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    • 2023.01.12 Thursday
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    LOCK DOWN ロック・ダウン

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    JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

     

    ロックダウン

     

    「LOCK DOWN ロック・ダウン」

    原題:Monolith

    監督:アイバン・シルベストリニ

    2016年 アメリカ=イタリア映画 83分

    キャスト:カトリーナ・ボウデン

         デイモン・ダユブ

         ブランドン・W・ジョーンズ

     

    最新セキュリティを誇るAI搭載車「モノリス」に

    乗り、サンドラは息子デビッドと夫の実家へ向かう。

    しかし夫カールの浮気を疑い、急遽彼が滞在する

    ロスへ行くことを決意するが、途中鹿と衝突して

    しまう。さらにサンドラが車外に出たすきにデビッドが

    車を「防護モード」にしてしまうのだった...。


    <お勧め星>☆ オーマイガー! イライラし続ける83分。


    マミーと呼ばれるための試練


    「未体験ゾーンの映画たち2017」にて上映された

    作品で、まさに未体験のシチュエーションなのですが、

    ジャケットにあるような「暴走者」「制御不能」

    「孤立無援の荒野」となった原因はただ1つなのです。
    「クリスティーン」(1983」のように車が意志を

    持っているわけでもなく、車ではないけれど

    「ゴーストライダー」(2007)のように悪魔絡みの

    バイクというわけでもない。主人公の新米ママ、サンドラが

    ただただ「アホ」なのです。手元のメモには、幾度となく

    「サンドラ、アホ」と書かれているではありませんか。
    最新セキュリティを誇るモノリス社の車には「リリス」と

    いうAIが搭載されていて、なんと乗車した人の体重まで

    わかるのです。

     

    ロックダウン

     

    映画開始早々に、直前に乗った人物の体重をたずねるサンドラは

    明らかに夫カールの浮気を疑っているんですね。どうやら

    彼女もカールを元の奥様から奪った身の上らしく、歌手の

    座を捨て妻の道を選んだことに少々後悔もある模様。前半は

    立ち寄ったコンビニで歌手時代を知っている若い男性に声を

    かけられているうちに、デビッドが姿を消し大騒ぎしたり、

    ジェサという彼女の後釜で歌を歌い始めた女性とカールの仲を

    疑ったり、それでいて泣き始めるデビッドをただただあやし

    続けたりと、彼女の心の不安定さが露呈するばかりです。

    それにしても最新鋭の車のデザインの悪さといったら、もう!

    不細工だったらありゃしない。究極の安全性を追求すると

    こうなってしまうのかしら。やだ戦車みたいじゃないの。

     

    ロックダウン
     

    予想通りこのウルトラ安全な車の中にデビッド一人閉じ込められ

    てしまうのです。そこは誰も通らない砂漠の中であり、

    「誰か〜!」と叫ぶサンドラの姿に、まずアホ1点。いや

    その前に何点も入っていたな。そもそもなぜこの車が

    「防護モード」になったかをたどると、イライラして煙草を吸う

    →AIが煙を探知しアラーム音を鳴らす→窓を開けてるでしょ!

    とサンドラ怒り、AIを切る→鹿と衝突→外に出る→泣きべそを

    かいたデビッドに携帯を持たせる→デビッドが携帯で車を

    操作してしまうという流れでございます。カールに

    「携帯で遊ばせるな」と言われていたのにですよ。さらに

    デビッドは喘息持ちなのですよ。煙草吸ったらケホケホしています。
    サンドラはおつむも弱ければ、手癖も口も悪いと来た。カール、

    ちょっと可愛いくて若いからって血迷ったんだな。いやこういう

    ことは言ってはいけない。サンドラ目線で映画を確認しよう。
    それにしても助けを求めるにしてもノロノロ歩くし、自分だけ

    水を飲むし、来た道を戻らないし、いろいろ見ていると灼熱の

    太陽の下、車内に取り残され、クマの着ぐるみを着ている

    デビッドが不憫でなりません。

     

    ロックダウン

     

