クリープ2

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JUGEMテーマ:Horror

 

クリープ2

 

「クリープ2」

原題:Creep2

監督:パトリック・プライス

2017年 アメリカ映画 78分

キャスト:カラン・ソニ

     マーク・デュプラス

     デジリー・アッカヴァン

 

「出会いの窓」サイトを運営するサラは、仕事が軌道に

乗らず悩んでいた。そんな時、日給1000ドルという

広告主を見つけ、彼の仕事を手伝うことになるのだったが...。


<お勧め星>☆☆半 1作目のあのきもーい雰囲気がなく

なっているんです。


アーロン?


前作はNetflixの無料お試し1回目に鑑賞しました。その時の

感想を探してみると、主人公でマーク・デュプラス演じる

アーロンというのは、前作の登場人物であり、

マーク・デュプラス自身はジョセフと名乗っていました。

それはそれは気持ちの悪い人物でして、とにかく見ていて

不愉快になるような行動が連続して映ります。そしてどう

考えても、この男は危ない奴とアーロンが気づく頃には、

本当に危険が迫っており、何とか逃げられたと思ったのですが...。
今作に登場するオオカミのマスクや斧、男の写真入りのハート

のペンダント(両方とも男)は前作のどこで登場したか調べると、

アーロンをいかにしていたぶり続けていったのか思い出すと

いうもの。

 

クリープ2
 

さて、今回はなんとサラという「出会いの窓」というサイトを

運営する女性が登場します。そのサイトに応募してきた孤独な

男性の要望に応え、その相手との様子を動画撮影してネットに

アップするも全然人気が出ないのです。まあ、見ればわかる

けれど、全くおもしろくない。そして日給1000ドルという

広告主を発見します。前回と同じ報酬ですね。危険な香りが

最初からプンプン漂います。向かったアーロンの家では、早速

アーロンによる驚かす行為が連続して行われるのですが、この

サラはまったく動じないんです。すごいですね。どうしたら

暗闇から「わっ」と言われても平気でいられる人間になれる

のでしょうか。

 

クリープ2

 

逆に自分の顔にセロファンテープを貼って今回のアーロンを驚

かす始末です。この顔は怖いですよ。
そうそうこのシリーズの長所はテンポが良いことで、限られた

場所にもかかわらずシーンがポンポン変わっていくのです。

シャワーカーテンを開けるのも、はいお風呂へ行った、カーテン

に手をかけた、はい開けた、というようにもたつきがありません。

 

クリープ2
 

そうだ!序盤になんとマーク・デュプラスがすっぽんぽんに

なります。結構長い時間映っているけれど、なんのボカシも

なくて、そうなるとこちらも慣れてしまって、フーンと

思ってしまうから不思議。
その後サラ役のデジリー・アッカヴァンもすっぽんぽんに

なったはずが、そこは上半身チラリのみというのは少し不公平

じゃないかしら。まああのシーンに深い意味はないからいい

のかな。

 

クリープ2
 

オオカミマスクを被っても「可愛い」と言うサラは、アーロンが

何をやっても驚かず、怖がらず、アーロン、結構がっかりする

ようです。その上、自称39人殺したアーロンは、「中年の危機」

に見舞われ、この先の目標を見失い、陰気度マックスとなって

いきます。目標って「殺人」なのにね。そういえば前作で

「彼は危険よ」と電話をかけてきたジョセフの姉はどうしたん

だろう。(ジョセフつまり今回のアーロン)
とにかく気味の悪さ、不愉快さが消え、おかしな男女のおかしな

行動の連続を見せられている雰囲気になった終盤、ようやく話が

進みます。森の暗闇の中でのどんでん返しに次ぐどんでん返し。

スコップじゃなくてやっぱり斧でないと用が足りませんね。
1作目の不快な恐怖が消え、孤独な中年男の悲哀を描いたような

内容でした。なんと「クリープ3」も製作されているそうで、

じゃあラストはあの人のカメラ映像だったのかしら、
と納得しています。いや納得していません。不死身か!

