LION/ライオン〜25年目のただいま〜

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JUGEMテーマ:洋画

 

ライオン

 

「LION/ライオン〜25年目のただいま〜」

原題:Lion

監督:ガース・デイビス

2016年 オーストラリア映画 119分

キャスト:デブ・パネル

     ルーニー・マーラー

     ニコール・キッドマン

     デビッド・ウェンハム

 

5歳のサルーは兄の仕事について行き、駅ではぐれて

しまう。彼はストリートチルドレンとなった後に施設に

収容され、幸いなことにオーストラリア人夫妻の養子と

して迎えられる。彼は何不自由なく育ち大学生になるが、
ある時自分がインドで迷子だったことを鮮明に思い出す

のだった。


<お勧め星>☆☆☆☆


自分のルーツ


キャッチコピーは「迷った距離1万キロ、探した時間25年、

道案内はGoogle Earth」。実話ベースの映画ですが、少し

ずつ実際と異なることもあるようで、特に主人公サルーが

生家を探すのに使ったのは、Google Earthだけでなく

facebookもあったそうです。

 

ライオン
 

成人したサルー役は「スラムドッグ$ミリオネア」(2009)

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(2013)などの

デブ・パネル。彼の恋人ルーシー役は「キャロル」(2016)

のルーニー・マーラー。

 

ライオン
 

また養母スー役はニコール・キッドマンが演じています。

ニコール・キッドマンの抑えた演技も素晴らしいです。
黄色い蝶の大群に囲まれた5歳のサルーから始まるこの映画

では、時折その蝶が姿を見せ、見終わった後で調べてみると、

彼の守護神のような意味を表しているのだと知りました。

とはいえ、この壮大な家族探しの旅は、幼いサルーが兄グドゥの

仕事に無理やりついて行ったことから始まります。どんなに

力持ちでもどんなに真面目でも、5歳児なんですよ。サルーは

駅で兄とはぐれてしまい、おまけに回送電車ではるか遠い

カルカッタまで向かってしまうのです。人々がひしめき合う駅の

雑踏で、小さなサルーは柱をよじ登り「グドゥ〜」と呼び続けます。

この姿は彼が襲われているものすごく大きな不安を感じ取れる

もので、見つかるはずもない兄の名を呼ぶ声がいつまでも響き渡り、

耳から離れません。

 

 