    結局何もしないんですよ。ただあれこれ騒いで泣きわめいて

    眠って、はっと思いつくのが、この車が「最も安全である」と

    いうこと。そして映画でなにを言いたかったかというのは最

    後のワンカットでデビッドが発した言葉「マミー」。でもさ、

    あれこれ話せるのになんで「マミー」は言えなかったんだろうね。

    それとカールは浮気していたのかな。その辺りもふくめて前半の

    シーンは全て無駄だったような気がしてなりません。
    イライラするので気分が悪いときはお勧めしません。

     

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    バーン・カントリー

    3

    JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

     

    バーン・カントリー

     

    「バーン・カントリー」

    原題:Burn Country

    監督:イオン・オールズ

    2016年 アメリカ映画 104分

    キャスト:ドミニク・レインズ

         メリッサ・レオ

         ジェームズ・フランコ

         レイチェル・ブロズナハン

     

    アフガニスタンから亡命してアメリカにやって来た

    オスマンは、友人の実家に居候することになる。

    田舎町に溶け込もうとした彼は、1つの殺人事件に

    遭遇したことで、危険な謎解きを始めるが...。

     

    <お勧め星>☆半 不協和音のようなBGMの流れる中、

    理解不能なシーンの連続です。

     

    ココハ アメリカ アナタハ ナニヲシタイ?

     

    サスペンス映画...らしい。
    冒頭、女性が何語かわからない(後にポーランド語と判明)

    言葉を発しながら独演会をしています。ものすごく変な

    ダンスをものすごく奇妙な写真を背景に見せてくれるのです。

    まあこれがこの映画全編に漂う不協和音の始まりに過ぎない

    のです。主人公のオスマンは、アフガニスタンで戦場記者の

    仲介役をしていた経歴を持ち、亡命先のアメリカ、カリフォルニアで

    夢と希望に満ちた生活を送れると考えている...らしい。

     

    バーン・カントリー
     

    そしてオスマンがアフガニスタンで仲介した戦場記者ゲイリーの

    母で保安官のグロリア(これがメリッサ・レオ←ほぼ素顔で老け

    具合がすごい)の家に滞在することになるのですが、ゲイリーと

    グロリアはほとんど連絡を取っていない...らしい。理由は知らん。
    オスマンは、自分の経歴にやけに自信があるから、地元新聞社から

    何とかもらえた退屈な作業では物足りないのです。

    ここがわからないのよね。亡命して何かのキャリアがあるなら、

    もっと都会に行けばいいのに、なぜにこんな超田舎町に来て、

    即仕事があると思うんだろう。ゲイリーがほら吹いたとしか思えない。
    そしてオスマンは、保安官の仕事をこなすグロリアに無理やりに

    ついていくわけです。どう見ても邪魔。待っていてと言われると

    待たない、するなと言われるとする、行くなと言われると必ず

    行くという「困ったちゃん」。

     

    バーン・カントリー
     

    そこに登場するのが町の鼻つまみ者リンジーで、この役は

    なんとジェームズ・フランコです。よーく見ないと気づかない

    ぐらいほどのやさぐれ感を漂わせています。
    一つの遺体の発見と怪しげなソクーロフ兄弟、そして何かを

    ひた隠しにする町に住民などサスペンス要素があるかのように

    見せかけて、何のことはない結論。
    ゲイリーが戦場からかける電話に耳を澄ませるオスマンは、

    無音の中に何を聞き取ったのだろう。故郷のしばしの静けさか。
    ふん、ちっともおもしろくないぞ。

     

     

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    CAVE ケイブ

    3

    JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

     

    ケイブ

     

    「CAVE ケイブ」

    原題:Cave2

    監督:ヘンリク・マルティン・ダールスバッケン

    2016年 ノルウェー映画 78分

    キャスト:ハイジ・トワニ

         マッツ・ショーゴード・ベテルセン

         ベンヤミン・ヘールスター

     

    ヴォクトル、アドリアン、チャーリーは立入禁止の

    洞窟探検に出かける。しかしそこには誰かが張った

    テントがあり、中に血まみれの寝袋があるのだった。

     

    <お勧め星>☆ 続編ありきにしても、まるで本の

    前書きのような内容で、すっかりさっぱりです。

     

    For What?

