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    • 2023.01.12 Thursday
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    メッセージマン

    4

    JUGEMテーマ:アクション映画全般

     

    メッセージマン

    出典:IMDb

     

    「メッセージマン」

    原題:Message Man

    監督:コーリ・パーゾン

    2018年 オーストラリア=インドネシア映画 

    91分 R15+

    キャスト:ポール・オブライエン

         ヴェルディ・ソライマン

     

    引退した敏腕殺し屋ライアンは、インドネシアの

    小島で静かな暮らしを求めるが、そこには海賊が

    やってきては若い娘や金品を奪っていくことを知る。

    そして親しくなった少年ドーニが、彼らの車に
    はねられ大けがを負ったことから、ライアンは、

    復讐を企てる。しかし海賊はライアンと因縁の仲で

    あるリーと繋がっているのだった。


    <お勧め星>☆☆半 ストーリーはおいといて、

    アクションをひたすら楽しむ映画です。


    犬は殺さない。強い籠を作る。


    「未体験ゾーンの映画たち 2019」の上映作品です。

    R15指定だけあって、殺戮シーンは、結構な量の

    血しぶきが飛ぶし、腕や頭も切れていきます。もう

    死んでいるからいいだろうと思ってもかなりしつこく

    攻撃するので、ちょっと主人公の人間性に疑いを

    持っちゃう。

     

    メッセージマン
    出典:IMDb

     

    そしてストーリーはかなりわかりづらいというか、

    ほぼ説明がありません。何やら訳あり感を漂わせる

    ライアンが、インドネシアの小島へやって来て、

    沖に止めた船からボートで買い出しに出かけます。
    そこでドーニという現地の少年と知り合い、小遣い稼ぎの

    仕事を与えると、その子が自宅に招待してくれます。

    「俺は誰とも関わらない」とか言っていた気がしたけれど、

    あっという間にこの家族と仲良くなるし、無口でありつつ、

    ドーニや妹デビをかわいがるのです。都合のいいことに

    ドーニには美人かつ未亡人である母親がおります。

     

    メッセージマン
    出典:IMDb

     

    さてここからもう一つの話、島へやって来ては若い娘や金品を

    奪っていく海賊の姿が描かれるのです。引退した殺し屋

    (この辺りでそうらしいとわかってくる)が安息の地を求めた

    場所で、再び争いごとに巻き込まれ、仕事に復帰せざるを

    得なくなるというパターンはとても良くある話。当然この

    映画もその一つです。彼がどういう組織に所属していたのか、

    見落としちゃったかしら。
    国際的暗殺者組織「SENDA GROUP」とやらにいたということは、

    後で映画の説明を読んで知りました。
    とにかくすごいのは、ライアンの強さで、ナタで男3人を相手に

    バッタバッタと切りつけて行くし、銃より早くナイフを使える

    んです。暗闇に包まれた島を遠目に映して、銃声とそれが放たれた

    ことを示す光が見えるシーンは、これも何かの映画で見たような。
    海賊と繋がっている人物にたどり着いた時、ようやくメインの

    ストーリーに入ります。かつてライアンに両親を殺されたリーが、

    その人物で、海賊の仲間を殺されたと知ると、「生きたまま捕まえろ」
    という指示を出すんですね。

     

    メッセージマン

    出典:IMDb

     

    この人すごーく悪い奴だけれどすごーくお金持ちらしく、

    ライアンは三輪自転車「パジャイ」で移動するのに対し、

    ポルシェで颯爽と帰宅します。リーはジャカルタ在住で、
    本当に悪い奴なので、ライアンがどうしても自分の方に近づく

    ように仕掛けてきます。こに手法は最初に親しくなったドーニ

    たちの存在があったことから容易に想像できますね。ストーリーは

    切れ切れだし、主人公への説明や個々の人物の紹介もろくに

    ないけれど、ライアンの繰り出すアクションは華麗で、クラブ内で

    使われる紙幣爆弾は、まさかそんなものを配っていたとは全然

    気づかず、あっと驚いてしまいました。
    序盤にライアンが弓を作るのをドーニに教えていたけれど、

    それがちゃんと役立つということも判明したラストです。

     

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    アイアン・フィスト

    5

    JUGEMテーマ:アクション映画全般

     

    アイアンフィスト

     

