母の残像

4

JUGEMテーマ:洋画

 

母の残像

 

「母の残像」

原題:Louder Than Bombs

監督:ヨアキム・トリアー

2015年 ノルウェー=フランス=デンマーク

=アメリカ映画 109分

キャスト:ガブリエル・バーン

     ジェシー・アイゼンバーグ

     イザベル・ユペール

     デビン・ドルイト

     デビッド・ストラザーン

 

交通事故死したカメラマン、イザベルの遺品整理に

やって来た息子ジョナは、1枚の写真を見て母の

浮気を知ってしまう。一方彼の弟コンラッドは母の

死後、殻に閉じこもり、ゲーム三昧の日々を送り、父を

拒絶し続けるのだった。


<お勧め星>☆☆半 評価は高いのですが、わたしの

好きな内容ではなかったです。


それぞれの思い


監督ヨアキム・トリアーは、「メランコリア」(2011)、

「アンチクライスト」(2009)、「ドッグウィル」

(2003)などで有名なラース・フォン・トリアー監督の

甥だそうです。ちなみにこの3作品の中で唯一私が好きな

映画は「ドッグウィル」。一見善良そうに見える村人の心の

闇を、かなり変わった演出方法で描いていました。
「母の残像」の原題「Louder Than bombs」の意味を

考えた時、それは何を呼ぶのかまで思いを馳せた時、

ストーリーが確実に理解できるのかもしれません。わたし

にはそれができなかったのかな。
戦場カメラマンとして有名なイザベルが交通事故で亡くなり、

それが事故なのか自殺なのかという疑惑があり、それを

夫ジーンと息子ジョナは下の息子コンラッドに秘密に

しているのです。「動揺させたくない」

 

母の残像
 

一方コンラッドは、母との思い出を考え続け、父に心を

開こうとせずゲーム、それもシューティングゲームばかり

している。「息子は何かするのではないか」
しかしコンラッドだけがイザベルを愛していたかというと

そうではなく、ジーンもジョナも彼女を深く愛していたの

です。それは所々で見せる微妙な表情に浮かび上がり、形は

違えど3人3様にイザベルを愛していたことが見てとれます。

しかし逆にイザベルはどうか。彼女が自宅にいるときに見せる

虚無感の漂う表情はなにを意味しているのだろうか。この

辺りはさすがイザベル・ユペールです。笑顔でいてもその下に

隠された何かの気持ちを見事に感じさせてくれます。

 

母の残像

 

映画内でイザベルが実はジャーナリストのリチャードと

浮気していたことがわかってしまうのですが、それは

カメラマンとして家を出ている時だけのことで、家に

戻ったときに自分の居場所がない、つまり家にいることの

居心地の悪さの裏返しだったのかもしれません。この家族に

自分のいる必要性があるのかどうか。
息子の担任と交際しているジーン、チアリーダーの女子に

恋をするコンラッド、自分の出世や妻の妊娠を素直に喜べない

ジョナ。

 

母の残像

 

3人の気持ちがイザベルでつながっていたと気づいた時、

彼らは新しい形で再生していくのかもしれません。
とか書いたけれど、実は見終わってもモヤモヤして、見る側

にどう考えるのかを委ねた映画はあまり好みではないなと

思ってしまいました。

 

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ロスト・イン・ザ・サン

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JUGEMテーマ:洋画

 

ロスト・イン・ザ・サン

 

「ロスト・イン・ザ・サン 偽りの絆」

原題:Lost in the Sun

監督:トレイ・ネルソン

2016年 アメリカ映画 96分

キャスト:ジョシュ・デュアメル

     ジョシュ・ウィギンズ

     リン・コリンズ

     エマ・ファーマン

 

母を亡くした13歳のルイスを祖母の家に送ると

いう謎の男ジョンが現れる。彼はルイスの金を奪い、

さらには強盗までして金を入手する男だったが、

2人は次第に打ち解けていき...。

 

<お勧め星>☆☆半 静かに見られる良い話なのですが、

お決まりの展開には少しがっかりします。

 

○見どころ

「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメルが、

体全体から「刑務所暮らし経験者」臭が漂う男ジョンを演じて

います。

 

ロスト・イン・ザ・サン

 

