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    • 2023.01.12 Thursday
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    必ず捕まえる

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    JUGEMテーマ:韓国映画全般

     

    必ず捕まえる

     

    「必ず捕まえる」

    原題:The Chase

    監督:キム・ホンソン

    2017年 韓国映画 110分

    キャスト:ペク・ユンシク

         ソン・ドンイル

         ペ・ジョンオク

         チョ・ダルファン

     

    金にうるさいアパートの家主ドクスは、家賃

    滞納中の住人で元刑事のチェと酒を酌み交わす。

    彼は30年前の連続殺人事件と同じ手口の事件が、

    今まさに起きているとドクスに伝えるが、その

    チェは翌日首つり遺体で見つかるのだった。


    <お勧め星>☆☆☆ よく練りこまれたストーリー

    かと思いましたが、一番肝心なところがほつれて

    いる気がするのです。


    30年前の記憶

     

     

    少しネタバレ


    見終わったときは、二転三転四転五転する?展開に、

    思わず、おおぅ〜と唸ってしまったのですが、落ち

    着いてよく考えると、結構ツッコミどころが満載の

    映画です。調べてみるとウェブ漫画が原作らしい。
    舞台は韓国、ソウルのアリ洞。

    「努力しても何も変わらない」とここにある

    アリ・アパートの住民ジウンが口にするように、かなり

    低所得者が居住している地区のようです。きらびやかな

    ソウルの繁華街とは全く縁がないような雰囲気ですが、
    ソウルを舞台にした映画でも、少し道を入ると、細い路地

    が幾つもあって、大体そこで殺人が行われたり、逃走劇が

    繰り広げられることを思い出すと、生活水準の格差の

    大きいことに改めて気づくのです。

    アリ洞を知り尽くしているシム・ドクスという男が、

    経営するアパートの家賃の取り立てを行うシーンは、

    相変わらずコミカルで、場が和むのですが、一方で映り

    込む川や廃屋で発見される遺体の姿を見るとそんな

    のんきな気分は吹っ飛ぶというもの。やめてウジは!

    それも何回も映さないで!
    この2つの出来事がどうやってつながるかというと、実は

    家賃滞納男は元刑事チェと言い、30年ほど前の事件への

    執着で家族を失ってしまったらしい。そしてそのチェが

    翌日アパートで首つり遺体で発見され、さらにチェの友人

    ヒョンダイがドクスの元を訪れたことで、2人の探偵ごっこ

    が開始されるわけです。

     

    必ず捕まえる

     

    探偵ごっこといっても本格的ですよ。なんせ30年前の

    捜査資料をチェが持っていたので、それを使いまくっちゃう。

    でも30年前の容疑者なんてもうおじいさんばかりなんですよ。

    捜す2人もおじいさんなら、捜される犯人もおじいさん。

    ちょっと待ってくださいね。手口がそっくり、というだけで、

    同じ犯人と考えるのは、とっても安易じゃないかしら。
    「模倣犯」ってよく聞くじゃない?でもそれを気にしないほど

    ストーリーは進んでいくし、ジウンが姿を消し、その部屋の

    冷蔵庫の前には血だまりがあり、冷凍庫にはジウンの親友の

    頭が入っている、という衝撃的なシーンを見ると、細かいことは

    すっかり忘れて画面に見入ってしまいます。

     

    必ず捕まえる
     

    ただ序盤に登場し、とても温厚そうに見えるあの人は、

    すぐに怪しいと感じてしまいます。しかしそれだけではなく、

    もっと証拠のそろった人物が登場するんですよ。混乱して

    きますね。その人物も登場するとわずかな時間で車にはね

    飛ばされてしまいます。そうなんです。事件は結構入り

    組んでいるんです。とはいえ30年待ってジウンを拘束

    した理由はわかるとしても、30年後に同じ手口で事件を

    起こしていく犯人の理由が、明確にわかりません。たとえ

    「老人」への怒りだとしても、30年前の手口を使う理由

    にはならないですね。まあ、いいのかな。ドクスじいさんと

    ピョンダンじいさん(彼は不死身だと思います)による犯人

    捜しのゲームは、ピョンダンと犯人との2回、いや3回の

    格闘を経て遂に終結します。この時にピョンダン役の

    ソン・ドンイルが肋骨を痛めたと前もって読んでいたので、

    どのシーンを見ても「痛い」「痛いってば」としか思えない。
    ラスト付近は本当にハラハラしますが、「虫けらを殺す

    意味はない」にはちょっと同意しかねるなあ。相変わらず

    全く無能な警察が、ちゃんと捜査をしてくれるのだろうか。

     

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