 

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FOUND ファウンド

3

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ファウンド

 

「FOUND ファウンド」

原題:Found

監督:スコット・シャーマー

2012年 アメリカ映画 103分

キャスト:ギャビン・ブラウン

     イーサン・フィルベック

     フィリス・ムンロー

     ルーイ・ローレス

 

いじめられっ子のマーティは兄スティーヴが

自室のクローゼットのバッグの中に人間の生首を

隠し持っているのを知っている。秘かにそれを

眺めていたが、ある時それが兄にバレてしまう...。


<お勧め星>☆☆ 製作した監督がおかしいのか、

作品がおかしくできあがったのか、世界の方が

おかしいのか。とても気分が悪くなる映画です。


ホラーオタクの名を汚す

 

 

多分ネタバレ

 

 


自称ホラー映画オタクとしてはまずこの映画は嫌い。

ホラー映画にもいろいろあって、ゾンビ映画なら

メッセージ性の強いものを製作した

ジョージ・A・ロメロ監督はもう神様のような存在です。
またコメディゾンビ映画では「ゾンビーノ」(2006)

「ゾンビランド」(2009)、ラブストーリーゾンビ

映画なら「コリン LOVE OF DEAD」(2008)

「ウォーム・ボディーズ」(2013)などぞろぞろ

名前が出てきますね。
一方スプラッター映画となると「悪魔のいけにえ」

「13日の金曜日」「サスペリア」「SAW」「ホステル」

「スクリーム」「ピラニア」などこれまた結構な数をあげる

ことができます。どちらもそれなりの魅力があり、やはり

「作り物」という前提があるので「痛い」「きゃっ」と

声が出るものの平気なのです。

他には悪魔物「ローズマリーの赤ちゃん」「エクソシスト」

そして「死霊館」シリーズもあげられますが、これについては

夜一人で見るのは少しいや全然自信がありません。ただ

この怖さも好きな部類ではあるのです。
ところがホラー映画でも「ムカデ人間2」は嫌いな映画の

1つ。汚い。とにかく汚い。もう1つは「デッドガール」

(2008)で、これは人間として、つまり生きている

人間として許せない部分が多いと感じてしまいました。
そして今回遂に嫌い映画が3つになったわけです。
低予算映画でスマッシュヒットというのはよく聞きますが、

この映画も予算8000ドルとのこと。俳優も知った人は

いないし、舞台も主人公マーティの自宅、公園、車の中など

わずかなものしかなく、セットも特にお金をかけていない

感じです。
映画内でビデオで流れるスプラッター映画の製作や大量の

血しぶきにお金をかけたのかしら。ゴアシーンもその

映画in映画でほとんど使われ、実際のシーンでは、悲鳴や

音でそれを想像させているのです。

 

ファウンド
 

映画の始まりから大変不気味かつBGMは耳障りで不協和音の

ように流れます。とりあえずマーティ一家は父と母と兄との

4人暮らしで、父は家庭では君主的な存在かつ差別主義者、

母は自分の仕事にしか関心がなく世間体第一の人間、兄は

定職はなくバイトで小遣い稼ぎをしている社会的には下層の

(父が思っている)人間、そしてマーティは成績もよく行儀も

良いけれど、いじめられっ子で趣味はホラー漫画を描くことで

友人はデヴィッドただ1人。ああ、なんて悲惨な家庭なんだろう。
この両親にしてこの子供ありでは簡単に片づけすぎだ。彼らは

特に貧しいわけでもなく、またおそらくは1990年代なの

ですが、白人であることから人種的な差別を受けているわけ

でもないのです。
兄がクローゼットのバッグの中に生首を隠し持っていることは、

父が車庫のエロ本を隠していることや母が昔の恋人の手紙を

大事にしまい込んでいることとはレベルが異なるとマーティは

気づかないのだろうか。様々な疑問を抱きながら映像を見て

いると、マーティが唯一に友人デヴィッドと共に兄が持って

いた「ヘッドレス」といビデオを見始めます。この内容が

もう下劣の極みなのです。ホラー好きなマーティはなぜに

映像から目を背けるのだろうか。大体生首は平気でチープな

映像が怖いとは思えない。そこには映画内の犯人が兄の顔に

見えて、兄が「おかしい」と確信したからなのではない

でしょうか。自分が空想で描いていたホラー漫画を燃やし

ながらマーティは涙を流します。この涙の意味を彼になった

つもりで考えてしまいました。ここも理解不能。

 

