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    • 2023.01.12 Thursday
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    グレイマン

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      JUGEMテーマ:アクション映画全般

       

      グレイマン

      出典:imdb

       

      「グレイマン」

      原題:The Gray Man

      監督:アンソニー・ルッソ

         ジョー・ルッソ

      原作:マーク・グリーニー

      2022年 アメリカ映画 122分

      キャスト:ライアン・ゴズリング

           クリス・エヴァンス

           アナ・デ・アルマス

           ジェシカ・ベンウィック

       

      CIAの陰のエージェント組織であるシエラに所属する

      コートは、バンコクでの任務で最重要機密の入った

      USBメモリを手に入れてしまう。それによって彼は

      CIAから命を追われることになり、彼を追う任務を

      請け負ったロイドの容赦ない襲撃を受け続ける羽目になる。


      お勧め星<☆☆☆半>ド派手な銃撃、爆発、カーチェイス、

      格闘シーンなど見どころ満載です。


      ふつうの木曜日


      まず、何と言っても驚くのは、シエラ・シックスこと

      コート・ジェントリーを演じるライアン・ゴズリングの

      肉体です。「ラ・ラ・ランド」(2016)の時には

      あんなにマッチョだったっけ?
      「完全犯罪クラブ」(2002)はまだ少年っぽかったし、

      「ラースと、その彼女」(2007)ではオタクそのもの

      だったし、彼の出演映画で最も好きな「ドライヴ」(2011)

      でも表情の少ないどこか陰のある男性という感じで、

      アクションには程遠かったのに、今回はすごいよ!

      ナイフ、銃、手りゅう弾、格闘とあらゆるアクションに加え、

      カーチェイスも繰り広げます。

      共演しているキャプテンアメリカことクリス・エヴァンスが

      演じるロイド、CIAのエージェントで

      「ブレードランナー 2049」(2017)でも共演した

      アナ・デ・アルマス演じるミランダも含めてとにかく、撃つ、

      蹴る、殴る、刺す、爆発させる...。細かなこと

      (ヨーロッパの街並みが壊れるとか民間人が犠牲になるとか

      後片付けはどうするとかは)は気にせずに、大画面で見ると

      BGMと映像が全く合っていないシーンが多く、それがこの映画を

      魅力的にしています。

      だってスリルのある時ににジョン・カーペンターのホラー

      映画的なメロディが流れたら、何かあるってわかってしまう

      じゃない。
      序盤はなぜコートがCIAから追われる羽目になったのか説明

      するシーンが映されます。CIAの陰の組織で、犯罪者を

      スカウトし、悪党を殺すことだけの任務を請け負っている

      シエラって本当に存在しそうで怖い。チラっとモサドという

      セリフが聞こえたけれど、CIAよりもモサドの方が怖いんだろうな。
      で、コートは任務遂行中に、CIAの極秘情報を入手してしまう

      のです。これをとっとと渡さないのは、シエラが使い捨てで

      あることを知ってしまったことと、今のCIAの本部長

      カーマイケルがかなりの曲者であるという情報を得てしまった

      から。さあどうするか。
      彼をスカウトしたフィッツロイは既に引退し香港で姪と豪華な

      暮らしをしています。一方でカーマイケルはロイドというほぼ

      サイコパス的な殺人鬼にコートの殺害と情報の回収を依頼する

      わけです。
      ここからがコートを追うCIAとの激しい攻防がヨーロッパの

      各地で繰り広げられます。

      まずモナコから飛び立った飛行機の中での格闘、空中に放り

      出された後で、先にパラシュートで下りた敵になってしまった

      男(元々はコートを救い出すはずだった)との攻防、不時着

      した場所はトルコという状況です。

      そしてフィッツロイにはクレアという唯一の肉親である姪が

      いて、それとコートとの関係も描かれます。これが2年前の

      香港で、あんな高台に豪邸を構えているってフィッツロイは

      CIAでどれだけ稼いだんだろうと思ってしまいます。とりあえず、

      そのシーンからフィッツロイとクレアとコートは「家族」で

      あるとわかってくるのです。ということはクレアが最も危険。

      さらに彼女は心臓にペースメーカーを入れています。
      次はウィーンで、コートは高飛びするための偽パスポート作り

      とペースメーカーのシステムに侵入するための彼女の機種を

      調べてもらう男と接触しますが、おっとどっこい、ここにも

      ロイドの追手が登場です。このシーンと同時に映るのが、例の

      バンコクでの作戦を一緒に遂行したミランダへのカーマイケルの

      取り調べで、彼女は隙を見てウィーンへ向かいます。どうやら

      彼女の上昇志向はカーマイケルと負けず劣らずという感じ。

      まあ、変な恋愛模様が描かれるよりとことんアクションで

      楽しませてくれる方がずっといいですね。
      ウィーンで落とし戸に落ちたコートがすごい知恵を絞って

      そこから脱出し、さらには大爆発を引き起こすまで銃、ナイフ、

      手りゅう弾が次々と使われていくのです。
      クロアチアではフィッツロイがロイドに拷問を受けており、

      やはりクレアを使ってコートの情報を聞き出しています。

      この爪はがし拷問を、思ったほど痛がらないのは、

      フィッツロイもコート並みに痛みに耐える訓練を受けていたの

      でしょうか。コートはその生い立ちが悲惨で、そのせいで

      刑務所に収監されたことはわかってくるのですが。

      でも幾ら訓練しても痛いものは痛いじゃん!
      さてクライマックスは(何回もクライマックスシーンがある感じ)

      プラハで、コートの手助けをしていたマーガレットの家への

      ロイドの手下たちの襲撃です。大銃撃、手りゅう弾、大爆発、

      プラハ警察とCIAチームの攻防、またトラム内での刃物や銃を

      使ってのコートとCIAチームとの戦い、ミランダ運転する

      アウディRS7スポーツバックVSベンツGクラスのカーチェイス

      (ちなみにコートはアウディRS e-tron GTに乗っています)、

      そしてめちゃくちゃに壊されたプラハの街をさらに壊すトラムの

      衝突事故寸戦にミランダのアウディに飛び移る華麗なコートの

      アクションなどなど、目が離せません。
      ラストのクロアチアの古城のような場所でのクレア救出作戦は、

      当然のことながら同じように次々と現れる敵をバッタバッタと

      倒していくコートが見られます。

      しかーし、ラストの一捻りあるんですね。
      そうそうロケットランチャーまで街中でぶっ放されたら当事国は

      怒るんだろうな。

      それ、アメリカでやってくださいって言うだろうな。

      歴史的建造物や民間人などお構いなく破壊し、殺していくとは
      ロイドが怖いというより、CIAが怖い。そこまでして回収したい

      情報がどれだけの物なのか知りたいもんだ。
      とか言って、久しぶりに深く考えず繰り出されるシーンを瞬き

      せずに(したけど)見られる映画でした。
      それと「結局はタイマンかい!」と突っ込みたくなるシーンが

      あって、そこも憎めません。

       

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      キャッシュトラック

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        JUGEMテーマ:アクション映画全般

         

        キャッシュトラック

        出典:IMDb

         

