運び屋

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

運び屋

出典:IMDb

 

「運び屋」

原題:The Mule

監督:クリント・イーストウッド

2018年 アメリカ映画 115分

キャスト:クリント・イーストウッド

     ブラッドリー・クーパー

     ローレンス・フィッシュバーン

     マイケル・ペーニャ

     ダイアン・ウィースト

 

デイリリーの栽培に明け暮れ、家族と疎遠になった

アールは、時代に乗り遅れ、農園を差し押さえられて

しまう。彼は 唯一連絡を取り合っていた孫娘の婚約

パーティーで、ある男から「運び屋」の仕事を持ち

掛けられるのだった。


<お勧め星>☆☆☆ 大そう丁寧に作られた映画ですし、

景色も美しい。でもこれをカッコいいと思った時代は

終わったんじゃないのかしら。


時間は取り戻せない


ベースは2014年6月「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」

に掲載された「シナロア・カルテル 90歳の運び屋」という

記事です。メキシコからデトロイトへ大量のコカインを運んで

いたレオ・シャープという男性は逮捕時87歳で、この映画を

撮影した当時のクリント・イーストウッドの年齢と同じです。

主人公アールが本当にお爺さんで、やや背中が曲がり、足は

ガニ股気味、そして少し歩くとゼイゼイ言う姿は、ありのままの

姿なんでしょうね。
この映画を見終わった時、なぜか頭をよぎったのが、

日本ボクシング連盟元会長の言葉

「私は歴史に生まれた歴史の男でございます」。

全然つながらないはずなのに、アールが本当に一昔前の「男性」
そのもののように見えてしまいました。かつて朝鮮戦争で戦った

退役軍人であり、人種差別用語が平気で口から飛び出すし、

お金が手に入れば、家族ではなく、自分の周りの人たちにふるまって、

いつも仲間の中心でいたいという極めて自己中心的な人間なのです。

さらに90歳になってもきれいなお姉さんにチヤホヤされるのが

大好きだし、車はガソリン垂れ流しのような「エコ」とは真逆に

位置するものがお好みのよう。

 

運び屋

出典:IMDb

 

最初はオンボロのトラックだったけれど、お金が入ったら速攻

購入したのが、黒のリンカーン・マークLTというわかりやすい

成金ぶりです。そんな車に乗ったら、仲間にお金をたかられてしまう!
いや、そうやって仲間に必要と感じてもらえるのが彼にとって

一番うれしいらしいのです。

 

運び屋
出典:IMDb

 

ひたすらデイリリーの栽培に没頭し、妻とは別れ、一人娘には

口もきいてもらえないアールが唯一連絡を取っていたのが、

孫娘のジニーで、この役はタイッサ・ファーミガ。

そしてインターネットの普及に乗り遅れ、農場を手放すことに

なったアールを再び家族が受け入れてくれるのだろうかという

ことともに、不法な仕事で荒稼ぎしていく様子が並行して映ります。

何を運ぶのか知ってもそれを続けたのは、かつてのような華やかな

生活が一瞬蘇ったような気がしたからかもしれませんね。友に

頼られ褒められ女性にモテて...。なんとなく寂しいなあ。

 

運び屋
出典:IMDb

 

また運び屋の仕事をしているアールを描くとき、アメリカ国内に

はびこる差別問題を絡めています。その部分が監督自身の考え方

と同じなんだと感じ、私は好きにはなれなかったです。これが

かっこいいと思う時代はもう終わっているんだけれど、それに

気づかないのか気づかないふりをしているのか、どちらにしても

受け入れがたいです。でも今また広がっている考えかもしれない。

だから嫌なんです。

 

運び屋
出典:IMDb

 

DEA(麻薬取締局)の捜査官ベイツ役は「アメリカン・スナイパー」

(2014)のブラッドリー・クーパー。彼に対し

「家族を大事にしないといけない」

と語るアールの姿は、もちろん自分を振り返っての言葉なのですが、

気づくのが遅すぎるとしか思えなかった。
とはいえ、組織の人間にスマホを渡されても「メール」が打てず、

通話も危うそうな雰囲気にはなぜか笑えてしまいました。

本当は使えるのかしら...。

 

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オーシャンズ8

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オーシャンズ8

出典:IMDb

 

「オーシャンズ8」

原題:Ocean's Eight

監督:ゲイリー・ロス

2018年 アメリカ映画 111分

キャスト:サンドラ・ブロック

     ケイト・ブランシェット

     アン・ハサウェイ

     ミュディ・カリング

     オークワフィナ

 