映画内で一番ズキュンと来たのが旅の途中でナンパしたメアリーと

部屋にいるときの白のブリーフ。そこ?と思うけれど、彼が

履いているとどうも色気が感じられるのです。そして母を亡くした

ルイスとの関わり方も極めて不器用であり、それでいて愛情の

こもったもので、ジョンが教える車の運転、銃の撃ち方とは逆に、

ルイスが「人に好かれる」振る舞いを教える辺りは、小さな

エピソードを絡めてうまく描かれていきます。

 

ロスト・イン・ザ・サン

 

ロスト・イン・ザ・サン

 

刹那的な生き方をするジョンが企てる銀行強盗とは真逆の、2人で

車で進む際に映る大自然の中の昼、夜の景色は本当に美しい。

アメリカって広いなあとあらためて実感する瞬間ばかりです。

 

●惜しいところ

ストーリーにひねりは一切なく、さらに映画の序盤からジョンの

存在について「何かの関係」を見せてしまったために、ラストの

感動が薄れた気がします。

 

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二つ星の料理人

3

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二つ星の料理人

 

「二つ星の料理人」

原題:Burnt

監督:ジョン・ウェルズ

2015年 アメリカ映画 101分

キャスト:ブラッドリー・クーパー

     シエナ・ミラー

     オマール・シー

     ダニエル・ブリュール

 

かつて名料理人だったアダムは、酒とドラッグにおぼれ、

仲間を裏切り失踪していた。そんな彼が突然ロンドンに現れ、

三ツ星シェフを目指して店を再開するが...。

 

<お勧め星>☆☆半 ストーリーがありきたりで豪華な

俳優陣でカバーしていた気がします。

 

Rotten Tomatoes評価30%。とはいえ日本国内では概ね

高評価のレビューが多いので期待して鑑賞しました。

 

〇見どころ

この映画では料理そのものより、人間の再生を描いている内容で、

そこだけを見るとまあそこそこ面白いです。

主役のブラッドリー・クーパーの吸い込まれそうな青い瞳と

たくましい体を見るとズキュン!

 

二つ星の料理人

 

かつての恋人で彼の師匠の娘役のアリシア・ヴィカンダーは

相変わらず可愛いので、もっと登場してほしい感じ。

 

二つ星の料理人

 

●惜しいところ

ストーリーがとてもありきたりなんです。

かつて仲間で一緒に有名料理を作っていた

→調子に乗りすぎて酒、女ドラッグに溺れ、マフィアに借金を

作り失踪

→突然再起を目指し姿を現す

→5年のブランクがなかなか埋まらない。。。

最初の仲間との確執もすぐに打ち解ける者もいれば、今や敵視する

者がいるのも当たり前なのに、なぜかそのあたりは終盤に駆け足で

回収されます。すぐに仲直りしたミシェルにはちょっと驚かされますが。

それと、腕のいい料理人の女性エレーヌがいたら、LOVE間違いなし。

もうやめてよ。この話に愛だの恋だのは不要でしょう?

この映画を見ると2002年映画「ディナーラッシュ」の緊張と

スピードに満ちた話の展開の面白さを再確認します。

 

 

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マギー

4

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マギー

 

「マギー」

原題:Maggie

監督:ヘンリー・オーブソン

2014年 アメリカ映画 95分

キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー

     アビゲイル・ブレスリン

     ジョエリー・リチャードソン

 

腐歩病感染者に噛まれた娘マギーを、ウェイドは

病院から連れ帰る。隔離を拒否し、自宅で娘と

過ごすことを選択した彼だったが、マギーの病状は

悪化していく一方で...。

 

<お勧め星>☆☆半 特に派手なシーンはなく、

静かな感染物映画です。静かすぎる。

 

アクションのないシュワちゃん、f言葉を連発しない

シュワちゃん、人間ドラマを演じるシュワちゃん。

貴重な映画です。彼が演じるウェイドの最愛の娘マギー役は

アビゲイル・ブレスリン。

 

マギー

 

マギーのみ先妻の娘で、弟妹は後妻キャロラインの娘らしい。

それでも家族は仲が良く、なぜマギーが家出していたのか不明。

 