    「アイアン・フィスト」

    原題:The Man with the Iron Fists

    監督:RZA

    脚本:RZA

       イーライ・ロス

    2012年 アメリカ映画 96分 R15+

    キャスト:ラッセル・クロウ

         カン・リー

         ルーシー・リュー

         バイロン・マン

         RZA

     

    中国のある村で、金塊を預かる任務を引き受けるはずの

    猛獅会の金獅子が手下に暗殺される。そして金塊を巡り

    武闘集団の争いが勃発するのだった。

     

    <お勧め星>☆☆半 ひたすら戦いのシーンの連続です。

     

    まあ一言で言うと、カンフー+hip-hop+きれいなお姉さん

    の出てくる映画かしら。クエンティン・タランティーノの

    バックアップを感じさせる内容になっています。

     

    〇見どころ

    ストーリーは超単純なので、ひたすら見事な戦いぶりを

    見続けるのみです。そこかしこに武器を忍ばせた衣装をまとう

    ゼン・イー。

     

    アイアンフィスト

     

    あっという間に殺されちゃうけど、金塊を運んでくる双飛夫妻の

    華麗なアクション。毒針攻撃。果ては両手を切り落とされた

    鍛冶屋サディアスが鋼の腕を取り付け「気」を注入?して

    戦います。

     

    アイアンフィスト

     

    戦いによって、手が飛び、指が切れ、首も転がり、目玉がポーン!

     

    アイアンフィスト

     

    皇帝の密使ジャック役のラッセル・クロウの体がダボついていても

    大したアクションはしないので、息切れしません。

     

    アイアンフィスト

     

    またマダム・ブロッサム役のルーシー・リューが扇子を使い、

    華麗に踊るかのようにして敵を倒していく姿もかっこいいです。

     

    ●惜しいところ

    そんなに真剣に見るほどの内容でもないし、見終わっても

    何も残りません。

     

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    ダブル・リベンジ 裁きの銃弾

    5

    JUGEMテーマ:アクション映画全般

     

    ダブル・リベンジ

     

    「ダブル・リベンジ」

    原題:Montana

    監督:モー・アリ

    2014年 イギリス映画 108分

    キャスト:ラース・ミケルセン

         マッケル・デヴィッド

         ミシェル・フェアリー

         ズラッコ・ブリッチ

     

    ボスニア紛争時、仲間に妻子を殺害されたディミトリは

    復讐相手がいるロンドンでその時を待っていた。彼は

    ギャングの下っ端で働くモンタナという少年を救い、

    その少年に戦い方を教えていくが...。

     

    <お勧め星>☆☆ 何とも微妙な内容です。ストーリーは

    散漫だし、アクションも地味。

     

    主役のディミトリ役はマッツ・ミケルセンの兄

    ラース・ミケルセン。この味わい深い顔立ちはこれまでの

    苦労を集約しているかのようです。

     

    ダブル・リベンジ

     

    原題は、彼が窮地を救ったギャングの下っ端で働く黒人の

    少年の名前「Montana」。邦題はどう見ても後付けで、

    2つの復讐劇とわかるのは、映画がだいぶ進んでからのこと。

    冒頭のボスニア紛争時、仲間の民兵に妻子を殺害された男の

    復讐をメインにするのであれば、その仇が今やロンドンで

    ギャングのボスをしており、そのボスの座を狙う手下の動きや、

    汚職警官とつるむ姿、ドラッグ中毒の姉を持つジェスとモンタナ

    との恋話などは不要。

     

    ダブル・リベンジ

     

    まずロンドンで起きる悪人ばかりを狙った連続殺人の意味が

    よくわからない。多分、紛争時民兵だった連中が身を落として

    いるのだろうけれど、その事件解決をせかす本庁から来た

    女性警部補と汚職警官との対立も、なんか必要ない気がするな。

    そして見どころである格闘シーンも、死体になった姿は手際よく

    殺されたかのように見えるのに、ディミトリは、片足が義足

    なので、スムーズに動けないんですよ。限りなくのろい格闘と

    いう感じです。特にサウナでの格闘は、「イースタン・プロミス」

    (2007)のヴィゴ・モーテンセンの足元にも及びません。

    ディミトリがどうやってモンタナの素性を調べ上げ、彼を救い、

    礼儀や格闘などを教える気になったのかもよくわかりません。

    トレーニングシーンは、おふざけが入っているので、達成感が

    ないし、実際体の小さいモンタナは、格闘が強くなっていません。

    どうせ飛びかかって来るのに、「殺す価値もない」と父を殺した

    相手にとどめを刺さず、襲われてから発砲って...。そこはさっさと

    ズドンでしょうが。

    孤高の男の復讐劇にした方がずっと面白かったと思います。

     