ダニー・オーシャンの妹デビーは、5年8か月の

服役後出所するが、次々と盗みや詐欺を働いていく。

彼女は刑務所内で壮大な計画を練っており、その

ために仲間を集めていくのだった。


<お勧め星>☆☆☆ 豪華なキャストや衣装、そして

華麗な犯罪計画で目を楽しませてくれますが、今一つ

パンチ不足のような気もしました。


フルコースは素材だけでは楽しめない


「オーシャンズ11」(2001)を女性キャストで

リブートした作品とのことですが、冒頭からわかるように、

ジョージ・クルーニーが演じていたダニー・オーシャンは

墓の中に入っており、「オーシャンズ13」(2007)
の後の話だとわかります。
登場人物とそれを演じる女優名を挙げただけでも豪華で、

それぞれに特技(?)があり、それをポスターにしている

のも楽しいです。

 

オーシャンズ8
出典:IMDb

 

デビー(サンドラ・ブロック) PLAN IT
ルー(ケイト・ブランシェット) RISK IT
ダフネ(アン・ハサウェイ) WEAR IT
ローズ(ヘレナ・ボナム=カーター) FIND IT
ナインボール(リアーナ) HACK IT
コンスタンス(オークワフィナ) TAKE IT
タミー(サラ・ポールソン) FENCE IT
アミータ(ミンディ・カリング) FAKE IT

 

オーシャンズ8
出典:IMDb

 

クールでカッコいいはずのデビーが実はかつて、クロードと

いう男性に罪をなすりつけられており、その復讐も晴らすと

いうのは、ちょっと余分な計画みたいな気がします。

あそこは必要なのかしら。
セレブたちが本気の勝負衣装で参加するファッションの祭典

「メットガラ」を舞台に、カルティエの地下5メートルの

金庫に眠る「トゥーサン」を盗み出す計画には、最初から寸分の

狂いもなく、また失敗もないのでデビーの本気度もわかるけれど、

誰かがドジを踏んで、やや危機的状況に陥るシーンがあるのでは

ないかとずーっと考えながら見ていました。見事にありません。

 

オーシャンズ8
出典:IMDb

 

「トゥーサン」は1億5000万ドルの価値があり、重さも

1,5kgあると言っていました。あれを涼し気に首からかけて、

ササっと歩ける女性がいるのだろうかと思ったら、元々は

男性用だったみたいです。女性用に15〜20%サイズダウン

したそうですが、それでも大きい!いつもあんな大きな

ネックレスやらイアリングを身に付けて、ピンヒールを履いて

いる叶姉妹を尊敬してしまいます。
ストーリーは目に入る映像を楽しめばいい感じで、一番気に入った

のはやはり、「クレイジー・リッチ!」(2018)で

ペク・リン役を演じたオクワフィナの存在です。

彼女だけ「メットガラ」でドレスを着ても似合っておらず、

ストリート・ファッションがしっくりくる女優さんだなと実感

しました。声がいいのよね。
それと8人の女性の人種がいろいろだったのと、最後に中国人を

活用する辺りは、今のハリウッド映画の特徴を表しているようで、

それも気になりました。いろいろ大変なのね。
楽しいけれど何も残らない映画なので、気楽に見たら大丈夫です。

 

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麻薬王

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麻薬王

出典:IMDb

 

「麻薬王」

原題:The Drug King

監督:ウ・ミンホ

2018年 韓国映画 138分

キャスト:ソン・ガンホ

     ペ・ドゥナ

     チョ・ションシク

     キム・デミョン

     キム・ソジン

     チョ・ウジン

 