        「キャッシュトラック」

        原題:Wrath of Man

        監督:ガイ・リッチー

        2021年 アメリカ映画 119分

        キャスト:ジェイソン・ステイサム

             スコット・イーストウッド

             ボルト・マッキャラニー

             ジェフリー・ドノヴァン

             ニアフ・アルガー

         

        ロサンゼルスの現金輸送専門のセキュリティー会社

        フォーティコ・セキュリティーにHと名乗る一人の

        新人が入ってくる。厳しい訓練を耐え抜いた先輩と

        違い、ギリギリ合格した彼はある輸送で相棒のデイヴ

        を差し置いて一人で6人の敵を射殺する。このHには

        実は隠された経歴があったのだった。


        <お勧め星>☆☆☆ 銃撃の連続だけど目的のためには

        手段を選ばずの典型です。


        時系列崩す必要なし

         

        <ネタバレ>

         


        冒頭の現金輸送車が襲われるシーンは、ある部分が隠され

        ていて、それが後から幾度となく繰り返される映像で、

        誰がそこにいて誰が犠牲になったのかが明らかになって

        きます。このシーンが重要であるとは最初は気づきません。

        当然です。映らないんだもの。
        さて「悪霊」「しらみつぶし」「野獣ども」と題名があって

        そのパートに分かれているのかと思うと、現在と3か月後と

        5か月前と3週間後など時系列も入り乱れており、そこで

        「謎」を少しずつ明かしていく手法なのでしょうが、特に

        意味を感じません。

         

        キャッシュトラック
        出典:IMDb

         

        ジェイソン・ステイサムが主演なので楽しめると思いましたが、

        彼も結局ひたすら人を撃って撃って撃ちまくり、お色気担当

        と思った女性も(結構綺麗だけれど、言葉が汚い)大して

        目立たず、倒れてしまいます。特に大きな山場なし。

         

        キャッシュトラック
        出典:IMDb

         

        ストーリーはとても単純です。
        ギャングのリーダーであったHが冒頭の現金輸送車銃撃事件の

        時、たまたま現場に車を止めたHは息子を車に残して仲間に

        電話をかけに行ったのが失敗で、襲撃事件の犯人の1人に

        よって息子ダギーの命を奪われてしまうのです。そこから

        もうしらみつぶし(そういうチャプターになってる)の犯人

        捜しをしますが、これも情報を得るためには命なんて軽い

        もので、拷問、発砲の連続です。

        おいおい、無関係な人たちの命がどんどん奪われていきますよ。

        もちろん悪党集団なので自業自得という面もあるけれど、

        これはちょっと...というほどです。
        さすがにギャングの部下からも意見されることがあり、彼は

        自分一人で犯人捜しを始めるわけです。

        しかしそこに現金輸送車強奪事件連発に悩むFBIも力を貸すと

        いう、まあ壮大な復讐劇になっていきます。
        Hは息子とともに銃弾を浴び(この時は防弾チョッキなし)

        瀕死の重傷を負ったものの、3週間後には回復、そして

        セキュリティー会社に新人として入社します。

         

        キャッシュトラック

        出典:IMDb

         

        これには「内部に情報提供者がいる」という情報をゲットして

        いるからで、じゃあ入社試験でわざと力を隠していた理由は

        なんだったのか?などと思ってしまいますが、内通者に

        怪しまれないためでしょうかね。でも最初の事件でド派手に
        腕前を見せているんだけどなあ。

         

        キャッシュトラック
        出典:IMDb

         

        また悪い奴らは本当は金だけを奪うはずだったのに、

        スコット・イーストウッド演じる人殺し大好き男ジャンのせいで、

        警備員殺しを侵してしまうのです。彼だけが人に向けて発砲し、

        それはダギーまで犠牲にしてしまったということです。
        悪い奴らの計画はなかなか緻密だし、彼らのボスには普通の

        家族がいて、最後の大仕事に行くときに妻を強くハグするんです

        ねえ。そこで死亡フラグが立ってしまうというわかりやすさ。
        つまり前にも書いた通りとっても単純なストーリーで、きっちり

        ダギーの仇をとることができます。でもHはその前に大量の銃弾を

        浴びて倒れているんです。この時は防弾チョッキをつけていますが、
        さすがに「不死身かよ!」と突っ込んでしまいます。
        最後にHを乗せて走り去る車が、アルファロメオの

        クラッシックカーぽかったんだけれど、車種は何だろう。

        それはそれはかっこいい車でした。

         

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        007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

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          JUGEMテーマ:アクション映画全般

           

          007

          出典:IMDb

           

          「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

          原題:No Time to Die

          監督:キャリー・ジョージ・フクナガ

          2019年 イギリス=アメリカ映画 163分

          キャスト:ダニエル・クレイグ

               ラミ・マレック

               レア・セドゥ

               ラッシャーナ・リンチ

               ベン・ウィショー

               ナオミ・ハリス

               アナ・デ・アルマス

           

          現役を引退し、恋人マドレーヌと穏やかに過ごして

          いるボンドは単身訪れたかつての恋人の墓の前で

          大爆発に遭う。彼はマドレーヌの裏切りを確信し、

          彼女に別れを告げてジャマイカに向かう。そこで
          友人でCIAで働くフェリックスが、誘拐された細菌兵器

          の製作の科学者の行方を追う任務を彼に依頼するの

          だったが...。


          <お勧め星>☆☆☆半 ダニエル・クレイグのボンド

          見納め作品として期待値上がり過ぎました。


          ウサギの人形なんて気にするな


          1969年「女王陛下の007」でボンドとテレサが幸せな

          将来を語りながら車を進めていくラスト付近のシーンで

          流れた「愛はすべてを超えて」(ルイ・アームストロング)

          は、ボンドが言う
          「We have all the time in the world」

          というセリフにぴったりでしたが、その後に悲劇が訪れます。

          そして今回の冒頭シーンで、イタリアの明るい日差しを

          浴びながら、恋人マドレーヌを乗せた車を走らせるボンドも

          同じ楽曲のもと、全く同じセリフを言います。さらに終盤

          にはWeをYouに変えてボンドはマドレーヌに同じ言葉を送る

          のです。

           

          007
          出典:IMDb

           

          さて、現在上映中のこの映画もダニエル・クレイグがラストの

          出演ということと、さらに公開が延期になっていたことも重なり、

          期待度マックスで鑑賞しました。
          オープニングの雪の中を能面をつけた何者かが歩いていく

          シーンは、これから起きるであろう出来事をあれこれ想像させ

          わくわくします。そしてシーンはパッと変わり、ボンドと

          恋人マドレーヌがラブラブドライブを楽しむ姿になるのです。

          スパイとして人間性を捨ててきた男が、一人の男として最愛の

          女性と静かに暮らす選択をした、というのが前作

          「スペクター」(2015)のラストだったでしょうか。この

          マドレーヌは「カジノ・ロワイヤル」(2006)に登場した

          ミスター・ホワイトの娘で、演じているのはとっても可愛い

          レア・セドゥ。
          007といえばボンドガールに目を惹かれるものです。今回は

          このレア・セドゥに加え、ボンドがマドレーヌと別れた後、

          フェリックスに依頼された任務のため訪れたキューバで接触

          するM1-6の新人エージェント、パロマ役のアナ・デ・アルマスが

          登場します。

           