〇見どころ

腐歩病発症患者の姿や傷口はリアルで、冒頭の病院での映像は

ゾクリとします。そして少しずつ感染が進んでいく姿も丁寧に

描かれ、噛まれた傷がただれる→血管が浮き出る→瞳が白濁する

→凶暴になる...までしっかり見られます。

 

マギー

 

マギー

 

マギー

 

また娘を溺愛する父親の気持ち、患者の恐怖など、普通の

感染物ではあまり描かれることのない内容にも触れられていて、

それをシュワちゃんの熱演と共に見られるから結構すごい。

 

●惜しいところ

序盤からずっと同じスローテンポであり、BGMも物悲しい

ものだけ。もう少し起伏のあるストーリーにしてもよかった

気がします。それとやはりシュワちゃんにはアクションを期待

してしまう。この映画では銃を向けられる方になっています。

また設定をこんな感染物にしなくても、ドラッグ中毒で悪い

仲間から抜け出せない娘のために立ち上がる父、という話の方が

彼に似合っている気がするなあ。あまりに単純すぎるか。

 

感染者は強制的に隔離され、それに従わないものが次々に警察に

捕らえられていく。そして治療と称し、初期も末期も大部屋に

放り込んでしまう。そこで始まるのは互いを食べ合うこと。他者に

少しでも脅威を与える可能性のある人間をことごとく排除していく

姿勢は、どこか恐怖を感じました。

 

 

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ドン・ジョン

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JUGEMテーマ:洋画

 

ドン・ジョン

 

「ドン・ジョン」

原題:Don Jon

監督:ジョセフ・ゴードン=レビット

2013年 アメリカ映画 90分 R15+

キャスト:ジョセフ・ゴードン=レビット

     スカーレット・ヨハンソン

     ジュリアン・ムーア

     レニー・ダンザ

     ブリー・ラーソン

 

実際のSEXよりもポルノ鑑賞が趣味のジョンだが、一方で

外でナンパした女性と一夜限りの関係を楽しんでいる。

しかし彼はバーバラという美女に恋してしまい、彼女の

思い通りの男に変わろうとするが...。

 

<お勧め星>☆☆ 最後まで心に響くものがない映画でした。

 

ジョセフ・ゴードン=レビットが監督をし、自ら主演、さらに

ジュリアン・ムーア、スカーレット・ヨハンソン、

ブリー・ラーソンと豪華なキャストをそろえています。それで

この内容の映画を作るから結構すごいかも。

 

〇見どころ  

 

ドン・ジョン

 

自分に大事なものは、体、家族、車、家、教会、仲間、女たち、

そしてポルノというジョンの日常が冒頭から、どんどん繰り出され、

毎日同じことを繰り返している彼の姿が映ります。毎回教会で

告解するシーンでは、ポルノ云々、婚外交渉云々とやけに正確な

回数まで語るジョンの姿はとてもおかしいです。

 

ドン・ジョン

 

絶世の美女とまで言わせたるバーバラはもちろん綺麗よ〜。

あの見事なくびれはトレーニングの賜物なんだろうか。また

ジョセフ・ゴードン=レビットのマッチョな体もすごいです。

 

●惜しいところ

本当にしょうもない内容なんです。バーバラの部屋に「タイタニック」

のポスターが貼ってあり、きわめて少女趣味なのが、イヤな予感を

漂わせ、それはバッチリ的中。

 

ドン・ジョン

 

でも唐突なエスターの登場はなんか納得できないわ。若い男子なら

少しはわがままでもバーバラのほうを選ぶだろうし...。ジョンの父が

言った通り、ジョンは「ガキ」のままだったんだろうか。

 

とりあえずキャーキャー喚くバーバラを演じた

スカーレット・ヨハンソンが実際もあんな感じなのかも?と思って

しまうほどリアルでした。これほどエロ動画が流れても当然、

女優陣のヌードはなしです。

 

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マーゴット・ウェディング

3

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マーゴット・ウェディング

 

「マーゴット・ウェディング」

原題:Margot at the Wedding

監督:ノア・バームバック

2007年 アメリカ映画 92分

キャスト:ニコール・キッドマン

     ジェニファー・ジェイソン・リー

     ゼイン・パイス

     ジャック・ブラック

     ジョン・タートゥーロ

 

