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    スウィート17モンスター

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    JUGEMテーマ:コメディ映画全般

     

    スウィート17モンスター

     

    「スウィート17モンスター」

    原題:The Edge of Seventeen

    監督:ケリー・フレモン・クレイグ

    2016年 アメリカ映画 104分 PG12

    キャスト:ヘイリー・スタインフェルド

         ウッディ・ハレルソン

         キーラ・セジウィック

         ブレイク・ジェナー

         ヘイリー・ルー・リチャードソン

     

    17歳の高校生ネイディーンは、親友クレスタ以外に

    友人はおらず、いつも周囲を困らせてばかりいる。

    しかしクリスタが兄ダリアンと交際すると知り、

    ネイディーンは彼女と絶交してしまうのだった。


    <お勧め星>☆☆☆☆ とがっていた時代を思い出し

    つつ、笑いあり、涙ありの素敵な映画です。


    すごく簡単なことを理解できない時期がある


    自分の17歳の時を思い出すと、南沙織さんが歌った

    「17歳」やらティーンのおしゃれ雑誌「セブンティーン」で

    表されるように「何か特別なこと」が起きる年齢で

    あることだと信じ楽しみにしてきたのに、実際には

    何の変化もない高校生活だったと気づきます。周りには

    大学受験を目前にして、急にガリ勉になった同級生がい

    たことぐらいしか思い出せないのです。そんな人生の

    うちで取り立てて変化もない年でありながら、「特別感」を

    覚えてしまうのはなぜだったんだろう。

     

    スウィート17モンスター
     

    ヒロイン、ネイディーン役は「トゥルー・グリット」(2010)

    「ビッチ・パーフェクト2」(2015)の

    ヘイリー・スタインフェルド。モデルさんだけあって足が

    とてもきれいなんです。ちょっと上を向いた鼻がいつも

    不機嫌そうなネイディーンの表情に上手く合っています。

     

    スウィート17モンスター
     

    高校生の彼女が担任に「これから自殺する」と宣言する

    シーンから映画は始まります。担任役は「グランド・イリュージョン」

    (2013)のウッディ・ハレルソン。この2人の会話は

    まるで漫才のように行われていくわけです。

    「そうかい、ちょうど俺も自殺しようと思って、今遺書を書いて

    いたんだ」

     

    スウィート17モンスター
     

    ネイディーンは幼い頃から偏屈で、兄ダリアンは母のお気に入り。

    大好きな父が急死してから、ネイディーンはますます

    ひねくれ者になっていくものの、唯一の親友クリスタがいたから、

    まあ毎日普通に過ごして来れたわけです。しかーし、この

    クリスタがあろうことか兄ダリアンと交際し始めるんです。

    ここでわかるのは、ネイディーンは兄ダリアンに憎まれ口を

    言いつつも大好きだし、親友クリスタも大好き、そして兄に

    頼りっきりの母親のことも大好きだということ。でもそのことに

    気づけるのは、スクリーンを通じて見ている観客と担任の先生

    くらいでしょうか。もちろん当のネイディーンはめちゃめちゃ

    とがっているものだからわかるはずもないのです。
    とりあえず気のありそうなアーウィンを誘って、彼を嫌な気分に

    させてちょっと気晴らしをする。その時は楽しいけれど、実は

    そんな自分が大嫌いなんですよね、きっと。
    担任が「キミは嫌われているんだね。でもボクのお気に入りの

    生徒だよ」という言葉に少しはにかむネイディーンは、やはり

    17歳の少女に過ぎないのです。そう考えてみると17歳って

    少女から少しだけ大人の仲間入りをするとても微妙な時期

    なのかもしれません。
    少しのことで傷つき、少しのことでキレ、少しのことで大はしゃぎ

    してしまう。「多感」と言ってしまうと簡単だけれど、様々な

    気持ちが入り乱れているのをとても上手く映像化しています。
    後から考えるととても簡単なことを、そして誰にでもわかる

    ことを、その時のネイディーンに気づかせてあげるのは誰か。

    そういう人が現れるのか。
    ラストはとても気分よく見終わることができる映画でした。

     

     

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