パリよ、永遠に

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JUGEMテーマ:洋画

パリよ、永遠に

「パリよ、永遠に」
原題:Dipbmatie
監督:フォルカー・シュレンドルフ
2014年 フランス=ドイツ映画 83分
キャスト:アンドレ・デュソリエ
     ニエル・アレストリップ
     チャーリー・ネルソン
     ジャン=マルクルロ
     シュテファン・ビルケニング

第二次世界大戦末期、敗戦色の強いナチスドイツ軍は
連合軍の侵攻を食い止めるため、パリ壊滅命令を出す。
指揮を執るコルティッツ将軍の元へ、作戦の中止を
求めてノドリンク総領事がやって来るが...。

<お勧め星>☆☆☆ 渋い映画で、序盤から睡魔に襲われ
ますが、後半は話に入り込めました。


第二次世界大戦末期、連合軍のノルマンディー上陸後、
敗戦色が濃くなったナチスドイツ軍は、ヨーロッパの破壊
を命じるのです。ヒトラーは特にパリの壊滅を強調したと
のこと。それはパリの失陥はフランスの失陥であり、ドイツ
軍の敗北を象徴すると見たからだそうです。
そしてそのパリの街並みや建造物を守ろうと、その作戦の
中止を進言するスウェーデン総領事ラウル・ノドリンクと
ドイツ軍将軍ディートリッヒ・フォン・コルティッツの
やり取りが、緊迫していくドイツ軍の情勢と共に描かれます。
もともとが舞台劇なので、場面は2人のいるホテルの一室と
起爆装置のある地下壕がほとんどで、序盤はかなりダルい。


パリよ、永遠に

パリよ、永遠に

ノドリンクは、スウェーデン人でありながら、生粋のパリっ子
であり、この町をこよなく愛しているのです。その彼は必死で
コルティッツを説得します。この駆け引きは、コルティッツが
指令を出していたホテルのスイートルームの思わぬ場所から
ノドリンクが登場した時から始まります。フランス将軍からの
手紙も破り捨て、あくまでも作戦遂行を考えるコルティッツと
穏やかにそして巧みに彼を説得するのドリンク。ノドリンクの
妻は実はユダヤ人であり、ジュネーブへ既に脱出していること
を話すと、遂にコルティッツも、彼が親族連座法(命令を遂行
しなければ家族も罪に問われる)という無謀な法に縛られて
いることを告白するのです。

この告白を引き出すと、ノドリンクはコルティッツにある提案
をします。この辺りに駆け引きがまことにうまく、外交とは
こうあるべきだと実感するのです。誰も損をしない結論を出す。
それが外交であり、単なる脅しやその場限りの損得に囚われて
はいけないのですね。
2人のやり取りと同時進行で起爆装置付近での緊迫した状況も
映り、なかなか見ごたえのあるものになっています。


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コメント
もともとは舞台劇でしたか。それを映画化にするとしたら、もっと題材的に描かれているかと思いきや、前半は淡々としたシーンが続くとやはり睡魔に襲われそうですね。ただ、戦争での外交は命令する方は簡単ですが、実際にやる方は国がかかってますから、できたら無事に解決したいですよね。
  • あちゃ丸
  • 2015/09/08 9:44 PM
あちゃ丸さん。
そうなんですよね。
だからシーンがほとんど変わらないし、主役2人の会話中心の映画になっています。序盤に苦労しました。
パリは実はナポレオンがフランスの帝国主義の象徴として栄華を極めた街なのに、その話は一切触れず、美しい街をキミの子供や孫に魅せたくないか、と言われてもちょっとねえ。
  • ミス・マープル
  • 2015/09/09 9:28 AM
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