パージ:大統領令

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JUGEMテーマ:Horror

 

パージ

 

「パージ:大統領令」

原題:The Purge:Electiom Year

監督:ジェームズ・デモナコ

2016年 アメリカ映画 109分 R15+

キャスト:フランク・グリロ

     エリザベス・ミッチェル

     ミケルティ・ウィリアムソン

     ベッティ・ガブリエル

 

パージ法制定から25年たったアメリカでは、

大統領選を控え、パージ反対派のローン上院議員の

躍進に、推進派はパージを利用して、彼女に暗殺を

企てていた...。


<お勧め星>☆☆☆ ここまでスケールが大きくなった

のかと上手くまとめたなあという感慨とため息1つ。


次は逆になる!?


「パージ」シリーズも3作目となり、1作目では、

セキュリティばっちりの家を舞台にした密室での内容から、

2作目では街全体での庶民たちの殺し合いが描かれ、

パージの本当の目的がすっかりさっぱり暴かれるという

ものでした。
そして今作では遂に大統領選まで巻き込んだスケールの

大きさに変わりました。誰が何と言おうとわたしは

イーサン・ホーク主演だった1作目が好きで、あの極めて

不気味な笑顔を見せた来訪者の印象が強く残っています。
この「パージ:大統領令」では、今のアメリカというか

大統領選中のアメリカをそのまま描いているようで、

全米ライフル協会と警備会社(軍事産業)が儲かり、

富裕層から支持を受けるトランプと、黒人や貧困層から

支持を受け、平和的な政治を語るヒラリーの対立のよう

にも見受けられました。映画内のローン上院議員がヒラリー

と被ります。ただ彼女の主張が理想を追求しすぎていて、

ただちに受け入れられない人々が多く存在することが、

この映画を見ていても感じられます。ちょいちょいというか

最初からイラっとさせられるのよね。

 

パージ
 

そもそもパージの日に、自宅にいることを選択したから、

大騒動になったんじゃないの。
一方で黒人が経営する店の店員がメキシコからの移民で

あったり、クソガキとしか言いようのないティーンがいたり、

殺人ツーリスト達が世界各地から「殺人」をするために

訪れたりと、アメリカ国内での社会情勢も皮肉っています。

 

パージ
 

銃があんなに自由に買えたら、そのうちにそんなツアーが

組まれる予感もして、そこはかなり怖い。
2作目で息子を殺した相手に「パージ」できなかったレオが

ローンのボディガードとして登場し、めっちゃ活躍するんです〜。

 

パージ
 

また「ゲットアウト」(2017)で不気味なメイドを

演じたベッティ・ガブリエルは、元ギャングで、今は更生した

強い女性を演じています。しかしあのメイドの印象が強くて、

何か企んでいる気がしてなりません。企んでいませんよ。
3作とも殺人集団は極めて不気味で、かなり頭のネジが緩んだ人

たちばかりなんですが、それなりに個性を作り上げているところ

はすごいし、何かが起きそうな暗闇が本当に怖いです。
とはいえやはり1作目が好きですけどね。(くどい)

 

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悪魔のいけにえ 公開40周年記念版

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JUGEMテーマ:Horror

 

悪魔のいけにえ

 

「悪魔のいけにえ」

原題:The Texas Chainsaw Massacre

監督:トビー・フーパー

1975年 アメリカ映画 83分 R15+

キャスト:マリリン・バーンズ

     アレン・ダンジガー

     ポール・A・パーティン

     ウィリアム・ヴェイル

     ガンナー・ハンセンテ

 

テキサスの暑い夏、5人の若者が田舎道を車で走って

いる。彼らはサリーとフランクリンの昔の家に向かって

いるのだったが、途中で不気味なヒッチハイカーを乗せて

しまう。

 

<お勧め星>☆☆☆半 今見るとそれほど怖くないし、

逆にコメディっぽいなあ。


絶叫クイーン、マリリン・バーンズここにあり!


