スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.01.12 Thursday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「ザ・ウェイブ」
原題:Bolgen
監督:ローアル・ユートハウグ
2015年 ノルウェー映画 105分
キャスト:クリストッフェル・ヨーネル
トーマス・ボー・ラーセン
アーネ・ダール・トルプ
ノルウェー、ガイランゲルは観光名所であったが、
かつて岩盤崩落による大津波が起きていた。そして
クリスチャンが津波警戒センターを退職する日、
地下水位の低下を発見するが、職員はそれほど気に
かけないのだった。
<お勧め星>☆☆☆ 日本人が見るのはかなり辛い
映像です。リアルなだけに辛い。
フィヨルドの岩盤崩落で大津波が起きるとは、この映画を
見て初めて知りました。
ネタバレしています。
〇見どころ
昔社会で習ったノルウェー、フィヨルドの美しい地形は、
日本からはるか遠くにあることで一層神秘的に感じられます。
そこで岩盤崩落、大津波が起きるまでの嵐の前の静けさ、
というべきのどかな日常が、いったいいつ壊されるのか、
そればかり考えると、緊張感が募ります。
そして遂に起こった大津波の映像は、目視やバックミラー
越しでリアルに描かれ、次々に津波に飲み込まれていく人々や
車が丁寧に描かれたことで、逆に辛く感じてしまう。ここは
本当に上手に作ってあるのです。
●惜しいところ
主人公一家にスポットを当てたのは、話が広がり過ぎなかった
けれど、全員が助かるっていうのは、あまりにご都合主義。
息子ソンドレが夜中にヘッドホンで音楽を聴きながらスケボー
していたせいで、津波警報が聞こえず、避難バスに乗れなかった
ことがかえって幸運だったというのも出来すぎです。
ちなみに津波シーンは科学的に実際の状況などを検証して作った
というから、かなりまじめな映画なのです。