インターステラー

4
JUGEMテーマ:SF映画 一般

インターステラー

「インターステラー」
原題:Intersteller
監督:クリストファー・ノーラン
2014年 アメリカ映画 169分
キャスト:マシュー・マコノヒー
     アン・ハサウェイ
     ジェシカ・チャスティン
     エレン・バーステイン
     マイケル・ケイン

砂嵐や干ばつが起こり、食糧難に陥った地球では
人々は希望のない暮らしを強いられている。元宇宙船
のエンジニア、クーパーはひょんなことから「ラザロ
計画」を知り、新しい惑星探査のために宇宙へと旅立つ
のだった。

<お勧め星>☆☆☆☆ 難しい現象や用語は理解できま
せんが、スリルと壮大なスケールに人間愛がうまく噛み
合っています。


「インターステラー」 惑星と惑星の間
まず、この映画を劇場で見ればよかったと後悔しきり。
「ゼロ・グラヴィティ」(2013)と同じく際限なく広がる
宇宙のシーンは、大画面で見たかったものです。監督は
「インセプション」(2010)「トランセンデンス」(2014)
などを手掛けたクリストファー・ノーラン。したがって
近未来の科学技術シーンやコンピューターの画面などは
どうしても既視感を覚えてしまいます。
さて、ストーリーは砂嵐が吹き荒れ、雨が降らず、作物
には疫病が伝染して、極端に食糧が不足している近未来
のある田舎の農場から始まります。冒頭にその話をする
人々が映るのは、ラストにその理由がわかるのです。
今や「アポロ計画はソ連を破たんさせるためにねつ造した」
と教科書に書かれているほど、宇宙計画などとは縁遠い世の中
になっており、人々は細々と作物を植えて生きながらえている
のです。


インターステラー

ちょっと突っ込むなら、世界の他の国々の姿も知りたいところ
ですが、まあそこは中途半端に触れるよりも、描かないことで
すっきりした話にしたのかもしれませんね。
かつて宇宙船のエンジニアだったクーパーは、娘マーフとその
夢を追い続けています。クーパー役はマシュー・マコノヒー。
娘マーフは、最近自室で起こる奇妙な出来事に、何か意味が
あるのではないかと考えている様子。マーフはとても頭が良く、
兄トムよりも優秀だったのでしょう。トムは現状を受けいれ、
この農場を継ぐことに納得しています。この2人が大人になった
時、マーフはジェシカ・チャスティン、トムはケイシー・アフレック
が演じているのは、ものすごく上手い配役だと思います。


インターステラー

そして父娘はある時、政府の極秘施設を見つけ、そこに侵入、
「ラザロ計画」というものを知るのです。この計画にはA、Bと
2つのプランがあり、Aプランの遂行のために、クーパーは
他の数人の仲間と宇宙探査に向かうことになるのです。仲間の
1人、ブランド教授の娘、アメリア役はアン・ハサウェイ。およそ
宇宙飛行士には程遠い雰囲気ですが、体を張って演じています。


いんた

元治安部隊ロボットも含めて出発した4人は、人類が住める惑星
を探すために先に出発した12人のうち、可能性のある3つの惑星

に向かうのです。土星付近のワームホールをくぐり、違う銀河に
向かうとそこは高次元の時空で、時間の流れが違う...。この辺り
から話している内容がすっかりさっぱりなのです。でも映像は
迫力があり、その中で人間ドラマが繰り広げられるので、全然
飽きることはありません。
中盤、23年経過した後、母船に戻ったクーパーが、家族からの
ビデオメッセージを聞いて涙にむせぶシーンは、宇宙は遠すぎる
ということを実感します。
後半、マン博士が冬眠カプセルから目覚めますが、なんとこの役は
マット・デイモン。あらら、こんな役をするのね、という役柄です。
前半の、それも序盤の伏線が、終盤付近に一気に回収されるという
興味深い展開で、長い映画でしたが、十分楽しめました。


  ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 映画ブログへ 人気ブログランキングへ


コメント
インセプションは面白かったですね。ノーラン監督はSF系を得意としているのかな。それにしても3時間近い映画を観るのって、かなり忍耐が必要です(SF苦手なので)でも内容はマーブルさんが飽きることなく見られたのですから、見応えはあると思います。宇宙と人間ドラマの融合ってどんな仕上がりになっているのか、気になりました。
  • あちゃ丸
  • 2015/04/07 1:38 PM
あちゃ丸さん。
わたしも上映時間を見て、ゲゲゲと思いました。最近の映画は2時間越えはふつうになっていますね。
でもこの映画は結構スリルがあるし、映像的にも見ごたえがあったので飽きませんでした。
アン・ハサウェイの宇宙飛行士はあり得ないと思いましたが。
  • ミス・マープル
  • 2015/04/07 4:26 PM
こんばんは!