ジャンル分けで、ファンタジー映画スリラー映画と

書いてありますが、どこをしっくり返しても「ファンタジー」

要素はありません。(3回目の鑑賞)ああ、頭の中が

「お花畑」の人が登場しているからなのか。
青い空、強い日差し、草の生い茂った荒野、茨のような木々が

ひしめき合う森、その中に若者の汗と悲鳴がが入り込むわけです。

 

悪魔のいけにえ
 

冒頭から汗まみれの若者がエアコンのないバンに乗り、

何が楽しいのか、フランクリン、サリー兄妹のかつて住んでいた

家に向かおうとしているのですが、今やホラーの鉄則となった

『ガス欠』を起こします。
登場人物はフランクリン(車いす)、

サリー(フランクリンの妹でしっかり者)、

カーク(当時のイケメンの象徴的姿)、

ジェリー(70年代にはよく見かけた風貌)、

パム(占い好き)の5人で、彼らは特に悪ふざけをする

わけでもなく、ドラッグや酒を飲みまくるわけでもなく、

無駄なお色気シーンを振りまくわけでもなく、ただ異常な

人々によって不条理な扱いを受けてしまうのです。

アメリカ映画特有の勧善懲悪要素は一切ありません。
さらにその異常な一家は一応3兄弟+ゾンビのような

グランパがいるのですが、特に仲が良いわけでもなく、

一方的にはしゃぐばかりで、この辺りの不協和音と

マリリン・バーンズの絶叫、大きく見開いた瞳の大アップなどで、

見ている側を独特の世界に引き込むのです。

 

悪魔のいけにえ

 

悪魔のいけにえ
 

グランパのハンマーシーンは何回見ても笑える。

まず持てないんだからね。

 

悪魔のいけにえ

 

ラストのレザーフェイスのダンスは何度見ても飽きないなあ。

あれは朝陽だろうか、夕陽だろうか。

 

 

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高慢と偏見とゾンビ

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高慢と偏見とゾンビ

 

「高慢と偏見とゾンビ」

原題:Pride and Prejudice and Zombies

2016年 アメリカ映画 108分

監督:バー・スティアーズ

キャスト:リリー・ジェームズ

     サム・ライリー

     ジャック・ヒューストン

     ベラ・ヒースコート

     ダグラス・ブース

 

18世紀のイギリス。ゾンビウィルスが蔓延する中、

ベネット家の5姉妹は資産家と結婚させたい両親の

思いを受け、ビングリー家の舞踏会に参加する。

次女のエリザベスは、そこで知り合ったダーシーに

心を惹かれると同時に、強い嫌悪感を抱くのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 中世の貴族生活とともにゾンビも

楽しめる内容です。

 

ジェーン・オースティン原作「高慢と偏見」にゾンビ要素を

入れたベストセラー、セス・グラハム=スミスの同名小説の

映画化...。と言っても関係のあるものでは「プライドと偏見」

(2005)を鑑賞したのみです。

 

プライドと偏見

 

キーラ・ナイトレイ主演のこの映画では、貧しい貴族ながら、

プライドの高いエリザベスが、自分が最も嫌っていたダーシーへの

偏見に気づき、ダーシー自身も身分に対する偏見や傲慢さに気づき

見事ゴールイン!エリザベス役がキーラ・ナイトレイにぴったり

でした。さて本作はいかがでしょう。

 

○見どころ

簡単に一言で言ってしまうと、「ゾンビ+中国武術+中世貴族+恋愛」。

ヒロイン、エリザベス役は「シンデレラ」(2015)の

リリー・ジェームズ。

 

高慢と偏見とゾンビ

 

彼女を含め5姉妹が、ガーターベルトに刃物を挟み、さらに銃や格闘、

馬術にも優れているという、ワンダーウィメン。序盤から見せて

くれます。それほどグロくないし、血しぶきもそれほど見られない

ので、ゾンビ映画が苦手な方もまあ、大丈夫じゃないかな。

 

高慢と偏見とゾンビ

 

ゾンビメイクは結構ワンパターンで、最初はドキリとしますが、

特に動きや破壊具合にバリエーションはありません。

一方、ダーシー役は「マレフィセント」(2014)の

サム・ライリー。

 

