「アウトブレイクライジング」
原題:germ
監督:ジョン・クラドック
2011年 アメリカ映画 85分
キャスト:マルグリット・ミッチェル
マイケル・フロース
40時間前、軍の衛星が隕石と衝突し、その残骸が地球に降り注ぐ。
その一部が落下したプリチャーズミルという小さな町では、住民が
凶暴化し、他人を襲うのだった。
これ、新作でレンタルしたんです。とほほほ...。
ジャケットは「コンテイジョン」のパクリだな。
冒頭の映像から、全くありきたりで、森の中を逃げ回る防護服の男性と
それを追いかける血まみれの感染者が映ります。大体なぜ防護服か
は最後まで説明がないし、軍の部隊はショボいし、この感染源が何か
などというところまで話は進まないのです。だから「ライジング」?
そして先ほどの感染者が何かの音に反応して頭がピキっと割れるんです。
あれ?これは「REC3」みたい。いや、あっちは動きが止まるだけだったか。
とりあえず走って走って走りまくります。
映像の粗さと無名俳優の数々、そして限りなく小さなスケールから、B級感
いっぱいですね。
そしてブルックという女性がかなり薄着で森をジョギングするシーンが映り
ます。そこで待ち受けるのがマックス副保安官です。もちろんお楽しみ〜。
でも何も映りません。そして彼女が
「友人でいたいから離れましょう。」
などと意味不明なことをほざきます。ブルックは既に感染しているんでしょうか。
で、それから遡ること40時間前、軍の衛星が、隕石らしきものと衝突し、
粉々に破壊されて、地球へ降り注ぐのです。どうやらその時に地球外の
よからぬものも落下したようです。しかしながら、緊張感は全く伝わらず、
キャンプへ向かうブルックの妹ステフや、森へ木こりに行く兄ジャック、
そして楽しそうに語らう両親などが延々と映るのです。
さっきHまでしたのにふったばかりのマックスと夕食の約束をするブルックも
映ります。やっぱり感染してるな。
ストーリーが動き始めるのは、お菓子の食べ過ぎで、車酔いし、キャンプから
戻ってきたクリッシの家で、母キムのBFチャドが見るも無残な姿になって
からです。クリッシがリバースした時点で、怪しいと思いましたが、あれは
単なる車酔いでした...。キムも駆けつけたマックスもその姿に絶句しますが
ほとんど映像はないです。検死官の説明の方がグロいって。
さあ、続々と感染者が増えてきましたよ。全ては何かが落下した森から起きて
いるのに、その森へのんびりサイクリングに向かうブルック。ipodなんか聴いて
いるから、後ろから追いかけてくる感染者に気づかないの。
それでもラスト付近には、みんなの流した血で、ブルックもマックスも真っ赤です。
だからといって少しも怖くないし、グロくもない。
脚本とストーリーのテンポの悪さでアクビ連発でした。
「アウトブレイク」(1995)とは別物とわかっていても、ちょっとひどすぎますよ。
<マープルの採点>
お勧め星 ☆
グロ星 ☆
ゾクゾク星
エロエロ星
ダルダル星 ☆☆☆
今朝はマスクなしで散歩に行ったらえらいことになりました。へーくっしょん。
「ドリームハウス」見ました。ダニエルのビシッとキマったボンドとは違い、髪もナチュラルな感じでイイ感じ〜(。・ ω<)ゞと思ってましたら、冒頭のシーンから既に騙されてました┐(´ー`)┌
でも特に怖くもなく、切ないラスト・・・と言われてますが、う〜ん・・・そうかな?とチョット消化不良気味ですね。まあ、家族愛みたいなテーマがあったかもしれませんが、感動する事も特になかったです。要素的には「シックスセンス」や「アザーズ」系な映画です。これもまた、ラストがイマイチでした。