ライオン
 

かつて実姉が「インドへ旅行したい」と言って突然出かけた

ことがあって、それも初めての海外旅行であり、

「どうしてインドに行きたい?」と尋ねたところ

「ガンジス川でで沐浴をしたい」との答えが返ってきました。
それがこのサルーが迷った時期とちょうど重なります。姉は

沐浴の夢はかなわなかったし、ついでに帰国時に下痢の症状が

あり、検疫で止められ、さらにはその後保健所にも行く羽目に

なったことを思い出しました。
サルーの困難な状況はここで数多く映されます。ストリート

チルドレンとなり、それを捕まえに来た大人に追われ、人身売買

に巻き込まれそうになり、さらには劣悪な環境の施設に収容

されます。サルーは幸いなことに5ヶ月で里親に恵まれたことが、

その後のサルーの人生が大きく変わったと思うのです。そして

オーストラリアへ渡り、何不自由ない家庭の子供として育って

いきます。翌年同じように養子の弟マントッシュを受け入れた

この家庭はマントッシュの問題行動に苦労するわけですが、

それは彼の養子に出されるまでの過酷な生活の積み重ねであっ

たことは想像に難くないのです。
ではなぜサルーは本当の母や兄を探したい欲求にかられたの

でしょうか。それは映像で見られるように、時折浮かぶ故郷の村や

母や兄の姿、そしていくつもの出来事が頭から離れなかったに

他ならないと思うのです。「自分探しの旅」と称して世界を放浪

するバックパッカーがいる中で、自分のルーツを探しに行く者は

ほとんどいないと思う。自分のルーツがオーストラリアになく、

インドにあることはわかっているのに、その過去を探すことは

今の養父母を裏切ることにもなる。サルーの心の葛藤は続きますが、

それでも過去の記憶を取り戻し、これから先の人生を歩みたいと

切望するサルーの気持ちもなんとなくわかる気がするのです。

本当に何となくですが。
インドで施設に収容されている時、サルーは顔写真付きで新聞に

親探しの記事を載せられるのですが、反応はありませんでした。

それはなぜか。彼の母は新聞どころか「文字」が読めなかったのです。
ちなみにインドにおける識字率は1991年当時48.2%に過ぎず、

田舎の村に住む母が文字を読めなかったとしても当然のことなのです。
一方里親であるジョンとスーは決して子供が持てないから養子を

選択したのではなく、「恵まれない子たちを助ける方が意義がある」

という崇高な志を持っていたことを知ると、また感動します。
その経緯も神秘的であり、彼らとサルーの結びつきも運命的なもので

あったのかもしれません。
「闇の子供たち」(2008)ではタイにおける臓器移植を目的と

した幼い子供の人身売買や幼児売買春を描いていましたが、インドに

おけるストリートチルドレンは世界で最も多く、その中から人身売買

で連れ去られる者もかなりの数いるのです。
但しこの映画ではあくまでも自分のルーツを探すことを主に描いており、

それが叶う時には感動するとともに、兄グドゥがなぜ戻らなかったのか

理由を知ると、サルーの脳裏に浮かぶのは兄と2人で線路を飛び跳ねて

遊んだこと、一緒に石を運んだこと、自転車に乗せてもらったことなど

楽しいものばかりであり、彼の記憶の中ではグドゥは永遠にあの時の

まま存在し続けるのだろうと思ってしまいました。

Google Earthと自分の断片的な記憶をつなぎ合わせて目的を達成

したサルー。そしてラストに映画の題名の意味が分かるのです。

住んでいた場所をいくら大人に伝えても伝わらなかったのは、
「ガネストレイ」ではなく「ガネッシュタライ」だったからで、

自らの名前すら「サルー」ではなく「シェルウ」だったと知ると

サルーがいかに幼かったのかを改めて実感します。

 

ライオン
 

シェルウの意味は「ライオン」

 

 

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The NET 網に囚われた男

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JUGEMテーマ:韓国映画全般

網に囚われた男

 

「The NET 網に囚われた男」

原題:The NET

監督:キム・ギドク

2016年 韓国映画 112分

キャスト:リュ・スンボム

     イ・ウォングン

     キム・ヨンミン

 

北朝鮮の寒村の漁師チョルは、漁に出かけた

もののエンジンが故障し、そのまま南北境界線を

越えていまう。彼はスパイ容疑をかけられ韓国

警察の執拗な取り調べを受けるのだが..。


<お勧め星>☆☆☆☆ すべての出来事が今まさ

に起こっているような内容で、いくつもの思いが

沸き上がります。


「正しさ」は1つではない


鬼才キム・ギドク監督といえば一番最近見たものが

「殺されたミンジュ」(2014)で、権力という

のは弱者にとって必要悪かもしれないというような

何ともモヤモヤした思いを抱きました。「嘆きのピエタ」

(2012)は個人的には見終わってマックス陰気に

なれる映画であり、どうもこの監督とは相性が良くない

と思いつつ、やはり見てしまいます。
北朝鮮が水爆実験に成功し、祝いの垂れ幕が掲げられる

道を、それに見向きもせずにいつも通り漁に向かう

ナム・チョル。彼にとって妻子のいる今の生活は、

彼の価値観の中で幸せであり、それを変化させることなど

思いもしないはずなのです。ところがボロイ船で出港

するとエンジンが故障してしまう。ボロいんだもの。
最近日本海側に漂着する北朝鮮籍の船をニュース映像で

見ましたが、あれはいつの時代のものかと思う代物であり、

故障して当然、雨風すらしのげないんじゃないかと思えます。
そして不運にも南北境界線を越えてしまい、韓国警察に

拘束されます。韓国にしてみれば、彼が

「本当に船が故障した漁師」なのか「漁師を装ったスパイ」

なのか取り調べるのは当然なのでしょうが、その取り調べ

風景を見ていると、独裁政権に洗脳された人々を1人でも

多く救うという目的以前に、朝鮮戦争で受けた私怨も渦巻いて

いるわけです。

 

網に囚われた男

 

あの戦争から半世紀以上経っても南北が統一されること

など起こり得るはずもなく、逆に対立が強まるばかり。

個々では家族が離散している人々もいるわけで、国家の

思惑と個人の思いは全く異なるものだと実感します。
チョルは資本主義に侵された南側のものは一切見ないと目を

開けません。それは戻ったときに(戻れたとしたら)当局

に追及されるとわかっているから。また、韓国警察は、

チョルがスパイでなければ、韓国側への亡命を勧めます。

それも国として「迫害される人々を救う」という目的が

あるわけですが、チョルに何のメリットがあるのかと

思ってしまう。またチョル自身も、ソウルの街中に置き去り

にされ、初めて目を開くとそこには見たこともない店や

物資があふれており、驚くものの、風俗嬢が男性に暴力を

受けている姿を目撃します。彼女は子供を置いて出かせぎに

来ていると言う。豊かであると宣伝する国になぜこのような

不幸で貧しい人が存在するのだろう。当たり前の疑問を

抱くわけです。亡命して住居や職業を与えられ、幾らかの

お金をもらえたとしてもそれが本当に幸せなのだろうかと。

 