高慢と偏見とゾンビ

 

向かって左ね。体もムキムキだし、ルックスもいいんだけれど、

声は酒枯れしたみたいなだみ声なのです。「え?今話したのは、

まさかのあんた?」と驚いちゃう。

5姉妹のうちエリザベスのアクションは特に見ものであり、

アイパッチのレディ・キャサリンの手下で巨体男すらも倒します。

惜しい。この能力があれば、オリンピックのフェンシングまたは

レスリングまたは柔道かなにかでメダルが獲れるのに。

ああ、違った。彼女たちが訓練したのは少林寺だった。何となく

この辺りは、欧米人の持つアジアの武術への混乱した認識も伺えます。

大笑いしたのは序盤に、ビングリーの妹?がエリザベスに日本語で

話しかけるんだけど、字幕がないと全く意味がわからないの。

このシーンに違和感を持たないアメリカ人が作ったのがまる分かり。

 

高慢と偏見とゾンビ

 

ダーシーと因縁深いウィカムが現れ「ゾンビとの共存」を主張する

ものの、そこに隠されている真実とは...てな具合に、映画の

ストーリーは、クルクル展開し、いや転回し、ラストはやはり

ゾンビ物を実感します。

 

●惜しいところ

内容を詰め込み過ぎたので、焦点がボケた感があります。それと

不要な人物が多く登場しているのも気になりました。

 

それを差し引いてもよくできた映画で、それほど長くないのに

長い時間楽しんだ気持ちになれます。個人的には好きな映画です。

 

 

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ザ・シェフ 悪魔のレシピ

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ザ・シェフ

 

「ザ・シェフ 悪魔のレシピ」

原題:K-Shop

監督:ダン・プリングル

2016年 イギリス映画 120分 R18+

キャスト:ジアド・アバザ

     スコット・ウィリアムズ

     ダーレン・モーフィット

 

ケバブ店を営むクルド人移民のサラールは、父を

不条理に殺され、怒りを募らせる。ある晩、身勝手な

ふるまいをする客を、彼は誤って殺してしまい...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 単なるホラー映画ではなく、社会

問題を提起する内容になっています。

 

キャッチコピーがあの「スウィーニー・トッド」(2007)

にインスパイアされた...とあるけれど、復讐物、舞台が

ロンドン、人肉、光る刃物くらいで、ストーリーは全然違うと

言っても過言ではないです。

 

○見どころ

ケバブは、中東や周辺地域で供される料理であり、よく吊るした

肉塊を刃物でそぎ落として客に提供するシーンが映りますよね。

当然この映画では、そのケバブの原材料が人肉なのですが、

そこに至る経緯があまりにも悲しいのです。

主人公の親子がクルド人移民であり、フセイン政権下で毒ガス攻撃

を受け、イギリスで自由を求めようとしたこと。しかし彼らは

イギリス人から差別を受け、治安の悪い地域で傍若無人な若者の

振る舞いに毎晩耐えていることなどを知ると、この酒とドラッグに

溺れ、下品な言葉を連発する奴らはどんどんケバブにしちゃえ!

などと思ってしまうのは、あまりに浅はかな考えでしょうか。

 

ザ・シェフ

 

ザ・シェフ

 

最初はアクシデントで客を殺してしまい、代金を払えない

ことで在庫がない肉の代わりに、それを使っちゃう。この辺りは

丁寧に丁寧に描かれます。結構グロいんですが、ホラー映画に

慣れていれば大丈夫かな。案の定、そのケバブは「最高に上手い!」

とにかくクソみたいな客ばかりくるわけですよ。そして必ず移民を

差別する言葉を口にするんです。イギリスがEUを離脱したのも

そんな人々の声が高かったからなのでしょうが、どこの国でも移民が

支えている産業が多いはず。彼らは重労働、低賃金にも甘んじて夢を

追いかけるわけです。「ディーパンの闘い」(2015)ではタミル人

難民が、最後にはイギリスでの夢のような生活を送ることを願って

いました。

映画内でサラールは、店の切り盛りで学位取得をあきらめますが、

学位を取ったところで、トルコ系移民サマのように安ホテルの支配人に

なれるのが関の山なのです。

 