          007

          出典:IMDb

           

          この人のルックスと魅惑的なドレス姿には目を奪われること

          間違いなし。そしてアクションも素晴らしいのです。
          また今回もカーアクション、バイクアクションが堪能でき、

          アストンマーティン、ランドローバー、マセラティと豪華な

          車をブイブイ走らせ、バカスカ擦られ、ぶつけられ、壊されて

          いきます。傷ついた物でもいいので1台ください。

          後半に英国諜報部のオフィスで見られたアストンマーティン

          「ヴァルハラ」はとにかくスタイリッシュで近未来的な雰囲気

          です。

           

          007
           

          映画の内容については公開中なので深く語りませんが、ボンド

          の代わりの諜報員に抜擢された人物がアフリカ系女性である

          ことは、なんかいろいろ配慮しているような気もしちゃって。

           

          007

          出典:IMDb


          能面、ミサイル、マドレーヌとの愛、ブロフェルド、今作の

          真の悪人...何となく風呂敷を広げ過ぎたのでまとまりがつかなく

          なってしまったような思いに包まれました。
          ただ金髪碧眼のボンドは、やはりダニエル・クレイグがぴったり

          のイメージだったんだと実感するラストでもあります。
          個人的には「スカイ・フォール」(2012)が映画の内容も

          そしてテーマ曲もダニエル・クレイグ作品の中では一番好きだと

          強く感じました。

           

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          ザ・フォーリナー/復讐者

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            ザ・フォーリナー

            出典:IMDb

             

            「ザ・フォーリナー/復讐者」

            原題:The Foreigner

            監督:マーティン・キャンベル

            2017年 イギリス=香港映画 114分

            キャスト:ジャッキー・チェン

                 ピアース・ブロスナン

                 チャーリー・マーフィー

                 ケイティ・ルング

             

            ロンドンに暮らす中国人クアンは最愛の娘フアンを

            大学卒業目前にして、テロ組織による爆破事件で失って

            しまう。クアンは復讐のため、ロンドン警視庁に捜査の

            進捗状況を尋ね続けるが、一向に犯人は捕まらない。

            彼は現アイルランド副首相ヘネシーが、かつてテロ組織に

            属していたことを知り、彼こそ犯人を知っていると接触を

            試みる。既に組織を抜けイギリスと良好な関係を持つ

            ヘネシーは、水面下で事件の収拾を図るのだったが...。


            <お勧め星>☆☆☆ 老けたジャッキー・チェンと華麗な

            アクションのアンバランスに驚きます。すごいよ!


            裏切者ばかり


            この映画の原作は、マンチェスター出身の

            作家スティーヴン・レザーによる『チャイナマン』です。

            1992年に書かれた4作目の『チャイナマン』は、映画版

            よりもクァンの壮絶な過去や、IRA(映画ではUDI)内部の

            対立が深く掘り下げられている上、ラストは非常に暗然な

            結果を迎えます。したがってこの映画のなんともいえない

            ラストの緩さはそこに起因しているとも言えるのです。

            まあそれで救われるといえばそうだけれど。
            1983年からロンドンに住んでいるクアンは既に永住権も

            持っており、中華料理店を経営している模様。彼には

            大学卒業を控えた一人娘フアンがおり、BFと

            イチャコラベタベタする姿を見て、やきもきしつつ、愛娘の

            晴れ姿を楽しみに、パーティーで着るドレスを購入する店に

            連れて行くのです。

             

            ザ・フォーリナー
            出典:youtube

             

            娘を先に降ろし、ようやく空いた駐車スペースに車を入れようと

            すると、あとから来たインチキ野郎が急に割り込んできて、

            2台は接触します。さあ強面の男と60代のクアンのタイマン

            開始か!と思った途端に大爆発が起こるのです。この唐突さは、

            ストーリーを知っていればわかることだけれど、まさかこんな

            タイミングで起こるとは思いませんでした。
            この事件は、北アイルランドに利益をもたらしている銀行を

            ターゲットにして、テロ組織UDIが起こした爆破事件だという

            声明が発表されます。現場で冷たくなったフアンを抱きしめる

            傷だらけのクアンの悲痛な表情は、そこに駆け付けた

            報道カメラマンの写真に収まるのです。このカメラマンの顔を

            よく覚えておくと、ラスト付近で、少しだけ「お、こいつか」と

            気づくので、ぜひどうぞ。
            1919年〜21年にかけて起きたアイルランドのイギリス

            からの独立戦争で、北アイルランド(アルスター州)6州は

            プロテスタントが多く、カトリックによる支配をきらったことと、

            ベルファーストなどの都市の工業化が進んでいたので

            イギリス経済との分離を嫌った資本家層が反対したため、イギリス

            連合王国に留まりました。(世界史の窓より)

            しかしイギリスからの独立をめざすカトリック系のアイルランド

            共和軍とあくまでもイギリス帰属を主張するプロテスタント系及び

            イギリスとの間で、長い期間闘争が続くことになるのです。

             

            ザ・フォーリナー
            出典:youtube

             

            現北アイルランドの副首相ヘネシーは、かつてUDIの戦士であった

            ものの、当時の罪を償い、イギリスとの良好な関係を選んで、

            いまや政治家として成功し、優雅に愛人と楽しんでいるところ。

            そこに本妻メアリーから電話がかかり

            「もうすぐ弟が死んで20年よ。」と言われます。メアリーの

            弟はかつての闘争で亡くなっているのです。しかしヘネシーは

            あくまでも「和平合意を維持したい」という選択をし、

            イギリス政府と、この事件の収拾を図る相談をします。

            と言ってもイギリスの言うなりに近くて、つまりヘネシーは都合の

            いいコマ化していることがすぐにわかります。

             

            ザ・フォーリナー
            出典:IMDb

             

