アクト・オブ・ウォー

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アクト・オブ・ウォー

 

「アクト・オブ・ウォー」

原題:Chosen

監督:ヤスミン・ディスダル

2016年 イギリス映画 105分

キャスト:ルーク・マブリー

     ハーヴェイ・カイテル

     アナ・ウラル

 

マックスは祖父から第二次大戦中のハンガリーの

ある一人の男の話を聞かされる。その男は病死した

妻の遺志をかなえるため、レジスタンスに身を投じた

義妹を守ろうと自らも戦うのだった。

 

<お勧め星>☆☆ もう見古したような題材を今更

新しいストーリー仕立てにしても先が読めます。

 

主人公のおじいちゃま役はハーヴェイ・カイテル。彼は

孫息子マックスの要望で、あるヒーローの話をし始める

のですが、それが誰のことだか、すぐにわかってしまう、

これに気づかないのはよほどのドンだと思ってしまいます。

おじいちゃまの話は、第二次世界大戦中のハンガリーで

ドイツ軍により迫害を受けていたユダヤ人の姿から始まる

のです。

 

アクト・オブ・ウォー

 

その中のソンソンは、フローレンスという美しい妻と幸せに

暮らしていたものの、彼女が乳がん⇒ユダヤ人のせいで治療中止

⇒身重の妻死亡⇒義妹ユディトを守る約束が遺言⇒嫌っていた

レジスタンス活動に参加、という姿が描かれます。義妹ユディト役

の女優さんは、ちょっとゴリラ顔。(すみません)姉さんは

きれいだったのにねー。

 

アクト・オブ・ウォー

 

〇見どころ 

特になし。

 

●惜しいところ

「ハイル、ヒトラー」以外は全て英語を話します。それは

ハンガリー人もドイツ人将校もポーランド人も同じなので、

ナチス将校に扮したソンソンを、憲兵隊もドイツ兵も気づかないと

いうアンビリーバボーな展開。

 

アクト・オブ・ウォー

 

序盤に囚われの身になったレジスタンスの女性への虐待シーンが

あるものの、あとは発砲、爆発などが見られるのみで、とても

単調です。さらにラスト付近に「ソンソンが最後にドイツ兵を

殺したのは1944年5月16日だった」なんておじいちゃまが

話すけれど、おじいちゃま、よーく考えて。彼がポーランドに到着

したのは1944年秋ですよ。もう少しさらに踏み込むなら、

ソ連赤軍の到着を待ったソンソン達は、彼らから勲章をもらい

大喜びしていたけれど、その後のハンガリーやポーランドなど

東欧諸国の混乱は、いくつもの歴史的事実があったはず。こんな

単純な話で終わらせてほしくなかったし、エンドロールに映る

字幕などもっと余分です。作った意味がわからない映画です。

 

 

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ネイビーシールズ

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ネイビーシールズ

「ネイビーシールズ」
原題:Act of Valor
監督:スコット・ウォー
   マイク・マッコイ
2012年 アメリカ映画 110分 PG12
キャスト:ローク・デンバー
     マイク・マッコイ

アメリカ軍特殊部隊ネイビーシールズの大尉ローク
たちは、拉致されたCIAエージェント奪還作戦に
成功する。しかしその背後にはアメリカ全土を破壊
するテロを計画する集団がいた。

<お勧め星>☆☆ アメリカ軍賛美映画に尽きます。
その事件の背景などは一切説明されず、隊員の雄姿
だけを映しています。


Rotten Tomatoesの評価はかなり低く、私も全く同じ
感想を持ちました。アメリカ海軍が全面協力している
上に出演者も本物のネイビーシールズだけあって、実戦
さながらの光景が目の前に広がります。銃器も全て本物
なんだって。


ネイビーシールズ

冒頭のカリフォニア州サンディエゴでのシールズチームの
軍用機からの降下練習は、本物のシールズ隊員が行って
いるからリアリティがあるに決まっています。
そしてフィリピン、マニラで起きた無差別爆破テロを発端
に、テロリスト+ロシアンマフィアとつながる麻薬王クリスト
の一掃作戦が始まるわけです。序盤にCIA諜報部員モラレス
が手際よく連れ去れるシーンはテンポがいいけれど、彼女が
受ける拷問がそれほどでもなく、あれなら逆にCIAの拷問の
方がすごいと思ってしまう。