ザ・シェフ

 

こんな風に移民目線で映画が進むので、サラールの行為が一概に

否定できなくなってしまう。

 

●惜しいところ

邦題がおかしい。「悪魔のレシピ」って「悪魔のいけにえ」を

意識してつけたのでしょうが、あちらは能天気なソーセージ作り一家、

こちらは苦労してもそれが全く報われない親子の姿、おい、違うだろ。

どちらかというと「人肉ラーメン」(2009)に近い気がします。

一応付け加えると、血が苦手な人、リバースシーンの嫌いな人には

絶対にお勧めしません。

 

 

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インバージョン 転移

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インバージョン

 

「インバージョン 転移」

原題:The Hive

監督:デヴィッド・ヤロフスキー

2015年 アメリカ映画 94分

キャスト:ガブリエル・パッソ

     キャスリン・プレスコット

     ヤコブ・ザッカー

 

目覚めた男は記憶が一切なかった。体には傷があり、

黒い液体を吐いた跡がある。壁に書かれた文字や

1人の女性の遺体を見つけるうちに、記憶の断片が

蘇るのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ かなり真剣に見てしまう斬新な

面白さがあります。

 

このジャケット、どこかで見たなと思ったら

「サマー・インフェルノ」(2015)とほぼ同じ。

 

サマーインフェルノ

 

内容はかなり異なるのに、きっとレンタルする時は、

同じように思ってしまうだろうな。

 

○見どころ

オープニングから「?」だらけの映画であり、時系列

どころか時代がバラバラに映りこむので、しっかり見る

必要があります。なぜにバラバラなのかもちゃんと回収

されるのでご安心を。

 

インバージョン

 

主人公はアダムというのですが、なぜ自分の記憶がないのか、

なぜ小屋に閉じ込められているのか(自分で木を打ち付けている)、

壁に書かれた「REMEMBER」(思い出せ)は何を意味するのか、

そもそも体にできた吹き出物や、黒い吐しゃ物は何なのか、など

謎はどんどん深まり、それを解き明かしていくのは、切れ切れに

入り込む映像のみなのです。この見せ方が上手いです。

 

インバージョン

 

まあ、普通にイケメンっぽいかつてのアダム。サマーキャンプの

指導員を親友クラーク、クラークの恋人ジェス、もう一人ケイティ

としていたらしいけれど、彼らはどこにいるんだろう?

ギョギョギョ(さかなクン状態)

ラップで顔を巻き巻きにされた女性が死んでいる...。

 

インバージョン

 

現在のアダムの姿と彼の脳内で記憶として蘇るかつてのアダム、

さらにはなぜかモノクロのソビエト時代の映像まで見えてきます。

ここは特にしっかり見て、セリフもちゃんと覚えておいた方が

いいですね。

「ポケット」=各自の記憶で愛着心と外的刺激で蘇る。

これ以上書くとネタバレになるし、ネタバレなしで、真剣に

見た方が絶対に楽しいです。

 

●惜しいところ

キャンプ指導員のオバカたちがえらい目に遭う的な内容だと

思って集中しないで見ていると、すっかりさっぱりになるかも。

 

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貞子VS伽哉子

4

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貞子VS伽哉子

 

「貞子VS伽哉子」

監督:白石晃士

2016年 日本映画 99分

キャスト:山本美月

     玉城ティナ

     佐津川愛美

     安藤政信

 

夏美の両親の結婚式のビデオをDVDにコピーするため

友人の有里はビデオデッキを購入する。そしてその古い

デッキに入っていたビデオを夏美は見てしまう。一方

高校生の鈴花は両親の都合で引っ越しした家の前には

古い1軒の家が建っており...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 後ろから前からいらっしゃーい!

