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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:SF映画 一般
「パッセンジャー」
原題:Passengers
監督:モルテン・ティルドゥム
2016年 アメリカ映画 116分
キャスト:ジェニファー・ローレンス
クリス・プラット
マイケル・シーン
ローレンス・フィッシュバーン
スペース・コロニーを目指すアヴァロン号に乗船
したジムは、あるアクシデントにより、90年早く
目覚めてしまう。彼は船内に同じような人間がいない
か探し始めるが...。
<お勧め星>☆☆☆ SF+ラブストーリー+サスペンス
という感じで、ラブが特に強いかな。
目覚めたのが美男でよかった
監督は
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」
(2014)のモルテン・ティルドゥム。あの映画は、
予告編では想像できない本編の展開に、良い意味で期待を
裏切ってくれました。今回の「パッセンジャー」では
VFX映像を駆使した宇宙船内や宇宙空間、そして近未来の
日常生活機器まで丁寧に描かれています。さすがセットに
1億1000万ドルかけただけのことはあります。宇宙船の
姿も極めて独特な姿で、その動きすら目を見張ります。
さて、大前提として言いたい、声を大にして言いたいのは、
あと90年冬眠するはずが、流星の衝突で覚醒してしまった
可哀そうな人間が、クリス・プラット演じるイケメンのジムで
よかった。これが崩れると全ておじゃんになってしまいそう..。
5000名の乗客の中でもエコノミークラス扱いの技術者に
すぎないジムは、船内で利用できる食事や施設なども限られて
いるわけで、これって豪華客船のクルーズでも同じかなと
思ってしまう。行ったことないけどそうなんだろうな。
そしてもう一人の乗客オーロラ役をジェニファー・ローレンスが
演じているんですが、彼女はいわゆるファーストクラスなんですよ。
それはさておき、ジェニファー・ローレンスと言えば、
アカデミー賞授賞式でドレスの裾を踏んでずっこけたり、
自撮り写真が流出したりと(あれは見ちゃダメ)いろいろ
お騒がせがあるものの、安定の演技力とハスキーボイス&ふくよかな
体型がとても魅力的なんです。映画内でとてもおかしな水着を
着用して幾度となくプールで泳ぐシーンがあり、あの色っぽさは
何度見ても目が釘付け。あ、クリス・プラットもお尻が
見えていたか。あれはどうでもいいかな。このプールシーンでは
後半、突然無重力になり、水から抜けられなくなります。
その時の演技のために長時間にわたって鼻まで水につけることを
し続けたとのこと。迫真の演技です。
そしてあと2人、アンドロイドのアーサーとほぼ終盤に突然現れる
クルーの1人ガスがいるだけで、限られた空間の中での2人の
人間ドラマを堪能するというところでしょうか。
そもそもなぜエコノミークラスのジムとファーストクラスの
オーロラ2人なのか、そして2人がラブから喧嘩シーンに
変わるのはなぜなのか。それを知るとアメリカ国内で反発を
呼んだのも頷けるのです。まさに「murder」ですよね。
ラスト付近の勇敢な行動ですべてがチャラになることや
そもそもあんなに簡単にひび割れたり、故障したりするのか
とも思うけれど、希望のあるラストは好感が持てました。