ファウンド
 

兄は自分の置かれている境遇の悪さを人種差別にすり替え、

さらに暴力で物事を解決するという考えをマーティに教え

込みます。これは明らかに間違っていると断言できるけれど、

映画内の牧師が言うように対話ですべてが解決するとは、

これまたにわかに信じられないのです。ただ力に対抗して力を

行使するとそれ以上の力を招くことは確実で、せめてその

ことだけは信じていてほしいと思ってしまう。
ラスト付近はもう阿鼻叫喚のシーンのはずが、両親の怒る声と

悲鳴、呻く声などを聞くマーティを映してそれらを想像させます。

ああ、おぞましい。何が解放されるのか、大体みんなから

嫌われてしまい、友人もいない一家のこの様子を誰が一番

最初に気づくのか、その方が問題だと思う。
キャッチコピーには「イット・フォローズ」(2014)を超えた、

とあるけれど、いーや、全然超えてなどいないし、そもそも話の

レベルが違いすぎると感じてしまいました。

 

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セル

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セル

 

「セル」

原題:Cell

監督:トッド・ウィリアムズ

原作:スティーヴン・キング

2016年 アメリカ映画 98分 PG12

キャスト:ジョン・キューザック

     サミュエル・L・ジャクソン

     イザベル・ファーマン

 

 

ボストンの空港で携帯電話を使用していた人々が

突然怪電波を聞き、正気を失い暴れ始める。

辛うじて難を逃れたクレイは、別居中の妻と息子の

元へ向かおうとするが...。


<お勧め星>☆☆半 中盤まではワクワク見られるの

ですが、後半失速します。


携帯人になった


スティーヴン・キング原作の映画はたくさん見ていて、

個人の好みで分けると
●絶対お勧め 「キャリー」(1976)

「シャイニング」(1980)

「スタンド・バイ・ミー」(1986)

「ショーシャンクの空に」(1994)

「IT/’イット’それが見えたら終わり」(2017)
●お勧め 「クリスティーン」(1983)

「デッド・ゾーン」(1983)

「ペット・セメタリー」(1989)

「ミザリー」(1990)

「IT」(1990)
●ちょっとがっかり 「1408号室」(2007)

これは劇場鑑賞したんだけど貸し切り状態でそちらが

怖かった。

「ミスト」(2007)
この中で「キャリー」は2013年に

クロエ・グレース・モレッツ主演でリプートされましたが、

なんせオリジナルが素晴らしい出来なのです。

主演のシシー・スペイセクのか弱い、貧弱な体つきの

少女がこの役にぴったりでした。

さて、この映画はかなりハードルを下げて見たので

それほどつまらないとは思わなかったのですが、

見終わっても何もわからないのです。見事にわからない。

空港で携帯電話で通話する人々。これは今どこでも

見られますね。この中にジョン・キューザック演じる

クレイもいるわけです。ちょっと間延びした顔立ちですが、

「フローズン・グラウンド」(2013)のような

猟奇殺人者を演じさせたらすごく怖いんです。で、この

クレイの携帯だけ「ああバッテリーが亡くなっちゃたよ。

せっかく息子と久しぶりに話せたのに」
てなわけで、携帯を切り公衆電話で話し始めるのですが、

そうすると周りの人々が突然泡を吹いて痙攣し暴れ始める

んです。

 

セル
 

もう訳わかりません。飛びかかる者、殴りつける者、噛み

つく者、銃だってぶっぱなしちゃう。なんせアメリカです

からね。クレイは地下鉄まで逃げて、そこで

サミュエル・L・ジャクソン演じるトムと地下を移動する

んです。ゾンビのような変貌を遂げた人々は、どんどん

襲ってきます。でも一旦倒すと生き返らないのでゾンビでは

ないですね。

 

セル

 

セル

 

奴らは電波を通じて「感染」した人たちで、奴らが「電波」

を発して他人に感染させていく、ということが分かる前に、

ものすごいシーンの連続です。これはちょっとホロコーストを

思い出させるんじゃないかな。見ていて気分が悪い。
それから逃げているうちにまともな人間が「仲間」として

加わるのですが、それが一人また一人と死んでいくんです。

あれ〜、誰が生き残るんだろう。
この辺りからノロノロし始めて、ドア1つ開けるのにも、

とにかくノロイ。後半は怒涛の勢いでシーンを繰り出して

ほしいのに、前半の勢いがシュっとすぼまる感じです。

その上摩訶不思議なラストでございます。何がどういう

きっかけで起き、それがどうなっていくのか、いやどうなったのか

ちょっと誰か説明してください。

広げた風呂敷はしっかりたたんで返しましょう。

 

