スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.01.12 Thursday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
JUGEMテーマ:洋画
出典:IMDb
「スリー・フロム・ヘル」
原題:Three from Hell/3 from Hell
監督:ロブ・ゾンビ
2019年 アメリカ映画 115分 R15+
キャスト:シェリー・ムーン・ゾンビ
ビル・モーズリー
クリント・ハワード
ダニー・トレホ
シド・ヘイグ
1978年警官隊の銃撃を受けた殺戮一家
スポールディング、オーティス、ベイビーは奇跡的に
回復し、刑務所に収監される。死刑宣告を受け執行
されたスポールディング以外の二人と腹違いの兄弟
フォクシーはまんまと脱獄し、再び殺戮ショーを
繰り広げていくのだった。
<お勧め星>☆半 つまらん
20発銃弾受けて生きている設定は
無理過ぎる
「マーダー・ライド・ショー」(2003)
「マーダー・ライド・ショー2デビルズ・リジェクト」
(2005)と見てあれで完結したと思ったらまさかの
3が出ていてびっくり。あのラストからどう繋がるかと
思ったら、「俺たちに明日はない」的に華麗に終わった
3人が、実は20発の銃弾を受けたのに全員回復し、
収監、さらには死刑宣告受けたというのです。
まあ、殺戮ショーの連続について「罪は政府が作り上げた」
などとほざいても、実際にたくさん人が亡くなっているので
罪は罪。あの能天気なおっさん、スポールディングは死刑を
執行されます。
出典:IMDb
ところがオーティスは見事に脱獄、おまけに異母兄弟の
フォクシーもセットです。
出典:IMDb
この時の囚人の中にダニー・トレホがいて、案の定ササっと
殺されちゃうんですよね。そこが彼のいいところかしら。
出典:youtube
さらにそこに因縁が残るという。
しかしそれ以降はものすごくテンポが悪く、1作目の脳てんぱー
の内容よりも見ているのが辛いです。先に脱獄したオーティスと
フォクシーがベイビーをどうやって刑務所から出すのかと
いうことについて描くシーンが長い。そしてダレます。
R指定があるから殺戮ショーは覚悟していましたが、あまりに
テンポが悪いので、殺され人たちがかわいそうになってきます。
出典:IMDb
刑務所長の家にたまたま間違えてやって来たピエロさんなんか
いい迷惑だわ。
出典:IMDb
それと無事に脱獄できたベイビーが、2作目からかなりの年月が
経っているので、老けちゃったのよね。殺戮大好きのカワイ子
ちゃんの口の周りに小さなしわがたくさんあるのを見ると、
もう可愛いと思えなくなってしまいます。
また3人はメキシコに逃走を図るんですが、その町が汚い。
その町に行く前にしばし休憩をとったモーテルで、フォクシーが
これからしたいことを語る時に「アダルト映画を撮りたい」と
言うんです。自分で映画館を持つんだと言ったんだっけ。
その名前が「ヒワイ・インビ・ミダラ座」
(これ英語でなんて言ったんだろう。巻き戻して聞けばよかった)
そのモーテルで当然ベイビーは、好き放題やらかして
「BABYT WAS HERE」などと壁に血文字を書いてきます。
そこはベイビーらしい。
そしてたどり着いたメキシコの町で、彼らは1軒のモーテルに
泊まるのです。そのモーテルのオーナーが連絡したのが、
ダニー・トレホの息子チャベスで、「黒サタン」と呼ばれる
それはそれは怖い組織を牛耳っているようです。
しかしこれがまた弱い。弱すぎる。
終盤は画面に向かって
「ほら、後ろにいるよ!」
「脅す前に撃てよ!」
「なんでここでタイマンだよ!」の連続でした。
全然おもしろくなかったです。
JUGEMテーマ:洋画
「スプリング・ブレイカーズ」
原題:Spring Breakers
監督:ハーモニー・コリン
2012年 アメリカ映画 94分 R15+
キャスト:ジェームズ・フランコ
セレーナ・ゴメス
バネッサ・ハジェンズ
アシュリー・ベンソン
レイチェル・コリン
フェイス、キャンディ、ブリット、コティの4人の
女子大生は、春休みを楽しむための資金稼ぎのため、
強盗を企て、まんまと成功。ウキウキ気分でフロリダへ
向かうが、はしゃぎ過ぎて警察のお世話に。そこを
助けたのが、エイリアンという怪しげな男で...。
<お勧め星>☆ 見る人を選ぶ映画で、私は94分が
苦痛にしか感じられませんでした。
第69回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で
金獅子賞を争った作品というけれど、それはストーリー
ではなく、幾度となく繰り返される映像をスローにしたり、
ちょっと色を変えてみたり、その中で蛍光色の水着が動き、
その派手なものと対比して、静かなピアノの音色が響くなど、
目で耳で楽しませるからでしょうか。
〇見どころ
唯一黒髪のフェイス以外の3人はパッパラパー。特に金髪の
ブリットとキャンディは、手の付けようがなく、敢えてピンク
に染めているコティは、そこまでは行っていないという、
髪色で、人物を表すのはおもしろい。
春休みを楽しみたい→資金不足だから水鉄砲で脅して強盗
→あっさり成功。バイトしてお金を貯めるとかそういう考えは
浮かばないらしい。
そしてフロリダで繰り広げられる「ピラニア3D」並みの
乱痴気騒ぎは、大サービスで若い娘のビキニやトップレス姿が、
嫌になるほど見られます。大音響の音楽に合わせ、酒、ドラッグを
あおり、男女が絡み合うのがいったいいつ終わるのかと思うほど。
あまりにバカ騒ぎし過ぎて、ハイ逮捕。
●惜しいところ
映画内の若者がはじけるほどこちらは冷めてきます。
逮捕された4人を助けるのが、ドラッグの売人で
ジェームズ・フランコ演じるエイリアン。これがそれほど
悪そうに見えないし、ただの女たらしに見えるのは、見る側が
若くないからかしら。(ふん)
途中で家に戻るフェイスの乗り込んだバスが、真っ青な空の下
から、再び曇り空に戻るとき、前と変わらない「つまらない生活」
を表しているように見えます。それはコティが戻るときも同じ。
戻る彼女たちにそれぞれ「君は特別だ」だの「愛しているのに」
だのほざくエイリアンは、とことんバカですか。
ラスト付近のあり得ない展開も含めて、こんな映画は見るんじゃ
なかったと後悔しきりです。