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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:コメディ映画全般
「ソーセージ・パーティ」
原題:Sausage Party
監督:コンラッド・バーノン
グレッグ・ティアナン
2016年 アメリカ映画 89分 R15+
声の出演:セス・ローゲン
クリステン・ウィグ
ジョナ・ヒル
エドワード・ノートン
ジェームズ・フランコ
ソーセージのフランクは、恋人でパンのブレンダと
ホットドッグになる日を夢見ている。しかし思わぬ
アクシデントからカートから転げ落ち、店内に残された
2人は、自分や仲間たちの本当の運命を知ってしまう。
<お勧め星>☆☆☆半 想像していたより、ストーリーが
しっかりできていて、下品さを差し引いても楽しいです。
本編はアニメなんですが、その食材の声優が有名な人ばかり。
主役のフランク役はセス・ローゲン、彼の恋の相手ブレンダ
役は「オデッセイ」(2015)のクリステン・ウィグだし、
出っ歯の店員はジェームズ・フランコ、そして真っ二つに
されてしまうソーセージ、カール役は「ヘイル・シーザー!」
(2015)のジョナ・ヒルなど。
〇見どころ
楽園と信じるドアの外の世界を夢見、毎日楽しそうに陳列
されている食材たちが、真実を知る過程をお下劣ながら丁寧に
描いています。
この食材間でも体の形や大きさを馬鹿にしたり、宗教、人種間の
争いを象徴、また性的マイノリティや忘れ去られている先住民族
への配慮も見られます。これらを通じて人間の社会を痛烈に皮肉って
いるのうかがえます。ここをあくまでもコメディに徹しているから
重くならないんですよね。彼らが歌う歌や、バックに流れる曲も
楽しいです。
さらに捨てられ、靴に張り付いていたガムは「天才」であり、
ホーキンス博士そのもの。
彼らの仲間が食されるシーンは、ホラー映画も真っ青なんだけれど、
そこは人間ではないから、普通に見られます。
●惜しいところ
ラストのオチはとてもいいのですが、その直前のシーンがあまりに
下品すぎて、そこだけは受け付けなかったな。
このビデが最強にパワーアップしていくシーンもかなり下品。
それでも最後まで悪役に徹しているのもおかしいです。やはり
悪役がいないとストーリーが盛り上がらないものね。