    アフガニスタン従軍の際同じ部隊だったらしいヴィクトルと

    アドリアン、そして恋人のチャーリーが洞窟探検に出かける

    のですが、この3人の関係がわかりづらい。そもそものこの

    探検の目的もわかりません。

     

    ケイブ

     

    話から推理するに、チャーリーはヴィクトルの元カノであり、

    今は彼の友人アドリアンの恋人。1日目の晩から山小屋の

    1つ屋根の下で休む3人なのに、2人はお楽しみ開始。

    おいおい今から体力使ってどうするんだい。おかげでヴィクトル

    はトイレで夜を明かすことになっちゃう。ちょいちょい入る

    悪戯が全然笑えないもので、ユーモアのセンスを疑う。

    そしてようやく地底にたどり着くかと思ったら、アドリアン

    背中から落下する。まあ、この辺りの理由は何となく後でわかる

    けど。

    勝手に動き回るチャーリーが見つけたテントには血まみれの寝袋が

    あって、ここに何かいるんじゃないかという期待が高まります。

    「ディセント」(2005)もFor What?と思ったけれど、まあ

    2まではそこそこ見られました。あれも男女関係の恨みが絡んで

    いましたねえ。これもちょいちょいそれを思うシーンがあって、

    3人の過去がちょっと知りたくなるのです。出し惜しみ過ぎだな。

    洞窟ときたら、「抜けられない」「崩落」がつきもので、それは全て

    ヴィクトル担当です。「俺とチャーリーを共有しよう」という

    アドリアンの本気モード提案やらド変態丸出しのヴィクトルの姿ばかり

    目に入り、肝心の洞窟の神秘性とか潜水中の美しい光景など全く

    見られずなぜにこの設定にしたのか意味不明です。そもそもそういう

    映画ではなかったことに気づくのは映画の中盤辺り。それも突然の

    ストーリー方向転換なので、唖然茫然。

     

    ケイブ

     

    ケイブ

     

    序盤とラストのこのシーンは構図が同じで、全ては続編で説明

    します的なエンディングです。まあ短い映画なので時間の無駄

    ではありません。いっぱい「謎」を残してどうやって回収するの

    かなあ。

     

     

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    インビテーション

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      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

       

      インビテーション

       

      「インビテーション」

      原題:The Invitation

      監督:カリン・クサマ

      2015年 アメリカ映画 100分

      キャスト:ローガン・マーシャル=グリーン

           タミー・ブランチャード

           ミキール・ハースマン

       

      息子を事故で亡くしたことで妻と離婚したウィルは

      元妻の招待を受けて、2年ぶりにかつての自宅へ向かう。

      しかし元妻イーデンと恋人デヴィッドの様子は異様で、

      ウィルは不信感を抱き始めるのだった。

       

      インビテーション

       

      インビテーション

       

      <お勧め星>☆ ジャケット詐欺映画だ〜!

       

      これをなんとお金を払って借りてしまいました。

      か、ね、か、え、せ!!!

       

      〇見どころ

      終盤の展開が映画の序盤で大体読めるけれど、

      ラストワンカットは、想定外でした。赤いランプ...。

       

      インビテーション

       

      ●惜しいところ

      ストーリーものろければ、登場人物の動きものろいときた。

      映画が始まって早々にスロー映像になるのに何か意味が

      あるのだろうか?そこを端折ったら20分は短縮できる。

      最初に不気味な話のお決まりの車で何かをはねちゃうシーン。

      そこでイラっとくるんだよね。何度なくフェイントがあって、

      それでのクライマックスのはずが、そこでもスロー映像。

      大体、こんなクソおもしろくもないパーティ、わたしなら5分で

      帰りますけどね!!!