1970年代も釜山。貴金属密輸に手を染めていた

ドゥサムは、日本に麻薬を輸出するビジネスへと転向し、

次第に勢力を広げていくのだった。


<お勧め星>☆☆☆ ソン・ガンホの演技力に尽きる

映画です。


身の程を知ること


「実在の事件に基づくフィクション」ということで、

ソン・ガンホ演じるイ・ドゥサムは実在しない人物の

ようです。
韓国映画で出演のソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、

チョ・ジョンソクなどの俳優陣の名前を見て、さあ、

どんな映画だろうと期待値MAXで鑑賞開始しました。

序盤はヒロポンの存在とその必要性、そしてヒロポンが

取り締まり対象になった日本が「工場」を必要とし、

輸出したい韓国の利害が一致する辺りまで戦時中の実際の

映像を交えて描かれます。調べてみると1951年

覚せい剤取締法が日本で制定され、密造ではなく、

暴力団による闇のルートで1970年から韓国からの

密輸が始まっています。主人公ドゥサムも貴金属の密輸で

細々と財を得ていたものの、大阪にいる北朝鮮系暴力団

から仕事を持ち掛けられ日本で材料を調達し、釜山で

ヒロポンを製造し、再び日本へ輸出する計画を立てる

のです。ここでかなりややこしいのが北と南の関係で、

当時は朴軍事独裁政権だったため、中央情報部に目を

つけられると「アカ」呼ばわりされ、ひどい拷問を受ける

わけです。しかしドゥサムは権力者への賄賂という手段を

用いて、危険な状況をとことん乗り切っていきます。

これは現在の韓国映画でも汚職警官や果ては汚職判事
までも登場するのと全く変わりがありません。

だいたいこの手の映画で足を引っ張る身内が存在するもの

でして、今回は序盤に耳を切られたドゥサムの従弟の

ドゥファンがそれになります。また家族を大事にし、家族の

幸せを願って麻薬取引に手を染めたドゥサムの妻スッキョンも

中盤までは少しふがいない夫を助けるしっかり者の姿を見せ

てくれます。
舞台は日本の大阪、神戸、東京と韓国、釜山にまたがり、

ドゥサム、チェ・ジンピル、チョ・ソンガンという韓国の

ヤクザの協力と対立、裏切りなどを描きつつストーリーが

進むのです。チョ・ソンガン役のチョ・ウジンの全身

入れ墨姿は一見の価値がありますよー。目つきも明らかに

ラリっているの。(映画やテレビでしか見たことないけれど)

最初誰かわからなかったわ。


麻薬王
出典:IMDb

 

ドゥサムは取引を重ねるたびに裕福になり、家や車がみるみる

大きくなっていくのです。冒頭とこの最も大きな家になった時に

流れるBGMが「スカイハイ」。これがなんだか心を躍らせて、

見ている側もハイになるんですよね。映画内のキャバレーや

クラブで流れる韓国や日本のムード演歌とは大違い。
しかしその後のストーリーはかなり単調で、ペ・ドゥナ演じる

キム・ジョンアと知り合ってからは、妻に去られ、自らもヒロポンを

使用するようになり、と絵に描いたような転落の人生をたどります。
そこに何のひねりもありません。さらに朴大統領暗殺事件による

権力の移動がドゥサムの転落を決定づけるのです。終盤は

ソン・ガンホの演技力にただただため息が出るほどで、彼の

独壇場と言っても過言ではないと思います。
というわけで期待値を上げた割にはかなり単調な映画であり、

それでいて138分という上映時間は少々長いような気もしました。

ペ・ドゥナをもっと見たかったのにぃ。

 

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監獄の首領

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JUGEMテーマ:韓国映画全般

 

監獄の首領

 

「監獄の首領」

原題:The Prison

監督:ナ・ヒョン

2017年 韓国映画 125分

キャスト:ハン・ソッキュ

     キム・レウォン

     チョン・ウンイン

     シン・ソンロク

 

元刑事のユゴンはある刑務所に重大な罪を

犯したため収監される。しかしその刑務所には

イクホという強力な力を持つ受刑者がおり、

彼の指示で塀の外で受刑者たちによる犯罪が

行われているのだった。


<お勧め星>☆☆☆半 男臭いバイオレンス映画です。

荒唐無稽な内容と思っても一気に見られます。


刑務所から出たくない男


警官や検事、果ては裁判官の腐敗ぶりまでも描く

韓国映画の極めつけは、なさそう実はありそうな

このストーリーではないでしょうか。
冒頭一人の男が、何かの不正の発覚を恐れ高跳び

しようと計画していると、突然押し入った覆面の

男たちに拘束された上、薬物を注射されて殺されます。

たまたま居合わせて女性も同じく殺されます。
考えてみると女性が登場するのはこのシーンのみで、

あとは全て男性しかいません。男臭く、高校の体育会系の

部活の部室の臭いに血の臭いを加えた感じでございます。

食べ物を食べるシーンもありますが、少しもおいしそうに

見えません。あくまでも「腹を満たす物」でしか存在

しないのです。

 

監獄の首領
 

黄色い名札をつけ刑務所に収監されたユゴンは、血の気が

多く、同房者たちに痛めつけられてもへこたれず、かつて

塀の外で「情報屋」として利用した男から、8号棟の

無法ぶりを聞かされます。そして力づくでそこへ移動すると、

そこではイクホという特別待遇の受刑者をトップとして、

まるでヤクザ組織のような社会が広がっているのをこの目で

見るわけです。刑務官は当然のこと刑務所の所長までもイクホの

言うなりであり、夜になると受刑者たちが脱獄し、犯罪行為を

働いては戻って来る。越えられない塀のある刑務所にいる、

という完ぺきなアリバイがあるわけですから、警察も犯人を

捜せないのは当たり前なのです。なんせイクホは金をたんまり

持っているので、その金で権力を操り、今の所長もイクホの

力で刑務官から出世させたという。ええ〜、まじか。
煙草だって酒だって豪華な食事だってまるで王様のように

自由に楽しみ、ゆったりと刑務所生活を楽しみ?つつ、

ドラッグ強奪や裏切り者粛清、権力者の要請による邪魔者を

消すことまで計画し、実行するわけです。ハン・ソッキュが

とても穏やかな顔つきなのでさらに凄みが増すというものです。

 