 

○見どころ

懐かしい呪いのビデオネタはそのまま「リング」を彷彿と

させます。(当たり前だけど)

 

貞子VS伽哉子

 

古い井戸、そこから這い上がる白い手、長い髪。映像の

写っていないテレビ画面。

そして「呪怨」の舞台となったいわくつきの例の家。

 

貞子VS伽哉子

 

これを見るだけで十分怖いんだけど、今回はヒロイン2人が

可愛いと来た。山本美月演じる有里と玉城ティナ演じる鈴花は

演技はそこそこなので、まあ下手なアイドル歌手の演技よりは

見れると思う。

 

貞子VS伽哉子

 

貞子VS伽哉子

 

それしても有里の親友夏美役の佐津川愛美はいつまでも童顔の

ままで、今回も女子大生役で十分通用します。ってまだ28歳

だったわ。小道具もビデオからDVD、固定電話からスマホと

変遷したのが上手く描かれ、時代の移り変わりを感じます。

さらに効果音はどちらもオリジナルのまま。コキコキやジジジと

いう音がとても耳障りなのです。

 

●惜しいところ

深く考えるとあれこれつっこめるし、無駄に登場した人もいます。

呪いを消去するワクチンという表現には笑ってしまった。

インフルエンザじゃないんだからさー。

 

終盤のありえない展開は、逆にコミカルに感じなので全く怖く

ないです。どうもまだ続かせていくつもりのようですね。

 

 

 

 

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スリーデイズ・ボディ 彼女がゾンビになるまでの3日間

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スリーデイズ・ボディ

 

「スリーデイズ・ボディ 

彼女がゾンビになるまでの3日間」

原題:Contracted

監督:エリック・イングランド

2013年 アメリカ映画 95分 PG12

キャスト:ナジャラ・タウンゼント

     マット・マーサー

     アリス・マクドナルド

     ケイティ・ステグマン

 

サマンサは、同性の恋人ニッキーと上手くいかず、

友人アリスのパーティーに参加する。そこで謎の男と

関係を持ってしまい、翌日から急激に体調が悪化する

のだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ ずっと見たかった映画です。

なるほどこの視点からのストーリーはお初では?

 

〇見どころ

ゾンビの映画だと、謎のウィルスが存在し、何かの

理由からそれが人々に感染していく、そんな内容が

主であり、ゾンビVS人間の戦いや、ゾンビ間の争いなど

様々な角度から映画が作られてきました。近年は動きに

速いゾンビが主流です。

さて、この映画はたった一人の女性に的を絞り、

彼女がゾンビに変貌していくのを丁寧に描いています。

邦題でもろばれなんだけれど、ヒロイン、サマンサは

3日かけてゾンビに変わるのです。そのきっかけは?

 

スリーデイズ・ボディ

 

冒頭にパーティー風景から、サマンサはレズであり、

同棲相手ニッキーと上手くいっていないこと、その中で彼女に

気のあるらしいアリス主催のパーティに参加したこと、そして

サマンサに思いを寄せつつも全然相手にされないライリーが

いること、さらには彼女は母と不仲で、自傷癖やドラッグ中毒

だった過去があることなど、いくつもの映像を見せながら、

見る側に説明するのです。彼女という人間について。

 

スリーデイズ・ボディ

 

スリーデイズ・ボディ

 

この若い女性3人は特にきれいでもなく、いかにもB級感が

漂いますが、それはそれでいいのです。

パーティーで知り合った謎の男と関係を持った翌日から

サマンサは少しずつ体調が悪化します。

下半身から出血、下腹部に血管が浮き出る。

→食欲不振、耳鳴り

→左目充血、体からウジ虫排出(きゃー!)

