ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!

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ワールズエンド

「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!」
原題:The World's End
監督:エドガー・ライト
2013年 イギリス映画 108分 PG12
キャスト:サイモン・ペッグ
     ニック・フロスト
     パディ・コンシダイン
     マーティン・フリーマン
     エディ・マーサン

高校時代、一晩で12軒のパブでビールを飲み干す
という挑戦に失敗したゲイリーは、中年になった今
再び仲間を呼び集める。故郷ニュートン・ヘイヴンに
戻った5人は、町の人々の様子がおかしいのに気づき
ながらも挑戦を再開するのだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ イギリスのコメディ映画でも
これだけは大好き。


序盤は、駆け足で、高校時代の5人が映し出され、その
5人が1990年6月22日、ニュートン・ヘイヴンで
12軒のパブでビールを飲み干すという計画に失敗する
シーンまで映ります。この時リーダー格だったゲイリー
役はサイモン・ペッグ。今や中年となり、アルコール依存症
の治療を受けている模様。この時に話したのが彼の高校
時代のすごい経験なのです。でも誰も誉めないし、笑いも
しません。

さて、シーンは変わって、このゲイリーがかつての仲間
ピーター(エディ・マーサン)、スティーヴン(パティ・
コンシダイン)、オリヴァー(マーティン・フリーマン)
そしてアンディ(ニック・フロスト)の元へ押しかけ、
無理やり、例の計画への再挑戦を持ち掛けるのです。他の
4人はそれなりに仕事で成功していて、アンディなんて
まさかの弁護士です!首を縦に振らないアンディに
「死んだママがキミのことを好きだった」
なんてお涙ちょうだい話をばっちり信じさせ、ゲイリーは
意気揚々と引き揚げます。


ワールズエンド

故郷ニュートン・ヘイヴンまでの車中での弾丸のような会話の
応酬はいつも通りです。エディ・マーサンがゆっくり話すのが
またいいアクセントになっています。
さて、故郷に到着した彼らは、へんてこな彫像を見ながら、さあ
1軒目に向かうのです。あれ?アンディは禁酒しているんだって。
勢いよく注がれるビールの最後に水が注がれるグラス。この
映し方でもうビールが飲みたくなってきます。
2軒目でなんとオリヴァーの妹サムが登場。サム役は
ロザムンド・パイク。「ジョニー・イングリッシュ 気休めの
報酬」(2011)でもゲテモノ好きな捜査官を演じていたな。


ワールズエンド

ところがどうも町の人々の様子がおかしいのです。かつて大麻を
売っていたマッド・バジルは、彼らを無視するし、トイレで
ゲイリーがいちゃもんをつけた若者は、急に襲い掛かってきます。
派手なアクションの末に、彼の頭をへし折ると、なぜか青い液体
が流れる。そうそう、ここから腕がもげたり、足がへし折れたり、
頭が割れたりするけれど、出てくる液体が青いので、全然グロく
ありません。

こんな町とっとと逃げ出せばいいのに、町を救うために、12軒
はしごし、ワールズ・エンドまで行く!と意気込むのはゲイリー
のみです。目標を達成したらなぜ町が救われるのか、ちっとも
くっつかないけれど、5人は不気味な住民と時に闘い、時に
話しながら店を制覇していきます。いつも通り心にしんみりと
響くセリフもあるんですよ。

「過去じゃなくて未来を見て」
トイレに立ったサムが、高校時代のように自分を誘っていると
信じるゲイリーに彼女が言います。
またアンディは
「お前は俺の憧れでいてくれよ」
と言います。とはいえ、口と目を光らせた不気味な住民と5人の
闘いはどんどん進み、気づいてみれば3人+サムのみ。
12軒めの「ワールズ・エンド」でどうしても最後の1杯が飲めない
ゲイリーの姿も上手く映しています。いいタイミングで邪魔が
入るんだよね。このタイミングが好きだわ。
そして意外にも身軽なニック・フロストに驚くこと間違いなしです。


     