監獄の首領
 

ユゴンはこのイクホのためになぜか尽力するわけです。それは

イクホに気に入られて権力を手にしたいのかと一旦は思うの

ですが、時折入り込む回想シーンに登場する彼の兄で記者

ユチョルと何か関係があるらしい...。
乱闘シーンは、素手か棒を使うものがほとんどで、ラスト付近に

なって大爆発と銃が使われます。あ、電動の丸鋸も使われるか。

あれは怖いなあ。
そしてユゴンが隠していた身の上が少しずつ明らかになると、

とっても勘のいいイクホも気づいて行くのです。ユゴンも

焦ればイクホも焦る。ジェットコースターの上昇のように

ゴミ処理機のスロープをゆっくり上っていく局長に姿を見ると、

ああ何度も乗った「センター・オブ・ジ・アース」を思い出します。

へんてこな恐竜やら太古の生物をゆっくり見ながら上がっていると

突然急上昇し、明るくなった途端急降下。あれはそれほど高低差が

ないし、この恐竜を見たら急上昇って覚えてしまうほど乗ったから

全然平気です。いや、このゴミ処理機はそんな楽しいものでは

ないのです。明るい所から出てくるのは金属の破片のように粉々に

粉砕されたものなのです。
しかしながら、仮釈放を断るイクホを見ると、彼が住む世界は

刑務所の中にしか存在しないある意味「裸の王様」なのだなと

実感します。外の世界で生きる術を失ってしまったかのよう。
ところで、せっかく自動小銃を手に入れたのに、それを捨てて

イクホとタイマンをはるユゴンの姿は、アメリカ映画で、

なぜか銃を捨ててタイマンで勝負をつけるという

「アウトロー」(2012)を思い出し、少しだけイラっと

しました。

「ラストスタンド」(2013)のシュワルツェネッガーも

最後はタイマンだったなあ。

 

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アウトレイジ 最終章

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JUGEMテーマ:邦画

 

アウトレイジ

 

「アウトレイジ 最終章」

監督:北野 武

2017年 日本映画 104分 R15+

キャスト:ビートたけし

     西田敏行

     大森南朋

     ピエール瀧

     松重 豊

     塩見三省

 

済州島に身を隠していた大友は、花菱会、花田に

よって手下を殺されてしまう。彼は市川と共に

復讐のため日本に帰国した頃、花菱会では新会長の

下で抗争が起きようとしていた。


<お勧め星>☆☆☆ 相変わらず悪い奴ばかり登場

しますが、何となく前2作に比べると薄味に感じて

しまいます。


会長にヨロシク


済州島ののどかな海で釣りを楽しむシーンから始まる

この映画は、すぐに海面に向かって発砲する大友の

暴力的な姿へと変貌します。
「アウトレイジ」(2009)「アウトレイジビヨンド」

(2010)と続き遂に最終章。登場人物も多くが変わり、

1から出演している俳優たちもかなり年をとってきたと

感じます。そしてこれはとても大切なことなんですが、
この映画を見る前に絶対に前2作を復習しておくべきだと

いうことです。「なんだ、バカヤロウ」「てめえ、コノヤロウ」

というセリフは幾度となく聞いたことを覚えていても、

人物相関図がかなり複雑であり、あとから文字で見ただけ

ではすっかりさっぱり。
かすかな記憶をたどると「アウトレイジ」ではとにかく

銃だけでなくナイフ、ロープなどといったあらゆる武器が

用いられ、残酷極まりない映像が次々と繰り出されました。

特に椎名桔平演じる水野の最期は凄まじかったです。そして

山王会傘下の大友組が数々の陰謀に操られ、分裂し、大友は

刑務所に収監されてしまう。
「アウトレイジビヨンド」はその大友を利用する刑事が登場し、

刑事とインテリやくざとなった山王会VS関西花菱会の

対立抗争が激しく描かれました。突出しているのは、加瀬亮

演じる石原が椅子に拘束され、ピッチングマシーンのボールを

受け続けるシーンでした。いつまでも響くボールが飛ぶ音と、

それが石原に当たる音が耳に残っています。

 

アウトレイジ
 

しかしながら最終章は主人公が大友であるものの、花菱会の

内部抗争に大友が関わるのは、大友自身の復讐を遂げるためで

あり、昔気質のやくざの姿を見ているような気がするのです。

義理、人情がなによりも優先であり、私利私欲とは無縁と

いう感じかな。

 