正直なところ脚本的には問題だらけだと思うんですけど、
映像の迫力はすばらしかったですね!
ボクは劇場で観たのでその点だけでも満足です。

しかし、あのマット・デイモンの役は、
もっとなんとかならなかったのでしょうか?
彼が配役されていた時点で先の展開が読めてしまったし、
もうのすごくしょうもない内輪もめをしている感じで、
ボクはどうにも好きになれませんでした。
壮大な物語なのにドラマが安っぽい!
スパイクロッドさん、コメント&TBありがとうございます。
確かに脚本的には結構強引過ぎるところが何か所もありましたね。クーパーがすぐに宇宙船に乗れるなんて、最も信じられない上にすごい活躍。
映像は劇場で見たら素晴らしかったでしょうね。うらやましいです。
マット・デイモンはなぜにあの役?
つまらない内輪もめをしているうちに時はどんどん過ぎていますね。
そうか、そこを考えるとかなり安っぽく見えてきちゃうな。
  • ミス・マープル
  • 2015/04/08 2:40 PM
こんばんは!
コメント&TBありがとうございました。
長い映画だというのは分かっていながらの鑑賞でしたが、自分が思ってたような目を見張る展開、てのが殆ど無かったせいか、その長さが途中から異様に長く感じてしまいました。
なるべく集中力を途切れさせないように観たつもりですが、結局話し半分しか理解出来てません。
どうにもこういう難しい用語が出てくると、無意識に諦めモードに入って適当に観ちゃうようです(笑)
  • ヒロ之
  • 2015/04/16 11:05 PM
ヒロ之さん、コメント&TBありがとうございます。
本当に長い映画でしたね。それと「相対性理論」画出てきた時点で、意味は全然わからなくなっていました('◇')ゞ
そこは無視して映像と人間ドラマに徹して見ていたので、なぜあのような現象が起きたのかとか、どうして帰還できたのかとかは、はっきり言ってわかりません。
ストーリーは壮大でロボットも個性的だったので個人的には楽しめました。
  • ミス・マープル
  • 2015/04/17 8:26 AM
こんにちは♪

僕も今作品、楽しめた派です。
作り方によっては駄作転落!も
ありえるかと思うのですがそこは
ノーラン監督、うまくまとめているかなあと。

マット・デイモンには僕も意外でした。
ちょいと悪役ですもんね(笑)
  • タケヤ
  • 2015/05/07 6:38 AM
タケヤさん、コメント&TBありがとうございます。
賛否両論があるけれど、わたしも楽しめた派ですね。
説明は全然理解できないのですが、繰り出される映像は壮大で見ごたえがありました。
ラストの違う次元との父とつながる娘の姿は何気に感動。
マット・デイモンがあそこにいたとは思ってもいませんでした。そしてまさかの悪役!
  • ミス・マープル
  • 2015/05/08 9:50 AM
こんにちは
単語は難しいがシンプルなストーリーで、
一見難解にみえる本作が見やすい演出になっているのが凄く良かった。
なにせ、話についていける(笑)
結局の所すごく引き込まれた169分になりました

確認できていないので、こうではないか、と思われている後半の図書室めいた立方体の5次元シーンとか、感動しました
それと、こんな残酷な相対性理論ビデオレターは初めて見ました。マコさんと一緒に心折れそうになりましたよ
  • maki
  • 2015/06/08 9:36 AM
makiさん、コメント&TBありがとうございます。
ストーリーはいたってシンプルだったので映画の内容がするする頭に入りました。でも言っていることはあまり理解できなかったな。
ビデオレターは悲しすぎましたね。ましては娘の方がずっと老いているという現実。
近未来になって、こうならないことを祈ります
  • ミス・マープル
  • 2015/06/08 4:00 PM
ミス・マープルさん、こんにちは!