妹の結婚式に参列するため、息子と実家を訪れた

マーゴットは妹の婚約者マルコムにイラつく。夫と

別れる決心をしているマーゴットは、旧知のディック

と浮気を重ねるが、息子が隣家の子供に噛まれたりと

次々にトラブルが起こるのだった。

 

<お勧め星>☆☆半 登場人物が誰一人好きになれず

ウンザリしますが、大なり小なり家族ってこんな感じと

思ってしまいます。

 

ヒロインでニューヨークに住む40代の小説家マーゴット

役はニコール・キッドマン。きれいだし、聡明そうで、

自信に満ちた女性役がぴったり。

 

マーゴット・ウェディング

 

一方疎遠だった実妹ポーリン役は「ヘイトフル・エイト」

(2015)でぼっこぼっこにされたジェニファー・ジェイソン・リー。

この映画でも可愛いけれど、ドン臭くて、いちいち姉の癪に

障るイタい女を演じています。彼女は最初の結婚生活を姉が

小説の題材に赤裸々に使ったせいで、壊されてしまい、それが

原因で姉とは疎遠になっていたのです。でも不仲というわけでは

ないんです。女子同士の会話では大笑いするから、そこは不思議。

 

〇見どころ

妹の結婚式のため息子クロードと実家を訪れたマーゴットが

長姉の立場以上に、いつも人を押さえつけるように発言します。

本人は気づいていないけれど、自分には甘く、他人には厳しい

皮肉屋という酷い欠点を持っているとすぐにわかっちゃう。

ニコール・キッドマンが長身だから余計に似合うんだな。

彼女の攻撃の矛先は、妹の婚約者マルコムに向かい、散々こき

下ろします。

 

マーゴット・ウェディング

 

彼を演じるジャック・ブラックがまたダメダメ男を演じたら

天下一品だから、もう笑いを通り越して哀れになって来ます。

さらには不仲のお隣の家族に意見をし、ますます反感を買うし、

いとこの息子が発達障害だと決めつける。あっちでもこっちでも

トラブルばかり起こすんです。

 

マーゴット・ウェディング

 

マーゴットが別れを決意しているダンナとの間には子供が

2人いて、今回連れてきたクロードがまあできた子なんです。

もしかしたらダンナのジムは唯一いい性格の大人なのかも

しれません。ディックなんて調子のいい男とちゃっかり浮気を

する母に気づいていても、それはそれで納得しているらしい。

ディックの娘メイジーが淫乱で、それに誘惑されるマルコムやら、

秘密のはずのポーリンの妊娠を速攻皆に話すマーゴットやら、

ろくでもない一族、知り合いの中でも健気に耐えるいい子。

 

●惜しいところ

いくつものエピソードが丸投げのままで終わっているので、

その先はどうなったのか知りたくなってしまう。それとなぜに

ラストは全速力で走ったのか、それをクロードに自慢する

マーゴットの胸の内もわからなかったです。

 

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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

原題:Fifty Shades of Grey

監督:サム・テイラー=ジョンソン

2015年 アメリカ映画 126分 R15+

キャスト:ジェイミー・ドーナン

     ダコタ・ジョンソン

     ジェニファー・イーリー

     ルーク・グライムス

 

若き実業家クリスチャンは、取材に来た女子大生

アナスタシアに関心を持つ。アナスタシアも彼に

心を惹かれるが、彼は「契約」を交わして、関係を

持つ話をし始める...。

 

<お勧め星>☆☆ 音楽や映像はおしゃれ感を醸し

出していますが、話は意味不明。

 

第36回ゴールデンラズベリー賞、最低作品賞、

最低主演男優賞、最低主演女優賞など見事5部門を獲得。

巷のレビューも低いので期待値を下げて鑑賞しました。

 