アウトレイジ
 

今作で最も目に付くのは冒頭から登場する花菱会、花田役の

ピエール瀧の演技です。ものすごい存在感があって「凶悪」

(2013)でリリーフランキーと並んで見せてくれた薄ら

笑いを浮かべつつ、ある時急に罵声を浴びせるような心底怖い

男を演じています。猫なで声と怒鳴り声の落差が激しく、

それだけでビクリとなってしまう。彼への大友の仕打ちは、

音だけですが、すべてが想像でき、そこに至るまであげ続ける

花田の悲鳴が、なんとも爽快というか、当然のように思えて

しまうから暴力の世界は怖い。

 

アウトレイジ
 

やくざの世界は、映画やテレビドラマなどで知るのみですが、

大友のような、つまりかつての任侠映画に登場するような人物

が今でも存在するのでしょうか。いや、これは一生知りたくない。
ラスト付近に大友が鉄工業者を殺害したのは、2作目のケジメ

だと後で知り、彼の執念深さを思い知るのです。これぞ

「ザ・ヤクザ」なんじゃないのかしら。いや、知りたくない。

 

 

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暗黒街(2015)

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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

暗黒街

 

「暗黒街」

原題:Suburra

監督:ステファノ・ソッリマ

2015年 フランス=イタリア映画 135分 R15+

キャスト:ピエルフランチェスコ・ファビアーノ

     エリホ・ジェルマーノ

     ジャン=コーグ・アングラード

     グレタ・スカーアーノ

 

2011年、イタリア与党の議員マルグラーディは、

ある再開発法案の成立を目指していた。その法案には、

利権にありつこうとする政治家やマフィア、教会も

絡んでいたが、彼がある事件を起こしたことで、抗争

へと発展していく。


<お勧め星>☆☆☆半 まさに血で血を洗う抗争の中に

人間の際限のない欲望を感じます。


「取引は今度にしな」


監督は「ボーダーライン」(2015)の続編を担当する

ステファノ・ソッリマ。「ボーダーライン」は「灼熱の魂」

(2010)「メッセージ」(2016)

「ブレードランナー2049」(2017)の

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が製作しており、まさに

「善悪の境界線」の曖昧さを緊張感あふれるストーリーで

描いていました。ベニチオ・デル・トロの凄みのある演技に

酔いしれましたねえ。続編ではさらに非情でかつ無慈悲に

なっているらしいです。
さて、この映画の舞台は、2011年のイタリア、ローマ。

「アポカリプスまで7日」と字幕で出る通り、アポカリプス

(黙示→滅亡、終末)までのたった7日の出来事を描いて

いるのに、中身が本当に濃く、事件が次々と目まぐるしく

起こり続けるのです。
序盤は、人物構成が全く分からず、ただ映像を見ている

しかないのですが、始まってすぐに、未成年のコールガールが

ドラッグ中毒死。その場にいた大物政治家マルグラーディと

もう一人のコールガール、ニンニの行動が、彼が成立を目指す

ウォーターフロント計画の1つの法案とどう関係してくるのか。
このマルグラーディが終盤に検察関係者に向かって放つ言葉が
「司法なんて、くそくらえ。」
権力を持つと人間は万能だと勘違いしていくものなのですね。

 

暗黒街

 

その権力がいかにもろい土台であることすら忘れてしまう

らしい。とりあえず登場する人物は悪い奴ばかりです。

時折映り込む夜のローマの限りなく美しく、そこで

繰り広げられる数々の暴力が全く対照的に映し出されて

いきます。

 

暗黒街

 

暗黒街

 

暗黒街

 

昔気質の一匹狼「サムライ」、マフィアの父を持った

アウレリアーノ、ジプシー集団という見ての通りの悪い奴と、

政治家、教会という表向きは人々のために動くはずのメンツ、
その間を右往左往するチンピラなどが、アポカリプスに近づく

につれて、窮地に追い込まれ、死人が出ていきます。
映像がモノクロっぽく、ノワール・アクションの雰囲気を

醸し出し、音楽もシーンにぴったりのものが流されます。

全てが金のために動いていることが人間の醜さをあぶりだし、

見ていてとても気分が悪くなるのですが、多かれ少なかれ

世界はこんな感じなのだろうと思ってしまう。少し気に

なったのは、皆危険な身の上なのに護衛がいなかったり、

いたとしても弱かったり、自宅が無防備すぎること。まあ

それを抜かすと、大変見ごたえのある映画でした。

 

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泣く男

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泣く男

 

「泣く男」

原題:No Tears for the Dead

監督:イ・ジョンボム

2014年 韓国映画 116分 R15+

キャスト:チャン・ドンゴン

     キム・ミニ

     ブライアン・ティー

     キム・ジュンソン

     キム・ヒウォン

 

