13日の金曜日(1980年)

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13日の金曜日

 

「13日の金曜日」

原題:Friday the 13th

監督:ショーン・S・カニンガム

1980年 アメリカ映画 95分

キャスト:ベッツィ・パーマー

     エイドリアン・キング

     ハリー・クロスビー

     ケヴィン・ベーコン

 

1958年、クリスタル湖キャンプ場でカップルが

惨殺される。そのご少年溺死事故などが起き、閉鎖

されかけたキャンプ場をスティーブが再開させる。

しかし現地に集合するはずの協力員の1人アニーが

一向に姿を見せないのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 何回か見たはずなのに、やはり

新鮮。さすがホラーの金字塔だわ。

 

〇見どころ

ジェイソンがまだ姿を現さず、謎の殺人鬼が若者を惨殺

していく内容なのですが、中身をすっかり忘れていたので、

もうドキドキしっぱなしでした。キャンプの協力員とはいえ、

どう見てもオツムの軽そうなメンバーもいるし、今や恒例と

なった湖スイミングもちゃんと水着を着ているし、お色気

シーンはかなり少なめ。でも下着にレインコートというおかしな

ファッションが登場します。

 

13日の金曜日

 

何かが起こる前兆の、

チチチ、シャシャシャ

という例の音や、何かに対面したときの、ボーン、ポロローンと

いう音がワンパターンながら、恐怖を募らせます。若かりし頃の

ケヴィン・ベーコンが冒頭から登場し、お楽しみのあと見事な

最期を遂げます。

 

13日の金曜日

 

13日の金曜日

 

13日の金曜日

 

喉を真一文字に切られ、背中からブスリ、さらには矢で射られ、

ドアに貼り付けらる者。作り物と分かっていてもドキリとする

こと間違いなし。そのタイミングにだらけた時間がないのです。

終盤の木のドア越しの攻防や、まさかの頭ポーン!このシーン

忘れていました。

 

●惜しいところ

まああれだけの事件を起こすにはよほど力持ちか動きが速いかと

思うと実はそうでもない。そこはそっとしておこう。それとキャンプを

再開したスティーブが、町からキャンプ場に戻ってきて襲われる直前、

「Hello,●●」と言うんだけど、そこで何となくオチがバレてしまう

のよね。これは今日見てそう思ったところです。でもすごく面白かった。

 

 

 

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アンフレンデッド

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アンフレンデッド

 

「アンフレンデッド」

原題:Unfriended

監督:レベン・ガブリアーゼ

2014年 カナダ映画 83分

キャスト:ジュリー・ヘニッヒ

     モーゼス・ストーム

     レニー・オルステッド

     ウィル・ベイツ

     ジェイコブ・ワイソッキ

 

ブレアがミッチとスカイプで会話中、見知らぬ誰かが

PCの画面上にいることに気づく。他の友人とグループ

通話していても、その人物はおり、ビリー227という

その人物は、1年前に自殺したローラだと分かる...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 新感覚のホラーという感じだけれど、

実際に起こりそうで怖い。

 

様々なSNSを駆使し、友人と会話したり、調べたり、同時に

メールのやり取りをしたりと、現代若者の日常をそのまま

映しているように感じます。スカイプでグループ通話しながら、

恋人と内緒話。PCの画面上にはいくつもの画像が重なって

いくのです。

 

〇見どころ

最初はブレアとミッチのちょっとHなスカイプ通話だったのに、

突然友人が入り込み、さらにはだれかわからない人物がいて、

メッセージを送ってくるのです。このスピードは、繰り出される

恐怖映像や音と重なって、見ている側にものすごくスリルを与えます。

 

アンフレンデッド

 

それぞれが別の場所にいるのに、集まって会話を楽しんでいる

ような姿。けれど謎の人物ビリー227が、1年前にイタズラ動画

投稿をきっかけに自殺したローラであるらしいとわかってくると、

「なぜ」から、「どうやって」となり、カウントダウンとともに、

次々に友人の悲惨な映像がこれまた、PCの画面上で見られるという

摩訶不思議な映画なのです。

 

アンフレンデッド

 