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レジデント

4

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レジデント

 

「レジデント」

原題:Sorgenfri

監督:ボー・ミケルセン

2015年 デンマーク映画 81分

キャスト:ミレ・ディーネセン

     トロールス・リュービュー

     ミケル・ビアクケーア

     オーレ・デュポン

 

デンマークの閑静な住宅地で1人の老人の死体が

消える。その後街全体が制限区域となり、住民は

軟禁状態に置かれてしまう。そんな中グスタフは、
軍隊の隙をつき外に出ると信じられない光景を目に

してしまうのだった。


<お勧め星>☆☆半 あえて感染者を見せるのを

減らしたのが吉と出たか凶と出たか


シチューの中身はきっとあれ

 

 

<ネタバレしています>

 

 


この映画は「未体験ゾーンの映画たち2017」

上映作品で、見たいけれど見ることができていない

「FOUND ファウンド」もこの中に入っています。
感染物つまりゾンビ映画なのにゾンビはあまり映らず、

何もわからないまま突然街を封鎖された一家とその

友人夫婦、さらに隣人母娘たちの姿を地味に描いて

いるのです。主要人物はディノ、ペルニール夫妻と

息子グスタフ、娘マイ。

 

レジデント

 

このグスタフが向かいの娘ソニアにぞっこんで、夜には

彼女の着替え姿を双眼鏡でのぞき見するというちょっと

ヘンタイさん。なのに映画の中盤以降、事態が悪化して

いくと、なぜか二人はベッドインするんです。しかし惜しい

ことに何も見えません。このベッドインは、ソニアの母親が

亡くなった直後にもあり、人間って気持ちが高ぶっている時は

違う方面でも高ぶるのね、などと思いつつ、その場面を目撃

したグスタフの母がしれ〜っとしているのも不思議な感じが

しました。

 

レジデント
 

さてこのグスタフの好奇心は、外出禁止令が出された後も

いかんなく発揮され、防護マスク姿の軍隊の発砲をかい

くぐって、感染者が治療されていると言われる学校まで

向かうのです。そこで見たのは感染者が処分され土に

埋められていく姿で、一方的にニュースで放送されている

事実と全く異なるのです。やはり事実は自分の目で確かめる

のが一番で、特にテレビのニュースなんて信用できないと

実感します。いやここでは逆に知らない方が良かったの

かもしれません。それとグスタフはバカなので余計なことを

しでかしてくるわけです。ここ意味不明だから。

 

レジデント
 

一方実はとーっても怖がり屋さんの父ちゃんディノは、

やっと重い腰を上げて友人と街の様子を偵察に行くと、

そこには絶望的な光景が広がっているわけで、やっとこ

家に戻ってくると、外側から感染者の手形が幾つもつき

まくります。これはロメロ監督の「死霊のえじき」

(1985)を彷彿とさせます。

 

レジデント
 

毎回感染物を見て思うのですが、噛まれてから感染するまでの

時間がまちまちの映画はよろしくない。この映画もあっと

いう間に感染する者もいれば、一旦亡くなってから生き返ると

いう者もいて、なぜこうなるのかわからない。でも序盤に

パーティーに仲良く参加していたディノの友人夫妻が、夫の

感染を疑って妻だけ逃げ出そうとする姿を見ると、恐怖は

人間の本当の心をさらけ出すきっかけになるとも思ってしまう。
「メランコリア」(2011)の製作陣が携わっているだけ

あってどこか終末世界観が漂う雰囲気になっています。

ラスト映像はありきたりだけどね。

 

 

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CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ

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カブ

 

「CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ」

原題:Welp

監督:ジョナス・ゴーファート

2014年 ベルギー映画 85分 R15+

キャスト:マリウス・ルイテン

     ステフ・アーツ

     エヴェリン・ヴォーフト

     ジャン=ミシェル・バルタザール

 

フランスの山奥のキャンプ場を訪れたベルギーの

カブスカウト隊は、その地の森で「カイ」と呼ばれる

オオカミ少年が人を襲うと聞かされる。そして隊員の

1人サムは、森の中でその「カイ」と出会ってしまう

のだった..。


<お勧め星>☆☆ 何と言うかモヤモヤする話です。


分からないことが多すぎる


<完全ネタバレ>

 

 


ホラーの定番、サマーキャンプ、携帯の電波が

届かない山の中、バカ騒ぎする若者、お色気シーン...