アメリカのアジアン・マフィアの殺し屋ゴンは、

任務中1人の少女を射殺してしまう。心に大きな

傷を負った彼の次の任務は、ソウルに住む投資会社

取締役モギョンを殺害することだったが、彼女が

少女の母親だと知ってしまい...。


<お勧め星>☆☆☆ 派手な銃撃戦とアクションが

楽しめますが、ストーリーには疑問が残ります。


何に疲れているのか


監督は「アジョシ」(2010)のイ・ジョンボム。

あの映画では、今はとってもきれいな女性に成長した

キム・セロンと甘いマスクのウォンビンが共演し、

もうね、とにかくウォンビンがかっこ良くて、さらに

セロンちゃんの名演技に涙を流した覚えがあります。

孤独な少女ソミとこれまた孤独な男テシクの繋がり方が

極めて自然な流れだったことが、感情移入を誘ったと

思っています。
さて、この映画はどうでしょう。冒頭アメリカでの任務で、

華麗に銃を扱うチャン・ドンゴン演じるゴン。

(タンスにゴンかごんぎつねを思い出すのは日本人だけ)

彼が現場となるバーで最初から1人の可愛い少女に目を

向けることが不自然なのです。そもそもバーに少女がいる

のも不自然だけれど、その後彼の幼い頃の状況をなど

映されても、この少女に目を向ける理由が1つも見当たら

ないのです。

 

泣く男
 

そこは「この少女が純真で可愛いから」と考えたとしても、

たまたま任務中に誤射で殺害してしまったその子への罪悪感

が強すぎる気がします。自分にもこのくらいの娘がいる、とか、

この少女が自分の過去の姿とそっくりだというならまだしも、

ただ危険を感じて銃を発射したドアの向こうに少女がいたと

いうもの。さらに次の任務で韓国にいるモギョンという女性を

殺害することになり、その女性が少女の母親だと知ってからの、

モギョンへのゴンの執着が強すぎると感じてしまう。殺し屋で

あれば、血も涙もなく、色恋も捨てて任務を全うするのが筋だ

と思う。ここに絶対に納得できる「理由」が見当たらないので、

ストーリーの根幹が崩れてしまっています。

 

泣く男
 

モギョン役は「お嬢さん」(2016)のキム・ミニ。

あの映画では体当たり演技ですごかったですねえ。モデル

出身だけあって170cmの長身で颯爽と歩く姿はとても

様になっています。でも投資会社の敏腕取締役、認知症の

母親の介護、離婚した夫の元で暮らす娘がいる母親という

設定が盛りだくさん過ぎるのも確かです。特に認知症の母親

の存在は不要でしょう。

 

泣く男
 

そうそうゴンの仲間のチャオズ役のブライアン・ティーは

「ワイルド・スピード TOKYO TRIBE」(2006)の

タカシじゃないですか。あの日本語が上手くない日本人ですよ。

個人的にはチャン・ドンゴンより彼の方がタイプです。

(誰にも聞かれないけれど強調します)
一方映画内で発生する団地での銃撃戦は、棟をはさんですごい

勢いで撃ちまくるし、屋上にはスナイパー登場、ナイフや

ナタでアキレス腱切りするなど迫力満点、血しぶきオンパレード

です。ここは廃墟ではなく実は人々が多く住んでいるはずなのに、

他の住民は一切登場しないし、これだけの騒動があっても

パトカーが一台も来ないのです。すごく不思議。

 

泣く男
 

さらにどこで手に入れたか、ゴンはC4爆弾を爆破させるんです。

ソウルは無法地帯ですか?終盤のビル内での攻防はもう

「すごい」としか言いようがないです。こんなに大騒ぎに

なっているのに当然警官が1人もやって来ません。まあ、

アクション映像を楽しむのであれば、これで良かったし、

チャオズが銃口の向きをすっと外してエレベーターの

開閉ボタンを押すのもかっこよかった。ゴンがあそこまで

する理由がどうしても納得のいくものが見当たらないのが

残念です。

 

 

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エル・クラン

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エル・クラン

 

「エル・クラン」

原題:El Clan

監督:パブロ・トラペロ

2015年 アルゼンチン映画 110分 PG12

キャスト:ギレルモ・フランチェク

     ピーター・ランサーニ

     ジゼル・モッタ

     フランコ・マシニ

     リリー・ポポビッチ

 

1980年代のアルゼンチン。軍事政権下で要人に

あったアルキメデスは、政権交代により職を失い、

誘拐ビジネスに手を染める。彼は仲間と共に、長男

アレックスも仕事を手伝わせていたが...。


<お勧め星>☆☆☆ ジャケットのようなコミカルな

雰囲気は感じません。


見返りを求めずに、正しいことをせよ


アルゼンチンはまたまた地球上の位置が分かりませんね。

南米のこの辺りです。

 