アンフレンデッド

 

削除しても削除しても現れるビリー227に追い詰められていく

彼らは、自らの首を自らで締めるかのように、秘密を暴露されたり、

動画を流されたりする。これは死者からの呪いなのかよりも、

どうしてローラがこういう状況になったのか、最後の最後にわかると

「単なる悪ふざけ」で済まされないことを実感します。

 

●惜しいところ

画像がかなり乱れるシーンが多く、またフリーズすることもしばしばで、

それがリアル感を出しているのでしょうが、日本ではこんなに止まら

ないなあと思ってしまう。

 

ネット上での会話で友情が成り立つと思っていたら大間違い、なんて

当たり前のことに、今さら気づかされる映画です。それと一旦投稿した

ものは、拡散し、削除しきれないということをしっかり考えていないと

いけないと思う。「ふざける」と「いじめ」の区別のつかない若者が

多いのもネットが普及したことが一因であるかもしれません。とにかく

グロさは少ないし、登場人物の悲鳴や怒りの声などが煩わしいけれど、

今まさに起こりそうな出来事で怖いです。

 

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クランプス

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クランプス

 

「クランプス」

原題:Krampus

監督:マイケル・ドハティ

2015年 アメリカ映画 98分

キャスト:アダム・スコット

     トニ・コレット

     デビッド・ケックナー

     アリソン・トルマン

 

クリスマス休暇に仲の悪い親戚が訪れ、楽しくもない

夕食を済ませたマックスは願い事をせずに眠ってしまう。

翌朝は大雪で、BFの家に向かったベスが戻らず、捜しに

出かけた父と叔父は何者かに襲われるのだった。

 

クランプス

 

<お勧め星>☆☆☆ クリスマスを信じない悪い子たちは

こんな目に遭っちゃうんだぞという映画かなあ。

 

クリスマスを控えた姉の家に妹一家と叔母が来るんだけれど、

どの人もお下品な人ばかり。子供もやけに太っていてジャンクな

物ばかり食べているのが丸わかりなんです。とはいえ、トムと

サラの夫婦仲も良いわけでもなく、ベスとマックスの姉弟仲も

良くない。これはどこの家庭でもありそうだし、親戚だから

仕方なく休暇を一緒に過ごす風習は、日本のお盆、お正月にも

似ています。

 

〇見どころ

民主党員のトム一家は、セレブでお料理も凝ったものばかり。

一方サラの妹リンダとハワード一家は共和党員で、銃を常に携行し、

戦うことを好みつつ、ピザとホットドッグ、コーラが好きと来た。

これぞザ・アメリカ分断の構図です。

 

クランプス

 

クランプス

 

なまはげの様に出没するクランプス一味は、クッキーモンスターや

ピエロやテディベア、人形、鐘、鎖...とありとあらゆるものです。

次々に出現して家族をさらっていきます。子供は安全なんてアメリカ

映画の定番とは全然違うの。

 

●惜しいところ

構成が悪いのか、こんなに多種類の恐怖を並べたのに、アクビが

出ちゃう。クランプスというのがヨーロッパ中部に伝わる伝説の魔物で、

日本で全然なじみがないのも影響しているのかも。それと一人英語を

話さないおばあちゃんオミの存在の意味がいまいちわからず。

 

クランプス

 

ラストは上手くできていたなあという感じでした。今の時期に

見る映画じゃないよね。

 

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ファイナル・ガールズ

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ファイナルガールズ

 

「ファイナル・ガールズ」

原題:The Final Girls

監督:トッド・ストラウス=シュルソン

2015年 アメリカ映画 91分

キャスト:タイッサ・ファーミガ

     マリン・アッカーマン

     アダム・ディバイン

     トーマス・ミドルディッチ

 

元スラッシャー映画女優だった母アマンダを事故で

亡くしたマックスは、3年後、友人の誘いでその母が

出演した映画鑑賞会に向かう。しかし上映中火災が起き、

アマンダたちはスクリーンの後ろに逃げ込むのだが、

なぜかそのまま映画の中に入ってしまうのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 新感覚ホラー映画です。そして