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    ボビーZ

    5

    ボビーZ

    「ボビーZ」
    原題:The Death and Life of Bobby Z
    監督:ジョン・ハーツフェルド
    2007年 アメリカ=ドイツ映画 96分
    キャスト:ポール・ウォーカー
    ローレンス・フィツシュバーン
    ジェイソン・ルイス
    オリヴィア・ワイルド

    幾つかの罪で長期服役中のティムは、刑務所内で
    ギャングのボスを殺してしまう。命を狙われる身に
    なったティムに麻薬取締局のクルーズが、ある囮
    捜査の話を持ち掛けるのだった。

    <お勧め星>☆☆ ポール・ウォーカーが出ていな
    ければ、絶対に見ない映画です。


    メキシコとアメリカ西海岸の明るい日差しと温暖な
    気候の下で映画を作ると、こんな風ににのろまな
    アクション映画になるのでしょうね。
    伝統の男、ボビーZについて浜辺で語るじいさんは、
    彼の波乗りとしての凄さと、ヤッピーたちに麻薬を
    売りさばき大儲けをする人間として賞賛するのです。
    でもね、こういっちゃなんだけど、終盤に少しだけ
    姿を見せる本物のボビーZは、チンケな男よ。
    で、この話が刑務所内のワル、ティム・カーニーと
    どう結びつくかと言うと、メキシコの麻薬王ワテロに
    相棒を人質に取られた麻薬取締局のクルーズが、交換
    条件として、ボビーZを差し出すと約束しちゃったこと
    からなのです。でも実はボビーZは、タイで毒虫に噛まれ
    亡くなっていると知り、急遽替え玉を用意することに。


    ボビーZ

    それが取りあえず「似ている」と言われたティムなわけ
    です。


    ボビーZ

    ティムは刑務所内のボスでギャングのボス、マッド・ドッグ
    を喧嘩の末殺してしまい、ものすごく危険な状況にあるので、
    まあ、暗闇の中で顔を知らない相手方に渡す偽物としては
    ぴったりかもしれません。
    ポール・ウォーカーがボビーZになるために、髪の毛を切り、
    「ワイルドスピード」そのものの風貌になるから、派手な
    カーアクションを期待すると、そこは限りなくのろまな逃走
    とバイクアクションでお茶を濁しています。大体逃げるボビーZ
    に対し、なぜに1人ずつ飛びかかるかね。空から銃撃すれば
    一発なのに、派手さを見せるためか、手りゅう弾を落として、
    「あとはよろしく」
    ってありなの?

    さらにクルーズは、誰かの指示を受けているらしいし、刑務所内
    で殺したギャングの仲間たちがバイクで追ってくるし、ワテロの
    仲間も追いかけてきます。これがことごとくおじさんたちばかり。
    若いスナイパーは皆無。


    ボビーZ

    まあ、オリヴィア・ワイルド演じるエリザベスと本物のボビーZの
    息子キットは華を添えますが、メキシコの麻薬王ともあろう男が
    女に撃ち殺されるとは思えないし、ラストもキットが叫ぶ
    「お父さーん」
    の言葉でティムが助かるって、もう冗談みたいな映像でした。
    さらに海が大好きだったポール・ウォーカーに海が怖い演技を
    させるという暴挙に出るなんて酷い。プンプン。


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    アベンジャース/エイジ・オブ・ウルトロン

    5

    アベンジャーズ

    「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
    原題:Avengers Age of Ultron
    監督:ジョス・ウェドン
    2015年 アメリカ映画 141分
    キャスト:ロバート・ダウニー・Jr.
         クリス・ヘムズワース
         マーク・ラファロ
         クリス・エバンス
         スカーレット・ヨハンソン
         ジェレミー・レナー

    ヒドラの残党ストラッカーを攻撃したアベンジャーズ
    は、人体実験によって特殊能力を身につけた双子の抵抗
    に遭う。何とか帰還したメンバーだったが、スターク
    が極秘につくっていた人工知能ウルトロンが逃走する。