ネイビーシールズ

無事モラレスを救出したシールズの次の任務はテロリスト掃討
のため、アフリカへ向かうというもの。


ネイビーシールズ

軍用機から海へ降下し、そこに浮き上がって来た潜水艦に
乗り込むという見事な連係プレー。すごいぞ、アメリカ軍!
ロケット砲や自動小銃などのあらゆる銃を大量に使って
敵を倒していくのです。(敵ってアメリカにとってのね)
ところが序盤から、シールズのローク大尉の妻がもうすぐ
出産するという話が幾度となく繰り返されます。死亡フラグ
が立ちまくっていますよ。
話はモラレス奪還以降は、ただ軍の実戦練習風景を延々と
見せ続けているようなもので、大した内容はありません。
ロークの親友デイヴが撃たれ、その後、転がった手榴弾から
他の隊員を守るために、ロークはそれに覆いかぶさります。
名誉の死なんだろうね。ラストに長い時間をさいて彼の
葬儀シーンが流れます。アクション映画としてだけ楽しむ
なら特に気になりませんが、それ以上を期待することは
できないと思います。




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ローン・サバイバー

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ローン・サバイバー

「ローン・サバイバー」
原題:LONE SURVIVOR
監督:ピーター・バーグ
2013年 アメリカ映画 121分 PG12
キャスト:マーク・ウォールバーグ
     テイラー・キッチェ
     エミール・ハーシュ
     ベン・フォスター

2005年、「レッド・ウィング作戦」のため、
ネイビー・シールズはアフガニスタンへ向かう。
しかしマイクをリーダーとするスパルタン0−1
の4人は、山岳地帯で200人以上のタリバン兵に
囲まれ猛攻撃を受けるのだった。

<お勧め星>☆☆ 戦闘シーンはリアルで、迫力が
ありますが、個人的にもっとも嫌いなテーマです。


撮影はアメリカ、ニューメキシコ州で行われたそう
ですが、アフガニスタンの山岳地帯を彷彿とさせる
映像になっています。
オープニングのネイビー・シールズの訓練風景は
「愛と青春の旅立ち」の訓練シーンを思い出します。
そしてある1人の兵士が瀕死の重傷を負いながらも
ヘリに乗せられ、治療を受け始めるシーンへと変わる
のです。

アメリカ軍特殊部隊ネイビー・シールズは、タリバンの
指導的地位にあるアフマド・シャーを見つけ、拘束する
ために「レッド・ウィング作戦」なるものを展開します。
その中の4人のチーム、スパルタン0−1がこの映画の
主人公になるわけです。しかし、ここでとても悩むのが
4人の名前が顔となかなかくっつかないこと。
ベン・フォスター、マーク・ウォールバーグ、
テイラー・キッチェ、エミール・ハーシュは顔でわかり
ます。ただマイク・マーフィを「マイク」と呼んだり
「マーフィ」と呼んだりするので、序盤は、誰の名前か
すっかりさっぱり。


ローン・サバイバー

そして4人の個人的な情報を少しだけ入れて、さあ、アフガンの
戦闘地へ降り立つのです。ちなみに新入隊のパットンという
若者を序盤に何度も映すと思ったら、後半、ヘリごと迫撃砲で
撃ち落とされるという立場にあったのだと納得。
シャーの姿を見つけ、本部からの指示を待っていると、ヤギを
連れた親子3人と遭遇します。そこで「このまま殺す」か
「ここに縛っておく」か「逃がして自分たちも山頂へ逃げ、本部
のヘリを待つ」の選択に迫られるのです。ここでマイクの下した
決断は極めて人道的だったとはいえ、それが彼らを危機に陥れる
わけです。


