたのが上手く

行き過ぎ感が残りました。

 

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二つ星の料理人

3

JUGEMテーマ:洋画

 

二つ星の料理人

 

「二つ星の料理人」

原題:Burnt

監督:ジョン・ウェルズ

2015年 アメリカ映画 101分

キャスト:ブラッドリー・クーパー

     シエナ・ミラー

     オマール・シー

     ダニエル・ブリュール

 

かつて名料理人だったアダムは、酒とドラッグにおぼれ、

仲間を裏切り失踪していた。そんな彼が突然ロンドンに現れ、

三ツ星シェフを目指して店を再開するが...。

 

<お勧め星>☆☆半 ストーリーがありきたりで豪華な

俳優陣でカバーしていた気がします。

 

Rotten Tomatoes評価30%。とはいえ日本国内では概ね

高評価のレビューが多いので期待して鑑賞しました。

 

〇見どころ

この映画では料理そのものより、人間の再生を描いている内容で、

そこだけを見るとまあそこそこ面白いです。

主役のブラッドリー・クーパーの吸い込まれそうな青い瞳と

たくましい体を見るとズキュン!

 

二つ星の料理人

 

かつての恋人で彼の師匠の娘役のアリシア・ヴィカンダーは

相変わらず可愛いので、もっと登場してほしい感じ。

 

二つ星の料理人

 

●惜しいところ

ストーリーがとてもありきたりなんです。

かつて仲間で一緒に有名料理を作っていた

→調子に乗りすぎて酒、女ドラッグに溺れ、マフィアに借金を

作り失踪

→突然再起を目指し姿を現す

→5年のブランクがなかなか埋まらない。。。

最初の仲間との確執もすぐに打ち解ける者もいれば、今や敵視する

者がいるのも当たり前なのに、なぜかそのあたりは終盤に駆け足で

回収されます。すぐに仲直りしたミシェルにはちょっと驚かされますが。

それと、腕のいい料理人の女性エレーヌがいたら、LOVE間違いなし。

もうやめてよ。この話に愛だの恋だのは不要でしょう?

この映画を見ると2002年映画「ディナーラッシュ」の緊張と

スピードに満ちた話の展開の面白さを再確認します。

 

 

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