書き並べるとすぐに思い浮かぶもののうち、この映画

に入っているのはサマーキャンプとわずかな

お色気シーン(ほとんど意味がない)です。オープニング

映像は、本当に見飽きたもので、はい金髪女性が血まみれで

森の中をヒーヒー言いながら逃げていく姿。もちろん誰かに

捕まります。

 

カブ
 

アントワープ・スカウト隊がフランスのキャンプ場へ子供を

連れて出かけるのですが、この隊長クリス、副隊長ピーター

のうちピーターは本当にクズなんです。なぜに彼らが隊を

率いることができるのか、ボランティアなのか、小遣い稼ぎ

なのかわからず、さらに子供たちの家庭環境も一切説明が

ありません。唯一冒頭に遅刻してきたサムが仲間や副隊長

からいじめられており、彼はかつて虐待を受けていた家庭

から養子に出されたものの、そのトラウマから何かの問題を

抱えているということを、映画の後半にピーターのセリフで

知るのみ。彼が持っているあの写真は何なのでしょうか。

 

カブ
 

カブ

 

途中ヤスミンという女性隊員も加わりますが、この女性が

ピーターとデキているし(男の趣味が悪すぎる)そもそも

このキャンプの趣旨が全く分からないのです。ただ軍隊の

ように訓練され、ミスすると腕立て伏せやランニングを

させられるってねえ。
森の中は不気味でいかにも何かいそうだと思ったら、サムは

早々に「カイ」と呼ばれる仮面の少年と出会ってしまうのです。

その話を誰も信じないどころか逆に仲間や副隊長に殴られる

始末。この時点で一番に襲われてほしい人=ピーター。
一方、キャンプ場(これがただの草原)に向かう途中に出会った

フランス人のバカ兄弟のうち1人やものすごく太っちょの

巡査は、巧みに張り巡らされたトラップで殺害されていく

のです。ここは「ワナオトコ」(2009)をちょびっとだけ

思い出させました。どうやら何かのスイッチがあってそれに

反応すると地下に潜んでいるおっさんが動き始めるらしい。

でもそのおっさんの素性が一切わかりません。そういえば

巡査が、かつてここで働いていた人たちが仕事を失い、何人か

首つり自殺したとか話していたからそれと関係あるのでしょうか。
それと「目的」も全くわかりません。「カイ」と呼ばれるお面の

少年をこき使っているようですが、この関係もわからない。
さらにさらに、子どもがボカスカ殴られ、木に頭を打ち付けられる

姿や、犬を暴行するシーンは見るに堪えません。お前が殴られろ!
これでサムが反撃すれば少しはすっきりするのですが、そうでは

なく彼は新しい「カイ」となっておっさんとどこかへ向かうのです。

途中でこの「カイ」はサムがかつて受けた虐待から作り出した

人格かと思った自分がバカだった。そのままズバリの内容でした。
ところでテントごと車に踏みつぶされた時、生き残った2人の少年は

どこへ行ったのだろう。

 

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NO EXIT/ノー・イグジット

4

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ノーイグジット

 

「NO EXIT/ノー・イグジット」

原題:Crush the Skull

監督:ヴィエト・ヌエン

2015年 アメリカ映画 84分

キャスト:ケイティ・サヴォイ

     クリス・ディン

     クリス・リーディル

     ティム・チョウ

     ローレン・リーダー

 

