- 2023.01.12 Thursday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
「セインツ 約束の果て」
原題:Ain't Them Bodies Saints
監督:デビッド・ロウリー
2013年 アメリカ映画 98分
キャスト:ケイシー・アフレック
ルーニー・マーラ
ベン・フォスター
ネイト・パーカー
1970年代のアメリカ、テキサス。ボブは、仲間
のフレディ、恋人ルースと共に銀行強盗に失敗し、
保安官に包囲され、フレディは射殺されてしまう。
ボブはルースをかばって逮捕されるが、その後娘を
出産したルースに会うために、彼は脱獄するのだった。
<お勧め星>☆☆半 凝った映像とカントリー音楽が
睡魔を誘います...。
テキサスでの話というレトロな文字で始まる通り、映像
は夕陽を逆光にとらえたカメラや暗闇のシーンが多く、
どこか懐かしい雰囲気を漂わせています。
ストーリーはとてもわかりづらく、人物相関図が必要な
くらいです。どうやらボブは、ルースと共にスケリット
という悪い奴の元で育てられ、彼の息子フレディと共に
窃盗や強盗を繰り返していたらしいのです。らしい、と
いうのもそれがわかるのが、切れ切れの映像や登場人物の
昔話、回想シーンでうかがい知るだけというもの。
そしてルースは妊娠し、ボブは最後の仕事として、フレディ
と共に銀行強盗を働くのですが、あえなく失敗。ルースも
含め保安官との銃撃戦になるのです。そしてフレディは
射殺。この後ルースが銃を発砲するのですが、ここだけを
見ると「俺たちに明日はない」という刹那的な人生を選んだ
カップルのように見えます。ところがどっこい、ルースが
保安官パトリックを撃ってしまったことから、ボブは2人で
投降し、彼女の罪をかぶって25年の刑に服することになる
のです。「ずっと待ってるわ。」
ボブ役のケイシー・アフレックは「キラー・インサイド・ミー」
(2010)の時とほとんど変わらないルックスで、相変わらず
ボソボソ話すのでよく聞き取れません。ルース役はルーニー・マーラ。
そして撃たれた保安官パトリック役はベン・フォスターです。
パトリックは撃たれて殉職したと思ったら、実は生きていて
どうもルースに思いを寄せ、生まれたシルビーともども大切に
している模様。この辺りも時折訪れるパトリックの姿で知るのみ
なのです。
そして5年後のある日、ボブは脱獄します。そこから平和な人々
の心にそれぞれの波が立ち始めます。この映画ではしばしば手紙
にしたためられた「字」が出てきますが、それが人物の心の中を
描くのに活用されているようです。
また、ボブは実はかつての仕事中にズルをしては、お金を隠し
持っていた、ということも映像からわかります。そうなんですよ。
それぞれのピースが頭の中でうまく組み合わされないまま、話が
進んでいくんです。スケリットが雇ったらしいならず者に追われる
ボブ。「私たちは行く。あなたが来る前に」とい手紙を書いた
ルースは、なぜか荷造りしたのに旅立たない。「ルースに近づくな」
と言われたのに、ルースの家に向かうボブなど、何を考えているのか
理解できないままラストを迎えます。
芸術性は高いのでしょうが、とーっても眠くなる映画でした。
- 2023.01.12 Thursday
- -
- 16:06
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
この記事のトラックバックURL
トラックバック
【概略】
1970年代のテキサス。強盗を繰り返してきたボブとルースは、ルースの妊娠を機に足を洗うことを決意。しかし、最後と決めた銀行強盗でミスを犯してしまう。
ドラマ
一発の銃弾が、ふたりの運命を切り裂く。
ルーニー・マーラ、ケイシー・アフレック、
- いやいやえん
- 2015/01/10 9:00 AM
セインツ ―約束の果て―
強盗を繰り返してきたカップルが、
妊娠を機に足を洗う事を決意。
最後の銀行強盗でミスを犯してしまう...
【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞)
原題:Ain't Them Bodies Saints
- cinema-days 映画な日々
- 2015/01/29 1:51 AM