そこに親子愛も描かれます。

 

「血まみれのキャンプ場」という20年前のスラッシャー

映画は、当時の定番、キャンプ、湖、エロく、グロくと

全てが懐かしい設定ばかりです。殺人鬼ビリーの経緯も

「バーニング」や「13日の金曜日」を彷彿とさせます。

股上の深いズボンや半ケツホットパンツ、ファラ・フォーセット

のような髪型...。いい時代だったなあ。

 

〇見どころ

亡き母が出演していたカルト的なスラッシャー映画の中

に入り込んだマックス役はタイッサ・ファーミガ。

「記憶探偵と鍵のかかった少女」(2013)の時より

少し大人の雰囲気になっています。

 

ファイナルガールズ

 

彼女を含めた5人が現実ではない映画の中に入ってしまったと

気づくのは、92分ごとに例の映画のオープニングシーンが

登場するからで、これは誰でもすぐに理解できるという優れもの。

そして5人のうち、母が演じたナンシーを救おうとマックスは

頑張るんですが、その姿はとても健気なんです。

 

ファイナルガールズ

 

この手の映画につきもののアホキャラ、ティナ、性欲の塊カート

(「ピッチ・パーフェクト」(2012)のアダム・ディバイン)

を放り込むから、恐怖より笑えるシーンの方が多いです。元映画の

ようなグロいシーンもほとんどないので安心して見られます。

 

ファイナルガールズ

 

登場する殺人鬼ビリーもすごくおかしいマスクをかぶって

います。

 

ファイナルガールズ

 

このナンシー役を母アマンダだと知っているのは、マックスの

方だけで、ナンシーの方は知らないのでそこは胸がきゅんとなる。

マックスは愛情と思い、ナンシーは友情と思うんです。

 

●惜しいところ

エンドロールの時流れるNGシーンは不要だな。

 

ラストまでよくできていました。ルービックキューブ、ファービー...。

どれも懐かしいですね。映画内でティナが、ヴィッキーのスマホを

カセットテープだと勘違いするのもおかしかった。まさかあれで

電話やメールができるなんて思いもよらないですよね。メール自体

知らなかったか。

 

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ゾンビワールドへようこそ

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ゾンビワールドへようこそ

 

「ゾンビワールドへようこそ」

原題:Scouts Guide to the Zombie Apocalypse

監督:クリスチファー・ランドン

2015年 アメリカ映画 93分

キャスト:タイ・シェリダン

     パトリック・シュワルツェネガー

     ローガン・ミラー

     ジョーイ・モーガン

     セーラ・デュモント

 

ボーイスカウトのベン、カーター、オギーのうち

ベンとカーターは、キャンプを抜け出し、パーティー

会場へ向かう。しかし町の様子は異様で、彼らは突然

ゾンビに襲われるのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆ かなりグロくて下品だけれど、

楽しいゾンビ映画です。

 

ロジャーズ隊長率いるイケてないスカウト3人組の1人

ベン役は、「MUDーマッド」(2012)のタイ・シェリダン。

 

ゾンビワールドへようこそ

 

そしてベンが思いを寄せるカーターの姉ケンドルの恋人で

いけ好かないジェフ役は、アーノルド・シュワルツェネッガー

の息子パトリック・シュワルツェネッガー。結構イケメン。

 

ゾンビワールドへようこそ

 

〇見どころ 

ゾンビ化した人々の動きや人間を襲う姿は、ゾンビ映画の

鉄則を踏襲しています。そこにある物で作った武器で立ち

向かうベンたちの姿もテンポよく描かれます。終盤、

カーターが隣のばあさんゾンビにお尻を噛まれた!と思ったら、

その前に、ばあさんの入れ歯が飛んでいて、噛まれずにすむ、

という小粋な演出もあり。

 

ゾンビワールドへようこそ

 

ケンドルを救うためにパーティー会場へ向かう3人の姿は

言わずもがな「ゾンビ・バスターズ」。

 

●惜しいところ

スカウト魂を見せるため、スカウトの訓練で培ったスキルを

もっと見せるシーンがあるとよかった。

 