網に囚われた男
 

チョルに対し唯一好意的に接する警護役のジヌ。彼と

「南北統一したら再会しよう」と約束するのは叶わぬ望み

なのでしょうか。

「潜在的なスパイ」として韓国で取り調べられたあげく、

無事に帰国できたものの、祖国でも全く同様の取り調べを

受けます。これが彼が戻りたかった国なのか。彼の個人の

自由と尊厳はもはやどこにも存在しなくなります。強固な

意志で帰国を果たしたものの、そこで見る北朝鮮保衛部の

腐敗ぶりは、韓国のそれと少しも違わないのではないか。
冒頭に夫婦で過ごした熱い時間は、ラスト付近に同じシーン

になったとき、妻の背中に傷跡が見えます。そこで彼は妻も

当局から拷問を受けたことを知るわけです。自分は何を

守るために戻ってきたのか。様々な疑問が沸き上がり、

ラストシーンへとつながるのです。そこに残るのは「正しさ」

の基準は国によっても個人によっても全く異なり、個人の

「正しさ」を優先したとしてもそれが幸せにつながるわけで

はなく、本当にちっぽけな存在なのだなということを実感

しました。

 

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SING/シング

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JUGEMテーマ:アニメ映画全般

 

sing

 

「SING/シング」

原題:Sing

監督:ガース・ジェニングス

2016年 アメリカ映画 120分

声:マシュー・マコノヒー

  リース・ウィザースプーン

  セス・マクファーレン

  スカーレット・ヨハンソン

  ジョン・C・ライリー

 

バスターは経営不振の劇場を盛り返すため、

歌唱コンテストの開催を決める。コンテストには

それぞれ事情を抱えつつ歌に未来を託す動物たちが

集まるが...。


<お勧め星>☆☆☆☆ 知っている歌が次々と繰り

出されノリノリになれます。


歌って、踊って、楽しもう


何といっても洋楽に疎いので題名がすっかりさっぱり

なのですが、こんな私でもなじみのある歌がいくつも

流れてきます。

 

sing
 

ストーリーは極めて単純。父が苦労して手に入れた

劇場が、今や経営破綻寸前のバスターは、歌唱コンテスト

を開いて一挙に借金を返済し、かつての人気を取り戻そう

と考える。そのコンテストに合格したのはそれぞれが

私生活に悩みを抱える動物たちばかりで、そもそも

賞金1000ドルを秘書のグローリーが0を2つ多く

タイプしてしまうというアクシデントからしっちゃか

めっちゃかになっていくわけです。どう考えてもラストは

ハッピーとしか思えないのでもう安心して見ていられます。

期待を裏切らないこういう映画もたまにはいいですね。
さてコンテストに合格したのは
。横吃い了卞擇離泪泙如家事と育児に追われ仕事人間の

夫との生活に疲れ切っているロジータ

 

sing
 

強盗団のボスである父を持ちながら、実はピアノを奏で

歌うことに憧れるゴリラのジョニー

 

sing
 

エンターテイナーだけれど、ずる賢く、自信過剰の白ネズミの

マイク

 

sing
 

の人とバンドを組んでいるけれど自分の歌を歌いたい

ハリネズミのアッシュ

 

sing
 

ツ尭盖い幣櫃離漾璽覆蓮家族の期待が大きすぎて、自慢の

美声を人前で聞かせることができない

 

sing
 

で、彼らがコアラのバスターとグローリーの元、喜んだり、

凹んだり、悲しんだり、怒ったりしながら、それらを同時に

味合うことで結束し、クライマックスへと向かいます。
「どん底に落ちたら上がるだけ」なんて、親友で金持ちだけど、

ゲームばかりしているバカ息子と思った山羊のエディの言葉も

沁みますね。
まさにSINGで再生していく動物たちをたくましく描いていました。

それにしてもエンドロールの後に何度も映像が出てくるから、

席を立ってから「しまった」と思う人がたくさんいただろうと

思うとますます楽しくなります。
もちろん字幕版で見ましたが、吹き替え版も好評のようですね。

 

 

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怒り

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JUGEMテーマ:邦画

 

怒り

 

「怒り」

監督:李 相日

原作:吉田修一

音楽:坂本龍一

2016年 日本映画 144分 PG12

キャスト:渡辺 謙

     森山未来

     松山ケンイチ

     綾野 剛

     広瀬すず

 