泥棒稼業のオリーとブレアは、兄コナーたちと

一軒の家に空き巣に入る計画を実行する。しかし

家の中では携帯が一切つながらず、地下室には

異様な光景が広がり彼らは逃げ出そうとするが

出口が見つからないのだった。


<お勧め星>☆☆半 最後まで間の抜けたホラー

コメディだけど、嫌いじゃないです。


怖いと笑う癖は治そう


監禁されている少女の映像から始まるのが意味深

です。ところが映画の内容に気を取られているうちに、

この存在をすっかり忘れてしまうのです。
一応泥棒に入った家の持ち主が「殺人鬼」であり、

地下室に謎の「女」が拘束されていて..となると、当然

思い出すのが「ドント・ブリーズ」(2016)。

あれは劇場まで見に行ってドキドキし通しでしたが、

登場人物の誰も好きになれないという内容で、ラストも

なんとも納得のできないものでした。ドント・ブリーズ

と言う割には「息」で見つかることはほとんどなかったな。
で、この映画はそれより前に作られており、パクリでは

なく、全くのオリジナルだと知るのです。そう考えると

アッという展開が「ァ」くらいで、地下室の女についても

細かな説明がないからちょっとどうかと思いますが、

それなりによくできていると言えるかもしれません。
オリーとブレアが序盤に起こす空き巣シーンも、そこへ

妻が浮気相手と戻って来るは、さらに夫も戻って来て、

辛うじて修羅場を逃げ出せたオリーが、その間男を

「助けないと」と戻っていく。この辺りから2人は

とりあえずとことん悪い人間ではないと思えるのです。

でもさー、泥棒した家に戻って行ったら、夫が2人を

射殺していたってなったら、オリーは警察に自分の立場を

何と説明する気なんでしょうね。
小さな悪より大きな悪の存在を見せたかったのかなあ。

 

ノーイグジット
 

ノーイグジット

 

さらにブレアの「怖いと笑う」というとんでもない癖が、

ここから幾度となく足を引っ張るのです。

おいおいしつこいぞ。その上このオリーの兄コナーと相棒と

なったライリーは、さらに輪をかけたアホであり、その

アホさ加減にイライラすること間違いなしです。
「置いていけない」「助けよう」「警察に電話しないと」。

ホラー映画定番のセリフが次々に繰り出されます。加えて

滑り続けるギャグの連発で、逆に笑えて来てしまう。

そんなこんなで、終盤にはこの映画がそれほど嫌いで

なくなっています。よかった、最後まで見ていて..。
「Crush the skull!」はここで使うのね。ふむふむ、

説明不足な部分も多いけれど、アジア人が主役であり、

悪人が白人という珍しい設定も気に入りました。

 

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オール・チアリーダーズ・ダイ

2

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オール・チア・リーダーズ・ダイ

 

「オール・チアリーダーズ・ダイ」

原題:All Cheerleaders Die

監督:ラッキー・マッキー

2013年 アメリカ映画 89分

キャスト:ケイトリン・ステイシー

     シャノア・スミット=マクフィー

     ブルック・バトラー

     トム・ウィリアムソン

 

事故死したチアリーダーの代わりにマディが

入団する。彼女はトレーシーのBFテリーの悪口を

彼女に吹き込み別れさせるが、実は真の目的が別に

あるのだった。


<お勧め星>☆☆ はい、ポップコーン映画の典型です。


理由が面倒くさい


アメリカの高校ってこんなイケイケ姉さんばかり

なのかしら?とか、アメフト部とチアリーダーは

こんな関係なの?とかあれこれ想像が膨らみ、日本も

同じようなもんなのかなあなどと感じてしまう。
冒頭アメフト部のキャプテン、テリーと交際中の

ナイスボディ&美人レクシーがあっけなくくしゃりと

事故死。本当にくしゃり。

 

オール・チア・リーダーズ・ダイ
 

そして後釜に入るのがイケてなかったはずのマディであり、

あっという間にメイクバッチリの美女に変わっています。

なぜに彼女が入団したのかは、ずいぶん後になってわかる

というもの。
ところであんな露出狂のような服を着て自らを「ビッチ」と

言いながら登場するノータリン女子が本当にいるんだろうか。

もちろん映画の中だからよね。いやわからない。だいたい

本当の高校生を見たことないしなあ。などと考えているうちに

マディの計画通り元レクシーのBFテリーとトレーシーは別れ、

ついでに女子2人はとても深ーい仲になるんです。

 

オール・チア・リーダーズ・ダイ
 

ギョギョギョ。だまっちゃいないテリーは、なんとトレーシー

の顔面をパンチ。こんな暴挙に出る男は、きっと前頭葉が

発達していなくてそこに筋肉があるのだろう。最低だ。

何とかしなくては。などと独り言をぶつくさ言いながら

見ていると、なぜかチアリーダー4人が自動車事故死して

しまうんです。それを最初から不気味オーラ丸出しの

魔術女子リーナが「石」のパワーで彼女たちを復活させる。

 

オール・チア・リーダーズ・ダイ

 