       

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      リメイニング

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      リメイニング

       

      「リメイニング」

      原題:The Remaining

      監督:ケイシー・ラ・スカラ

      2014年 アメリカ映画 88分

      キャスト:アレクサ・ベガ

           ショーン・サイポス

           ジョニー・ベイカー

           イタリア・リッチ

           ブライアン・リチャード

       

      ダンとスカイラーの結婚式の日。披露宴の

      参列者が突然倒れ始める。建物の外では空から

      何かが落下し、衝撃と大音響が鳴り響いた後、

      生き残ったトミーたちは教会へ向かうが...。

       

      <お勧め星>☆半 とりあえず人生最高の日が

      最後の日になってしまうようです。

       

      〇見どころ

      こんな日に結婚式を挙げる悲しい花嫁スカイラーが

      とてもきれいです。「マチェーテ・キルズ」(2013)

      や「シン・シティ 復讐の女神」(2014)に出演して

      いたらしいけれど、全然印象に残っていません。

       

      リメイニング

       

      ●惜しいところ

      無神論者の「末路」を描いたということですが、信仰心の

      強い人は世紀末を迎えると、「携挙」され、魂はイエスの

      もとに行くとかなんとか、全然意味がわかりません。

       

      リメイニング

       

      避難場所として教会へ向かうも、そこのシェイ神父は偽りの

      神父だとか言いつつ、この事態を皆に説明するけれど、聖書の

      話をされてもちんぷんかんぷんです。

      「堕ちた天使」=聖書のイナゴ?

      おまけにダンとスカイラーカップルの友人ジャックとアリー、

      ビデオカメラ野郎トミーの痴話げんかが始まったり、背中に

      深い傷を負ったスカイラーの容体が悪化したり、病院は略奪者

      だらけだったり、もう意味不明。

       

      リメイニング

       

      事あるごとにそれぞれが録画を始めるのはなぜだろう。

      「REC3」のような結婚式の会場で事が始まり、

      「クローバーフィールド」のような展開になりつつ、

      救われた者は何かが体をぶっ刺したり、背骨を折られたり、

      結局残った者もわずかな時間しかなくて、さらに酷い状況に

      なっていくとかなんとか。はい、「真の信仰」を持つことが

      大切で、それは自分中心でなく神を受け入れることなんですよ。

      と言われても全然ピンとこないんですけど。

       

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      キッズ・リベンジ

      4

      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

       

      キッズ・リベンジ

       

      「キッズ・リベンジ」

      原題:The Aggression Scale

      監督:スティーブン・C・ミラー

      2012年 アメリカ映画 85分

      キャスト:ファビアン・テリース

           ライアン・ハートウィグ

           レイ・ワイズ

           ダナ・アッシュブルック

           デレク・ミアーズ

       

      再婚したビルとマギーは、それぞれオーウェン、

      ローレンという子供を連れて郊外の一軒家に転居

      してくる。しかしビルはマフィアの金を盗んでおり、

      その金を追ってロイドたちが家を訪れるのだった。

       

      <お勧め星>☆ 無駄に残酷だし、それを子供が行う

      ので、全くお勧めしません。

       

       

      <ネタバレ>

       

       

      原題のthe aggression scaleはそのまま「攻撃性尺度」

      という意味で、映画に登場するオーウェンは、なんと

      99.5%をたたき出した、明らかに異常性格の持ち主で、

      いじめた相手を失明させたり、半身不随にしているらしい。

      本来なら隔離病棟で治療すべき少年を、能天気な父

      ビルは、トラックで息子と移動中。一言も口を利かず、

      ひたすらダッシュボードの開閉を繰り返し、その代わりに

      与えられたパズルはあっという間に解けてしまう。

      で、これが何か意味があるの?

