スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.01.12 Thursday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
JUGEMテーマ:コメディ映画全般
「ウェディング・テーブル」
原題:Table 19
監督:ジェフリー・ブリッツ
2017年 アメリカ映画 87分
キャスト:アナ・ケンドリック
クレイグ・ロビンソン
ジューン・スキップ
リサ・クドロー
エロイーズは妊娠を告げたことをきっかけに
フラれたテディの妹の結婚式に出席する。案内
された19番テーブルは訳ありの客が集まって
おり...。
<お勧め星>☆☆半 とても軽いコメディで、
既視感のあるシーンが随所に見られます。
金の鳥の行方
アイデア絶品、ハートウォーミング、あなたも
恋愛したくなるなど褒めてあるサイトが多いので、
ここはいっちょ気分を揚げてみようと鑑賞しましたが、
「普通」のコメディです。小説で言うとウルトラ
ライトノベルという感じで、内容に深みはありません。
逆に嫌味もないのですが。
つまらないパーティーに仕方なく参加し、周囲が
楽しんでいるのを見ると、ますますつまらなさを
感じる。そんな居心地の悪さは誰もが体験したことが
あるはずで、序盤はただただ不快な気持ちが蔓延して
います。そんな中、自称ハックという男性登場。
妊娠をきっかけにテディにフラれたエロイーズは親
密ぶりをアピールしちゃう。しかしどう見ても
エロイーズはテディに未練があるし、テディも
エロイーズが気になって仕方がないらしい。
ニッキーというエロイーズと付き合う前に交際していた
女性で今カノというややこしいけれど、一応アッツアツの
相手がいるのにですよ。このハックの存在も解せなければ、
テディがなぜにエロイーズをふったのかもいまいち解せない
のです。つまりヒロインの設定が破綻しているので、脇の
人々の行動がただただおかしく、笑いを誘います。母親から
彼女作りに励むように半ば教養されているレンゾ。
服役経験のあるウォルター。夫婦仲がどうも怪しいジュリーと
ビーナ。数合わせに招待された元ナニー、ジョー。それぞれの
持つエピソードには笑いが8割、涙が2割くらいのちょうど
いい塩梅なのです。
「あなた以外を失望させたくない。あなた以外に失望したく
ない」とエロイーズが力説しても心に響かないのは、周りの
エピソードに比べてあまりにレベルが低いことで別れた二人
だからかな。テディが見るからにアホなのもいただけません。
(あくまでも個人の感想です)
ジョーという名前を絶対に使うだろうと思ってしまった予想は
見事に的中。アナ・ケンドリックはこういう役が多いなあ。