八王子で夫婦惨殺事件が起き、現場に「怒」と

いう血文字が残されたいた。事件から1年後、

千葉では娘愛子が、よそ者の田代と恋仲になった

ことを心配する父洋平の姿があり、東京では死期の

近い母親を持つ優馬が直人と深い仲になる。


<お勧め星>☆☆☆☆ 原作が未読なので真相が

わからずかなり見ごたえのある映画でした。


信じることの難しさ


「愛とは決して後悔しないこと」は1970年映画

「ある愛の詩」の名ゼリフです。もうね、この映画は

涙なしに見られる内容じゃないって最初から分かって

いるんですよ。それでもやはり見てボロボロに泣いて

しまった覚えがあります。そんな純粋に人を愛することの

難しさがこの映画から伝わってきます。さらに「怒り」、

それは自分に対してか他人に対してかそれぞれ形を変えて

いるけれど、同時に描くことで人間として生きることの

難しさを実感するのです。
血生臭い殺害現場に入り込む警察官。ピエール瀧と三浦貴大

というコンビは犯人と警官のように思えますが、違うんですね。

一応同僚らしい。床一面べっとり血がついている映像と、

セミの鳴き声、額や頬、首筋から噴き出る汗が、そのまま

臭いとして漂ってきそうなシーンが続きます。そして壁に

血で書かれた「怒」という文字。これは何を意味すのでしょうか。
新宿の風俗店から連れ戻された愛子は、父だけでなく周りの

誰もが気づくように、少し幼稚っぽい。あの清純な

宮崎あおいさんが、風俗店勤務だなんて...と思ったら、

まあそこまでですよね。ロングの毛の先が色が剥げている

あたりが、彼女のすさんだ生活を物語るくらいです。そして

彼女が好きになるのが、田代という「素性のわからない流れ者」

で、小さな漁師町では、よそから来たものへの猜疑心が簡単に

消えるものではないと実感します。だから「東京で穢れた愛子」

とお似合いとなるのだろうか。まことに狭い世界観だ。ここに

暮らす者の地縁血縁の強さは、逆に言うと息苦しい閉塞感に

他ならないことに気づくことはないのでしょうね。
東京では母親がホスピスに入っている優馬が、ゲイの集う

場所で直人という見知らぬ男と親しくなります。

「俺お前のこと全然信用してないから」あくまでもスマートに

振舞う優馬と何かを隠している直人のガラス細工のように

今にも壊れてしまいそうな関係が描かれます。
そして沖縄。本土から移り住んだばかりの泉が辰哉に連れられて

離島に遊びに来ると、そこには田中という、これまた見知らぬ男

がいるわけで、見知らぬ、得体のしれない男が、それぞれに

何の関係のないまま同時期に3人登場するのです。
ではこの3人を結びつけるのは何かといえば、それは冒頭の

殺人事件の容疑者の顔写真であり、この山神一也が整形を

施した顔がテレビで流れると、「うわ!どれもくりそつじゃん」

と思うわけですよ。「未解決事件を追え!」的な番組で犯人が

見つかった事件をありました。あの犯人は幾度も整形し、

時効間際まで逃亡し続けたものの、この手の番組がきっかけで

逮捕されたのを覚えています。なので1000の情報の中に

1つでも有効なものがあればそれを執念で追っていくのが

警察なのですね。そう信じています!
ここで最も信用してあげるべき人間が疑ってしまうんですよね。

信じたいから本当のことを知りたい。しかしそれは相手を

追いつめることになると気づいていても、どうしても行動

してしまう、言ってしまう。そこが人間の性なのかもしれません。
原作が未読なので終盤が映画でどのように脚色されたのか

わかりまえせんが、山上の「怒り」は、どこにでも起きうる

ことのように思えて怖くなりました。
坂本龍一さんの音楽がとてもきれいです。

 

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ラビング 愛という名前のふたり

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JUGEMテーマ:洋画

 

ラビング

 

「ラビング 愛という名前のふたり」

原題:Loving

監督:ジェフ・ニコルズ

2016年 イギリス=アメリカ映画 122分

キャスト:ジョエル・エドガートン

     ルース・ネッガ

     マートン・ソーカス

     マイケル・シャノン

 