      一方こちらも能天気な母マギーと車で移動中の娘ローレンが

      ぶつくさ文句を言っているのです。なぜか腕を骨折している

      マギーとビルは、子供の了承を得ないまま再婚し、田舎の

      一軒家に引っ越してきたのです。とにかく脚本が悪いのか、

      翻訳が悪いのかバカ夫婦の会話にイラつくこと間違いなし。

      引っ越しの荷物は、すぐに使う物から下せばいいのに、

      飾りランプやら洗剤やら、どうでもいい物を優先している。

      あ、そうか洗剤類は最終兵器で使うから、下していなかったら

      ダメなんだ。

      骨折している役に立たないマギーに代わって、ローレンとビルが

      めっちゃ重いベッドマットを2階に上げようにも上がらない。

      当たり前だ。引っ越し業者に頼むんだよ、普通は。おまけに

      オーウェンの世話までローレンに任せ、夫妻で思い出話で盛り

      上がる。

      「キモーイ」

      これローレンが言ったんだけど、わたしも画面に向かって言い

      ましたわ。とことんバカなんで、マフィアの手下が金のありかを

      聞きに家を訪れ、玄関ドアをバーンと開けた途端、マギーが

      ぶっ飛び、両鼻から鼻血を出したときは大笑いしちゃった。

      冒頭、問答無用に人を射殺し、そのポラロイド写真を撮影していく

      シーンを2件ほど見たし、マフィアの弁護士の拷問された姿も

      見たから、どんな冷徹なマフィアかと思っていると、結構とろい。

       

      キッズ・リベンジ

       

      マギーはズドンなのに、ビルは金のありかを聞こうと即射殺は

      しないんです。ここにあるとわかっていたのかしら?ああでも

      どこに隠しているか、すぐにわかっちゃうよ。わからないのは

      とろいマフィアの手下のみです。

       

      キッズ・リベンジ

       

      ルンルンシャワーを浴びていると、銃声が響き、ローレンは

      異変に気付きます。バスタオル姿はサービスカットかしら。

      この娘オーウェンに引けを取らないくらい攻撃が上手いんです。

      そのくせ逃げるときはヒーヒー、キャーキャーうるさいの。

      その分オーウェンは一言もしゃべらないけれど。

       

      キッズ・リベンジ

       

      森に逃げ込んだ2人に追手が迫ると、さすが軍事オタクの

      オーウェンです。ものすごくややこしいトラップを仕掛け、

      相手を待ち伏せしますが、結局とどめを刺すのは、ローレン。

      もしかしたらローレンの方も「攻撃性尺度」が高いんじゃね?

      終盤にはオーウェンは銃撃され、その弾をナイフで自ら取り出す

      という離れ業をするけれど、とにかく痛い、グロいの映像の

      連続の割には、ラストのマフィアのボスに護衛が1人もいないと

      いう詰めの甘さ。そしてトラックでその小屋に突っ込む直前で

      終了です。この2人これからどうするのかね。過剰防衛の罪は

      免れないし、手にした金で逃亡するには若すぎるよなあ。

      まあどうでもいいけど。子供が銃を乱射するのは見たくない。

       

       

       

       

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      バイオレンス・ブリット

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      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

      バイオレンス・ブリット

      「バイオレンス・ブリット」
      原題:Closure
      監督:ダン・リード
      2006年 イギリス映画 80分
      キャスト:ジリアン・アンダーソン
      ダニー・ダイア
      アダム・レイナー
      アンソニー・バーン

      防犯機器を設置に来た若い作業員アダムを気に入った
      アリスは、その夜のパーティーに彼を連れて行く。
      しかし帰宅する途中、彼らは3人組に襲われ、アリスは
      レイプされ、アダムは左目を失明する大けがを負う。

      <お勧め星>☆ 唐突なラストが全く意味のないアクビ
      連発映画です。


      レイプ犯へのリベンジ物はいろいろあり、中にはゾンビ
      になっても復讐しようとする映画まで作られています。
      しかしこの映画ほど中途半端なストーリーじゃあ、80分
      が長いったらありゃあしない。
      「Xファイル」のスカリー役、ジリアン・アンダーソン主演
      という触れ込みなだけあって、序盤から、彼女の大胆な
      下着姿やバストを見ることができます。
      一方相手役のダニー・ダイアは、「サヴァイヴ 殺戮の森」
      (2006)に出演していますが、この映画の設定である
      23歳の若造に到底見えない風貌なのが残念です。


      バイオレンス・ブリット

      ストーリーは、アリスの家に防犯機器を設置に来たはずの
      アダムをなぜかアリスは速攻気に入ってしまう。どこが気に
      入ったのか皆目見当がつかず、そもそも勝手にジュースを
      飲んで居眠りしているようは不届き者かつ、設置した監視
      カメラ映像でアリスの寝室をのぞき見しているような変態
      が好きとは恐れ入った!

