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    博士と彼女のセオリー

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    JUGEMテーマ:洋画

    博士と彼女のセオリー

    「博士と彼女のセオリー」
    原題:The Theory of Everything
    監督:ジェームズ・マーシュ
    2014年 イギリス映画 124分
    キャスト:エディ・レッドメイン
         フェリシティ・ジョーンズ
         エミリー・ワトソン
         チャーリー・コックス

    1963年、ケンブリッジ大で物理学を学ぶスティーヴン
    は同じ大学の女子学生ジェーンと恋に落ちる。しかし同時
    に彼は体の不調を感じ始めるのだった。

    <お勧め星>☆☆☆☆ 素直に感動できるのです。主役の
    演技も光ります。


    題材から個人的に最も苦手な部類の映画だと思っていたの
    ですが、見始めるとその映像美と音楽、そしてなにより
    主演の2人の演技が素晴らしいのです。特にホーキンス博士
    を演じたエディ・レッドメインは、身体活動の衰えを演じ
    つつ、知的活動は天才的である姿を表現するために、膨大な
    時間をかけて研究したそうです。


    博士と彼女のセオリー

    1963年、ケンブリッジ大で物理学を学んでいる
    スティーヴン・ホーキンスは、文学部の女子学生
    ジェーン・ワイルドと恋に落ちるのです。実は始めから
    スティーヴン達の話やら受けている講義についてはちんぷんかんぷん
    なので、彼の理論を描いた映画でなくてよかったと感じてしまう。
    そう、この映画はスティーヴンの私生活を中心に描かれた伝記物
    なのです。
    そしてスティーヴンはなぜか自転車こぎが遅くなる、ペンを落とす、
    コーヒーカップを倒すなど様々な身体の異変を感じます。それは
    ジェーンとの恋愛が進んで行くのと同時であり、彼がALSと診断
    され、余命が2年と知ってもジェーンは彼と結婚するのです。


    博士と彼女のセオリー

    2年だと思っていたから結婚したのかもしれません。本当のところは
    わかりませんが、2人の結婚生活は、子供と彼の世話に追われる
    ジェーンの苦闘の日々の始まりでもあったのです。それでも彼は
    知的活動を続け、研究の成果を上げていきます。でも家族として
    行動するとき、荷物を持つのも車を運転するのも、キャンプのテント
    張りさえ彼女の仕事なのですよ。そして何よりジェーンももっと
    学びたかったのです。


    博士と彼女のセオリー

    彼女一家を支えてくれる教会のジョナサンの存在も周りから見ると
    どうしても違和感を覚えるのでしょう。スティーヴンではなく
    ジェーン自身で彼とは距離を置くことにするのです。ジェーンの心の
    支えはどこにあったのだろう。もちろんスティーヴンへの愛もあった
    でしょうが、安らぐ時間はあったのでしょうか。
    そして終盤にスティーヴン自身で、言語療法士のエレインとの生活を
    選択します。ジェーンの言葉、

    I have loved you.
    字幕では「愛してたのよ」
    と完了形になっていましたが、あれは「継続」ではないかと思って
    います。
    ラストシーンの時を遡る光景は、宇宙の始まりへと戻り、彼の
    研究そのものを映していたのでしょうね。よくわからなかったけど。
    でもとてもいい映画でした。


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      コメント
      ホーキンス博士と言ったら「ヒッグス粒子」の研究で有名な方ですよね。重度の障害を抱えながら、難しい研究に没頭する彼の姿は決して諦めず、前向きな生き方が尊敬できます。そしてその彼を全面的にサポートする奥さんにも脱帽です。研究内容は難しすぎて分かりませんが、ご夫婦のお互いを支えながらの生き方がステキですね。
      • あちゃ丸
      • 2015/08/07 7:58 PM
      あちゃ丸さん。
      ホーキング博士は名前を知っていても何を研究しているのかよく理解できません(^-^;
      ただ夫婦の姿がきれいごとばかりでなく、つらいこと悲しいことも描かれているのがよかったです。
      「オアシス」で脳性麻痺の女性を演じたムン・ソリも熱演していましたが、エディ・レッドメインもオスカーを獲得しただけの演技でした。素晴らしかったです。
      • ミス・マープル
      • 2015/08/08 5:25 PM
      それぞれ心情が理解でき、心に残る作品でした。
      風子さん、コメント&TBありがとうございます。
      おっしゃり通りきれいごとに済ませなかったところが、それぞれの心情を伝えるのに適していたと思います。
      とても心に残りました。
      • ミス・マープル
      • 2015/08/11 12:36 PM
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      スティーヴンとジェーンの“時間” 公式サイト http://hakase.link 原作はジェーン・ホーキングの回顧録「Travelling to Infinity: My Life with Ste
      • 風に吹かれて
      • 2015/08/11 11:21 AM

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