            さて復讐の鬼となっているクアンは、まずロンドン警視庁に毎日

            足を運び、「犯人の名前を教えてほしい」と言い続けます。

            クアン役は、老けた上に老けメイクでさらにおじいさんとなって

            いるジャッキー・チェン。背中を丸めてこそこそ歩く姿からは、

            あの様々な技を繰り出したかつての勇姿は想像できないのです。
            しかし彼の調査能力は抜群で、実はこの爆弾の成分がかつてUDIが

            テロに使ったものと同じであることと、ヘネシーがUDI戦士だった

            ことを知ると、今度は彼の元に向かうのです。もちろんさっさと

            追い出されてしまいますが、その時の捨て台詞が

            「Change your mind」。

            彼はトイレに入り込み、手際よく時限爆弾を作り、派手に爆発

            させます。そしてヘネシーに電話するのです。

            「名前は?」
            クアンは中国の少数民族で、迫害を逃れ、ホーチミンそして

            シンガポールへと向かったのですが、その際、海賊の手で妻と

            2人の娘を殺されたのです。したがって彼にとってフアンは唯一の

            家族だったわけで、その復讐に燃える気持ちもよくわかります。

            しかし常に単独行動ですよ。
            身を潜めていた民宿に警察が侵入すると、クアン屋根裏から屋根に

            上り、4対1の格闘も勝利を収めます。またヘネシーの自宅の納屋

            に爆発物を仕込み、警備の男たちをバッタバッタと倒したあげく
            ド派手な爆発を起こすのです。

            もはや異次元のレベルの強さと能力の持ち主だわ。
            ヘネシーの追手から逃れるため、森の中に身を潜めていると、

            そこにはいくつもトラップがあり、追手はこれまた、あっちこっちで

            倒されていくのです。あとでわかるのですが、彼は米軍の特殊部隊
            としてベトナム戦争を戦った過去があります。その時の経験を

            生かしているとしたらあまりにも悲しいよねえ。
            ヘネシー自身はアクションが見られません。ピアース・ブロスナン

            が演じているので「007シリーズ」のような華麗なアクションを

            少し期待するけれど、まあ年齢もあるし、政治家という役どころの
            イメージもあるから仕方ないのかしら。大統領が格闘したり、

            派手に銃撃する映画に比べたら真実味があるかもしれません。
            その間にもロンドンでバス爆破事件が起き、実は実行犯がわかる

            はずだったのに、それがなぜかわからない、という事実をヘネシーは

            知るんです。ヘネシーはあらゆるところから裏切られている
            ことに気づくというのがラストであり、彼の今の立場がどういう

            ものかを知るのもラストです。

             

            ザ・フォーリナー
            出典:youtube

             

            クアンとテロ組織との争いは、銃撃あり、格闘あり、そこにある

            ものを使っての攻撃ありと見どころ満載なんですが、原作のラスト

            はどうだったのかとても知りたくなりました。

             

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            ANNA/アナ

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            アナ

            出典:IMDb

             

            「ANNA/アナ」

            原題:Anna

            監督:リュック・ベッソン

            2019年 フランス映画 119分 PG12

            キャスト:サッシャ・ルス

                 ヘレン・ミレン

                 ルーク・エヴァンス

                 キリアン・マーフィ

                 レラ・アボヴァ

             

            1990年モスクワ。市場でファッションモデルに

            スカウトされたアナはパリに向かい、一気に人気モデル

            となる。しかし彼女はKGBの女スパイであり、モデルの

            仕事を隠れみのにして次々と任務を遂行していく。

            しかし彼女はある時敵対するCIAに捕まりKGB長官暗殺の

            任務を命じられてしまう...。


            <お勧め星>☆☆☆半 キレのいいアクションを決める

            アナの魅力にうっとりしてしまう。


            女性が台頭する時代を象徴?


            女性がスパイとして活躍する映画は

            「ソルト」(2010)

            「アトミック・ブロンド」(2017)

            「レッド・スパロー」(2018)

            などすぐに名まえが出てきます。「レッド・スパロー」

            ではジェニファー・ローレンスがスパイ養成学校で

            ハニー・トラップを学ぶシーンがあって、女スパイって

            それを武器にするしかないのかと思ってしまいます。

            もちろん男性スパイが女性の要人に接近するパターンも

            あるのでしょうね。
            この映画もサッシャ・ルス演じるスタイル抜群で魅力的な

            女性がそれを武器にスパイ活動をするというものです。
            始まりは1985年、モスクワで、CIAのエージェントが

            大量に殺される事件からです。つまりその報復をCIAは

            ずっと狙っているという構図を頭に残して映画を見て行き

            ましょう。

             

            アナ
            出典:IMDb

             

            1990年、モスクワの市場でマトリョーシカを打っている

            女性にモデルのスカウトマンが近づきます。このアナという

            女性はなぜか英、米、仏、日本語が話せるというのです。そして

            一気にパリに向かい、アナはモデルとして働き始めます。これが

            普通のモデルではないことはすぐにバレちゃう。またこのアナが

            どうしてこういう状況になったかもここから回想映像を交えて

            説明されていきます。

             

            アナ

            出典:IMDb

             

            KGBの上層部の女性オレグが一目でヘレン・ミレンとわかって

            しまうのはご愛敬。KGBのエージェント、アレクセイ役は

            ルーク・エヴァンスで、ここでイケメン投入だから、アナと

            恋に落ちるのかなあと思ったり思わなかったり。とりあえずの

            練習任務で、アナが見せるナイフ使いやキレキレの格闘、銃撃、

            皿&フォークを使ってのアクションはまさにスピード感あふれる

            ものになっています。

             

            アナ
            出典:IMDb

             

            アナ

            出典:IMDb

             

            KGBにアレクセイがいると思ったら、CIAにはキリアン・マーフィ

            演じるレナード捜査官がいて、彼も任務でアナに接近します。

            はいはいはい!わたしはアレクセイの方がいいと思います。

            (個人の好みです。)
            モデルとしてこき使われ、陰では2年で27人を殺害している

            アナは、私生活ではモードという女の恋人がいるのです。もちろん

            これも本心ではなく、女性の恋人がいた方が身元調査されたときに
            男がらみの不信感を抱かれにくいというものらしい。この辺りは

            アナの本心かどうかわかりません。ただこのモードがとても

            可愛い子なんです。アナは謎めいた女性っぽくてモードは

            天真爛漫を絵に描いたような女性という雰囲気です。ミラノでの

            モデルの仕事で、ブチ切れたアナがカメラマンをカメラで

            ぶったたき、「犬の真似をしろ」「吠えてみろ」などと詰め寄る

            シーンはなかなかいい。

            この辺りは女性が身体的だけでなく心も強いということをそのまま

            体現している気がしました。しかしKGB指示の任務で、ある時アナは

            レナードに拘束され、自由を保証される代わりにある大きな任務を

            与えられるのです。ここは2回にわたって映像が流れ、そこでなにが

            あったのかは後の映像で見る側が知るという仕掛けになっています。
            アナはアレクセイともレナードともよろしい関係になりますが、

            それは「愛情」がなかったわけではないんだろうな。ただ彼らの元

            では自分の「自由」を手にすることができないということが確実に
            わかっていたのでしょう。
            ラストのパリの公園のシーンはちょっとあり得ない設定だった

            けれど、当然の展開と、これからは女性がリーダーになる時代と

            いうことを確信させるものでした。これが1990年のことね。

            30年経ってどうなっているかしらん。

             

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            ワイルド・スピード/スーパーコンボ

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            ワイルドスピード/スーパーコンボ

            出典:IMDb

             

            「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」

            原題:Fast&Furious Presents:Hobs&Shaw

            監督:デビッド・リーチ

            2019年 アメリカ映画 134分

            キャスト:ドウェイン・ジョンソン

                 ジェイソン・ステイサム

                 ヴァネッサ・カービー

                 イドリス・エルバ

                 ヘレン・ミレン

                 エディ・マーサン

             

            イギリス、ロンドン。「スノーフレーク」という殺人

            ウィルスを積んだ車を確保したM1-6は、科学テロ組織

            「エティオン」所属のブリクソン一味の襲撃を受ける。

            M1-6のエージェント、ハッティは、ウィルスを自らの

            体内に注入しその場から逃走する。ウィルスを入手し損ねた

            「エティオン」はハッティが部隊を裏切ったテロリストで

            あるという情報を拡散するのだった。CIAはアメリカでは

            ホブスにイギリスではショウにハッティの確保を依頼するが、

            二人は因縁の仲であり、協力体制は難航してしまう...。


            <お勧め星>☆☆☆半 ド派手なアクションや銃撃、爆発

            シーンは楽しめるけれど、やっぱり最初の方の作品が懐かしい。


            トヨタ、ターセルがあんなところに!