    <お勧め星>☆☆ 大風呂敷を広げ、フルメンバーで
    戦ったわりにはラストに何も残りませんでした。


    劇場で3Dで鑑賞したら、きっとものすごい迫力ある映像
    の連発だったと思います。敵との闘い、人工知能の覚醒、
    人体実験により特殊能力を身につけた双子の活躍ぶりなど
    は目を見張るものがあります。これだけ闘い、街を破壊
    しても一般市民は傷つけない、という志は深く感じますが、
    そもそもの原因はどこにあるのでしょうか。


    アベンジャーズ

    始めにストラッカーが「サーカス団が来たぞ」と言う通り、
    個性があり過ぎるアベンジャースのメンバー。しかし彼らの
    個性は闘いには全く生かされていません。レトロなキャプテン
    アメリカは、相変わらず楯がないと無能だし、ホークアイや
    ブラックウィドウーはなぜに、こんな空中戦で闘うのだろう。
    ハルクことバナー博士とブラックウィドウことナターシャとの
    ラブなんていりますかね。ついでにホークアイことバートンに
    家庭があり、妻のお腹には3人目の子どもがいるって、あれ
    まあ人間臭い所を見せたいのかしら。


    アベンジャーズ

    大体、今回の災難の始まりだって、スタークの秘密の計画
    「ウルトロン・プログラム」が原因であり、その人工知能が
    自我に目覚めて逃走したことからです。
    で、ストラッカーの元で人体実験を受け特殊能力を身につけた
    双子ワンダとピエトロ。ワンダ役のエリザベス・オルセンの胸
    の谷間にどっきりしつつ、ピエトロ役のアーロン・テイラー
    =ジョンソンの美男子ぶりにうっとりします。いやそんな場合じゃ
    ないのよ。その間にもストーリーはちゃっちゃと進み、とはいえ
    盛り上がりがいまいちで眠気を及ぼしながら、物語はクライマックス
    へと向かうのです。


    アベンジャーズ

    地上から切り離され浮上したソコヴィアの街を救うために、あれこれ
    考えているうちに、味方は増え、これだけそろえて負けたら台無し
    と思っていたら、もちろんそんなことにはなりません。
    とにかく大味な映画で、平和のために武器を作る、持つというこれ
    までの、そしてこれからもそうであろうアメリカという国のことを
    皮肉っているとしたら、メッセージ性があったかな。


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    ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT

    4

    ワイルド・スピードX3

    「ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT」
    原題:The Fast and Ferious:Tokyo Drift
    監督:ジャスティン・リン
    2006年 アメリカ映画 104分
    キャスト:ルーカス・ブラック
         ナタリー・ケリー
         バウ・ワウ
         ブライアン・ティー
         サン・カン

    ストリートレースで事故を起こし、3度目の逮捕と
    となったショーンは、父の住む日本で更生を目指す。
    しかし彼は同級生に誘われて出かけたドリフトレース
    に魅了されるのだった。

    <お勧め星>☆☆ ラストにヴィン・ディーゼル登場
    で☆1つプラスです。


    冒頭からバカ全開のショーンの姿に開いた口が塞がり
    ません。高校生とはいえ免許取得したその日にスピード
    違反で捕まり、その後幾度となく無謀運転を繰り返した
    あげく、きれいな姉ちゃんを賭けてレースをする、という
    バカなんです。ショーン役は「ワイルド・スピード:
    スカイミッション」(2015)に出演していた
    ルーカス・ブラック。ご存じのとおり、1→2→4→5
    →6→3→7という時系列のストーリーであるため、この
    映画は「スカイミッション」直前の話というわけです。

    それはさておき、このバカは、母の手に負えず、少年院行き
    を免れるため、3歳の時に離婚した父の住む日本へ渡り、
    似合わない学ラン姿で高校へ行くことになります。毎日学校へ
    行き、夜10時には帰宅、ただそれだけのルールなのに
    初日から守れないんです。学ランの前をはだけ、「上履き」
    を履いた老けた高校生が教室へ入って行くと、そこで授業
    しているのが、柴田理恵...。日本語を話せないことを気に
    かけることもなく席に着かせます。クラスメイトにはなぜか
    外国人がいて、それもニーラという美少女です。