      アリスはその夜のパーティーに彼を連れて行くのです。道中
      森林地帯で、何とアリスは車を止め放尿!あら、お下劣。
      でもパーティーではすっかり密接な関係になり、ルンルン
      気分で帰宅する途中、前を見ずにキスなんかしているもの
      だから、鹿と衝突するのです。鹿をどかすとか、苦しんで
      いるから殺してあげようとか、ぐちゃぐちゃ言っているうちに
      先ほど追い越してきたトラックがやって来る。とっとと車に
      乗り込んで逃げればいいにに、バカなアダムは
      「やる気か!」

      だと。レクサスで逃げなさい。ほーら、ぼこぼこに暴行され、
      アリスはレイプされるじゃないの。暗くて全然見えないけれど。
      ここまではリベンジ物の前振りの定番。しかし、この後が酷い。
      復讐に燃えるアリスに対し、左目に大けがを負い、失明した
      らしいアダムは、酒とドラッグに溺れながらも、まだ一緒に
      暮らしているんです。こんな男捨てたらいいのよ。

      そしてアリスの父が亡くなり、遺品の中にライフルがあったことで
      アリスは、これを使って復讐しようと考えるのだけれど、
      偶然知ってしまった3人組の1人の家の犬を、アダムに無理やり
      撃たせたあげく、自分は、復讐するべき相手に引き金を引け
      ないのです。自分の手は汚せないんだな。ここももたもたする
      から、アクビが止まりません。
      そして犬の飼い主へファーには娘がいて、彼は実は悪い友人に
      引きずり込まれただけらしいとわかるんだけど、監視カメラを
      設置に行ったアダムは、なぜかその娘に襲い掛かるし、その後
      アリスにも暴力的な行動をとる始末。え〜なにかね。PTSDと
      やらを発症したのかね。

      アダムが本気になってくると、アリスが止め始める。あれ?
      言い出しっぺはどっちだったっけ?
      へファーの尻に猟銃を突っ込むことをアリスはできても、引き金
      は引けない意気地なしなんですよ。逆に銃など持ったことのない
      はずのアダムが見事な腕前発揮。ありえない展開と唐突なラスト
      には、唖然茫然。あまりにつまらないので、絶対にお勧めしません。


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      天使が消えた街

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      天使が消えた街

      「天使が消えた街」
      原題:The Face an Angel
      監督:マイケル・ウィンターボトム
      2014年 イタリア=イギリス=スペイン映画 101分
      R15+
      キャスト:ダニエル・ブリュール
           ケイト・ベッキンセール
           カーラ・デルビーニュ
           ベレリオ・マスタンドレア

      イタリアで起きた女子留学生殺人事件を映画化するため
      トーマスは、フリー記者シモーンに会うためにシエナを
      訪れる。しかし彼が思い描く映画は製作側のものとは
      大きくかけ離れて行くのだった。

      <お勧め星>☆ いつ面白くなるかと見続けていたら
      終わってしまいました。


      映画に出てくる女子留学生殺人事件は、2007年に起きた
      「アマンダ・ノックス事件」と呼ばれ、イギリス人留学生
      がノドを切り裂かれて殺害された上、その容疑者として
      逮捕されたのが、アマンダという若くて美しい女性だった
      ため、世間を大きく騒がせるものになった事件です。裁判
      は結局2015年3月に無罪が言い渡されたものの、真相は
      きわめて怪しいものだったらしい。
      で、この映画はその事件の公判中に、それを題材に「天使
      の顔」という本を書いたジャーナリスト、シモーンに映画
      監督トーマスが接触することから始まります。


