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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「持たざる者が全てを奪う」
原題:Hacker
監督:アカン・サタイェフ
2015年 アメリカ映画 107分
キャスト:カラン・マッコーリフ
ロレイン・ニコルソン
ダニエル・エリック・ゴールド
クリフトン・コリンズ・Jr.
ヨーロッパからカナダに移住したアレックス一家は
住宅ローンに苦しむ両親を助けるため、ネットで
小銭を稼ぎ始める。しかし母親が銀行を解雇され、
彼は復讐のためダークウェーブというハッカー集団に
近づこうとするが...。
<お勧め星>☆☆ なんか地味
実話がベースになった映画だそうで、そのせいか
盛り上がりに欠けます。さらにその実話がなんなのか全く
わかりません。
○見どころ
ラスト付近のどんでん返しですかね。それ以上でもそれ以下
でもないです。
●惜しいところ
ハッカー集団の映画といえば、やはり思い出すのは
「ピエロがお前を嘲笑う」(2014)ですよね。
この映画はネット社会を満員の地下鉄車内に
見立てる斬新なアイデア以上に、ハッキングの
テクニックや主人公が張り巡らせた多くの罠に
見ている側が必ずはまるというものすごく良く
できた映画でした。それに比べるとあまりに雑。
最初はクリック詐欺?から始め、ハッキングの腕を
磨くアレックスだけれど、その腕前の描かれ方が
中途半端というかほぼないに等しいんです。
カナダの都会に出て知り合ったサイとの経緯も、そして彼から
紹介されたキーらという女性の登場も唐突。
ダークウェブという国際ハッカー集団のボス、ゼッドに接触
したくてあれこれ仕出かすけれど、普通の偽造カードで買い物
程度のことですから、そりゃあ目立つはずもないね。
これが延々と続くので途中少々飽きるんです。そもそもキーラが
何かを隠しているのはバレバレであり、それに気づかない
アレックスがただのアホに見えてしまう。ラスト付近のバタバタ感は
半端なく、そんなにバタつくなら中盤にもう少しシーンを削ったら
いいと思うほどでした。