→歯磨きをすると、もうわかってるってば、抜けるのよ、歯が。

てなわけで1日、2日とサマンサの変化を克明に描きつつ、彼女の

私生活を映します。もうね、終盤ははっきり言って体が半分腐って

いると思うの。でも彼女は誰かに愛してもらいたかったのです。

その辺りの大きな理由は映画では描かれないけれど、家族との

関係などで、どこかに「闇」を持っていたのでしょうね。

レズのサマンサが最終的にすがるのは、ライリー。

「すごく濡れているね。なんかチクチクするけど」

ゲゲゲ〜、それはアレで、チクチクは、下にポトリと落ちたソレ。

頼む、虫はやめてくれ。

 

●惜しいところ

結局サマンサと関係を持ったBJという男がなぜ警察に追われて

いたのか、なぜサマンサに的を絞ったのか、またサマンサが母と

不仲な理由などわからないことが多すぎでした。まあいいか。

 

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ゾンビ・サファリパーク

5

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ゾンビ・サファリパーク

 

「ゾンビ・サファリパーク」

原題:The Resort

監督:スティーヴ・バーカー

2015年 イギリス=スペイン映画 90分 PG12

キャスト:ダグレイ・スコット

     ジェシカ・デ・ゴウ

     マーティン・マッキャン

     ジャッサ・アールワリャ

 

20億人以上の犠牲者を出した対ゾンビ戦争に勝利

した人間は、少しずつ復興を始め、「リゾート」なる

ゾンビ狩り娯楽施設まで作り出す。父を戦争で亡くした

メラニーは心の傷を癒すべく、恋人ルイスとそこを訪れるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 かなりメッセージ性が強く、お気楽な

ゾンビ映画と思って見ると大間違いだと気づきます。

 

〇見どころ

ゾンビの作りがかなり凝っていて、しっかり見たいところですが、

初期のゾンビは動きが速いということでゆっくり見られません。

ゾンビ狩りをする娯楽施設を孤島に作るなんて、とんでもない設定

の割には、ストーリーは練りこまれており、短い時間に登場人物の

説明もしっかりされていきます。

 

ゾンビ・サファリパーク

 

ゾンビ・サファリパーク

 

また登場人物が口にするセリフも、

「人間の良心はゾンビになったらどこへ?」

「ゾンビの語源は、魂を奪われた心」などドキリとするような

ものがポンポン飛び出すのです。リゾート施設のすぐ脇にある、

先の戦争で生まれた難民キャンプは、実際の紛争地域のそれを

彷彿させ、それに気にも留めずに、ゾンビ狩りに興じる富裕層への

皮肉もたっぷりなのです。

 

ゾンビ・サファリパーク

 

終盤にわかるこれらのからくりは、なんとなく想像できていた

けれど、なるほどなあというのが実感。

それとメラニーが、ゾンビの大群に追われ、地下通路の暗闇から

地上へと走る、走る、走る。その間にどんどん増えていくゾンビを

上から映すシーンは圧巻です。もう迫力満点スリル満点!

 

●惜しいところ

最初から謎の男で射撃がめっちゃ上手いアーチャーは、なぜ

生きられたのだろう?それと彼は何だったんだろう?

 

人類こそ治療が必要と語るメラニーの言葉にただうなづくのみです。

 

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13日の金曜日(1980年)

5

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13日の金曜日

 

「13日の金曜日」

原題:Friday the 13th

監督:ショーン・S・カニンガム

1980年 アメリカ映画 95分

キャスト:ベッツィ・パーマー

     エイドリアン・キング

     ハリー・クロスビー

     ケヴィン・ベーコン

 

1958年、クリスタル湖キャンプ場でカップルが

惨殺される。そのご少年溺死事故などが起き、閉鎖

されかけたキャンプ場をスティーブが再開させる。

しかし現地に集合するはずの協力員の1人アニーが

一向に姿を見せないのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 何回か見たはずなのに、やはり

新鮮。さすがホラーの金字塔だわ。

 

〇見どころ

ジェイソンがまだ姿を現さず、謎の殺人鬼が若者を惨殺

していく内容なのですが、中身をすっかり忘れていたので、

もうドキドキしっぱなしでした。キャンプの協力員とはいえ、

どう見てもオツムの軽そうなメンバーもいるし、今や恒例と

なった湖スイミングもちゃんと水着を着ているし、お色気

シーンはかなり少なめ。でも下着にレインコートというおかしな

ファッションが登場します。

 