エル・クラン

 

サッチャー首相時代のイギリスとフォークランド紛争が

起きたことくらいしか記憶にありません。2001年には

通算6回目の債務不履行国となり、経済状況が極端に悪化

したようですが、今は安定しているとのこと。こんな話は

日本ではほとんど耳にしません。
そしてこの国は1976年にビデラ将軍による軍事クーデターが起き、

より強固な軍事政権が生まれたものの、例のフォークランド紛争で

見事に失敗。文民統制へと移行しつつあった時代の事件なのです。

なので映画内で幾度となく「時代は変わったんだ」とか

「いやまだあの時代はやって来る」などと口走るのも納得できます。

 

エル・クラン


映画の主人公はアルキメデス・プッチオ一家。アルキメデスは

かつて軍の要職にあったもののその職を失い、富裕層を狙った

誘拐、殺人ビジネスを実行しているのです。彼には教師をする

妻と娘2人、息子3人がいて、直接手伝っているのは、

ラグビーの花形選手で長男のアレックスのみ。

 

エル・クラン

 

犯罪一家を描いた映画は「アニマル・キングダム」(2010)

を思い出すけれど、あれは祖母を頂点にしたものすごく悪い

犯罪者一家なのに一家の結びつきはとても強く、それが冷たい

恐怖として伝わりました。一方このプッチオ一家はというと、

なんかのんびりしているんですよね。ラテンのノリというか、

事件に手を貸すことに罪悪感を覚えるアレックスも結局次も

手伝ってしまうし、自宅の2回に被害者を監禁しているのに、

気づかずに過ごす娘たちもやや不思議。さらにさらに、誘拐方法や

身代金の要求の仕方が毎回ワンパターンで、絶対に警察に

ばれていると思うけれど、それは実力者を知っているから

見過ごされてしまうという当時の混乱した状況を物語ります。

また直接的な描写はあまりないので、残酷さを感じさせないし、

逆になぜにPG12指定かと思ってしまう。WOWOWだからかな。
実際の事件もその内容より、その事件を生み出した当時の政治的な

混乱やこれに全く気付かなかった周囲の人々について注目が

集まったようで、映画内でも毎朝家の前の舗道の落ち葉を掃き、

近所の人とにこやかに挨拶するアルキメデスの姿が幾度となく映ります。

 

エル・クラン


序盤から家族の映像の中に挟み込まれる、アレックスとモニカが

拘束されるシーンや一家のもとへ警官隊が踏み込むシーンを見ると、

結末はうすうすわかるのですが、その多くは字幕で流されると

いうもので、そこは多少なりとも映像で見たかったところ。
父親アルキメデスに反抗できなかったアレックスの姿は非常に

もどかしく、その彼に恩着せがましい発言をする父親への怒りは

あのようになるわけですね。
「見返りを求めずに、正しいことをせよ」
はアルキメデスの書斎に貼られた紙に書かれていたそうで、

彼は出所後弁護士になったというから、お国柄の違いって

凄いなと実感してしまう。犯罪映画としてはそれほど面白く

なかった気がします。

 

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エスコバル 楽園の掟

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

エスコバル

 

「エスコバル 楽園の掟」

原題:Escobar:Paradise Lost

監督:アンドレア・ディ・ステファノ

2015年 フランス=スペイン=ベルギー=パナマ映画 

119分

キャスト:ベニチオ・デル・トロ

     ジョシュ・ハッチャーソン

     クラウディア・トライサック

     ブラディ・コーベット

     カルロス・バルデム

 

兄弟でコロンビアに移住し、楽園のようなビーチの

そばで働こうと考えたニック。彼は地元の娘マリアと

恋に落ちる。彼女の叔父パブロは慈善事業を手掛け民衆の

支持の厚い人物だったが、裏では麻薬カルテルのボスという

存在であり...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 何とも後味の悪い映画ですが、麻薬

組織の恐怖の一面を垣間見ることができます。

 

映画に登場するパブロ・エスコバルは、メデジン・カルテルと

いう巨大なコカイン取引組織のボスでありながら、慈善事業

にも力を入れていたことから、市民の支持が厚かった人物。

彼は1993年にコロンビアの治安警察によって射殺された

もののその経緯やその後の遺体確認まで、本当にどこをとっても

映画になりそうな話ばかりです。

 

〇見どころ

なんといってもパブロ役のベニチオ・デル・トロの凄みのある

演技に尽きます。任侠シリーズで欠かせなかった菅原文太さん、

高倉健さん、松方弘樹さんの雰囲気をそのまま中南米の麻薬王に

すげかえた感じ。

 