      天使が消えた街

      トーマス役はダニエル・ブリュール、シモーン役は
      ケイト・ベッキンセールという豪華なもの。トーマスは
      事件を題材にした映画製作を考えており、あれこれ取材を
      進めて行くわけですが、彼は事件の真相よりなぜかダンテ
      の「神曲」を下敷きにアプローチした恋愛物にしたいなどと
      ぬかします。あんたの頭はネジがとれたんかい!当然製作側
      から敢え無く却下されます。あたりまえですよね。この旬な
      話題をなぜにモヤモヤした話にすり替えなければならないの
      かしら。

      一方シモーンは、取材のためなら男と一夜を共にすることも
      いとわない敏腕記者であり、同僚ジョーともデキているし、
      もちろんトーマスともベッドイン。元妻と親権を争っている
      トーマスが娘とのスカイプだけが心のよりどころであるのと
      違って、シモーンは、シングルマザーとして2人の息子を
      しっかり育てているという対照的な描かれ方になっています。
      もちろん記者の取材の仕方もその方向性も、話題が優先であり、
      真相は二の次という納得できないものではあるけれど、取材を
      すると言いながら、留学生メラニーに教えてもらった売人から
      ドラッグを買うトーマスもどうかと思うわ。


      天使が消えた街

      映画での一番の見せ場は、イタリア、シエナの美しい景色と
      被害者エリザベス、容疑者ジェシカ、そしてメラニーの3人が
      いずれも美しいことですね。特にメラニーはモデル出身だけ
      あってスタイルの良さを見せています。


      天使が消えた街

      おもしろくなかった映画を見て1つ言えることは、トーマスが
      作りたかった内容の映画は絶対に万人受けしないということ
      ですね。あー眠かった。


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      KEY(キー)/死体の中の遺留品

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      JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

      key

      「KEY(キー)/死体の中の遺留品」
      原題:KEY
      監督:ロブ・ハミルトン
      2012年 アメリカ映画 87分
      キャスト:ネイサン・サスフォード
           ジェシカ・ニコル・ウェブ
           アーサー・リチャードソン
           ファラー・ラヴァッサニー

      2年前愛妻を殺害された検死官マーティンは
      自殺した男の胃の中から奇妙な鍵を発見する。
      彼はその鍵について秘かに調べ始めるが、そんな
      彼の元を男の娘が訪ねてくるのだった。

      <お勧め星>☆ ああ、長かった。なんで賞を獲った
      のか全然分からない映画です。


      シーンのつなぎ方が下手なのか、敢えてそうしたのか
      突然ブツリと映像が消え、次は違うシーンということが
      数か所あります。まあそんなことを考える前に、ダルイ
      内容なので、大して気になりませんが。
      オープニングの森の中を傷だらけの女性が何かから逃げて
      いるシーンは、ホラーやサスペンス映画ではもう見飽きた
      ものです。当然突然ブツリ。
      次のシーンでは葬儀になっているので、どうやら彼女は
      殺された模様。マーティン・レヴェルは、その女性サマンサ
      の夫であり、憔悴している彼の元に来るのは、この事件の
      担当刑事スコットです。彼の口調も奥歯に物が挟まったような
      もので、要するに「あんた一番怪しいよ」と言ったらさっぱり
      するのですが、決してマーティンにはそう言わず、ついでに
      事件は迷宮入りとなるのです。
      そして2年後、相変わらず検死官の仕事をしているマーティン
      はある男の検死をすると胃の中から奇妙な鍵が出てきます。


      key

      映画内で幾度となく「key」という言葉が発せられる通り、この
      鍵こそ、一度見たら誰もがそれを手放したくなくなるものらしい。
      だからマーティンは、証拠品をこっそり隠して、それについて
      調べ始めるわけですよ。ところが、しばしば夢を見てはサマンサが
      登場するので、話の腰が砕けてしまう。サービスカットもあるけれど
      とっとと話を進めなさい!と思う方が強いな。
      そしてマーティンの元へ、その男の娘クレアが訪ねてくるのです。
      彼女の目的ももちろん鍵なんだけど、それを隠して、なにやら
      マジシャンのようにマーティンの行く先々に現れるという見事な
      技を見せてくれます。