            監督は「アトミック・ブロンド」(2017)のデビッド・リーチ。

            「アトミック・ブロンド」ではシャーリーズ・セロンの華麗な

            アクションを楽しめましたが、この映画では

            「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)

            でホワイト・ウィドウと呼ばれる武器仲買人を演じた

            ヴァネッサ・カービーのキレキレのアクションを堪能できます。
            まず冒頭、なにやら重要なものを運んできたらしきトラックを

            M1:6のチームが襲撃し、テキパキを相手を倒していると、

            さらに違う組織が現れ、黒づくめの服装の男が不死身のような体で、

            チームを倒していきます。それを見ていたM1:6のエージェント、

            ハッティはすかさず積まれていたウィルスを自らの体に注入し、

            そこから逃走するのです。この時点でハッティが何者であるか

            全く思い出せません。
            実の名前はハッティ・ショウ。そうなんです。

            ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウの妹なんです。
            さて「スノーフレーク」と呼ばれる殺人ウィルスを奪おうとしたのは、

            ウィルスを闇サイトで転売している「エティオン」という組織で、

            かつてショウに射殺されたはずのブリクストンが不死身の体を
            作ってもらい、有能な戦士となっているらしい。

            目がオレンジ色に輝くと相手の対戦方法が一目でわかるので、

            先回りの行動が可能なのです。それとバカ力があります。彼は

            ウィルスを奪ったハッティを情報操作により、テロリストとして

            M1:6を裏切った人物として拡散するのです。
            一方アメリカCIAのロックはホブスを呼び、事の次第を話します。

            またロンドンにあるCIAのローブはデッカード・ショウを呼び、

            同じことを話すのです。とはいえ二人は今までの因縁があり

            (これは今までのシリーズを思い出しましょう。二人は敵同士

            だったはず)相棒として働くなどもっての外なのです。だから

            別々に行動し、ショウは女の自宅(ハッティとは気づいていない)

            に侵入しあれこれ痕跡をたどります。そこに当然のごとく敵が

            出現しますが、このショウはとにかく強いんです。だてに光らせて

            いるわけでもない頭はとても固く、ちょとやそっとでは怪我を

            しません。
            一方ホブスはハッティと接触しますが、これまた強いのなんのって。

            朝から生卵を飲んで筋肉磨きに余念がないホブスの腕力でも持て

            余すほどです。しかーしもちろんホブスが勝っちゃうんですね。
            CIA本部でホブスがハッティを尋問していると、そこにショウが現れ、

            「おおー、妹よ」などと感動の再会をすることもないうちに、

            窓から「エティオン」が侵入するのです。そしてハッティを奪われ、
            ビルの外壁伝いにするするとブリクストンは落下していきます。

            それを同じように追うホブスと、窓ガラス吹き?用の籠を急降下

            させるショウは、なんやかやで地上まで落下し、その後ショウの
            ブルーのマクラーレン 720S(ガルウィングで超かっこいいの)で

            ホブス、ハッティと共に逃走すると、ブリクストンは体の一部の

            ようになっているバイクで追いかけます。

             

            出典:IMDb

             

            ロンドンバスは壊れるし、市中を普通に走行している車もお構い

            なしに壊していきます。トレーラーの下を潜り抜けられるほど

            車高が低いマクラーレンとバイクをほぼ水平に操るブリクストンの

            ドライブテクニックの競い合いといったところでしょうか。

             

            ワイルドスピード/スーパーコンボ

            出典:IMDb

             

            華麗に逃げ通したホブスとショウとハッティは今度は3人そろって

            「テロリスト」として指名手配されるのです。ハッティの体には

            ウィルスが入っていて、それは42時間で体内から外に拡散し、

            人類が滅亡するという威力を持つものです。さてどうするか。
            彼らはウィルスを開発したアンドレイコ教授と接触します。

            この役はエディ・マーサン。ロシア人の設定なのでとてもたどたど

            しい英語を話します。この辺りの演出は徹底しています。そして

            ウィルス抽出器が「エティオン」の秘密施設の中にあると知ると、

            3人でロシアに向かうのです。なぜにロシア?

             

            ワイルドスピード/スーパーコンボ

            出典:IMDb

             

            そこにはマルガリータというショウと親しい美女がいて武器ディーラー

            をしているのです。彼女から高性能な武器をいくつか入手します。

            ロシアに向かうためにどうやって出国するのかとか航空機内で

            ディンクリーという航空保安官と知り合うことなど、ちょっと出来

            過ぎ感がありますが、すべて後半のド派手な展開の準備だと思って

            スルーします。
            マルガリータはブリクストンに連絡を取り、わざわざハッティを

            引き渡すんですよ。それはハッティを囮にして「エティオン」内に

            ある秘密施設の場所を特定するためです。しかしうまいこと侵入した

            と思ったホブスとショウがまさか捕まり、ブリクストンによって

            通電拷問を受けることになるとは思いませんでした。

             

            ワイルドスピード/スーパーコンボ

            出典:IMDb

             

            通電といえば「アドレナリン」(2006)のジェイソン・ステイサム

            ですよね。通電でアドレナリンが出るとは思えないけれど、とりあえず

            こんなことでくたばる二人ではありません。ドウェイン・ジョンソンに

            至っては弾丸すらも吹き飛ばしそうなはちきれんばかりの筋肉の持ち主

            だし(あまり関係ない)。ここからどれだけの火薬を使ったのか

            わからないほどの大爆発シーンの連続です。

            この辺りで「ワイルド・スピード」(2001)でストリート・レースを

            楽しんでいた頃の映像が蘇り、カーレース主体の面白さはいつの間に

            消えたのかと思ってしまいます。
            せっかく持ち出しに成功したウィルス抽出器が破壊されてしまい、

            ホブスは自らの故郷であるサモアへ渡ることを決意するのです。ホブスが

            なぜ兄ジョナに憎まれていたのか、すっかり忘れていたので、
            もしかして映画内で描かれていたのかと思い、調べましたがわかりません。

            とりあえず肝っ玉かあさんの一声で兄弟は協力し合い、ブリクストンの

            襲撃にそなえます。このジョナが経営する自動車やバイクの改造工場の

            廃車の中に懐かしいトヨタ、ターセルがあるんですよ。覚えていますか..。
            ここからもド迫力映像の連続です。ブリクストンの乗っている

            ヘリVSジョナの車(シボレー)には懐かしのニトロを注入し

            パワーアップ。ああ、そうだった、ニトロを入れては超加速してレースを

            勝ち続けていたんだった。

            ラストは当然のごとくブリクストンVSホブス&ショウの格闘です。相手の

            攻撃がどういう方法か出される前に把握できるブリクストンをどうやって

            攻略するのかはスロー映像でたっぷり楽しむことができます。ついでに

            ハッティのキレ味抜群のアクションも見られるというおまけつき。
            この映画は「ワイルド・スピード」のスピン・オフ版ですがこれの続編の

            製作はすでに決まっており、本シリーズの続編

            「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」は2021年春公開予定との

            こと。どこまで続くのかしら。時々時系列順に復習するといいかも

            しれません。

             