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コメント
イギリス映画といえば「007」か「Mrビーン」を思い浮かびます。コメディはアメリカンジョークと違う地味な印象がありますが、S・ペックなら面白そうですね。12軒の酒屋を制覇するのに、なぜか宇宙人?が壁となる設定は・・・。ツッコミどころ満載でしょうが、コメディはテンポ良ければ、楽しく見られますね。
  • あちゃ丸
  • 2014/10/10 11:01 AM
あちゃ丸さん。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」の監督と俳優がそろっています。とても楽しいです。
なぜに酔っ払ったら世界を救えるのかわかりませんが、荒唐無稽なストーリーで笑わせてくれました。
  • ミス・マープル
  • 2014/10/10 5:11 PM
こんばんは!
割と楽しく観れましたが、もう少し突き抜けた笑いが欲しかったかなぁと思いました。
ジョッキにビールをジュワッと入れるシーンを見ると無性にお酒が飲みたくなりますね(私は飲めないですけど笑)
  • ヒロ之
  • 2014/10/11 12:55 AM
ヒロ之さん、コメント&TBありがとうございます。
あ、お酒が飲めなかったんですね。残念!
すごく勢いよく出るビールとあのグラスの中でゆれる液体を見るとものすごく飲みたくなりますね。
ラストはもうえらいことになっていましたが、楽しく見ることができました。
  • ミス・マープル
  • 2014/10/11 5:05 PM
これ町山さんの解説によると
キング・アーサーの物語とかぶせてあるんだとか。
そう言われればペッグはキングだし、他の面々の名前も関連してる。聖杯なども出てきますね。
そう思って観ると、最後のなんじゃこりゃの展開にも意味があるって話になるんですけどね。
オタクな監督らしいと思うところだけど、そのかぶせに気づく人少ないんじゃなかろうか。イギリス人ならすぐに分かるのかな。
  • pu-ko
  • 2014/10/13 11:44 PM
pu-koさん、コメント&TBありがとうございます。
え!そうなんですか。そう言われてみると、メンバーの名前が何かと関連していますね。聖杯は出てきましたっけ?
ラスト付近の荒唐無稽な展開も確かにそう言われると納得です。
イギリス人ならすぐにわかるのかしら?でもわからなくても面白かったです(*^^*)
  • ミス・マープル
  • 2014/10/14 9:02 PM
こんにちは
「お前は俺の憧れでいてくれよ」
なんか、心に染み入る台詞ですね
思えば「ショーン〜」から、サイモンとニックのコンビは息が合っていました
爆笑三部作としては3作が入ってるBDも発売されてますけど(DVDだったら絶対買うのに!)やっぱりショーンが一番好きだったなあ。これも、面白かったですが。
相変わらずデブなのに機敏なニックもナイスで、サイモン&ニックにエドガー・ライト監督のトリオはやっぱり最高ですわ。
  • maki
  • 2014/10/16 8:52 AM
makiさん、遅くなりました。
コメント&TBありがとうございます。
心にしみるセリフがあるのが、このコンビの映画の特徴ですね。
爆笑三部作のBDがあるんですか?ちょっとほしいなあ。わたしは「ホット・ファズ」が一番ツボにはまりました。確かレンタルDVDでは声と口の動きが少しズレていたのを覚えています。
ニックが今回はデブなのに俊敏だし、なんといっても弁護士という出世頭だったのが目立ちました。
本当にこの監督も含めたトリオは最高ですね!
  • ミス・マープル
  • 2014/10/19 6:54 AM
この作品でベースにされている古典SFはほぼ見てるので楽しめました(^^;
ニック・フロストは結構身軽でしたね、アクションシーンでの動きは
たまりません、プロレス技も多数使ってましたしね
流石に宇宙人も酔っ払いの絡みには退散でしたね、ただ帰るなら
静かにかえってほしかった
せつらさん、コメントありがとうございます。
ベースになっている古典SFはほとんど見ていないんですよ。でもやっぱり面白かったです。
プロレス技もキレキレでしたね。
こんな酔っぱらいのアホ相手じゃあさすがの宇宙人も呆れたんでしょうね。
静かに帰るのも癪に障ったのかしら。ラストは賛否両論ありますが、まああれでよかったのかな。SF映画ですからね。
  • ミス・マープル
  • 2014/11/09 11:13 AM
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