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    イエスマン ”YES”は人生のパスワード

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    JUGEMテーマ:コメディ映画全般

    イエスマン

    「イエスマン ”YES”は人生のパスワード」
    原題:Yes Man
    監督:ペイトン・リード
    2008年 アメリカ映画 104分
    キャスト:ジム・キャリー
         ゾーイ・デシャネル
         ブラッドリー・クーパー
         ジョン・マイケル・ヒギンズ
         リス・ダービー

    銀行の融資係カールは、何事にも後ろ向きで、他人の
    誘いも断り続けている。ある時立ち寄ったセミナーで
    「すべてのことにイエスと答えることが大事」と説かれ
    彼はとりあえず「イエス」と答え始めるのだった。

    <お勧め星>☆☆☆半 心を元気にしたいときに見ると
    楽しいです。但しややウザイとも感じられます。


    序盤の陰気ムードが、カールが「イエス」と言い始めた
    途端、ハイテンション・ムービーに変わります。カール・
    アレン役はジム・キャリー。コメディには欠かせないお方。


    イエスマン

    そして彼の親友で弁護士のピート役はブラッドリー・クーパー
    です。


    イエスマン

    さて、元妻とは6か月で離婚し、何事にも後ろ向きで、同僚や
    友人の誘いも全て断る銀行の融資係カールは、もちろん融資
    だってほぼ却下。結婚を控えたピートの婚約者にも嫌われる
    始末です。冒頭にレンタルビデオ店にいるカールを無理やり
    誘おうとするピートの姿は、その会話とともに思い切りコミカル
    に描かれ、この辺りは脚本の上手さが光ります。
    カールは友人の集まりから早々に別れ、家に帰ると1人で
    DVDを見るんですよ。それが「SAW」。足環を取るために、
    自分で自分の足を切るシーンに対し、
    「もっと深く切るんだよ!」
    と叫ぶカール。ここはわたしもなぜか納得します。

    そんな彼もピートに愛想をつかされ、思い切ってテレンスという
    男が主催するセミナーへ参加するのです。そこでは「人生に
    ノーと言ったら死んだも同然」などと言われてしまう。孤独に
    死ぬことが急に怖くなった彼は、とりあえず「イエス」という
    ことを実践しますが、もう踏んだり蹴ったりの結果になるんです。
    そりゃ全部に「イエス」と言っていたら、ホームレスを車に
    乗せ、携帯の電池切れになるまで使われ、金も貸し、あげくの
    果てに山の中でクルマはガス欠になるわねえ。これでもかという
    ほどの状況ですが、ガソリンスタンドでなんと美女と出会うという
    おまけがついてきます。このアリソン役は「500日のサマー」
    (2009)のゾーイ・デシャネル。


    イエスマン

    昨年赤いランドセルを流行らせていました。映画内では
    ミュンヒハウゼン症候群を患っていると言っていますが、それが
    映画のどこに関係するのかわからず。まあ、いいか。
    全てに「イエス」と言っていたら、これ以降は急に上手いこと
    行きはじめるんですよ。融資もどんどん承認し、上司の誘いも
    承諾、ただ隣人のティリーおばちゃまへの「イエス」はかなり
    厳しいかな。でもそれもよかったらしい。(と思う)仕事でも
    昇進していく。
    アリソンとも再会でき、こんなにうまくいくと何かあるな、と
    思っていたら、案の定大きな落とし穴が待っているんです。

    それもアメリカならではのもの。
    「ノー」と言ったら悪いことが起こる、なんてまるで洗脳された
    かのようなカールの姿に少々飽きてきた頃、これが起こるので
    一応ダレずにすみます。
    「イエス」と言うことで人間関係は広がっていくし、人とつながる
    ことは、何かの時に自分を支えてくれる人物が増えるということ
    ですかね。
    ただし、なんでも「イエス」か「ノー」の二者択一ではないこと
    を肝に銘じておきましょう。というのがラストの教訓かな。
    いやラストまでおめでたい映画だったけれど。




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      コメント
      ジムの演技は素晴らしいと思いますが、大げさなコメディはどうも苦手で・・・。確かにポジティブな方が、何でもうまくいける気がしますね。でも、時には「NO」と言える強い気持ちも必要ですよね。あ、それってやはり前向きな考え方に近いから「イエスマン」って事になるのかな?人に利用されないといいのですが、人が良すぎるのって疲れそうですね。
      • あちゃ丸
      • 2015/05/31 1:51 PM
      あちゃ丸さん。
      確かにコメディはある線を超えるとダラけますね。これはそこまでは行かないコメディです。なので結構真面目に見ても面白いかな。
      ただあまりに「イエス」と言い続けて前向き過ぎると、鬱陶しく感じられるんですよ。同じく疲れると思いますわあ。
      • ミス・マープル
      • 2015/06/01 11:34 AM
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      それは、今まで 誰も気づかなかった 幸せになる方法 −感想− “YES”と言えば全てがハッピー。 顧客全員に‘承認’のハンコを押すと出世街道まっしぐら。 韓国語を習うと意外な場所で役に立つ。 ギターを取得すると自殺志願者を助けて大ヒーロー。 そして浮浪者を車
      • 銀幕大帝α
      • 2015/05/31 2:02 PM
      よかった、ジム・キャリーさん本領発揮ですよ。 私はこのカールと同じかも…基本は「NO」、面倒くさい事はパス。でもこれってよっぽど前向きさんでも無い限りみんな当てはまると思う。面倒くささに逃げててうまく人と付き合えない(自分でもわかってるんです)。だけ
      • いやいやえん
      • 2015/06/29 3:52 PM

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