ゾンビワールドへようこそ

 

DIY用品で装備した割には、結局手製爆薬での爆破で解決と

いうのはやや惜しい所です。それとフェイクとはいえ、鹿や

猫が死体となるシーンは苦手です。

 

全体として青春(童貞トリオ)+ゾンビ+コメディが上手く

かみ合った楽しい映画でした。下品なシーンやエロいシーンも

あるのでちょっと注意が必要です。

 

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クリムゾン・ピーク

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クリムゾン・ピーク

 

「クリムゾン・ピーク」

原題:Chrimson Peak

監督:ギレルモ・デル・トロ

2015年 アメリカ映画 119分 R15+

キャスト:ミア・ワシコウスカ

     ジェシカ・チャスティン

     トム・ヒドルストン

     チャーリー・ハナム

     ジム・ビーバー

 

小説家志望で富豪の娘イーディスは、父が事故死

した後、イギリス人トーマスと結婚してイギリスに

移住する。しかし彼の屋敷では不気味な物音が響き、

さらに彼女の体調も悪化してくのだった。

 

<お勧め星>☆☆☆半 美しい音楽と映像の中に入り

込む真っ赤な血が、とても印象深いです。

 

「パンズ・ラビリンス」(2006)同様にゴシック・ホラー

という感じで、特に怖いシーンはないのですが、独特の

形状の幽霊を冒頭から登場させ、映画の奥底に不安材料を

敷いていきます。主役のイーディス役はミア・ワシコウスカ。

そして彼女があっという間に恋に落ちてしまうイギリス人

准男爵トーマス役は、ロキことトム・ヒドルストンです。

 

クリムゾン・ピーク

 

クリムゾン・ピーク

 

どこか母性本能をくすぐる表情が女性を虜にするのでしょう。

そしてトーマスの姉ルシール役は、強い女が似合う

ジェシカ・チャスティン。この映画でもつよーい女を演じて

います。

「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」とイーディスが幼い頃、

コレラで亡くなった母親の幽霊が言うんですが、それが「いつ」

のことなのか教えてくれないから、イーディスはただの幽霊が

見える変わり者小説家志望の女子に育ってしまうのです。

彼女を慕う医師アランをよそに、イギリスから来た胡散臭い

トーマスに強く惹かれるイーディス。危ない香りがプンプン

します。当然父は、彼と娘の仲を認めるはずもないのですが、

何者かによって頭を洗面台にバンバン打ち付けられて亡くなる

のです。このシーンをはじめとして、頭や顔を傷つけるシーンが

結構見られ、そこはリアルすぎて、思わずひえ!となってしまう。

 

クリムゾン・ピーク

 

さらに父亡き後、トーマスと結婚し、イギリスの彼のお屋敷に

住むことになるんですが、これがまた年代物の超ボロ屋敷。

天井は朽ち果てて雪が降っているんです。雪の中にたたずむ古い

屋敷にはヴァンパイアでもいるかのように思います。しかし

ここはやはり幽霊なんだな。到着早々、何かの物音やさっと横切る

影を見るとイーディスは、かなり不安になるのです。おまけに怖い

姉ちゃん付き。イギリス人なのでお茶ばかり勧めるし、それを

飲むとなぜか体調が悪くなります。雪の下から採掘する石炭が

真っ赤で、「クリムゾン・ピーク」の意味をトーマスの口から聞くと、

やっとイーディスは、母の警告を思い出すわけです。一方のアランも

トーマスについて調査し、イギリスへ参上。ストーリーはベタなん

ですが、出演者の演技と衣装、建物の雰囲気、そして物悲しい音楽で

最後まで飽きることなく見られます。特に「大鎌」が登場した時は、

さすがに怖かったな。もっと怖いのは、ルシールVSイーディスの

タイマンですけどね。

 

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モーガン・ブラザーズ

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モーガン・ブラザーズ

 

「モーガン・ブラザーズ」

原題:100 Bloody Acres

監督:コリン・ケアンズ

   キャメロン・ケアンズ

2012年 オーストラリア映画 90分 R18+

キャスト:デイモン・ヘリマン

     アンガス・サンプソン

     アンナ・マクガハン

     オリバー・アックランド

 

