アナと雪の女王
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「アナと雪の女王」
原題:Frozen
監督:クリス・バック
ジェニファー・リー
2013年 アメリカ映画 102分
キャスト:クリスティン・ベル
イディナ・メンゼル
ジョナサン・グロフ
アレデール国王女エルサは、物を凍らせたり、雪を
降らせる魔法の力を持っていたが、その力で妹アナ
にけがを負わせてしまう。両親は彼女の力を抑える
ために城に閉じ込めることにする。そして両親を
亡くしたエルサの戴冠式の日、アナが他国の王子と
勝手に婚約したことに動揺したエルサは、思わずその
魔法を暴発させてしまうのだった。
<お勧め星>☆☆☆ 映像はとても美しく、超有名な
「Let It Go」など歌も素晴らしい。でもストーリーは
普通です。
映画は字幕で見ましたが、その後松たか子さんの
「Let It Go」も聴き、どちらも素晴らしいと感動します。
ストーリーはとても単純で、ディズニー映画の典型なの
です。楽しい→事件→困難→悪人登場→すっかり解決。
ただそこに「姉妹愛」を訴えている点や男性の力に頼ら
ないで女性たちが問題に立ち向かう点は、今の時代に合って
いるのかな。
生まれつき物を凍らせたり、雪を降らせ、氷を作る魔法の
力を持つエルサは、8歳の時、妹アナと遊んでいるうちに、
彼女にけがをさせてしまうのです。両親(国王、王妃)は
トロールに助けを求め、アナの命は助かりますが、それ以降
エルサの力が強くなっていくことを恐れ、彼女を部屋に閉じ
込め、城門も閉じるのです。この時のお茶目なアナの姿と
歌、そして立体感のある映像はとても楽しい。CGとはいえ、
とても丁寧に作られています。お金をかけたのね。
そして海難事故で両親を亡くした2人は、エルサが女王と
なることになり、戴冠式を迎えるのです。その1日だけ城門
が開いた時のアナのはしゃぎっぷりと、限りなく暗いエルサが
対照的です。

アナはその日に出会った他国のハンス王子と結婚を決めてしまう。
「真実の愛なのよ」
と言うアナに対し、遂にエルサは怒りを爆発させ、その力を暴発
させるのです。魔法の力が皆に知られたエルサは、山へと向かい、
「Let It Go」を熱唱。これ、まだ序盤です。

そのエルサを捜して、凍った国を元通りにさせたいと、アナも
彼女の後を追うのですが、留守は例のハンスに頼んでしまう。
大丈夫かな。
一方、冒頭に氷職人で登場したクリストフとトナカイ、スヴェン
が再び登場。凍った国では氷売りなど商売あがったり...。
彼とアナが森の店で出会い、2人+1匹でエルサ捜しに向かうこと
になります。王女様と一介の氷職人など不釣り合いもいいところ
ですが、アナにはハンスという心に決めた人がいるし、まあ
彼らの珍道中を楽しみましょう。
城では、アナの馬だけ戻って来たことから、悪い奴らが動き始め
るのですよ。これは最初から見ていてわかる悪人。でも本当の
悪人は他にいるんです。これもよくあるパターン。
トナカイのスヴェンや雪だるまのオラフのお茶目な姿は憎め
ませんね。

でもラスト付近は、あれ?と思うほど、とっても都合のいい
展開です。童話ってこんな感じだったっけ。
映像美とミュージカルシーンを楽しむのには最高の作品です。
でも一言付け加えると、アニメという範疇ではなくなっている
気がします。これなら「風立ちぬ」こそアニメだし、ストーリー
もしっかり作られていました。

「アナと雪の女王」
原題:Frozen
監督:クリス・バック
ジェニファー・リー
2013年 アメリカ映画 102分
キャスト:クリスティン・ベル
イディナ・メンゼル
ジョナサン・グロフ
アレデール国王女エルサは、物を凍らせたり、雪を
降らせる魔法の力を持っていたが、その力で妹アナ
にけがを負わせてしまう。両親は彼女の力を抑える
ために城に閉じ込めることにする。そして両親を
亡くしたエルサの戴冠式の日、アナが他国の王子と
勝手に婚約したことに動揺したエルサは、思わずその
魔法を暴発させてしまうのだった。
<お勧め星>☆☆☆ 映像はとても美しく、超有名な
「Let It Go」など歌も素晴らしい。でもストーリーは
普通です。
映画は字幕で見ましたが、その後松たか子さんの
「Let It Go」も聴き、どちらも素晴らしいと感動します。
ストーリーはとても単純で、ディズニー映画の典型なの
です。楽しい→事件→困難→悪人登場→すっかり解決。
ただそこに「姉妹愛」を訴えている点や男性の力に頼ら
ないで女性たちが問題に立ち向かう点は、今の時代に合って
いるのかな。
生まれつき物を凍らせたり、雪を降らせ、氷を作る魔法の
力を持つエルサは、8歳の時、妹アナと遊んでいるうちに、
彼女にけがをさせてしまうのです。両親(国王、王妃)は
トロールに助けを求め、アナの命は助かりますが、それ以降
エルサの力が強くなっていくことを恐れ、彼女を部屋に閉じ
込め、城門も閉じるのです。この時のお茶目なアナの姿と
歌、そして立体感のある映像はとても楽しい。CGとはいえ、
とても丁寧に作られています。お金をかけたのね。
そして海難事故で両親を亡くした2人は、エルサが女王と
なることになり、戴冠式を迎えるのです。その1日だけ城門
が開いた時のアナのはしゃぎっぷりと、限りなく暗いエルサが
対照的です。

アナはその日に出会った他国のハンス王子と結婚を決めてしまう。
「真実の愛なのよ」
と言うアナに対し、遂にエルサは怒りを爆発させ、その力を暴発
させるのです。魔法の力が皆に知られたエルサは、山へと向かい、
「Let It Go」を熱唱。これ、まだ序盤です。

そのエルサを捜して、凍った国を元通りにさせたいと、アナも
彼女の後を追うのですが、留守は例のハンスに頼んでしまう。
大丈夫かな。
一方、冒頭に氷職人で登場したクリストフとトナカイ、スヴェン
が再び登場。凍った国では氷売りなど商売あがったり...。
彼とアナが森の店で出会い、2人+1匹でエルサ捜しに向かうこと
になります。王女様と一介の氷職人など不釣り合いもいいところ
ですが、アナにはハンスという心に決めた人がいるし、まあ
彼らの珍道中を楽しみましょう。
城では、アナの馬だけ戻って来たことから、悪い奴らが動き始め
るのですよ。これは最初から見ていてわかる悪人。でも本当の
悪人は他にいるんです。これもよくあるパターン。
トナカイのスヴェンや雪だるまのオラフのお茶目な姿は憎め
ませんね。

でもラスト付近は、あれ?と思うほど、とっても都合のいい
展開です。童話ってこんな感じだったっけ。
映像美とミュージカルシーンを楽しむのには最高の作品です。
でも一言付け加えると、アニメという範疇ではなくなっている
気がします。これなら「風立ちぬ」こそアニメだし、ストーリー
もしっかり作られていました。



- 2014.06.01 Sunday
- ディズニー映画★★★
- 08:36
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- by マープル