多くの州で異人種間の結婚が禁止されていた1958年、

黒人の恋人ミルドレッドの妊娠を知った白人のリチャードは、

ワシントンD.C.で結婚する。しかし故郷に戻ると保安官に

逮捕され、2人は25年間州外追放処分となってしまうの

だった。


<お勧め星>☆☆☆☆  淡々としたストーリーでありながら、

ラストには静かな感動の波が押し寄せます。


彼が私を守った


予告編は実に動きのあるもので、州法で禁じられた異人種間

の結婚をしたカップルが、逮捕され、非情な判決を受け、

それに耐え、そして闘うかのように思われました。しかし、

本編では、逮捕され、裁判を受けるシーンも淡々と描かれ、

それを2人は不当と思いながらも受け入れています。法律で

決まっていることに立ち向かおうとする姿などはみじんも

感じられないのです。
そもそも内容の多くが、リチャードとミルドレッドの日常生活を

映すもので、故郷バージニアに思いを馳せながらも判決を受け入れ、

10年近くワシントンで暮らし、その後、秘密裏に州へ戻り、

周囲から身を隠すように暮らすこととを選びます。それがなぜ、

急に動き出すかというと、そこにはいわゆる「人権派の弁護士」

の姿があるわけで、この後沸き起こる公民権運動の先駆け裁判と

して、最高裁に上告を受理してもらうことが最終目的だったの

かもしれないし、世間に注目させる目的も含んでいたのかも

しれません。

主役リチャードを演じるのは「ザ・ギフト」(2015)の

ジョエル・エドガートン。いかにも武骨で、優しい心を持って

いるけれど、その感情をほとんど表に表さない男性を好演。

「ザ・ギフト」のウルトラ怖いおっさんとは大違いです。中盤、

雑誌ライフの記者役で

「ドリームホーム 99%を操る男たち」(2014)の

マイケル・シャノンが登場するので、何か魂胆があるのかと

思うけれど、それはないです。しかし彼が書いた記事は

「結婚という名の犯罪」というセンセーショナルな題名を

つけられており、表面的には何もなかったかのように

振舞っているリチャードの職場の誰かが、その記事をレンガに

張り付けて車に放り込んでします。表面的に「差別はしない」

と口にする人たちの心の奥底が見えたようでここは怖かった。

またかつては親しかったリチャードの故郷の黒人たちから

「お前は白人ではなくなったんだ」と言われる姿も辛かった。

その気持ちは理解できるけれど。ここでリチャードは初めて

大泣きするんですよ。ミルドレッドの腕の中で。自分は何一つ

変わっていないのに周囲はどんどん変わっていくのです。
英雄視されることを嫌ったミルドレッドの気持ちを生かす形で、

(リチャードは裁判の数年後に事故死)静かなストーリーを

展開し、ラストに大きな余韻を残す内容になっていました。
人種などという人間というくくりの中の些細な事柄で分類する

ことが、いかに愚かで悲しいことか。ほんの50年前の裁判で

勝ち取った権利がどれだけ重要なものであったのか。それらを

踏まえてみてほしい映画です。
「異人種間結婚の脅威」という考えを作り上げたのは、

誰だったのか、そもそも「脅威」など存在したのか。いろいろ

考えると怒りがこみ上げますが、人種問題を扱った映画は、

美談として演出されがちで、それはややもすると不快にも

感じ取れてしまう。それが一切なかったこの映画は極めて

秀逸だと思うのです。

 

 

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僕のワンダフルライフ

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JUGEMテーマ:洋画

 

僕のワンダフルライフ

 

「僕のワンダフルライフ」

原題:A Dog's Purpose

監督:ラッセ・ハルストレム

2017年 アメリカ映画 100分

キャスト:デニス・クエイド

     ペギー・リプトン

     ブライス・ゲイザー

     K・J・アパ

     ブリット・ロバートソン

 

少年イーサンに命を救われたレトリバー犬は、

ベイリーと名付けられ、イーサンといつも一緒に

過ごすようになる。そして寿命を全うしたベイリーは

別の犬として生まれ変わるが...。


<お勧め星>☆☆☆☆ 犬好きにはたまらない映画です。

無駄な涙を流すシーンはありません。


犬は自分の存在をどう考えているのか


原作はW・ブルース・キャメロンという人の

「野良犬トビーの愛すべき転生」という本で、彼はこの

映画の脚本にも携わっています。主人公に会うために

転生を繰り返したとか、4つの「犬生」を描いたとか

ネットに書いてあるものもありますが、ちょっと違う感じ。

主人公に会うためではなく、たまたま何度も犬に生まれ

変わったのが本当のような気がします。そして見る前に

考えていたほど涙が出る映画ではなく、見終わると、

犬好きな人はもっと犬が好きなるし、そうでない人は

お散歩で見かけた犬を見る目が少しだけ変わるようなそんな

内容なのです。

 

僕のワンダフルライフ
 

第1の犬は、「野良犬」→自由に遊んでいたけれど捕獲員に

捕まり処分

 

僕のワンダフルライフ
 

第2の犬は車の中で熱中症で死にかけた状態のところを

救ってくれたイーサンとのかなり幸せなレトリバー犬の

生涯です。会話の中でキューバ危機が出てくるところから

1960年代であるとわかり、イーサンといつも一緒に遊び、

暮らし、恋人ハンナともまるで自分の恋人のように過ごす

ベイリー、あ、名前は「ベイリー」です。

 