モーガン兄弟が作る肥料は、CMが流れるほど効果的な

ものだったが、その肥料の材料には秘密があった。一方

野外フェスに向かう3人の若者は、車が故障し、配送中の

トラックに乗せてもらうことにするが...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 全然怖くないスプラッター。どこが

ズレた笑いがクセになります。

 

 

ネタバレ

 

 

WOWOWでも放送されたようですが、少しばかり出てくる

切断シーンにボカしが入っていたらしい。わたしは

Amazonプライムビデオでクリアに見たけれど、特に衝撃は

なかったです。

ストーリーはよくある設定で、田舎で肥料を作って販売して

いるモーガン兄弟は、その効果を上げるために、事故死した

遺体を混ぜ込んでカリウム値を上げ、チャーリーとかいう

お得意さんに気に入ってもらっている。オーストラリアの田舎

なので信号なんてないし、しょっちゅう事故を起こす車がいる

らしい。兄弟、特に兄リンゼイが主導権を持っているんだけど、

いつからその方法に気づいたのかは不明。但し事故後遺体が

消える「6人の神隠し」が彼らの家の近くになることから、

それほど昔からではないようです。この超オーガニックな肥料は

遂にCMまで流れることになっていて、能天気な内容はのどかな

オーストラリアの気候にぴったりでございます。

さて、弟レジはかなり気弱でドジなので、いつもリンゼイに殴られ、

叱られてばかり。彼は配達の途中、事故を起こしている車を発見。

手柄にしようと遺体を荷台に入れて走っていると、野外フェスに

向かう車が故障した3人の男女と出会うわけです。

 

モーガン・ブラザーズ

 

この3人が好きになれないメンツばかりで、手前からまじめ

だけれど、粘着気質なジェームス、その恋人で尻軽なソフィ、

奥はジェームスの目を盗んでソフィといちゃつくジャンキーな

ウェス。ソフィのおべんちゃらに舞い上がったレジは、男は荷台、

彼女は助手席に乗せ、70年代ミュージックで盛り上がるものの、

荷台では血まみれの男を発見し、大騒ぎしています。

「ヤバい」と思っても思う遅い。ここはモーガン家の農場です。

さあ、リンゼイにこっぴどく叱られた後、自慢の肥料作り開始。

 

モーガン・ブラザーズ

 

くるくる回転する粉砕機の中に人間を落としていく殺人鬼の

映画はなんだったかなあ。ここでレジがアホなので、血まみれ

の男が生きていることがわかり、彼は生きたまま機械の中へ

飲み込まれていくのです。ところができた液体のカリウム値が

ものすごくいい。ということは生きた人間を入れた方が効果的

というわけだ。

 

モーガン・ブラザーズ

 

拘束された3人は恐怖のおののくけれど、あまり怖くないです。

逆に怒りの制御ができないリンゼイ以外のアホぶりに、ぷっと

吹き出すことがしばしば。結束バンドを切るためのナイフを

持っていると自慢するウェスは、そのナイフを下に落として

しまうし、そのナイフを戻そうとしたジェームスによって、

それがウェスの足に刺さる始末。さらにレジを誘惑して逃走しよう

としたソフィの姿を見て、猛烈に怒る(でもテープ貼っているから

何言ってるかわからない)ジェームスが、ラスト付近にソフィの

尻軽ぶりを責めるシーンは、「こいつ執念深い」の一言に尽きます。

せっかく逃げ出したウェスは、ラリっているので「妖精の国」で

妖精と戯れているうちにリンゼイに捕まるし、モーガン兄弟の

喧嘩の間に、レジを撃ったら、リンゼイの斧で手を切られる。

ここか、ボカしてあったのは。この手で遊ぶのはモーガンの叔母の

愛犬で、レジはウェス、ソフィ、ジェームスを解放し、兄と決着を

つけようとするとなぜか目の前ではリンゼイと叔母がイチャついて

いるんです。アンビリーバボー。叔母さん幾つ!?