    ワイルド・スピードX3

    そしてその彼女の彼氏がチンピラのタカシことDK。この役の
    ブライアン・ティーは、「ジュラシック・ワールド」(2015)
    でも日本人ハマダ役を演じていました。たどたどしい日本語の
    くせに英語は流ちょうと来た。


    ワイルド・スピードX3

    登校した初日に留学生のトゥインクに連れられて行った立体
    駐車場でのドリフトレースは、タカシのドライブテクニックを
    まざまざと見せつけられます。スターター役の妻夫木聡はここ
    だけ出演。北川景子は、ほぼセリフがなく姿だけ見せています。
    それにしてもショーンのドライブテクニックが上手くないのよ。
    ダイヤの原石とでもいうのかしら。まあ、このレースで車を
    ボロボロにしたため、ショーンは、チンピラのハンの元で下働き
    をさせられるけれど、これが日本に来た外国人が見たいものを
    見せるシリーズのようです。「銭湯」にいる「相撲レスラー」
    から「やくざ」の借金を回収するというもの。この設定がおかしい。
    まあ、あまりにも突っ込みどころがあるから、いちいち書いて
    いたらきりがないか。
    ハン役は「バレット」(2012)などで存在感を見せるサン・カン。


    ワイルド・スピードX3

    どう見ても日本人じゃないでしょう。ハンはショーンの運転能力
    を見出し、自分の車を貸してドリフトを教えるわけです。その間
    にもショーンはパトカーの前を197kmという超高速でかっ飛ばす。
    「パトカーは180kmしか出せないチューニングなんだ。」
    「あはははは」
    この会話、バカですか?ここも抑えよう。
    ハンは実はやくざの金をくすねていて、タカシの叔父がそのやくざ

    カマタなんですが、それがサニー千葉。
    「カタをつけろ」
    タカシとショーン、ハンでなぜか都内の一般道をドリフト走行し、
    当然のごとくハンは事故を起こし、派手な爆死を遂げるのです。
    これだけやっても警察は一切出てきませんよ。そもそもショーンは
    日本での運転免許証あるのか、という問題が頭をよぎります。そこも
    忘れよう。タカシが銃を出したらショーンの父も銃を出す。あのね、
    日本ではそう簡単に銃は持てないのよ。

    ラストのショーンとタカシの山道でのドリフトレース。なぜにタカシ
    は車体をぶつける行為ばかりするのかね。見事にショーンが勝つと
    カマタは
    「カタがついたな」
    へ?
    晴れ晴れしい顔のショーンがまた憎らしい。でもラストにまさかの
    ヴィン・ディーゼルの登場で次回作への期待度はアップしますね。


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    ザ・レイド

    4

    ザ・レイド

    「ザ・レイド」
    原題:The Raid
    監督:ギャレス・エヴァンス
    2011年 インドネシア映画 102分 R15+
    キャスト:イコ・ウワイス
         ヤヤン・ルヒアン
         ジョー・タスリム
         ドニー・アラムシャー
         レイ・サヘタピー

    ジャカルタのスラム街にある麻薬王リヤディの支配した
    ビルへ警察の特殊部隊が突入する。しかしなぜか作戦は
    筒抜けであり、隊員たちは次々と命を落としていくの
    だった。

    <お勧め星>☆☆半 華麗なアクション、格闘、銃撃戦
    をひたすら楽しむ映画です。


    東南アジアの格闘術「シラット」というものを初めて目に
    しました。この映画は既に2014年に続編「ザ・レイド
    GOKUDO」が公開されており、そちらもなかなか評価が
    いいようです。
    映画自体のストーリーは、あれこれ突っ込みどころが満載
    なのですが、まあそれはこの映画には関係ないのかな。
    ジャカルタの警察特殊部隊に所属するラマは身重の妻を
    家に残し、麻薬王リヤディ摘発の任務に当たることになり
    ます。ボスはジャカ巡査部長で、ラマが
    「なぜ俺たちがこの仕事を?」
    の問いには一切答えないのです。これは最後までよくわかり
    ません。

    到着したビルは30階建てで、入り口から各階に渡って見張り
    がいるらしい。おまけに監視カメラもついている。なのに
    警察の特殊部隊は現地集合の警部補も含めて20名ほど。じゃあ
    何かすごい作戦があるのかと思うと、とりあえず最上階にいる
    リヤディを拘束するのだと言うだけです。かなり無理がある作戦
    (いや作戦じゃないな)に加え、このビルに一般人が入居している
    という事実にも驚きます。
    それはさておき、突入した隊員たちは、襲ってくる敵を倒しながら
    1階ずつ上に進んで行くのです。相手はギャングですから、もちろん
    半端でない攻撃を仕掛けてきます。ほらね、あっという間に双方の
    死体だらけになっている廊下を、その死体をよけながらとにかく
    上に進むのです。