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            タイラー・レイクー命の奪還ー

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            タイラーレイク

            出典:youtube

             

            「タイラー・レイクー命の奪還ー」

            原題:Extraction/Out of the Fire

            監督:サム・ハーグレイヴ

            2020年 アメリカ映画 116分

            キャスト:クリス・ヘムズワース

                 デヴィッド・ハーパー

                 ゴルシフテ・ファラハン

                 デレク・ルーク

             

            インド、ムンバイで収監中の麻薬王の息子オヴィが、

            バングラデシュの麻薬王アミールの手下によって誘拐

            される。オヴィ救出を命令されたサジュは、ニック

            たちの傭兵チームにその任務を依頼する。任務に参加

            したタイラーはオヴィを無事に救出するが、サジュの

            裏切りによって迎えの仲間が殺されてしまい...。


            <お勧め星>☆☆☆半 いわゆるドンパチドッカーン

            アクションが全編にわたって繰り広げられ、お金が

            かかっているなあと思いつつ、アクション好きには

            たまらない映画です。


            山ほど弾倉を身に着けたタイラー


            いろいろなアクション映画を見てきましたが

            (特に好みではありません)

            その全てを網羅するような武器とアクションの数が

            登場します。
            インド、ムンバイ。ものすごく大金持ちっぽい坊やが

            お迎えの車に乗って帰宅します。友人2人と一緒に

            後部座席でおしゃべりをし、途中カフェに立ち寄ったり

            しながら自宅に到着するとそこは物々しい警備の

            大豪邸です。この警備体制からして、この坊や、

            オヴィというんですが、カタギの息子ではないと

            いうことが分かります。そして家政婦が帰宅した途端、

            こっそり家を出て仲間とクラブ?っぽい場所に遊びに

            行きます。この時点で、ここで何かが起こると確信。

            その通り友人と外でマリファナを吸おうとした途端、

            警察官らしき人々に囲まれ、友人は即射殺、オヴィは

            黒い布をかぶせられて拉致されてしまうのです。
            このオヴィの素性がわかるのは、彼の父親が刑務所に

            収監されており、そこに報告に行った部下サジュの

            言葉からです。オヴィの父親はインドの麻薬王であり、

            息子の奪還を命令します。ただし要求された身代金は

            支払わず、とにかくオヴィを連れ帰れとのこと。いや、

            誘拐犯は隣国バングラデシュの麻薬王(同業者)

            アミールですよ。サジュにどうしろと言うのでしょう。

            とはいえサジュも自分の家族の身の危険を考え、

            「傭兵部隊」に仕事を依頼するのです。

            それがオーストラリアで崖から飛び降り、水中で瞑想

            するタイラーを含むニックたちのチームです。

            タイラー役は「マイティーソー」のクリス・ヘムズワース。
            服の上からもわかる筋肉もりもりぶりはちょーっと

            おつむが弱そうに思えるけれど、この映画ではそうでも

            ありません。
            そしてオヴィが監禁されているバングラデシュ、ダッカに

            向かうと、あっという間にオヴィのいる場所に連れて

            行かれるんですね。「金」「少年」どちらが先に出すかを

            言い争っているうちに派手なアクションが始まります。

            銃で、格闘で、その辺にある物で、タイラー、めちゃくちゃ

            強いです。そしてオヴィめちゃくちゃヘタレです。映画が

            始まって10分もたたないうちに派手な映像が流れますが、

            これがこの先何度となく見られるのでアクション好きの方には

            超お勧め映画でしょう。パルクールもどきの動きもちょっぴり

            見られます。
            さて、迎えの船が停泊している川まで向かうタイラーと

            オヴィですが、その船がなんと何者かに襲われてしまいます。

            また傭兵部隊に支払われるはずの金も第1回目の支払いで

            終わってしまうのです。
            つまり雇い主が彼らを裏切り、オヴィが救出出来たら、

            あとはおさらばと考えたということです。ふーん、ここが

            ちょっと疑問だったのですが、サヴィはどうやってオヴィを

            インドまで連れ帰るつもりだったのでしょう。

            バングラデシュの警察も軍隊もアミールの手下になっている

            のにねえ。それと待機している傭兵部隊の報復だってあるに

            決まっているじゃない。

             

            タイラーレイク
            出典:youtube

             

            サジュの裏切りを知り、タイラーだけ逃げるようにニックが

            指示したのに、彼はそうはしないんですよ。なんとなーく、

            いや、絶対に彼はわが子を亡くしているなというのが、たまに

            出てくるぼやけた海での映像からわかります。

             

            タイラーレイク
            出典:youtube

             

            タイラーはサジュ&アミール率いるバングラデシュ警察、軍隊

            から追われることになるんです。まずはサジュとのタイマン

            では、市井の人々でごった返す市場らしき場所で、ナイフで

            格闘、タイラーが車に跳ね飛ばされると、次はサジュも

            トラックの跳ねられます。(このトラックはタイラー運転)

            スタントダブルの人大丈夫だったのかしらと思うほどの

            跳ねられ方ですが、当然二人はちゃんと歩けます。
            そして今度はタイラー&オヴィはアミール隊から逃れるために、

            トラックをわざと衝突爆発させるのです。もうド派手な映像が

            どんどん見られます。
            アミールは貧しい少年たちを商売に使っているようで、金を

            くすねた少年をビルから放り投げます。多分こういう事実は

            山ほどあるのでしょうが、

            発展途上国=貧困=少年が麻薬組織の手先=兵隊扱い
            というワンパターンな描かれ方は、使い古された内容で、

            おそらくこの少年たちをどこかで使うであろうと予想できる

            ので少し残念です。
            そして下水構に逃げ込んだタイラーとオヴィは初めて自己紹介

            をするのです。そこまでは二人に、特にオヴィがタイラーを

            信用していなかったということですね。そしてギャスパーと

            いう男に助けを求めるのです。この人は傭兵部隊から脱落した

            のかしら。ここでもやはり格闘が起き、そして銃声が2発

            鳴り響きます。
            そしてクライマックスシーンは街中から橋の上で繰り広げら

            れます。すごいですよ〜。よく一般人が流れ弾に当たったり、

            ナイフで刺されたり、車に跳ね飛ばされないもんだと思って

            しまいます。

             

            タイラーレイク
            出典:youtube

             

            ここでは軍のスナイパーも登場し、ヘリコプターからの銃撃も

            行われます。ライフル、マシンガン、ピストル、ナイフ、斧、

            手りゅう弾..ありとあらゆる武器が出てきます。タイラーは

            ちゃんと防弾チョッキに弾倉を幾つも詰め込んでおり、空に

            なると入れ替えるという作業も丁寧に行って、いや素早く

            行っているので、「この銃、何発撃てるんだろう?」という

            疑問は起きません。ニックの狙撃の腕前は百発百中!!