ついでに愛犬がくわえていった手を返してもらうためにのこのこ

やってきたウェスは、叔母とともにリンゼイに撃たれます。

さあ、終盤は兄弟げんかの真剣勝負。でもドジなレジはやはり

粉砕機の上に吊り下げられるのよね。ここでリンゼイの背後から

近づくソフィ登場。兄ちゃん、粉砕機の中に消えていっちゃったよ。

レジは本当にアホなのではなく、実は結構したたかで、逆さ吊りの

ジェームズのポケットから落ちた指輪を、ちゃっかりここでソフィ

に渡すんです。指輪のことはジェームスとウェスしか知らないから

ソフィ大感激!

そして散々暴言を吐いて1人で逃げたジェームスは、配送の遅れに

怒りまくるチャーリーのトラックにはねられるのです。全編に

わたってのん気な歌が流れ、スプラッター映画なんだけれど、

ちっとも怖くないし、いや兄ちゃんは怖かったか。血が苦手でなければ

気楽に見られます。

 

 

 

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ネスト

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ネスト

 

「ネスト」

原題:Musaranas

監督:フアン・フェルナンド・アンドレス

   エステバン・ロエル

2014年 スペイン=フランス映画 95分

キャスト:マカレナ・ゴメス

     ナディア・デ・サンティアゴ

     ルイス・トサル

     ウーゴ・シルバ

 

自宅から一歩も出られないモンセは、仕立て屋の

仕事をしながら、外で働く妹と暮らしている。ある時

上の階の住民カルロスが階段から落ち、モンセに助け

を求めたことで、彼女は彼を自宅に引き入れ、世話を

始めるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 すごく怖い映画ですが、オチが

早々に読めてしまうのが残念です。

 

妹の名前は何て言うんだろうね。美しい名前らしいけれど、

最後まで分からなかったな。

神経質そうな姉モンセは、外で働く妹と2人暮らし。モンセ

は何かの発作を持っているらしく、いつも薬を飲んでいるし、

家から一歩も出られないのです。出られない理由も説明が

なかったけれど、「トガリネズミ」が幾度となく出てくるから

その生態と関係あるのかと思ったものの、そうでもないみたい。

とにかくモンセは信心深く、妹をひどく干渉するのです。

彼女が恋人らしき男性といる姿を窓から見ると、カーテンを

引きちぎってしまう。おお怖い!

おまけに仕立ての仕事を自宅でしているから、小道具は揃って

おり、モンセが折檻と称して妹の手や頬を木の棒で殴ると、

妹はアイロンで応戦します。でも妹はなぜかモンセに逆らえ

ないのです。

 

ネスト

 

光合成が足りていないようなひ弱な中年女性は、妹にしてみたら

一発でぶっ飛ばせると思うけれど、それがどっこい、結構強い。

フランス映画特有の真っ赤な血しぶきは序盤から少しずつ見られ

るので、血が苦手な方は見ない方がいいです。

ある時階上に住むカルロスが、階段から落ち足を骨折し、モンセ

の家に助けを求めるのです。モンセ、一大決心をして、彼をズルズル

家の中へ引き入れます。荷物はほうきで引き寄せる。やはり家から

出られません。それでも家の中に入れたカルロスをモンセはかいがい

しく世話をするわけですよ。

 

ネスト

 

時折映り込む実父の幻影は、何を意味するのか、この手の映画が

好きな人ならすぐにわかっちゃうのが残念。

カルロスは、モンセの世話に最初は感謝するけれど、一向に快方に

向かわない体や彼女が飲ませる「聖水」の意味を、妹から聞くと

態度を豹変させます。おまけにカルロスの婚約者が家まで押し

かけてくるんです。彼女を燭台?で殺害し、大きなのこぎりで解体

するモンセの、荒い息遣いが怖いのなんのって。その隙に逃げよう

としたカルロスは、なんとベッドに足を縫い付けられてしまう。

シーツをめくると「うわー!」という映像が出てくるのでドキドキ

です。婚約者なんて、トルソー代わりにされてしまうし、それを

見つけた、お得意様のプーリさんと姪は、編み棒攻撃を受けた模様。

ただ「エスターを凌ぐ衝撃のラスト」という割には、それほど驚き

もないし、「ミザリー」に「屋敷女」のグロさを入れた感じでした。

 

