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Horror「悪夢探偵」
2006年 日本映画 106分
監督:塚本晋也
キャスト:松田龍平
hitomi
安藤政信
大杉 蓮
悪夢を取り除く仕事、通称悪夢探偵をしている影沼。彼の元へ
女刑事霧島が、事件解決のための手助けを求めにやってくる。
相手は「0」といい、携帯電話を使って人を夢に誘い込み、自殺を
させているのだった。
2006年の映画で、既に続編も2008年に製作されていますが、
とにかくキャリア警部、霧島役のhitomiの演技がひどいです。続編
では出演していないので、よほど不評だったのでしょう。周りが皆
演技力があるので、際だって下手さがわかります。滑舌も悪く、しっかり
発声できないし、息遣いの荒さばかり目立ちます。監督の好みなのか
キャリアが超ミニなんですよ!
とりあえずストーリーは怖いです。冒頭、黒く長い髪を見ている男が映り
ます。
「あなたは生まれることのなかった子供がいますね。」
「そうなんだ。それが悪夢の元だったのかー。」
現実の世界を嫌い、夢の中へ留まることを決意する男。シーンは変わって
その男の死を告げる平坦になった心電図のモニター画像になります。そう、
松田龍平演じる影沼は、悪夢に悩む人々の夢の中へ入り込み、その原因を
探る仕事をしているのです。どうやら彼は、この仕事がとても危険だし、全然
やりたくないらしい。彼の飄々とした演技の中、突然声を荒げる姿はインパクト
が大きいです。
それにひきかえ、hitomiときたら...。でも足はきれい。
携帯電話でお互いを感じながら自殺しようと話している女性が、突然何かに
襲われ始めます。マンションの通路を何かが駆ける音、金属音、そして彼女
の腿は切り裂かれます。部屋に入っても、彼女は襲われ続け、何と自ら
カッターで、自分の体を切り刻んでいくのです。ゲゲー!
その事件を担当するのが、キャリアでありながら自ら現場を志願した霧島警部
です。自殺志願者が夢の中で襲われ、自らをとてもリアルに切り刻んでいく
シーンは必見。怖い!次の被害者は、妻の目の前で、自らをブスブス刺し、
被害者の携帯履歴から、たどり着いた「0」という人物と接触した若宮刑事も
自らを刺したあげくに踊り場から飛び降りてしまいます。安藤政信がもったいない。
韓国映画にあるような薄暗いドロドロ感は、なんでしょうか。終盤は実はあまり
よくわからなかったんですが、とりあえず怖いです。
そうそう「0」役で塚本晋也監督自身が出演しています。この人はかなり
キモイです。狂気に満ちています。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆☆
グロ星 ☆☆☆
ゾクゾク星 ☆
エロエロ星
ダルダル星 ☆
昨晩は大風で、植え木やら何やらがぶっ倒れていました。
この映画は観ました。松田君のボソボソと話すセリフがよく聞き取れなくて、mitomiも棒読みのセリフで口は半開き・・・。刑事にあんな洋服着ている人いるのか〜?とツッコミどころがありました。どうも暗すぎて、また途中で寝てしまいました(^_^;)
特に気持ち悪い・・・とか怖いという事はなかったですが、part2は見る気がしませんでした。マープルさんは続編もご覧になられたのですか?
「ダークシャドウ」観ました。T・バートンだからコメディ系なのは分かっていましたが、やはりお子チャま向けっぽい作りという印象があります。笑いのツボもアメリカと日本では微妙にズレがある様な気もしますし、父なんかイビキかいてましたョ(ーー;)
そう言えば、昨日の劇場でも後ろの席からイビキが聞こえてきました。