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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「シャドウ・エフェクト」
原題:The Shadow Effect
監督:オービン・オルソン
アマリヤ・オルソン
2017年 アメリカ映画 94分
キャスト:カム・ジガンディ
ブリット・ショウ
ジョナサン・リース=マイヤーズ
マイケル・ビーン
夫妻でダイナーを切り盛りするガブリエルは、
要人を暗殺し、自爆する夢を幾度か見る。妻ブリンの
勧めで医師リーズの診察を受けるが、状況は一向に
改善されず、逆に彼はある事実を知ってしまう...。
<お勧め星>☆☆ 面白くなりそうなんだけど、今一つ
乗り切れなかったな。
オープニングのビルの外壁をロープで降下し、州知事を
暗殺した上、爆破ボタンを押すシーンはスリルがあり、
この先の展開を大いに期待させるのです。
「一卵性双生児は互いの記憶を共有する」というニュースが
流れる中、朝をむかえるガブリエルとブリン夫妻は、ごく
普通の人のように見えます。でも待って、ガブリエルって
さっきあれしてなかったっけ?このニュースがすごく印象に
残るので、この映画のオチがとてもわかりやすくなってしまう。
そこは入れなくてもよかったんじゃないかな。
3か月前に父親を亡くし、ダイナーを引き継いだガブリエルは、
ひどい頭痛とともにフラッシュバックする記憶や、悪夢に
悩まされているわけです。
「あーた、知り合いのリーズ先生に診てもらって」
愛妻ブリンの言葉に渋々従うものの、医師からはただの鎮痛剤を
処方されるのみ。
このリーズ医師もなにやら怪しげだし、親しげに接してくれる
保安官ホッジ、さらに店の従業員ジェシーに至るまで、なにやら
胡散臭さが漂うのです。漂いすぎでしょう。
ガブリエルとブリンの日常が「緩」なら、暗殺シーンは「急」と
なるわけですが、この組み合わせ方がまずいのか、緊張感が連続
しません。派手な銃撃や逃走、カーチェイス、爆発シーンを入れた
ところで、大体の展開が最初にわかっているのが最大の難点かも
しれませんね。
そして、一番嫌いなのはモタつく終盤です。ありきたりなセリフの
連発には涙の1滴もこぼれないぞっと。まあ、あのスケールまでの
話だとは思っていなかったけれど、既視感バリバリの映画でした。