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グリーン・インフェルノ

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グリーン・インフェルノ

「グリーン・インフェルノ」
原題:The Green Inferno
監督:イーライ・ロス
2013年 アメリカ=チリ映画 101分
R18+
キャスト:ロレンツァ・イッツォ
アリエル・レビ
ダリル・サバラ
カービー・ブリス・ブラントン
スカイ・フェレイラ

大学一年のジャスティンは、アレハンドロが率いる
古来の民族を守るため、森林伐採を阻止する活動に
参加する。メンバーは目的地であるペルーへ向かい、
計画通り活動を終えるが、帰還に就いた小型飛行機
はジャングルの中に不時着してしまう...。

<お勧め星>☆☆☆半 結構まじめに作ってあって
メッセージ性の強い映画でした。


大体この手の映画では、完ぺきに嫌な奴とアホ役が
いるのですが、今回はその嫌な奴がしぶとくかつ頭が
いいのです。逆にアホと見えた男が実は結構いい奴
だったりして、人物像の描き方が興味深い。


グリーン・インフェルノ

ジャングルの森林伐採を進める開発業者と、そこに暮らす
先住民族の対立が描かれ、急に大学構内でハンストをする
用務員たちの姿に変わります。食べ物つながりでしょうか。
その中のリーダーらしきアレハンドロの姿を見て、うぶな
ジャスティンは一目惚れ。この役はイーライ・ロス監督の
奥様、ロレンツァ・イッツォが演じているそうで、彼女を
大切の思う気持ちのあふれる映画でもあります。終盤の
シーンなど神々しい存在に描いています。

大学の授業で、宗教儀式としての女子の割礼に対し、残酷
な行為と腹を立てまくるジャスティンは、国連で弁護士を
している父親にその行為を禁止するように訴えますが、
それはある意味、異なる文化を否定する行為につながる
部分もあるわけで、虐待行為と当事者が認識するのはかなり
難しいのです。
で、ジャスティンは、鼻持ちならない男アレハンドロが率いる
古来の民族を守るための活動に参加するわけで、ジョナという
ぽっちゃり系の優しい男性のアドバイスも効いています。

ぽっちゃり系。   ここに深い意味があるのです。
一行は一路ぺルーに向かい、そこから舟を使って目的地へと
出発。ジャングルの中を歩くんだから、せめて長袖長ズボンを
身に着けるべきよね。まあ、行動の時には黄色いつなぎを
着ているけど。彼らは開発業者のブルドーザーに鎖で体をつなぎ、
銃を持って静止に来た職員の映像をスマホで撮影し、ネット上に
流す、という作戦をとるわけです。あれ?ジャスティンだけ鎖に
鍵がはまらない...。彼女の父が国連に勤務していることを利用
しようとしたのに気づくのは、彼女が拘束されてからです。
全く腹黒いったらありゃあしない。と思ったら、アレハンドロは
もっと腹黒いんですよ。


グリーン・インフェルノ

強制送還されるために乗り込んだ小型飛行機がなぜか故障し、
ジャングルの中に不時着します。このシーンも目が回るほど
くるくる回るし、途中で2名ほど座席ごと空中に飛ばされるし、
操縦士にはお約束の木が突き刺さります。
さらにジャングルから何者かが攻撃を仕掛けてくるのです。
ちなみにアレハンドロの恋人で彼と同じくらい嫌な女、カラは
残念!ここで矢が突き刺さっちゃう。


グリーン・インフェルノ

そして川を下り連れていかれた場所には、全身を赤く塗りた
くったヤハ族がすんでおり、
「神の贈り物」
等と言われ、ジョナは何かを飲まされた後に、メンバーの前で
目玉、舌、腕、足と切られていくのです。部族長らしき女が
本当においしそうに目玉をコリコリ食べています。残りは
燻製にするらしい。ぽっちゃり系を起用したのは、ここで活用
しようと思ったからかな。