エスコバル

 

彼の演技は1980年代のものという人々も多いそうですが、

この世界は今も昔もそれほど変わっていないと思うので、私は

彼の演技が素晴らしいと思う。

一方能天気なカナダ人ニックを演じるのは、「ハンガーゲーム」

シリーズのジョシュ・ハッチャーソン。もうね、全然レベルが

違うんですよ。彼が銃を持ってもとても引き金を引くとは思えない。

 

エスコバル

 

そんな彼が町で美人さんをナンパ。そのマリアの叔父がパブロ

だったことから、ニックの人生が狂ってくるわけです。

 

エスコバル

 

極めて非暴力主義らしい兄ディランと妻アン。いくらビーチが

好きでもジャングルを切り開いてそこで暮らそうとは思わないし、

ましてやハンモックで眠るなんて、虫よけスプレーを一晩で一本

使い切りそうだわ。

ということは置いといて、マリアとのラブラブ生活を楽しむものの、

ニックは次第にパブロの恐ろしさに気づくわけです。その気づき方も

かなり鈍い。気づかせ方も小出しであり、見ている側は、もうそこに

何があるのか、とか、それを言ったらどうなるのか、とかわかって

いるのに、平和ボケしているニックは、パブロというよりマリアの

魅力で、判断力はないに等しかったかも。

危険に気づいたときには、すでに彼の行く末は決定していたわけで、

そこから始まる逃亡シーンはハラハラドキドキすること間違いなし。

隠れている車の後部座席のカバーの穴から彼の眼だけが映り、外の

景色を見せる。警察、軍までパブロの味方という状況下で、ニックは

どうなるのか。最後のシーンはコロンビアに到着した時の兄弟の笑顔

なんだけど、あれはありきたりね。

片手で自分の子供におもちゃを与え、もう一方の手に握った電話の

受話器に向かって殺害の指示をするパブロの姿は、「恐怖」に尽きます。

 

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野蛮なやつら/Savages

5

JUGEMテーマ:サスペンス映画全般

 

野蛮なやつら

 

「野蛮なやつら/Savages」

原題:Savages

監督:オリバー・ストーン

2013年 アメリカ映画 131分 R15+

キャスト:テイラー・キッシュ

     アーロン・テイラー・ジョンソン

     ブレイク・ライブリー

     ジョン・トラボルタ

     ベニチオ・デル・トロ

 

カリフォルニアで高品質な大麻栽培をし、大儲けしている

ベンとチョンと共有の恋人オフィーリア。しかし彼らを

支配下に置こうとするメキシコ麻薬カルテルによって彼女が

誘拐されるのだった...。

 

<お勧め星>☆☆☆ 野蛮な人ばかり出てきますが、ラストは

なんとも美しい映像で終わり。

 

〇見どころ

インテリで非暴力主義者のベン役はわたしの大好きな

アーロン・テイラー・ジョンソン。そして相棒で元軍人チョン役は

「バトルシップ」(2012)のテイラー・キッシュ。この人、

よく言えば野性的な役、悪く言えば単細胞のすぐ手が出るタイプの

役が良く似合います。そして2人が共有する恋人オフィーリア役は

ブレイク・ライブリー。「ロスト・バケーション」(2016)

でのぷりぷりビキニ姿が印象的でした。

 

野蛮なやつら

 

この対照的なタイプのイケメンが恋人で、お金が有り余るほど

あるなら、もう何もいりません、ワタクシ。

ところがどっこいそこに登場する悪徳麻薬取締官デニス役は、

でっぷりしたジョン・トラボルタで、癌を患う妻がいるなんて

設定も消えるほど悪徳で頭が切れるんです。

 

野蛮なやつら

 

しかしながら麻薬カルテルの女ボス、エレナも冷酷であり、さらに

その部下ラド役のベニチオ・デル・トロに至っては、安定の悪い奴。

 

野蛮なやつら

 

こんなメンツで始まったアメリカ&メキシコ野蛮な人選手権。

アメリカ映画なので子供は死にません。その代り、容赦ない

首切り落とし映像や中盤の拷問、銃撃映像、さらにロケット砲やら

中東で使う爆破装置まで出てくるから派手なこと派手なこと。

非暴力主義をどこまでベンが貫けるか...。あらら結構簡単に

できちゃうんだ。ラストの巻き戻し映像はやや余分な気がしましたが、

現代に住む人はみんな野蛮であり、結局原始の状態にいつかは戻ると

いうわかったようなわからないような話でした。

 

●惜しいところ

ちょっと間延びするシーンがあったのと、カルテルにたてついた

割にはベンたちの仲間がカルテル側より優れていたのが上手く

行き過ぎ感が残りました。

 

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