      鍵について調べていくと、「快楽の園」という絵画の3枚目の地獄
      の部分に同じ鍵が描かれている...。なるほど全然意味が分からない。
      ただ鍵が人を破滅に追い込むのは間違いないらしい。そして終盤の

      鍵を巡ってのマーティンとクレアの対決は、大したことないし、
      スコットが監獄に入っているマーティンに向かって
      「あんたの奥さんの再捜査が始まったよ」
      と言ったところで、鍵を手にしたスコットを見て高笑いするマーティン
      の声だけが響くというもの。多分彼が殺したんだろうね。その動機
      こそ知りたかったけど。


       

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      ミッドナイトチェイス

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       ミッドナイトチェイス

      「ミッドナイトチェイス」
      原題:Taped
      監督:ディデリック・ファン・ローイェン
      2012年 オランダ映画 81分
      キャスト:バリー・アトゥスマ
           スーザン・ビセール

      夫婦仲を修復するため、アルゼンチンを訪れた
      ヨハンとサラは、バスターミナルで殺人現場を
      目撃し、それをビデオカメラに録画してしまう。
      しかも犯人は警官で、彼らはどこまでも追って
      来るのだった。

      <お勧め星>☆ バカ夫妻の行動にいちいちイラ
      つきます。自業自得とはこのことだな。


      予告編はとてもおもしろそうだったんです。
      始まりはハンディカメラで互いを映し合うヨハンと
      サラ夫妻のP・O・V映像。でも途中で固定カメラに
      なり、ラスト付近はまた揺れる映像と、別にどうでも
      いいのにこだわっている。この2人は、夫婦関係修復
      のために、かつて暮らしていたらしいアルゼンチンを
      訪れるわけです。しかししょっぱなから、夫の浮気が
      バレ、あーだ、こーだと喧嘩をし始める。なにもこんな
      場所まで来て喧嘩しなくてもいいのに。全く鬱陶しい。
      で、もう帰ろうという話になるのですが、深夜のバス停
      にはバスが来ないんです。この夫妻のバカなところは、
      時刻表とか地図とかを全然見ないで行動することですね。


      ミッドナイトチェイス

      そして意味もなく回していたハンディカメラに、な、なんと
      殺人シーンが映ってしまうのです。やばい、隠れろ!なんて
      頭のいいことは考えません。ぼーっと立ち尽くして犯人に
      自分たちの姿を見せてあげるのです。その犯人が警官。
      どうやらとっても悪いことをしているらしいのですが、最後
      までその内容はわかりません。そして追われる身となった2人は
      「こっちよ」なんて超方向オンチのサラの指示に従うので
      暗闇の人気のない所へ行ってしまいます。とっととカメラを
      出せばいいのに、無駄に逃げる2人は遂に夫が撃たれる始末。

      すごいケガを負ったみたいにヒーヒー言うヨハンを救うため、
      新聞印刷所に逃げ込むも、「空港だ」(ヨハン)。「病院よ」
      (サラ)。てな具合に大ゲンカをして、無駄な時間を費やすの
      です。そのうちにサラはタクシーにはねられますが、なぜか
      不死身で、そのタクシーを奪って2人で逃げるわけです。これは
      もうれっきとした犯罪だと思います。
      ついでに病院で親切にもヨハンの治療をしてくれた医師にメスを
      突きつけるサラってどういう女なんだろうと思ってしまう。
      時々入り込む、夫妻の互いへのメッセージビデオも鬱陶しい。


      ミッドナイトチェイス

      ものすごい苦難を経て取り返したパスポートを持って、いざ空港へ、
      と思ったら、バカ嫁が「エレンって誰よ?」とのたもう。その話
      今必要ですかね。そんなことしているから、また追手が近づくし、
      空港でもものすごく怪しい行動してますよ。こんな思いをした国
      なのに、サラのTシャツの文字が、I ♡ アルゼンチン(スペル忘れた)。
      これはジョークでしょうか。


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