             

            タイラーレイク
            出典:youtube

             

            この橋でのシーンは見ごたえがありますが、ややダレる内容も

            盛り込まれていて、ここもマイナス。(個人の感想です)

            とっとと逃げようよ!
            ラストシーンは夢オチではなく、どうやら続編ができる

            ようなので、本物でしょう。

            色恋のない男臭いアクション映画でした。

             

             

             

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            ライリー・ノース 復讐の女神

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            ライリー・ノース

            出典:IMDb

             

            「ライリー・ノース 復讐の女神」

            原題:Peppermint

            監督:ピエール・モレル

            2018年 アメリカ映画 105分 R15+

            キャスト:ジェニファー・ガーナー

                 マイケル・モーズリー

                 ジョン・ギャラガー・Jr.

                 フアン・パブロ・ラバ

             

            夫と一人娘カーリーと共に幸せに暮らしていた

            ライリーは、ある晩、麻薬組織によって二人を惨殺

            されてしまう。5年後、彼女は復讐のために

            ロスアンゼルスに戻り、関係者を次々と倒していくの

            だった...。


            <お勧め星>☆☆☆ とてもわかりやすいストーリーと

            強すぎる母さんは、「96時間」女版という感じです。


            ほぼ不死身


            監督は「アルティメット」(2004)

            「96時間」(2008)

            などのピエール・モレル。「アルティメット」は、

            スタントマン出身の(すごい格闘技の持ち主)

            シリル・ラファエリとパルクールの創設者とも言われる

            ダヴィッド・ベルの目を見張るほど華麗なアクションが

            堪能できました。この映画はハリウッドにて

            「フルスロットル」(2014)

            という題名でリメイクされ、ポール・ウォーカーの遺作に

            なっています。共演したのがダヴィッド・ベルで、

            ルックス的にはポールの方が断トツ上なんだけど、

            アクションに関しては、ダヴィッドの足元にも及ばないと

            実感させられます。
            「96時間」はただただ娘が大好きなパパ役の

            リーアム・ニーソンの強い姿を、アクションやカーチェイス

            で見せつけられました。こちらもかっこいいです。

            そして強すぎる。
            今回主役はライリー・ノースという平凡な主婦です。この役を

            演じたジェニファー・ガーナーは、ボクシング、クラヴ・マガ

            (イスラエルで考案された近接格闘術)、

            ウェイト・トレーニング、格闘技などを習得し、

            ほぼノースタント、ノーCGで挑んだそうです。キレキレの

            アクションと軍事用の銃器を派手に撃ちまくり、さらに

            時限爆弾までも使用できちゃうんです。なんでもありかい!

             

            ライリー・ノース
            出典:IMDb

             

            ストーリーは何も考えずに見ていたら大丈夫。夫と娘を

            目の前で麻薬組織に射殺されたライリーは、大けがを負った

            ものの生き残り、覚えいた犯人たちの顔を警察で証言するの

            ですが、なんと裁判では「証拠不十分」で無罪にされてしまう

            のです。

             

            ライリー・ノース

            出典:IMDb

             

            カッチーン。

            いやこの組織が実は警察や司法にも裏で手を回していたことを

            初めて知るわけです。

            まさに激おこ。
            その事件から5年後、突然事件関係者が殺害され始めます。

             

            ライリー・ノース

            出典:IMDb


            もちろんここでライリーの仕業だと見ている側はわかっている

            けれど、さて5年間に世界のあちこちで格闘術を身に着けるとは、

            あの少々気が強いものの平凡な一主婦だった女性が思いつくのが

            少し不思議だし、観覧車に処刑スタイルで大の男の遺体を

            逆さ吊りにできるのか、などとあれこれ疑問がわきますが、

            まあすべてスルーしてライリーのアクションを楽しみましょう。
            もちろんライリーも負傷します。それも自分で治療しちゃうし、

            ある時は生理パッドで止血することも考えついちゃう。

            ライリー天才だわ。

             

            ライリー・ノース
            出典:IMDb

             

            警察内部に麻薬組織とつながる人物がいるということはわかって

            いましたが、そこはミスリードされました。ちょっと悔しい。
            勧善懲悪のアクション映画で、気分転換にはぴったりです。

             

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            イコライザー2

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            イコライザー2

            出典:IMDb

             

            「イコライザー2」

            原題:The Equalizer 2

            監督:アントワン・フークワ

            2018年 アメリカ映画 121分 PG12

            キャスト:デンゼル・ワシントン

                 ペドロ・パスカル

                 アシュトン・サンダース

                 ビル・ブルマン

                 メリッサ・レオ

             

            ボストンでタクシー運転手をしているマッコールは、

            依頼された悪人を始末するという裏の顔を持っていた。

            その姿を唯一知る人物で彼のCIA時代の上司スーザンが、

            ある日ベルギーで殺害されてしまい、彼は真犯人を

            調べ始めるのだったが...。


            <お勧め星>☆☆☆ やっぱり強い。


            保護から復讐へ


            前作で誰もが頭に思い浮かべた「必殺仕事人」の姿を、

            今回もデンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールが

            見せてくれます。監督は前作「イコラーザー」(2014)

            と同じアントワン・フークアで、同じコンビの

            「トレーニング・デイ」(2001)

            ではデンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞を獲得

            しています。あの時の新米刑事役のイーサン・ホークがなんと
            可愛いかったことか。そういえばこの3人は

            「マグニフィセント・セブン」(2016)

            で勢ぞろいしていました。あの映画でもデンゼル・ワシントンの

            は存在感は大きかったですね。あれこれ書こうと思ったけれど

            おねいさん(ヘイリー・ベネット)の胸がやけに開いたドレスしか

            思い出せず...。
            さて、この映画の冒頭はトルコ国鉄車内。国鉄...懐かしい響きです。

            ああ、耳には「いい日旅立ち」が聞こえて来るとか来ないとか。

            あの直角の椅子に耐えて何時間もよく乗れたものだなあ。

            そんな思い出がよみがえることのないトルコ国鉄車内の対悪人

            アクション。カチっと時計のボタンを押すと、熱湯で、

            ティーポットで、2人を成敗します。そして本丸には

            「体の痛みか改心の痛みか」

            選択させるわけです。普通に歩いていると御年64歳というのが

            分かる姿なのに、いざスイッチが入ると、アクションは

            キレキレです。ポキポキ腕や足を折る力も全く衰えていません。
            そしてストーリーは、このマッコールがかつて所属していた

            CIAの上司スーザンがベルギーで殺害されたことを知り、様々な

            情報を得て犯人を追い詰めていくものと変わります。

            スーザン役は

            「フローズン・リバー」(2008)のメリッサ・レオ。

             

            イコライザー2
            出典:IMDb

             