僕のワンダフルライフ

 

小さな事件は笑えるものの結局大きな事件が起き、状況が

変化してもベイリーは幸せなまま寿命を終えます。ここは

結構泣けるんですが、あっという間に次の犬生になるわけで、

次は警察犬シェパードのエリーとしてカルロスの相棒として

活躍します。

 

僕のワンダフルライフ

 

カルロスの私生活は深くわからないまま、英雄であるエリーは

...なんですけど、またここでも泣けるかも。しかーし、すぐに

次の犬生が訪れます。この絶妙なテンポで悲しみが吹き飛んで

しまうのです。

 

僕のワンダフルライフ

 

次はコーギーとなり、ティノと名付けられて、食べることが

大好きなマヤと共に暮らすのです。ツーと言えばカーと言う

共同生活はおかしいですよ。これも最後まで幸せなもの。

ではなぜベイリーとしての記憶が残り続けているのか。

そこにはベイリーとして飼い主のイーサンに果たしておきた

かった役目が残っているわけで、それに気づくのが5頭目と

なるセントバーナードの雑種犬、ワッフル。つなぎっぱなしで

散歩も遊びもしてもらえず、寒い冬も家の外で暮らすワッフルは、

当然そこを「家」と考えていないのです。犬といえば最も

特徴的なのがその嗅覚の鋭さで、それがワッフルを、かなり

年齢を経たイーサンの元へ連れて行きます。いや辿って行ったら

その家に着いたというのが正しいのでしょうか。ワッフルは

イーサンに気づくけれど、イーサンはどうなのでしょう。
かつてイーサンとベイリーがしょっちゅう遊んだ空気の抜けた

フットボールや独特の芸を思い出しましょう。そうすると本当に

人間と犬の絆って強いなと実感します。
大型犬だと10年足らずが寿命と言われていますが、その期間を

本当に大事にしてあげればきっといつか戻ってきてくれるような

希望が湧いてくるストーリーでした。

 

 

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ニュースの真相

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JUGEMテーマ:洋画

 

ニュースの真相

 

「ニュースの真相」

原題:Truth

監督:ジェームズ・バンダービルト

2015年 オーストラリア=アメリカ映画 125分

キャスト:ケイト・ブランシェット

     ロバート・レッドフォード

     エリザベス・モス

     トファー・グレイス

     デニス・クエイド

 

2004年CBSテレビの「60ミニッツ」は再選を目指す

ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を報じる。プロデューサーの

メアリーは、丁寧な裏付けをとり、内容に自信を持っていたが、

一部のブロガーから、疑惑を追及され始めると、証言者が発言を

次々に撤回していくのだった。


<お勧め星>☆☆☆☆ まさに現代の報道の現場を見るような内容

でした。


真実を追求することはジャーナリストの本質だ


原題「Truth」そのものの内容です。この映画が製作されたのが、

アメリカ大統領選を控えた時期であり、政治的な意図を感じるの

ですが、問題はそんな単純なものではないと知ってほしい、いや

知るべきなのです。
「昔は良かったね」昭和の人間はよく言います。情報源がテレビ、

ラジオ、新聞、雑誌のみであり、各々が限られた情報の中から、

自分の考えを持つことができ、それを見ず知らずの人に批判される

ことなどなかった。しかし、ネットが普及した現代社会においては、

東京五輪のロゴ盗作問題がネット上の指摘から始まったことのように、

あらゆる人々が溢れる情報を得、そこから真偽を指摘することが

できるのです。悪意のある偽情報も流せます。

 

ニュースの真相
 

CBSテレビのプロデューサー、メアリー役はケイト・ブランシェット。

もう貫禄の演技なので安心して見られます。そして彼女の父親的存在で

看板キャスター、ダン役はロバート・レッドフォード。ルックス的

にはかつての面影もないけれど、広い心を持ちいつも落ち着いている

人間を好演。

 

ニュースの真相
 

スクープとして取り上げたブッシュ大統領の軍歴詐称問題が、1つの

綻びから始まって、CBS会社自体の問題となり、親会社が共和党側で

あったことも大きく関係して、報道の撤回、さらには調査委員会実施

まで追い込まれていく様は、映画中盤より坂道を転がり落ちるように

描かれていきます。
そこでの論点が「真実」つまり「軍歴詐称があったのか否か」ではなく、

報道した人間の個人の資質にすり替えられていくのは、まさに

現在進行形で起こっているようで空恐ろしい気がします。どれだけ

「確証」をあげたところで、出来上がった構図を塗り替えることは

困難を極めるのです。

 