いや、復活といっても死んでるから、まあ「ゾンビ」的要素が

あるわけで、コミックのように生き血を吸うんです。

あれ?これはバンパイアじゃないのかな。まあいいか。
石を奪ってパワーアップしたスーパーサイヤ人こと進化系テリー

と別の石のパワーで対決するリーナ。
まあストーリーはどうでもよくなって、ラストはなぜに...。

いや続編ができているからそうなんだろうなと思って納得します。

CGは安っぽかったけれど美女が出ているから目の保養になるかな。

 

 

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YOU ARE NEXT  ユー・アー・ネクスト

3

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ユーアーネクスト

 

「YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト」

原題:Sneekweek

監督:マルタイン・ハイネ

2016年 オランダ映画 113分

キャスト:カロリーン・スプーア

     フェリー・ドゥーデンス

     ヨルド・ノッター

     ホリー・ブロート

     イェル・デ・ヨンク

 

男子寮に入寮するための悪ふざけテストで1人の

男子学生が死亡する。2年後、彼らは男女6人で

「スネークウィーク」を楽しむため、貸別荘を訪れるが、

心の傷が癒えないメレルは不気味なマスクの人物を目撃

するのだった。

 

<お勧め星>☆☆ 復讐物の定番でストーリーも冗長、

ラストは意味不明。

 

パーリーピーポーは小心者ばかり

 

青春ホラーの定番シーンをすべて踏襲した映画で、オランダ

にもこんな能天気アホ学生が集まり大騒ぎする時期があるのかと

思って調べてみると、あるんです。

「スネークウェーク」オランダではこう発音するらしい。

フリースランド州の人口33000人の町スネークで開催される

ヨーロッパ最大の水上イベントで、それに参加する人や、この

町の美しい運河に憧れる人、また陸でも楽しめる様々なイベントに

参加するために、その時期は大賑わいになるらしい。だから地元の

警察署長が、小さな傷害事件などもみ消したくなるんだね。

冒頭の氷風呂による学生死亡事件が、この楽しそうなアホボンたちに

恐怖を与えるのが2年後とは、さぞかし丁寧に計画されたことと期待?

して鑑賞すると、様々なホラー映画のパクリシーンの寄せ集めだと

気づき、それもかなりレベルが低く、これが本国で大ヒットって、

絶対に誇大広告だと怒る人が出るなと思う。

 

ユーアーネクスト

 

もうね、この中の誰から消えても文句は言いません。あ、できたら

向かって右の脳みそが「女」まみれのボリスからお願いします。

こいつらも含め、参加している若者はひたすら酒とクスリと

色ごとに励みます。

入寮のためのしきたり→「血塗られた入寮式」(1984)

マスクと長靴と雨合羽のようないでたちの殺人鬼

→「ラストサマー」(1997)

くぎ打ち機攻撃→「ファイナルデッドコースター」(2006)

大きな光る刃物→「スクリーム」(1996)

そしてビキニのお姉さんのバストやヒップの大サービスは

「ピラニア3D」(2010)

 

ユーアーネクスト

 

少し考えただけでもこれほど元ネタが思い浮かんでしまう。

それでいていまいちグロくない。スリルもない。犯人が弱い。

殺害の手法に一貫性がない。工具をずらりと並べているから、

それで間に合わせると思いきやロープを使ったりするんです。

 

ユーアーネクスト

 

中盤にカラクリがわかってくるんですが、パーリーピーポーは

アホなので気づくはずもない。おまけに地元警察は限りなくアホと

来た。アメリカの田舎の州の保安官以下だぞ。

 

ユーアーネクスト

 

あれだけの傷でよくぞ生きていたなと思う人や、全然無関係なのに

殺されていく人もいて、不条理な内容にもやや不快感を覚えます。

そしてそしてラストはなんじゃこりゃー。

「次はこいつ」的な画像が変な着メロと共に送られてくるけれど、

それも適当に使われすぎ。あー、つまんない映画。

 

 

 

 

 

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復讐したい

6

JUGEMテーマ:邦画

 

復讐したい

 

「復讐したい」

監督:室賀 厚

原作:山田悠介

2016年 日本映画 98分 PG12

キャスト:水野 勝

     高橋メアリージュン

     小林 豊

     岡田義徳

 