            マッコールは、一応タクシー運転手が本業ということで、

            その乗客として知り合った老人サムの願いー戦争で生き別れた

            姉が生存している証拠があるから会いたい、

            同じアパートの住民マイルズの才能を認め、悪の道から

            遠ざけてその能力を生かしたい、という思いも頭の中にあるのです。

             

            イコライザー2

            出典:IMDb

             

            マイルズ役は「ムーンライト」(2010)の

            アシュトン・サンダース。冷徹な殺し屋ではないというのは

            前作でもわかったけれど、これはちょっと盛り込みすぎのような

            気もしました。
            個人的にはスーザン殺害の捜査よりも、その前にマッコールが、

            ドラッグパーティーを開いている坊ちゃん集団への正義の鉄槌の

            方が気に入っています。インターンの女性をいたぶった若造を、

            そいつが差し出したブラックカードでピシっ!ポキパキ折れて

            いく足や手がここでも爽快ったらありゃしない。金の力で何でも

            もみ消せると思う若造は、ぜひともぜひともマッコールに駆逐

            してもらいたい。

             

            イコライザー2
            出典:IMDb

             

            で、肝心のスーザンの事件は、なんとなく読めてしまうんです。

            その背景がほとんど描かれていないので、突然そう言われましても..

            と思うけれど、まあ、

            「一度しか殺せないのが残念だ」

            とマッコールは口にするほど激おこ状態になります。こうなると

            時計カチっのくだりは姿を消し、あらゆる武器で相手を倒すことある

            のみです。
            ラスト付近の嵐の中、海岸の町で繰り広げられるアクションは「死闘」

            というより、ほぼほぼ一方的なもので、とにかく「強い」に尽きます。

            逆に言うと相手がしょぼすぎ。
            全てが終わった時に訪れるのは予想通りの平穏な日々で、勧善懲悪物

            としたら楽しめるんじゃないかと思いました。

            でもやっぱり前作の方がハラハラドキドキした気がします。

             

             

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            フレンチ・ラン

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            JUGEMテーマ:アクション映画全般

             

            フレンチ・ラン

            出典:IMDb

             

            「フレンチ・ラン」

            原題:Bastille Day

            監督:ジェームズ・ワトキンス

            2016年 イギリス=フランス=アメリカ映画 

            92分 PG12

            キャスト:イドリス・エルバ

                 リチャード・マッデン

                 シャルロット・ルボン

                 ケリー・ライリー

             

            革命記念日を目前に控えたパリ市内で爆弾テロ事件が

            発生する。監視カメラからアメリカ人マイケルが

            容疑者として浮かび上がり、CIAのブライアー捜査官が

            彼の行方を追うが、実はそこには全く違う事実が

            隠されているのだった。


            <お勧め星>☆☆☆半 バディムービーの王道を行く

            内容なのに目が離せないシーンの連続でした。


            まさにタイムリーなフランスでのデモ


            バディムービーで一番好きなのは

            「ホット・ファズー俺たちスーパーポリスメン!−」

            (2007)です。町山智浩さんが、

            「田舎の駐在さん版ダイ・ハード」と大へん上手く表現

            していました。まさにその通りの内容で、アヒルや

            馬がのどかに庭先を歩く田舎町で起きた殺人事件に立ち

            向かうおまぬけな2人の警察官が描かれ、次第に事件の

            全貌が明らかになっていくと..
            おお、これはすごい内容です。口チャック。

            とにかく派手なアクションや爆発シーンなどないのに

            スリルと笑い満点の映画でした。
            もう1つは「デンジャラス・バディ」(2013)。

            下品で暴力的で不良警官とくそ真面目なFBI捜査官の

            凸凹コンビが事件を解決していく姿は、その2人が

            メリッサ・マッカーシーとサンドラ・ブロック
            という女性の組み合わせであることも加わって痛快に

            感じられました。
            もちろん「48時間」(1982)

            「リーサル・ウェポン」(1987)

            「ラッシュアワー」(1998)も外せませんが、今回の

            「フレンチ・ラン」もその名作の1つに入るのではないと

            思うのです。
            テロリスト6人を証拠なしに射殺し、その結果潜入捜査官

            の命を奪うことになってしまった作戦を実施したCIAの

            捜査官ブライアーは、パリに左遷されてきます。パリが

            左遷の場所というのも少し引っかかるけれど、彼は

            取り扱い要注意人物らしい。

             

            フレンチ・ラン
            出典:IMDb

             

            一方マジシャンのようなテクニックを駆使してスリを行い、

            換金する生活をしているアメリカ人、マイケル。この2人の

            接点は、パリにおける爆発事件だったのです。この時に

            たまたま他の監視対象を映すカメラにマイケルの顔が残り、

            CIAはフランス警察より先に彼を追い始めます。

            CIA凄すぎる。

            つまりフランス国内の出の監視活動はフランス当局には

            知らされておらず、ブライアーがマイケルの尋問に使った

            部屋は、CIAの取調室だということですね。

             

            フレンチ・ラン
            出典:IMDb

             

            実はマイケルはゾーエという女性の荷物を置き引きしたに

            過ぎず、

            「ちぇっ、ぬいぐるみかい!」

            と違う場所に置いた直後に爆発したわけで、マイケルが

            テロリストであるはずもないのです。ではゾーエがテロリスト

            なのか。そういえば冒頭にゾーエにそのかばんを託す

            怪しげな男(たぶん恋人)がいたわねえ。
            CIAから情報を得ることがないまま、フランス警察は独自の

            捜査でマイケルを爆弾テロ犯として追うわけです。この

            警察官たちがまた人相が悪いったらありゃあしない。
            そんな人物相関図を覚えながら、目の前で繰り広げられる

            逃走シーンはめちゃくちゃスリルがあるんですよ。

            「007 スペクター」(2015)のように華麗ではない

            けれど、屋根の上を駆けて行くマイケルとそれを追う

            ブライアー。

            「アルティメット」(2006)のダビッド・ベルのように

            パルクールを繰り出すか!いやそれもない。

            しかし屋根から建物の中へ、そしてマーケットの人ごみの中へと
            連続する逃走シーンは目が離せない展開です。得意のスリで

            バイクのキーを盗み、さあ発進と思ったところで..。
            またブライアーを襲う集団との格闘シーンもキレキレですね。

            ブライアー強いぞ。
            クライマックスでは、殺陣における「間」のように、沈黙の後、

            一気に始まる銃撃、爆発、騒乱は、その前の静けさがあった

            からこそ引き立ち、そして再び目を惹きつけます。
            ゾーヤに爆弾を持たせた人物が実は...だったとか、フランス

            警察があまりにお粗末で逆にCIAが優秀過ぎるとか、あそこで

            あの人を射殺していいの?とかいろいろ気になることも
            ありましたが、2人のバディと1人のレディが大活躍し、

            大きな犯罪を防いだという気分爽快の映画でした。

             

            フレンチ・ラン
            出典:IMDb

             

            今フランスでデモが起きているけれど、この映画のようにある

            組織が扇動していて、全く他の目的があるのかも?という

            ことを否定できないような世界になってきた気がします。

             

             

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