「シャーク・アタック!!」
原題:super shark
監督:フレッド・オーレン・レイ
2011年 アメリカ映画 86分
キャスト:ジョン・シュナイダー
サラ・リビング
フレッド・オーレン・レイ
ティム・ベル
カリフォルニア沖の石油採掘場で、ある夜、巨大な何かが出現し
施設を破壊する。会社側は巨大地震によるものと発表するが
海洋学者キャスリーンは、それに疑問を抱いて独自の調査を
始めるのだった。
オープニングの映像は、ウルトラマン時代のセットかと思いました。
めっちゃちゃち!
そしてストーリーも、石油採掘場で、巨大な岩盤を溶かすために、違法な
化学物質を注入したことから始まる、壮大な恐怖と思いきや、ただの巨大
ザメ退治映画になっています。
とりあえずビキニギャルがたくさん出てきますし、みんなきれいなので、目の
保養にはなりますね。
一人明らかに生理食塩水胸の女性がいます。(向かって右から3人目)
さてトレーマー産業石油プラントホームでは、おっちゃんと兄ちゃんが、
「こんなもん、いっぱい流していいのかね?」
「こりゃ中国まで溶かすだべ。」
てな会話をしています。と、突然海底から巨大なサメが現れて、採掘場を
破壊するのです。すごく巨大らしいのですが、サイズは最後まではっきり
しません。とりあえず背びれを出して、海面を泳いでくるシーンは使い回し
です。それもCG。
一方、ビーチでは、監視員グレッグ、タイラー、カリーが
「今年もよろしくね。」
と言葉を交わしています。グレッグとタイラーは元恋人同士で、新人カリーが
今度はグレッグを狙っている。
「あたしたちはもう終わったから、あなた頑張って。」
なんて言っておきながら、タイラーはグレッグとチューしちゃう。このウソツキ女!
そしてこの3人がどう見てもレスキュー出来る体型ではないんです。監督の
好みかヒップはでかいです。
そうこうするうちに、ダイビングをするカップルが海の中で、ヨットの上でパクリ。
パラセーリング中の人もパクリ。ついでに例の監視員3人も次々にパクリ。
ぜーんぶ同じ感じです。こわくなーい。ビキニ女王もパクリ。
それからサメがすごく小さーい。
キャスリーン・カーマイケルという海洋調査員が、トレーマー産業に疑惑を
抱き、チャック船長の船で現地に向かいますが、彼女もなぜか途中で
上半身ビキニになります。やれやれ。彼女もやはりヒップがでかいです。
このサメは実はクジラ以上に巨大で、潜水艦さえ破壊する威力を持っており、
なぜか砂浜を歩くことができ、ついでにイルカのようにジャンプもできます。
もう何でもできちゃうんです。
「スーパーシャーク」と名付けられたこのサメを倒すために使われる兵器は、
最初の方にも出てきましたが、大笑いもの。「歩く戦車」。アフガニスタンで
使う前に実戦練習だって。
ラストは懐かしい「復活の日」のようなボロボロの衣服をまとったキャスリーン
登場です。
ダサい映画ですが、なぜか憎めない内容でした。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆
グロ星
ゾクゾク星
エロエロ星
ダルダル星 ☆☆☆ 今日は寒いらしい。ヒートテックが大活躍だわ。