    ザ・レイド

    隊員とギャングの銃撃戦、斧、刀、ナイフ、トンフーを駆使した
    格闘や前述のシラットは、とにかく見ごたえがあり、派手で迫力
    満点です。


    ザ・レイド

    ラマのアクションは、強いのなんのって。相手が武器を持っていようが
    全然お構いなしに素手で戦い、勝ち進むのです。
    一方リヤディには、マッド・ドッグとアンディという側近がいて、この
    マッド・ドッグは、ラマの数倍強いです。これは確信しています。


    ザ・レイド

    持っている銃を敢えて捨て、素手での格闘を選び、ラストはばっちり
    決めるという男気の持ち主らしい。(それって男気かなあ)
    終盤には敢えて2人を相手に素手で戦います。まさしく「マッド」
    な男なのです。
    オープニングにラマがほのめかした言葉とアンディとのつながりや
    警部補の腐敗ぶりは、早々にわかってしまうので特に驚きもせず。

    引き金を引くタイミングが、あまりにも唐突なのが見ていて小気味
    いいかな。
    倒れても幾度となく起き上がって相手に立ち向かう、男臭い映画
    でした。嫌いじゃないですが、途中で総合格闘技の試合を見ているか
    のような錯覚に陥りました。




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    ワイルドカード

    4

    ワイルドカード

    「ワイルドカード」
    原題:Wild Card
    監督:サイモン・ウェスト
    2015年 アメリカ映画 92分 PG12
    キャスト:ジェイソン・ステイサム
         マイケル・アンガラノ
         マイロ・ヴィンティミリア

    ラスベガスの裏社会で用心棒をしているニックは
    元恋人ホリーから、レイプされ暴行を受けたこと
    を知らされる。彼はホリーのために犯人を捜しだし
    彼女の復讐の手助けをするが、それは自らの身を
    危険にさらすことになるのだった。

    <お勧め星>☆☆ え?まさかこれで終わるの?
    というあっけないエンディングです。


    監督は「メカニック」(2011)、「エクスペンダブルズ2」
    (2012)のサイモン・ウェスト。アクション映画が得意
    なので、ジェイソン・ステイサムを起用して、キレキレの
    アクションシーンを描いています。スローモーション映像が
    効果的に使われ、敵の顔にクレジットカードが刺さるシーン
    などは、目が離せない動きです。でも映画はそんなシーンの
    連続だけでは面白くなりません。肝心のストーリーが全く散漫なの
    です。


    ワイルドカード

    冒頭、去年の12月と出ることから、何か今起きている事件の
    発端があったのかと思えば、どうでもいい友情シーン。
    そして病院の入り口に転がされる傷だらけの女性が映ります。
    「ニック」
    と彼女が口走るので、じゃあここでジェイソン君演じるニック
    が絡んでこうなったのか、と思うとこれまた違う。ただ元カレ
    の名前を口走っただけらしい。なんじゃそりゃ。


    ワイルドカード

    さらに彼の元を訪れ、用心棒を依頼するとっちゃん坊や、
    サイラス・キニックなる人物が登場します。彼が何か秘密を
    持ってニックに接近したのかと勘繰るけれど、そんな深い意味
    もないし、そもそもラスベガスに出てきた理由が、こじつけも
    いいところです。マイケル・アンガラノがこの役を演じて
    いますが、サイラスの役目は「お財布君」かしらねえ。
    ニックは大して賭け事もしないサイラスのお守をしつつ、ホリー
    の復讐の手助けをします。
    「イギリス人は汚いからすぐわかる」
    という意味不明な客室係の発言は無視しましょう。すごく怖くて
    近寄ったら命がないはずの犯人は、実はとても弱いボディガード
    を雇っています。


    ワイルドカード

    だから、何人よこそうが、銃を持っていようが、ニックの手に
    かかったら、イチコロなんです。銃VSバターナイフの格闘は
    アンビリーバボー!の一言に尽きます。これがイタリアマフィア
    としたら、弱いし、執念深さの片りんもないですね。
    ニックがカードゲームで大勝し、さあ換金しようとすると、めまい
    に襲われる。あら、毒でも盛られたかしら?
    一旦下りたゲームに再び参加する。
    「俺のツキはまだあるぜ」
    へ?