長尺の映画でしたが、惹きこまれて最後まで集中して観れました。
ノーラン監督の作品はそういう力がありますね。
あの家族は奇妙な運命に翻弄されながらも、結果的にはハッピーな気持ちで見終えられたので、よい鑑賞後感でした。
はらやんさん、コメント&TBありがとうございます。
おっしゃる通り長い映画でしたが、ストーリーに引き込まれて一気に見ることができましたね。
監督の手腕でしょうか。
ラストの本棚の空間は5次元なのでしょうか。でもつながることができたという実感がわきました。
で、はるか遠くの惑星で待っているアン・ハサウェイの元へ行くんですよね、きっと。
  • ミス・マープル
  • 2015/06/14 9:00 AM
宇宙を舞台にしたスケールのでかい内輪揉めって感じもしましたが、長時間飽きさせない作りはやっぱり上手いですねぇ。
そう言えば、マット・デイモンは新作でも宇宙に取り残される役のようで。すぐはぐれちゃうイメージでもあるんでしょうか?
たおさん、コメント&TBありがとうございます。
確かに宇宙とか時間とか壮大なテーマの割には小さなことで争っていましたね(^-^;ただ、全然飽きずに見られるのは監督の手腕でしょうか。
マット・デイモンは新作でも宇宙にボッチなんですね。なぜかそれが似合ってきたみたいなきがします。
  • ミス・マープル
  • 2015/06/15 4:14 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック
2014年/アメリカ/169分 監督:クリストファー・ノーラン 出演:マシュー・マコノヒー    アン・ハサウェイ    ジェシカ・チャステイン    マイケル・ケイン ■概要 原題は『Interstellar』。アメリカ製作による2014年のSF映画です。監督は『ダーク
  • 偏愛映画自由帳
  • 2015/04/07 10:44 PM
本棚の幽霊 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar11月22日公開 監督: クリストファー・ノーラン 劇的な環境悪化による植物の激減と食糧難で、
  • 風に吹かれて
  • 2015/04/09 11:45 AM
INTERSTELLAR 2014年 アメリカ 169分 SF/ドラマ 劇場公開(2014/11/22) 監督: クリストファー・ノーラン 『インセプション』 製作: クリストファー・ノーラン 脚本: クリストファー・ノーラン 出演: マシュー・マコノヒー:クーパー アン・ハサウェ
  • 銀幕大帝α
  • 2015/04/16 11:01 PM
監督:クリストファー・ノーラン 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、マッケンジー・フォイ、ティモテ・シャラメ、ジョン・リスゴー、デヴィッド・オイェロウォ、コレ
  • タケヤと愉快な仲間達
  • 2015/05/07 6:41 AM
【概略】 地球の寿命は尽きかけていた。居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。はたして彼は人類の存続をかけたミッショ
  • いやいやえん
  • 2015/06/08 9:28 AM
クリストファー・ノーランの最新作です。 例によって2時間半を超える長尺の作品です
  • はらやんの映画徒然草
  • 2015/06/08 4:52 PM
監督 クリストファー・ノーラン 主演 マシュー・マコノヒー 2014年 アメリカ/イギリス/カナダ映画 169分 SF 採点★★★★ 馬頭星雲やら木星の大赤斑、最近のお気に入りでもあるわし星雲なんかの画像をボーっと見ている時間が好きな私。ぱっと見静かで美しい
  • Subterranean サブタレイニアン
  • 2015/06/15 11:32 AM
映画「インターステラー」のブルーレイを見たのでレビュー記事(感想)を書いてみたいと思います。(ネタバレは無しです。)YouTube 映画「インターステラー」最新予告編 ...
  • 翼のインサイト競馬予想
  • 2015/11/17 6:59 PM

カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

ブログランキング

今日のわんこ

powered by 撮影スタジオ.jp

アマゾン

遊びにきてくれてありがとう!

カウンター

死語レッスン

最新記事

categories

過去の記事

コメントありがとうございます!

トラックバックありがとうございます!

recommend

お友達

ミス・マープルについて

書いた記事数:3006 最後に更新した日:2019/06/24

あの映画を探そう!

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM