ジャージー・ボーイズ

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JUGEMテーマ:洋画

ジャージーボーイズ

「ジャージー・ボーイズ」
原題:Jersey Boys
監督:クリント・イーストウッド
2014年 アメリカ映画 134分
キャスト:ジョン・ロイド・ヤング
     エリック・バーゲン
     マイケル・ロメンダ
     ビンセント・ピアッツァ
     クリストファー・ウォーケン

ニュージャージー州に住むフランキーは素晴らしい
歌声の持ち主で、チンピラのトミー、ニック兄弟と
グループで歌い始める。彼らは田舎町を出るために
作曲のできるボブを加えてレコーディングを目指す
のだったが...。

<お勧め星>☆☆☆☆☆ ストーリーが進むうちに
次第に映像に吸い込まれていきます。


実際のザ・フォー・シーズンズは全く知りません。しかし
映画の中で流れる歌は、どこかで聞いたものばかりで
終盤の「君の瞳に恋している」はもちろん知っています。
主役のフランキー役は、ブロードウェイ公演でも同じ
役を演じたジョン・ロイド・ヤング。トニー賞で
ミュージカル主演男優賞を獲得しただけある美声の持ち主
です。


ジャージーボーイズ

さて、ストーリーは、ニュージャージー州、ベルウィルという
田舎町に住むチンピラ、トニーとその兄ニック、そして地元の
ボス、ジップが可愛がるフランキーという床屋見習いの姿から
始まります。この田舎町から抜け出すためには、軍隊に入るか
ギャングに入るか有名になるの3択しかなく、最初の2つは必ず
死ぬ。じゃあ有名になろう、という具合に彼らは歌の練習をして
いるのです。しかしトニーとニックはしばしば刑務所入りするので
なかなか成果が出せません。

この映画では時折登場人物が、現況や自分の心の内を説明し始め
ます。それが全く違和感を感じさせないのです。
そして作曲のできるボブを加えて4人でザ・フォー・シーズンズと
してグループを結成。(その前にいろいろ名前が変わったけど)
なかなかレコーディングができないまま、コーラスとして活動する
4人の歌声もきれいです。ところが「シェリー」という曲をきっかけ
にあっという間にスターの仲間入りします。


ジャージーボーイズ

これが中盤で、それ以降は、彼らの中での仲間同士の軋轢や、
トミーの素行不良、借金、フランキーの家庭崩壊などが次々に
映し出されていくのです。それでも美しい歌声はずっと流れ、
終盤の「君の瞳に恋している」へとつながります。この「君」
は恋の相手ではないのよね、きっと。
グランド・フィナーレは舞台同様に、出演者全員が登場し、
歌って踊ります。クリストファー・ウォーケンは元ダンサー
だけあって、年齢を感じさせないダンスを見せています。
本当はクリント・イーストウッドも誘われたそうですが、
やはり断ったとのこと。その練習風景を見るとなぜか心が
温かくなります。いい映画でした。



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コメント
「君の瞳に恋してる」は知ってますが、彼らの存在は知りませんでした。田舎で有名になるには、色々と大変でしたでしょうね。栄光すればのちに、挫折する日が来ますね。グループが分裂する、そして解散の危機が訪れるというストーリーが定番ですが、彼らはどうなったのでしょうか?イーストウッド監督ならではの映画作りが、マープルさんを満足させたみたいですね。
  • あちゃ丸
  • 2015/02/10 7:33 PM
あちゃ丸さん。
序盤はやや眠かったのですが、「シェリー」など少し耳にした歌が入り始めると、がぜん楽しくなりました。
大体グループの解散は、仲違いがほとんどですよね。方向性の違い、なんて言っているのは表面的だと思っています。
イーストウッド監督はこのような映画も撮れるのだなあ、と驚きました。
  • ミス・マープル
  • 2015/02/11 12:41 PM
ラストのストリートでのインド映画さならがら歌って踊る演出が楽しかったですね

私は「君の瞳に恋してる」をヒース・レジャーが「ヒース・レジャーの恋のからさわぎ」で歌っていたなあという程度の知識だったので、
飽きずにはみられましたが面白度はほどほどだったのですが、
4人が別々に語りかけるところだとか、ドラマ部分をじっくりみせてくる演出は、なかなか良いと思いました
基本、伝記映画ですから、おもしろおかしくには出来ないのが当たり前ですもんね
そう考えると面白い作品だったのかもしれない。
  • maki
  • 2015/02/17 8:30 PM
イーストウッドはいったいいつになったら枯れるのか?

イーストウッド初のミュージカル映画ということで、
一抹の不安を抱えていたものの、
そんな不安はまったく杞憂でしたね!
無駄をスッパリと切り捨てた取捨選択と、
第4の壁の大胆な突破、
非ミュージカル的な演出、
あいかわらずの光と影、
そして最後の最後に繰り出された夢のようなすばらしさ!!!
おお!ウォーケンは昔ダンサーだったんですか!
イーストウッド自らも加わってくれていたら、
それだけで星ひとつ追加です。
あまりに出来すぎていたために、
あえて星をひとつ落としたぐらいですから♪
makiさん、コメント&TBありがとうございます。
「君の瞳に恋している」がこのグループの歌とは私も知りませんでした。ただこのスタイルから日本の歌手も影響を受けていたなあと実感しています。
トミーが素行不良で結局解散したようなイメージを持ちましたしたが、実際にはいろいろあったようですね。
それも含めて人間ドラマとしてよくできていたなあと感じています。
  • ミス・マープル
  • 2015/02/18 1:35 PM
スパイクロッドさん、コメント&TBありがとうございます。
本当にイーストウッドの才能はいつまで続くのか、と思います。
まさかのミュージカル映画でしたが、おっしゃる通りの凝った作り方で、誰でも楽しめる映画になっていました。
ウォーケンのダンサー時代を見てみたいですね。
グランド・フィナーレの始まりのシーンはもううっとりしました。
  • ミス・マープル
  • 2015/02/18 1:37 PM
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【概略】 ニュージャージーで最も貧しい地区に生まれ、歌声とハーモニーを武器にスターダムに駆け上がった4人の若者の栄光と挫折を描く。 ドラマ フォー・シーズンズというバンドがあったことすら知らなく、楽曲「君の瞳に恋してる」だけは知っていた、という
  • いやいやえん
  • 2015/02/17 8:30 PM
以前、クリント・イーストウッドがミュージカルを撮るって聞いて驚いたのですが、こち
  • はらやんの映画徒然草
  • 2015/02/17 9:29 PM
2014年/アメリカ/134分 監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング    ヴィンセント・ピアッツァ    エリック・バーゲン    マイケル・ロメンダ    クリストファー・ウォーケン ■概要 原題は『Jersey Boys』。トニー賞受賞
  • 偏愛映画自由帳
  • 2015/02/18 9:50 AM

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