    登場人物の心の動きの描き方があまりに雑なので、全く意味不明の
    展開になっていますよ。ニックはギャンブル依存症なのね。それは
    わかりますけど、なぜにラストはあっけなく街をおさらばできた
    のかしら。続きのシーンがあると思ったらエンドロールになって
    いました。




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    アンリミテッド

    4

    アンリミテッド

    「アンリミテッド」
    原題:Tracers
    監督:ダニエル・ベンメイヤー
    2014年 アメリカ栄華 94分
    キャスト:テイラー・ロートナー
         マリー・アブゲロプロス
         アダム・レイナー
         ラフィ・ガブロン

    バイクメッセンジャーのカムは、仕事中、ニキと
    いう女性と出会う。その際壊れたバイクを彼女が
    プレゼントしてくれたことから、彼はニキの居場所
    を捜し、彼女がパルクールのチームに入って仕事を
    していることを知るのだった。

    <お勧め星>☆☆ 華麗なアクションは楽しめますが
    肝心のストーリーはいい加減です。


    「パルクール」といったら、「アルティメット」(2004)
    「フルスロットル」(2014)のダヴィッド・ベルを
    思い出します。まさかバイクメッセンジャーの男がこの
    パルクールを操るなどとは、どうやって結びつけるのだろう
    と思っていると、序盤からかなり強引にストーリーを展開
    させています。主人公カムが、バイクメッセンジャーの仕事
    をしている目の前に、パルクールを駆使した女性が落ちてきて
    それを避けようとしたカムは車と衝突、バイク全壊です。
    カム役は「トワイライト」シリーズのテイラー・ロートナー。
    どうもオツムが弱そうで好きなタイプの顔じゃないな。


    アンリミテッド

    彼には借金があって、その取り立てが結構厳しいのに、仕事
    道具のバイクが壊れて困っちゃう。と思ったら、例の美女が
    勤務先に新しいバイクを届けてくれるんです。しかしあの事故
    って衝突した車も壊れていたと思うけど、そこはいいのね。
    借金のために働かなくてはいけないのに、カムは既に女性に
    ぞっこんで、彼女の居場所を捜すんです。その隙に大事な
    バイクを盗まれるというとことんアホぶりを見せつけます。
    でも頭の中が軽いので、ニキの仲間がチームで練習している
    「パルクール」の虜になって、練習するとあっという間に
    上達しちゃう。あれかね。脳みそが筋肉なのかね。
    かなり優しい中国人の取り立て屋に怯える大家に家を追い出され、
    父の形見のポンティアックGTOまで奪われるけれど、次に
    金が入った時に、借金を返す前に、大家に金を渡し、その息子
    に新しいスケボーを買うもんだから、またまた返済金に不足
    が生じるんです。やはりアホか。


    アンリミテッド

    そして彼はニキ達のチームに入り、パルクールを練習しつつ
    何かを運ぶ仕事を始めるわけです。リーダーはミラーといって
    どうもニキとできているらしい。
    おかしい、ニキは僕のことを好きなはずだ。そうなですよ。
    なぜニキがミラーの女なのかには訳があるんですが、それが
    ものすごくうすーい理由なんです。へ?と思っちゃう。
    さらに一応中盤付近でちょっとしたひねりがありますが、それが
    話をもっとつまらなくしているんです。
    ラストに至っては、こじつけ感が見え見えで、こんなにうまく
    行くはずがないと絶対に思うはず。
    それとニキが守りたいと思っていた兄ディランの存在をラスト
    にはすっかり忘れていますよ〜。どのあたりまで車で走ったら
    思い出すかな〜。
    とりあえずパルクールを駆使したアクションシーンはスピード
    があって楽しめます。でもダヴィッド・ベルの足元にも及ばない
    ですよ。


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    96時間/レクイエム

    3

    96時間レクイエム

    「96時間/レクイエム」
    原題:Taken3/Tak3N
    監督:オリヴィエ・メガトン
    脚本:リュック・ベンソン
    2014年 フランス映画 109分
    キャスト:リーアム・ニーソン
         フォレスト・ウィテカー
         ファムケ・ヤンセン
         マギー・グレイス

    元CIA工作員ブラインは、ヨリが戻りそうになっていた
    元妻レノーアを殺害され、犯人に仕立て上げられてしまう。
    彼は警察の追っ手を逃れ、真犯人捜しを始めるが...。

    <お勧め星>☆☆半 やはり強いパパ。でももうこれで
    終わりでいいかな。


    1,2とノンストップで楽しめましたが、今作は少々頭脳
    を使ったストーリーなため、アクションが中途半端になって
    います。とはいえやはりめっちゃ強いパパに変わりはありま
    せん。
    冒頭に自宅から連れ出された男が映り、ロシアンマフィアと
    思しき連中に射殺されます。これが一応ラストのオチにつな
    がってくるのですが、見る側をミスリードしようとする企み
    が、手に取るようにわかってしまう。

    1作目からよりを戻しそうな気配だった元1CIA工作員
    ブライアンと元妻レオーナは、遂に復縁かという展開になった
    のに、彼女はなぜか彼の自宅で遺体となって見つかるのです。
    果物ナイフで喉を切られた割には血は一切飛んでいません。
    さらにそのナイフを手に取った後、遺体を見つけた途端、
    パトカーが駆けつけるという絶妙なタイミングです。
    その前にものすごくバカ映像があって、娘キムの誕生日プレゼント
    にこんなに大きなパンダのぬいぐるみをブライアンが買います。


    96時間レクイエム

    いくらなんでもこれはあまりにバカすぎる。
    「いつまでもパパにとっては子供さ」
    そりゃそうだけど、これ邪魔よね。
    さらにレオーナの現夫スチュアートに
    「妻とは会わないでくれ」
    と言われたくせに、彼女からベーグルを買って来てくれと
    いうメールが入ると、しもべのようにいそいそ買いに行く
    ブライアン。そしてあっつあっつのベーグルを持って自宅に
    戻ると妻が死んでいるわけです。
    「俺じゃない」

    そりゃそうだ。ここでブライアンは、駆けつけた警察官を
    振り切り、大脱走開始です。パトカー、警官に追われても
    見事な動きでかわし、遂には下水管へと入り込みます。
    「消えてしまった」
    そうつぶやくのは担当のドッツラー警部役の
    フォレスト・ウィテカーです。


    96時間レクイエム

    これがまた現場に残っていたベーグルを食べちゃうし、部下は
    アホばかりなので、ブライアンの先を行くことは永遠にできません。
    せっかくの起用も台無しなほど愚鈍なんです。
    ブライアンは独自で妻殺しの犯人を捜そうとし、ロス市警を名乗って
    彼女の昨夜の軌跡を追い始めます。そこへやって来た警官隊からの
    逃走劇は、ヘリさえ出動し、奪ったパトカーで対向車線逆走など
    当たり前で、ライフルが当たろうが逃げる逃げる。危うく衝突
    しかけたトレーラーから大きなコンテナが転がり落ち、数台の車が
    つぶれても、彼は逃げるのです。絶対に一般市民の犠牲者が出たな。
    そして立体駐車場からバックで落下する途中に無傷で脱出し、
    その車もろとも駐車場は大爆発します。よくぞ無傷でいらっしゃる
    ことで。

    ただこれらのアクションが単発的に起きるので、その間に映る
    無駄な娘との交流シーンはちょっとダレます。まあ、妻の葬儀に
    出られない彼に代わって、彼の仲間がつけたマイクロカメラで
    娘の姿を見る姿はしんみりしますが。ついでにキムにはジミーという
    恋人がいるのですが、彼の存在がかなり薄いんです。いなくても
    いいくらい。キム役のマギー・グレイスのルックスが全然タイプ
    でないので、余計に気持ちが入り込めないのかな。
    それといかにもロシアンマフィアという出で立ちの悪い奴らが
    これまた弱いんです。ガラスに映ったマランコフを狙って落とした
    シャンデリアは見事に外れています。でも負けませんよ。


    96時間レクイエム

    ラスト付近の小型飛行機VSポルシェの追走シーンも、派手な小道具
    の割にはスリルは感じません。慣れたのかもしれない。
    もうおじいちゃんなんだから、このシリーズはおしまいでいいかな。
    (決してリーアム・ニーソンがおじいちゃんというわけではないの
    ですよ。)

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