〇見どころ

原作は世界累計1億部を突破したベストセラー小説との

ことで、「マミーポルノ」とも呼ばれているらしい。ヒロイン、

アナスタシアを演じるダコタ・ジョンソンの体を張った演技は

「すごく頑張ったね!」と一声かけたいところ。

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

●惜しいところ

WOWOW鑑賞なのでボカシだらけなのは仕方ないとして、

126分もの映画の間、20分がセックス描写で、それ以外は、

恋だの愛だの語る内容がほとんどで、胸焼けしてきます。

27歳の若き実業家クリスチャンに気に入られたアナスタシアが、

彼の提案する「契約」を交わさないうちに関係を持ったり(大学を

卒業する年なのに未体験)、彼のSM趣向を楽しんだりと納得が

いかない展開です。

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

その上大学を卒業しても働くこともなく、豪華な生活を楽しみ、

車を卒業プレゼントにもらったくせに「わたしは違う」。

もちろんこんな生活は長く続くものではないし、

「キミこそ特別な女」

などとクリスチャンの口から発せられても、信用できないしね。

プレイルームと称する「SMプレイルーム」もそろえてある器具の

割には、大したプレイが行われるわけでもありません。

団鬼六先生の小説を参考にしなさい。(読んだことないけど)

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ

 

エレベーターのドアを挟んでの最初と最後の2人の会話と

行動が始まりと終わりを告げているということかしら。

評判通りつまらない映画でした。

 

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あるふたりの情事、28の部屋

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JUGEMテーマ:洋画

 

あるふたりの情事

 

「あるふたりの情事、28の部屋」

原題:28 Hotel Rooms

監督:マット・ロス

2012年 アメリカ映画 82分 R15+

キャスト:クリス・メッシーナ

     マリン・アイルランド

     ロバート・ディーマー

 

キャリアウーマンの女は夫がいながら、出張先で

宿泊したホテルで会った作家の男と関係を持つ。

2人はホテルの部屋内だけの関係を続けていくが。

 

<お勧め星>☆☆ 何が言いたいのか最後まで

分からない映画です。

 

とても珍しい構成の映画で、部屋番号が出てきて、

その中の人物の様子が淡々と描かれていきます。

なぜか序盤にホテルの1室で泣いている女が映ります。

その後、多分同じホテルのレストランで、男に声を

かけられるその女の姿に変わるのです。推測するに

会社の計理士としてキャリアを積んでいる女は結婚

しているものの、何か満たされていなかった。一方の

男は小説の1作目が成功したものの次回作に自信がなく、

これまた不安でたまらなかった。そんな2人が出会った

ということでしょう。

 

あるふたりの情事

 

ほぼホテルの部屋内が舞台で、2人の会話のみで彼らの

状況がわかるというもの。ラブラブの時もあれば、喧嘩を

する時もある。いったいどのくらいの期間の話なのか、と

考えると、男はその間に恋人ができ、結婚するし、女は妊娠し、

(誰の子供だろう)出産をします。

 

あるふたりの情事

 

互いが一人しかいない部屋の時もあるし、一緒にいながら、

互いの連れ添いからの電話に出ている時もあります。

 

あるふたりの情事

 

ここまで夫や妻を裏切り続けて関係を断ち切れないなら

決断すればいいのに、最後に「6か月後に一緒になろう」と

語り合っても、この決心は絶対に確実に翻ると思ってしまう。

なぜなら彼らの関係は、本当にこのホテルの1室内だけの

ものだから。それを物語るように、部屋を出た2人が無人の

エレベーター内では、手を恋人つなぎするのに、誰かが乗って

くると、まるで他人かのようなそぶりを見せています。

これが現実なんだろうね。 

 

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

3

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

原題:My Blueberry Nights

監督:ウォン・カーウァイ

2008年 香港映画 95分

キャスト:ノラ・ジョーンズ

     ジュード・ロウ

     ナタリー・ポートマン

     レイチェル・ワイズ

     デヴィッド・ストラザーン

 

恋人にフラれたエリザベスは、近くのカフェに

立ち寄る。そこのオーナー、ジェレミーと意気

投合するも、彼女はある日部屋の鍵を預けたまま、

旅に出てしまうのだった。

 

<お勧め星>☆☆ 久しぶりに見たあくび連発映画。

豪華俳優陣がもったいないです。

 

多分、音楽や映像でおしゃれな映画だと印象づけた

かったのでしょうが、とにかくストーリーがだるい。

フラれた女とたまたま恋人に去られたカフェの店主が、

心の傷をいやして成長した1年後再会し、晴れて恋人に

なる話なのに、なぜか客が置いていった鍵の束やら、

カフェの防犯テープ、自分探し?の旅に勝手に出かけた

くせに、店主のジェレミーに手紙を書いて近況を知らせる

エリザベスの話が入り込むのです。

 

マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

テネシー州では不眠症だから掛け持ちの仕事をし、交通警官

アーニーと知り合います。これがデヴィッド・ストラザーン。

 

マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

彼は男と去った妻スー・リンが忘れられず、酒に溺れているの

です。彼の束縛に耐えられなかった妻はレイチェル・ワイズ。

 

マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

とにかくアーニーの傍から離れ、町を出たかった妻と、強烈

すぎるほどの愛情を持ち続けたアーニーの話は興味深いけれど、

ストーリーに何の関係があるんだろうか。

 

マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

アリゾナ州のカジノで知り合った客レスリー役は

ナタリー・ポートマン。「人を信用しすぎる」とエリザベスに

教えますが、信用しなかったことで彼女は親の死に目に逢えません。

なんじゃこりゃ。

訳の分からない未練女の手紙を楽しみに読み、彼女を思い続ける

ジェレミーっていったい...と思ってしまう。お人好しすぎる。

ブルーベリー・パイはいつも売れ残っているのに、毎日作っていて、

それを口の周りにいっぱいつけて食べるエリザベスが可愛いって

いう感覚も全然共感を覚えません。

別に自分探しの旅に行かなくても、ニューヨークで働いて新しい

生活をやり直したっていいんじゃない?と言ったらおしまいか。

 

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少女が大人に変わる夏

4

JUGEMテーマ:洋画

 

少女が大人に変わる夏

 

「少女が大人に変わる夏」

原題:Very Good Girls

監督:ナオミ・フォナー

2013年 アメリカ映画 90分

キャスト:ダコタ・ファニング

     エリザベス・オルセン

     ボイド・ホルブルック

     エレン・バーキン

     クラーク・グレッグ

     ピーター・サースガード

 

リリーとジュリーは大親友。大学進学が決まった

リリーとの最後の夏を楽しんでいた時、ジュリーは

アイス売りのデヴィットに恋してしまう。しかし

デヴィットはリリーに心惹かれており...。

 

<お勧め星>☆☆ 一昔前の少女漫画の世界のよう

でした。音楽は心地よいものです。

 

Rotten Tomatoesでは、19%というかなり低い評価の

映画です。なんでも「古い時代の女の子の姿」だそうな。

だから原題が「Very Good Girls」?

主役は成長したけれど、いまいち色気が出ない

ダコタ・ファニングと「マーサ、あるいはマーシー・メイ」

(2011)のエリザベス・オルセン。リリーとジュリー

という気持ちが悪いくらい仲のいい友人を演じています。

 

少女が大人に変わる夏

 

リリーの家は父が医師で、門限がある厳格な家庭。一方の

ジュリーの家は、Hな話も平気で口にするオープンな家庭

なのです。これを対比させて描きたかったのでしょうが、

その意図がよくわかりません。これらがストーリーに大きく

関わることもなく、しょっぱなからリリーの父親は浮気が

原因で家を追い出されるし、ジュリーの父は急死してしまう。

その間に、2人で遊びに行ったビーチのアイス売り、デヴィット

にすっかり夢中になってしまうジュリーと、その彼がリリーを

気に入ってしまう、というベタな展開が繰り広げられるのです。

 

少女が大人に変わる夏

 

親友は失いたくないけれど、リリーもデヴィットが好きだから、

念願の初体験を済ませてしまう。でもダコタちゃん、全然色気が

ないし、ラブシーンとは到底思えないようなソフトなものです。

何が大人の演技だい!2人の関係を話せないまま、ジュリーの

恋話を聞くリリーはまじウザイ。今どきこんな子はいません。

ジュリーの父の死を聞き、彼女を支えるために、デヴィットを譲る?

ついでに、ジュリーが「デヴィットと寝た」と話したから、ヤケに

なって、以前からアプローチされていた職場の上司を誘うリリー。

 

少女が大人に変わる夏

 

ピーター・サースガードがおまぬけな役を演じさせられています。

映画内で流れる歌やエリザベス・オルセンが弾き語りする歌は

なかなか耳障りがいいので、このダサい話にはもったいないかも。

 

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