グリーン・インフェルノ

拘束されている他のメンバーはアレハンドロから驚愕の事実を
聞かされるのです。やけに余裕かましていると思ったわ。
女子のみ連れ出され、何やらチェックされると、ジャスティン
だけ「ビンゴ!」的に何やら部族の建物に連れていかれます。
ジャスティンは、徹底的に純粋で心優しい設定になっているので
部族の少女とも交流しちゃう。
時折ゴア描写も入り込みますが、しっかり伏線が張ってあるので
違和感は全くないです。この映画のモチーフとなったのは
1981年公開の「食人族」だそうですが、当時、映画の看板を
見ただけでも背筋がぞぞーっとなったのに、この映画を見ても
ふむふむと納得でいてしまうのは、人が正しいと思って行動を
起こしてもそれに結果が伴わなければ、自己満足、自己陶酔に
終わってしまうということを訴えているのが理解できるからです。

この映画でヤハ族を演じたのは、実際の先住民族カラナヤク族
だそうで、彼らは映画というものを知らず、実際に「食人族」を
見せた後、映画を撮ったそうです。リアルな演技はそこに起因
するのでしょうね。
それにしても最も嫌な奴は、最もひどい方法で最期を迎えると
思ったのに!ちぇ!
文明の進化は、ある部分に置いて退化も意味しているのかもしれ
ません。



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恐怖の人体研究所

4
JUGEMテーマ:Horror

恐怖の人体研究所

「恐怖の人体研究所」
原題:The Atticus Institute
監督:クリス・スパークリング
2015年 アメリカ映画 83分
キャスト:ウィリアム・メイポーザー
リア・キルステッド
ロブ・カーコビッケ

1976年、超心理学研究所の所長、ヘンリー博士の
元に、ジュディスという女性が連れられてくる。彼女
の他に類を見ない能力は、やがて国防総省の目に留まる
が、その力はやがて恐ろしいものであるとわかってくる。

<お勧め星>☆☆☆ 期待しないで見たけれど、結構
怖いです。


よくあるモニュメンタリー作品で、1970年代に存在した
アティカス研究所の所長ヘンリー・ウェスト博士に対する
家族やら同僚やらへのインタビューと共に、過去の映像が
流れていきます。
監督は「ATM」(2012)、「リミット」(2010)の
脚本を担当したクリス・スパークリング。シチュエーション
が独特なもので、結構イラっとさせられる会話もあったな。
さてヘンリー博士は超能力を持つとされる被験者に様々な
実験を施すのですが、イカサマがあったりして、本物の能力
を持つ人物になかなか出会うことができないのです。旧ソ連
には、念力能力を持つニーナという女性の映像があるもの
だから、少々焦り気味。


恐怖の人体研究所

そんな時、ジュディスという40代の女性が、姉に連れられて
研究所を訪れます。ジャケットの顔はこの女性の顔なのね。
少年かと思ったわ。
ジュディスは最初から明らかに「力」を持っており、それが
どうも他のものとは違ってかなり強いとわかるのです。数々
の映像が流れ、少しずつ彼女への恐怖が高まっていくと、
この力を軍事的に利用しようと考えた国防総省が登場します。
つまり東西冷戦の真っ只中、こんな神がかり的な力が活用
できたら、東側のミサイルだって撃ち落とせちゃうし、まず
その意図さえ先回りして読めるかも、というわけです。


恐怖の人体研究所

ジュディスは「気密室」に入れられ、実験動物のような扱い
を受け始めますが、すでに研究所は国防総省の指揮下にある
から、ヘンリー博士が、何を主張しても受け入れられません。
しかし、この「力」は、だいたい「アレ」系のものであり、
必ずや他の人か物に移動していくというのは、想像に難く
ありません。そこに行くまでに、関連する人々の家族や犬など
が、いろいろな被害を被っており、かなり「危険」だと判断
できたはずなのに、軍部は彼女の力をあくまでも利用したかった
のですね。
ラスト付近の監視カメラ映像に映るシーンは、リアルであり、
また唐突なのでドキリとします。さらにヘンリー博士について
のクレジットも恐怖を増すものでした。


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