ニュースの真相
 

「権力者の横暴」と冒頭にメアリーは語りますが、

「報道する側の傲慢」も見え隠れするし、取材された人間が、

一般人でありながら追いつめられるのは見ていて辛い。

 

ニュースの真相
 

「真実を追求すること」の難しさは、時代が変わるにつれてますます

困難になっているのかもしれません。しかしだからといって、真実を

求める姿勢をうしなってはいけないのです。

 

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ヒトラーの忘れもの

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ヒトラーの忘れもの

 

「ヒトラーの忘れもの」

原題:Unde sandet/Land of Mine

監督:マーチン・ピータ・サンフリト

2015年 デンマーク=ドイツ映画 101分

キャスト:ローラン・モラー

     ミケル・ボー・フォルスガー

     ルイス・ホフマン

     エーミール・ベルトン

     オスカー・ベルトン

 

第二次大戦に敗れたドイツ軍は、デンマークに多くの

兵士を置き去りにする。彼らはデンマーク軍の指揮下で、

ドイツ軍が埋めた地雷撤去作業にあたることになるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 憎しみの連鎖をいつ断ち切るか、

そこには大きな勇気と行動力が必要だと実感します。

 

第二次世界大戦後のデンマークには、ナチスドイツが埋めた

地雷が220万超存在し、その除去にあたったのは、埋めた

国かつ敗戦国であるドイツの15から18歳の少年兵が大半

だったそうです。敗戦色の濃かった大戦末期のドイツで

徴兵年齢が引き下げられ、なんの訓練も受けないまま占領地に

到着し、そして敗戦、さらには祖国に見捨てられたことが伺える

映像が冒頭から続きます。

映画内でデンマーク人の農家の女性が、ドイツ軍少年兵を蔑んだ

表情で睨むのは、彼女の夫が戦争被害者であったのか、もしくは

ナチスドイツ占領下の祖国で、ゲシュタポによる情け容赦ない

ユダヤ人狩りを目の当たりにしたのだろうと推測できるのです。

デンマークは、ナチスドイツの攻撃を受けた周辺国とは異なり、

レジスタンス活動は行われたものの、多くがゲルマン民族であると

いうこともあってか、ほとんど戦闘を行うことなく占領地化された

らしい。

 

○見どころ

ドイツ少年兵に地雷除去を強制するデンマーク軍の大尉たちは、

まるで自分の子どものような少年に暴行をし、暴言を吐きます。

 

ヒトラーの忘れもの

 

これが戦争なのです。地雷など見たこともない少年もいる中で、

彼らは本物の地雷を使って除去訓練を受けると1人爆死。さらに

11人の少年が連行された浜辺では、45000の地雷を除去

すれば帰国できると、ラスムスン軍曹に言われ、彼らは、一列に

並び這いつくばって棒で地面を指して進みます。このシーンの

緊張感は最後まで途切れません。

 

ヒトラーの忘れもの

 

ヒトラーの忘れもの

 

彼らが果たして「これが終われば本当に祖国に帰れる」と

思っていたのかわかりませんが、食事を与えられないまま、

作業を続ける顔にはまだ幼さが残るではありませんか。

地雷除去に失敗し、両手を吹き飛ばされたヴィルヘルムが

「ママ、帰りたい」と叫ぶ姿は胸が痛むばかりでした。

それでも作業中に将来の夢を語り合い「ドイツを復興させたい」

と瞳を輝かせる少年の姿が映ります。

 

●惜しいところ

邦題があまりに甘すぎる。せめて英題の「Land of Mine」で

ないとねえ。このmineが「私のもの」つまり「自分の国」を

さすのか「地雷」をさすのか、おそらくは両方なのでしょうね。

それと必ず何かが起きる前に「この先のこと」を語ります。

これが3度くらいあったかな。死亡フラグが分かりすぎる。

 

戦争が国単位で行われるのに、個々の被害者と加害者ができ、その

憎しみが晴れることは限りなく難しい。だったらなぜ戦争をする

のかという疑問が生まれるのは当たり前なのです。だからこそ

それを赦す心を持つことこそが、人間のあるべき姿だと思うのです。

 

 

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サウスポー

4

JUGEMテーマ:洋画

 

サウスポー

 

「サウスポー」

原題:Southpaw

監督:アントワン・フークア

2015年 アメリカ映画 124分

キャスト:ジェイク・ギレンホール

     レイチェル・マクアダムス

     フォレスト・ウィテカー

     オオーナ・ローレンス

     カーティス・”50セント”・ジャクソン

 

同じ施設出身の愛する妻モーリーンを失ったボクサー、

ビリーは、チャンピオンベルトを失ない、ライセンス、

財産その上、娘との生活も奪われる。彼は老トレーナー、

ティックの下で再びトレーニングを始めるが...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 ボクシング=ロッキーという