近未来、復讐法が施行され、被害者の遺族は、

加害者に裁判を受けさせるか、自ら復讐するか

選択できるようになる。妻を殺害された高橋は、

復讐を選択し、受刑者の待つ無人島へ向かうが...。

 

<お勧め星>☆☆ ちょっと腑に落ちない部分も

あるけれど、まあ普通に見られます。

 

○見どころ

邦画にしては珍しい派手な銃撃戦や爆発シーンが

(もろCGだけど)見られます。なぜにそれが可能かと

いうと、設定が近未来という以外に、本土から離れた

無人島で実施されることであり、「ジュラシック・ワールド」

(2015)のような感じです。但しこちらは、復讐を

実行することを選択した「復讐者」(被害者遺族)が

「受刑者」(加害者)に直接復讐をするための施設であり、

アミューズメントパークではないのです。(当然か)

原作はもちろん未読です。どうやら原作の方が、内容が

込み入っているし、グロ&アクションが激しいらしい。

そして受刑者のうち無差別テロを起こした犯人4人が

「宗教団体」ではなく「環境保護団体」に変わっているのは

時流に合わせたのでしょうか。

 

復讐したい

 

そしてやけにイケメンのキャスト(悪く言うとチャラい)が

多いと思ったら、東海地方出身、在住の「BOYS AND MEN」

というグループのメンバーが出演...しているらしい。

 

復讐したい

 

主人公高橋の妻いずみ役で高橋メアリージュンが登場して

すぐに殺されるんだけれど、そこで終わるはずもないと思ったら

案の定です。そもそも彼女に料理教室のインストラクターなど

似合わないわ。ドラマ「カルテット」で高橋一生の妻役を演じた

けれど、あれはバッチリの配役でした。

 

復讐したい

 

復讐者が選ぶ武器は様々で、すさまじい銃撃戦や傷つく人々が

次々に映ります。

 

●惜しいところ

裁判を選ぶ被害者家族の姿は全然映らないのは、ちょっと違和感あり。

それとテロリスト集団が、ただのヤンキーにしか見えないのは

大変残念でございます。それはラストも同じでございます。

原作もあのラストなのかなあ。

 

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サマー・インフェルノ

4

JUGEMテーマ:Horror

 

サマー・インフェルノ

 

「サマー・インフェルノ」

原題:Summer Camp

監督:アルベルト・マリーニ

2015年 アメリカ=スペイン映画 84分

キャスト:ディエゴ・ボネータ

     ジョスリン・ドナヒュー

     マイアラ・ウォルシュ

 

スペイン北部のキャンプ場へ指導員として訪れた

4人の男女のうちアントニオが突然凶暴化し、ウィルは

彼を倒すのだが、他の仲間にも感染者が現れ...。

 

<お勧め星>☆☆ う〜ん。変わり種として見ればまあ

見られるかな。

 

〇見どころ

アイデアは斬新だし、「REC/レック」の製作スタッフが

手掛けているだけあって、その変身した姿や動き、声は

リアルに怖い。その上(少しネタバレになるけれど)

 

一度感染しても時間が経つと元に戻る、というのはめったに

見られない展開です。

 

サマー・インフェルノ

 

さらに最悪のタイミングで訪れるラスト。すごいよね。

 

●惜しいところ

登場人物に誰一人好感を持てません。「ドント・ブリーズ」

みたいだ。

キャンプ指導員でやって来た4人のアメリカ人の男女が役に

立たないんですよ。

 

サマー・インフェルノ

 

唯一スペイン語の話せるアントニオはミシェルをナンパする気

満々で、ウィルの悪口を吹き込む嫌な男。

 

サマー・インフェルノ

 

そして向かって右のウィルは、かつて指導員に二股経験あり、

かつ意気地なしのへたれ。向かって左のミシェルは、まあ

キャンプ指導の経験はあるらしいけれど、女子との協調性なし。

真ん中のクリスティは、ルックスで選ばれたお嬢様で、なぜか

キャンプにヒールのある靴を履き、着替えはドレスだったりする

お馬鹿さん。

キャンプ場が断水、そして周りには怪しい集団が住み着いていると

いう伏線の回収は一応できているけれど、このクズ若者のイラつく

会話や行動に、グーパンチしたくなること間違いなしです。

それと序盤に犬に噛まれたウィルは、絶対にあの時点で病院へ

行くべきでしたね。まあ今さらどうでもいいですけどね。

 

 

 

 

 

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