13日の金曜日

 

何かが起こる前兆の、

チチチ、シャシャシャ

という例の音や、何かに対面したときの、ボーン、ポロローンと

いう音がワンパターンながら、恐怖を募らせます。若かりし頃の

ケヴィン・ベーコンが冒頭から登場し、お楽しみのあと見事な

最期を遂げます。

 

13日の金曜日

 

13日の金曜日

 

13日の金曜日

 

喉を真一文字に切られ、背中からブスリ、さらには矢で射られ、

ドアに貼り付けらる者。作り物と分かっていてもドキリとする

こと間違いなし。そのタイミングにだらけた時間がないのです。

終盤の木のドア越しの攻防や、まさかの頭ポーン!このシーン

忘れていました。

 

●惜しいところ

まああれだけの事件を起こすにはよほど力持ちか動きが速いかと

思うと実はそうでもない。そこはそっとしておこう。それとキャンプを

再開したスティーブが、町からキャンプ場に戻ってきて襲われる直前、

「Hello,●●」と言うんだけど、そこで何となくオチがバレてしまう

のよね。これは今日見てそう思ったところです。でもすごく面白かった。

 

 

 

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アンフレンデッド

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アンフレンデッド

 

「アンフレンデッド」

原題:Unfriended

監督:レベン・ガブリアーゼ

2014年 カナダ映画 83分

キャスト:ジュリー・ヘニッヒ

     モーゼス・ストーム

     レニー・オルステッド

     ウィル・ベイツ

     ジェイコブ・ワイソッキ

 

ブレアがミッチとスカイプで会話中、見知らぬ誰かが

PCの画面上にいることに気づく。他の友人とグループ

通話していても、その人物はおり、ビリー227という

その人物は、1年前に自殺したローラだと分かる...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 新感覚のホラーという感じだけれど、

実際に起こりそうで怖い。

 

様々なSNSを駆使し、友人と会話したり、調べたり、同時に

メールのやり取りをしたりと、現代若者の日常をそのまま

映しているように感じます。スカイプでグループ通話しながら、

恋人と内緒話。PCの画面上にはいくつもの画像が重なって

いくのです。

 

〇見どころ

最初はブレアとミッチのちょっとHなスカイプ通話だったのに、

突然友人が入り込み、さらにはだれかわからない人物がいて、

メッセージを送ってくるのです。このスピードは、繰り出される

恐怖映像や音と重なって、見ている側にものすごくスリルを与えます。

 

アンフレンデッド

 

それぞれが別の場所にいるのに、集まって会話を楽しんでいる

ような姿。けれど謎の人物ビリー227が、1年前にイタズラ動画

投稿をきっかけに自殺したローラであるらしいとわかってくると、

「なぜ」から、「どうやって」となり、カウントダウンとともに、

次々に友人の悲惨な映像がこれまた、PCの画面上で見られるという

摩訶不思議な映画なのです。

 

アンフレンデッド

 

アンフレンデッド

 

削除しても削除しても現れるビリー227に追い詰められていく

彼らは、自らの首を自らで締めるかのように、秘密を暴露されたり、

動画を流されたりする。これは死者からの呪いなのかよりも、

どうしてローラがこういう状況になったのか、最後の最後にわかると

「単なる悪ふざけ」で済まされないことを実感します。

 

●惜しいところ

画像がかなり乱れるシーンが多く、またフリーズすることもしばしばで、

それがリアル感を出しているのでしょうが、日本ではこんなに止まら

ないなあと思ってしまう。

 

ネット上での会話で友情が成り立つと思っていたら大間違い、なんて

当たり前のことに、今さら気づかされる映画です。それと一旦投稿した

ものは、拡散し、削除しきれないということをしっかり考えていないと

いけないと思う。「ふざける」と「いじめ」の区別のつかない若者が

多いのもネットが普及したことが一因であるかもしれません。とにかく

グロさは少ないし、登場人物の悲鳴や怒りの声などが煩わしいけれど、

今まさに起こりそうな出来事で怖いです。

 

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