イメージをすっかり塗り替える内容でした。

 

主役のビリー・ホープ役は、スケジュールの都合で降板した

エミネムの代わりに抜擢されたジェイク・ギレンホール。

映画の内容も変わっていますが、抜擢の理由が

「しっかりトレーニングしそうだから」。

確かに見事な体と、スタントなしのボクシング・シーンには

目を見張るものがあります。

 

サウスポー

 

○見どころ 

序盤はディフェンスをせず、流血しながらも破壊力のある

パンチで勝利を収めるビリーの姿と妻モーリーンとのラブラブ

ぶりが映ります。

 

サウスポー

 

このレイチェル・マクアダムスがきれいなんだよね。

ストーリーはあとで考えると、極めてありきたりで、

 施設育ちの貧乏人カップル

→ボクシングで大成功し、車や大豪邸を入手。娘もいる。

→ウハウハ喜びつつ、妻の心配を受けて、最後の3試合を決意

→事件で妻を亡くす

→タイトルマッチどころかライセンスもはく奪、資産はなくなり、

娘は施設へ=どん底

→そこからどう這い上がるか

というものなのです。娘レイラ役の子役がとても演技が上手く、

必ずや泣かされること間違いなし。

 

サウスポー

 

また、終盤のビリーとチャンピオン、ミゲルの練習風景は、

陰(地味)と陽(派手)な色合いで映され、とてもわかりやすい

のです。

題名「サウスポー」の意味があそこだけで生かされるなんて!と

感謝感激雨あられ。

老トレーナー、ティック役はフォレスト・ウィテカーなのでもう

安心して見られます。

 

サウスポー

 

●惜しいところ

何のひねりもなく普通に感動して終わってしまいました。

ティックのジムにいた少年ホッピーの存在もいまいちわからない。

 

とはいえボクシングシーンはカメラアングルも凝っているので、

実際のゲームを見ているように感じます。面白かった。

 

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マンチェスター・バイ・ザ・シー

5

JUGEMテーマ:洋画

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

原題:Manchester by the Sea

監督:ケネス・ロナーガン

2016年 アメリカ映画 137分

キャスト:ケイシー・アフレック

     ミシェル・ウィリアムズ

     カイル・チャンドラー

     ルーカス・ヘッジズ

     カーラ・ヘイワード

 

ボストンで便利屋をしているリーのもとに故郷の

兄が心臓発作で亡くなったという知らせが届く。

実家に戻ったリーは、兄ジョーの息子で16歳の

パトリックの後見人になっていることを知り...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 静かだけれど、ある瞬間グッと

くるものが押し寄せます。

 

ケイシー・アフレックが無表情でお愛想の1つも言えない

便利屋リー役を好演。アカデミー賞主演男優賞獲得も

頷けます。「キラー・インサイド・ミー」(2010)

の時よりぽっちゃりして、すっかり中年になっています。

敢えてそういう役作りをしたのだろうか。

 

〇見どころ

ボストンで便利屋として働き、淡々と仕事をするリーの姿が

映り、不条理な文句にも無反応な姿に冒頭から違和感を

感じます。

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

そして故郷の兄ジョーの死を知り、故郷に戻ったリーの脳裏に

浮かぶ過去の自分たちの姿が、彼の現在の状況を少しずつ説明

していくのです。

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

ジョーが心臓を患っていたこと、彼の息子パトリックをこよなく

愛していたこと、何より、リーにはミシェル・ウィリムズ演じる

妻ランディや可愛い子供が3人いたこと、さらに地元の仲間と

大騒ぎをするほど仲が良かったことなど、次々に入り込む映像が、

リーのミステリアスな姿を次第に解き明かしていきます。

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

この手法がとても秀逸で、途切れ途切れの映像が、リーの心中を

そのまま描いているようにも感じるのです。

 

マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

アメリカ北部の海沿いの町の寒々しい景色、実際寒いんだろうね。

それがひとたびボートに乗って海に出ると生き生きしてくるという

男たちの表情の対比も興味深い。時々暴力となってあふれ出る

リーの心の声は、終盤に言葉として発せられ、それを聞くと、

見ている側は分かっていたのに、辛くてたまらくなるのです。

 

●惜しいところ

映画はよかったのに、途中でトイレに立つ人4人、携帯電話に

出るために席を立つ人1人、大いびきの人1人、エンドロールを見ずに

帰る人大勢。エンドロールに聞こえるさざ波で、この後の彼らの姿を

想像するという考えがない人が多い。使われているBGMもよいもの

ばかりでした。こら、しっかり聞いてくれ!

 

 

 

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