ローン・サバイバー

衛星や無線通信もできず、ひたすら山頂を目指すと、周りから
ものすごい数のタリバン兵が追ってきます。
「奴らはなせあんなに速いんだ!」
ダニーの言葉は核心をついていますね。どんな過酷な訓練を受けて
きたとしても、この山岳地帯で戦闘訓練をしているタリバン兵は

すべてを知り尽くしているわけです。さらにマシンガン、迫撃砲、
ライフルでめちゃくちゃ攻撃してきます。もう4人はボロボロです。
この傷がとてもリアルなので、血の苦手な方が見るのは無理です。
特に岩場を転がり落ちるときにできた傷は、もう落ちるシーンから
目をそむけたくなります。痛いってば!音もすごい。
アフガニスタンの村に伝わる「パシュートの掟」という素晴らしい
考えは、そのままアメリカに返したいですね。
そもそもアフガニスタン侵攻の大義はなんだったか、そしてその
根本的な原因はどこにあったのか歴然としています。したがって
このようなアメリカ万歳映画はとても不快です。



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a time of war 戦場の十字架

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戦争の十字架

「a time of war 戦場の十字架」
原題:Passchendaele
監督:ポール・グロス
2008年   カナダ映画   114分
キャスト:ポール・グロス
     カロリン・ダヴァーフス
     ギル・ベローズ

第一次世界大戦時、マイケル軍曹は無事に戦場から帰還したものの
心に深い傷を負っていた。彼は看護師サラに恋心を抱いていたが、
受け入れてもらえない。一方、彼女の弟デヴィッドは、喘息持ちのため
入隊テストに幾度となく不合格になっている。しかし彼にはどうしても
入隊したい理由があったのだった。

戦争の十字架

原題「Passchendaele」=パッシェンデールの戦いはカナダにとって
第一次大戦中の有名な戦闘だそうです。とはいってもこの映画で初めて
知りましたが。カナダ映画としてはまれにみるほど巨額な製作費21億円
を投じて作られ、カナダアカデミー賞も受賞しています。おそらくカナダ人
にとっては誇りに思うべき戦闘内容だったのでしょう。日本でも語りつがれ
映画化されたものはたくさんありますもんね。
パッシェンデールという土地がほぼ沼地で、かつ雨の多い地域のため、
ぬかるみに壕を掘って、敵と相対するシーンや、広大なカナダの景色が
画面いっぱいに広がります。

戦争の十字架

マイケル・ダン軍曹は、最初の派兵で、辛うじて生還したものの、その際、若い
部下など多くの仲間を失い、敵の少年を殺害してしまったことで、常に罪悪感に
囚われているのです。


戦争の十字架

そして軍の病院で知り合ったサラ・マン看護師に思いを寄せます。
時は戦時下であり、軍隊に入って戦場に行き、英雄になりたい、と願う若者が
溢れ、一方では、手や足を失って帰還しても、町の人々の称賛を受けるという
状況なのです。そんな時、サラの弟デヴィッドは、市長の娘キャシーと恋仲なの
ですが、喘息持ちのため入隊テストに落ちてばかりいるのです。市長に彼女との
結婚を認めてもらうため、そして実は彼らの父親がドイツ軍として戦い戦死した
事情から、どうしてもカナダ人として戦地に赴きたいのです。一つの国で様々な
国籍を持つ人がおり、それが敵味方に分かれた時、どちらを選ぶのか、日本では
強制的に日本人として戦わされた歴史もあります。また逆に移民として渡った国で
敵国であるがゆえに、ひどい扱いをされた事実も残っています。戦争は、人間の
誇りや尊厳をゆがめていくものでもあるのですね。
男臭い映画で、戦闘シーンも秀逸ですが、そこにサラとマイケルの恋愛を絡めた
ことで、いまいち的が絞りきれなかったような気もします。デヴィッドとキャシーの
恋愛は、彼がどうしても兵士になりたい理由として必然性があるのですが。

戦争の十字架

戦場の十字架の意味は、終盤の戦闘シーンでわかってきます。そういう事実が
あったとの話もあります。ラストはねえ、こういう終わり方は好きではないなあ。

<マープルの採点>
お勧め星   ☆☆



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