「スクリーム4 ネクストジェネレーション」
原題:scream4
監督:ウェス・クレイブン
2011年 アメリカ映画 110分 R15
キャスト:ネーブ・キャンベル
コートニー・コックス
デビッド・アークエンド
エマ・ロバーツ
ローリー・カルキン
10年前、マスク姿の殺人鬼による連続殺人事件が起こった故郷、ウッズボローへ
シドニーは久しぶりに戻ってくる。彼女は自らの体験を綴った本の宣伝のために一時
訪れただけだったが、その日を機に再び連続殺人事件が起こるのだった。
スクリームシリーズの前3作で生き残ったシドニー、
保安官代理でしたが、今は保安官に出世したデューイ、
当時人気レポーターで事件後デューイと結婚したゲイル、
3人が顔を揃えています。時の流れを感じます。
11年ぶりの新作なので劇場へ足を運びました。
今回はウッズボローでの連続殺人事件の生存者として、今では有名な作家になっている
シドニーがその本の宣伝のために、町へ戻ってくるのです。町ではあの事件はもうハロウィン
のようなお祭りになっています。
ネーブ・キャンベルはスタイルはかなりいいですねえ。
さてオープニングから、仕掛けに続く仕掛けがあり、映画の中で人気シリーズとなっている
ゲイル原作の「スタブ」が7作目まで続いていることがわかります。この映画を見ながら、
「ソウ4」を解説する女子の話はなかなか納得いくところです。
わお!今度こそと思っていたら、本当にゴーストフェイスマスク+ぴっかりナイフの登場です!
この事件発覚とシドニーの帰郷がほぼ同時だったことから、彼女は可愛い姪、ジルの身を
案じ始めます。あの頃の自分と重ね合わせて...。
ジル役はジュリア・ロバーツの娘エマ・ロバーツ。
目元がよく似ていますね。
そしてまたホラーのルールを解説するシネマクラブが存在し、部長のチャーリーと副部長
のロビーがうんちくを並べながら、ロビーの頭に着けたウェブカメラでネット配信しているのです。
そう、今回は、固定電話からiphone、インターネット、twitterなどへ時代の変遷を感じさせる
小物がうまく使われています。
チャーリー役はマコーレ・カルキンの弟ローリー・カルキンです。なよっとしたところがよく
似ています。
今回のルールは「リメイク犯罪」と彼らが言うとおり 、殺人は10年前と同じ手口で次々と起こり、
唯一目新しいのが、内臓露出シーンです。
けれどシンプルかつ唯一の凶器=ピカピカナイフでずっと殺人を続けているのに、先の読めない
恐怖とスピードのあるストーリー展開で決して飽きさせません。そしてところどころで、いろいろな
映画のストーリーやそのオチと比べる登場人物が出現します。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」を見て大笑いしている時に携帯が鳴る...。これもまた怖いです。
ラストまで犯人が分からなかったわ〜。よく考えると納得できるんですけどね。
新加入の保安官補ジュディは、どうやらシドニーの高校の同級生らしいのですが、なかなか
可愛いです。
ちなみに鑑賞時のおまけはこの飴ちゃんでした。
金太郎飴のように作ったのね。食べるのがもったいない。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆☆☆☆☆
グロ星 ☆☆☆
ゾクゾク星 ☆☆☆
エロエロ星
ダルダル星
今日は雨模様。でも暖かい。