パージ:アナーキー

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パージ・アナーキー

「パージ:アナーキー」
原題:The Purge:Anarchy
監督:ジェームズ・デモナコ
2014年 アメリカ映画 103分 R15+
キャスト:フランク・グリロ
     カルメン・イジョゴ
     ゾーイ・ソウル
     ザック・ギルフォード
     キエレ・サンチェス

2023年、再び訪れた「パージ」の日。バーンズは
ある目的のために家を後にする。しかし途中、何かの
集団に連れ去られそうになっているエヴァ、カリ母子
救ったことから、彼までも追跡を受けることになる。

<お勧め星>☆☆半 1よりもホラー要素がなくなって
しまったのが、個人的に残念です。


前作は防犯システムで守られた家の中の一家が、外から
の敵にどう身を守るかを、ほぼその家の中のシーンのみで
描いていたのに対し、今回は、こんな大変な夜に、心
ならずも外にいざるを得なくなった者や、決意して出発
した者、無理やりに連れ出された者の危険な時間を描いて
いきます。


パージ・アナーキー

大方のレビューは、2の方が面白いと書かれているし、
Rotten Tomatoesも評価が58%に上がっています。さて
実際のところはどうでしょうか。


パージ・アナーキー

登場人物は、「パージ」の日に行動を起こそうとしている
やさぐれ感抜群のバーンズ、そして病気の父の薬代に悩む
ダイナーの店員エヴァと反抗期真っただ中の娘カリ、別居話
が進んでいるシェーンとリズ夫妻です。予告編で幾度となく
流れた不気味なマスク集団は、映画の中心になることは
ありません。


パージ・アナーキー

要するに小遣い稼ぎのような仕事をしているだけなのです。
怖いのは、このトラックの後ろに入っているおじさん。扉を
あけてマシンガンをぶっ放します。
またカリがネット動画で見ている「パージ反対」の団体のリーダー
カルメロは、後半かなり大きな存在感を見せてくれます。
結局失業率を減らし、暴力のない国にする目的の「パージ」法が
貧困層のうっぷん晴らしを目指すのではなく、富裕層の天井を
知らない快楽の追求に変わっているのは、当然の推移ですね。

こうなると展開は先が読めるストーリーになってしまいます。
大体、もうすぐ「パージ」が始まるというのに、ノロノロ買い物
をし、おまけに車を故障させらるドジな夫妻の会話や行動には
ずっとイライラさせられます。また「しゃべるな」と言うのに
ベラベラ話し続けるエヴァとカリ母子にもイラつくんです。
そんなカリに逃亡の途中、バーンズは防弾チョッキを貸すんだけど、
これに全く意味がないの。

わたしの一番のお気に入りのシーンは、エヴァの友人ターニャに
助けを求め、彼女の家に5人とも入れてもらうんだけど、そこで突然
始まる太った姉妹の争いです。いやにワインを飲むなあ、はしゃぎ
過ぎだよなあ、どうも表情が硬いなあ、と思っていたら予想外の
展開でした。凄まじかった!
そしてパージ終了間際に、本来の目的を果たそうとするバーンズ。
この後の感動シーンは不要だったな。どうせなら一度決めたことは
やり遂げましょう。




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コメント
こんにちは!
コメント&TBありがとうございました。
この監督は映画の中にイラッとさせる人間を出すのが好きなんでしょうかね(笑)
私も黙れよこいつ、て思いましたからね。
防弾チョッキの件はなんだったのでしょうか。
意味ねぇやん!て。
1作目が室内、2作目が街中、となると3作目は何処を舞台にしたものになるのか。
そこを一番に注目してます。
  • ヒロ之
  • 2016/01/19 3:24 PM
今回は設定を主人公が活用する側に回ってるってのもあってか、動きと一種の爽快感もあったかなぁと。まぁ、足手まといがひたすらイライラさせるだけの存在なので、その辺も帳消しになってるんですが^^;
足手まといながらも、彼らがいなかったら
主人公はパージを遂行してたと思うし
そういう意味では同行してて良かったかなと
設定が、一作目と本作とでは違うので
別作品としてみてとれるのが、いいですね
私も前作のよくわからない「設定」だけの不安感とか好きですよ。
本作ではまたもマスク集団が活躍するのかと思えば………でしたしね。
  • maki
  • 2016/01/19 4:46 PM
こんにちは。ご訪問して下さりありがとうございました。
>結局失業率を減らし、暴力のない国にする目的の「パージ」法が
貧困層のうっぷん晴らしを目指すのではなく、富裕層の天井を
知らない快楽の追求に変わっている
コレ、正にその通りでしたね。
でも、為政者は実際はこれが真の目的だったりして…すなわち、貧者一掃。
ガクブルですね。
前作から何回目かの「「パージ」が発令されて、国民もコツを覚えてきたと思いますが、やはり、たまたまその時間に外にいた方たちが、何らかの事情を抱えているようですね。マスクをしている人ってチョットズルい気がしますね。「サプライズ」を思い出しましましたが、素性を明かさなければ怖いものなし・・・的な所があるのかしら?マスクしている人が浄化されなくちゃいけませんね。
  • あちゃ丸
  • 2016/01/19 8:20 PM
今回、インドアからアウトドアへと舞台が変わったことで
個人的には昔の『ウォリアーズ』っぽいな〜と。
1もそこそこだったんですが、本作の方が動きがあった分ハラハラ感が増した気がしました。
最後、いい奴で終わったバーンズがそのまま次回作へ繋がるのかは興味ありますね。
  • ituka
  • 2016/01/19 10:02 PM
私は一作目よりもこっちが楽しめました。
お金持ちの楽しみみたいになるのは『ハンガー・ゲーム』みたいだったけど、パージを色んな角度から眺めてる感じが面白かったです。
  • pu-ko
  • 2016/01/20 3:03 AM
ヒロ之さん、コメント&TBありがとうございます。
防弾チョッキは全く意味がなかったですね。
前作同様にイライラさせる会話や行動がたくさん出てきて、この監督の個性なのかな?とも感じました。
本当に、いい加減黙ってよ、と思いましたよ。
3作目はどこを舞台にするのでしょうか。まさか宇宙ってことはないと思いますが(^-^;
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:23 AM
たおさん、コメント&TBありがとうございます。
本当にイライラさせるのが上手い監督ですよね。
おしゃべり娘だけでなく、別居話が進む夫婦も、大事な時に余計な会話をし始めるし。
でも主人公がこのパージを活用する側だったということが斬新ではありました。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:29 AM
makiさん、コメント&TBありがとうございます。
そうなんですよ。ジャケットでこれだけ煽ったマスク集団にあまり意味がないのは誇大広告だわ!
わたしもmakiさんと同じく閉鎖空間での得体のしれない恐怖を味わう方が好きですね。
足手まといの同行者もそれなりに活躍するシーンがあったし、夫を殺された妻は、きっと3にも登場するのでしょうね。上手くつなげているとは思います。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:32 AM
ここなつさん、コメント&TBありがとうございます。
富裕層の快楽を追求する映画は「ホステル」のようなものもあるわけで、設定を変えたもののあまり目新しく感じませんでした。
なので1のホラー要素がある内容の方が好きです。もちろんストーリーには突っ込みどころがたくさんありましたけど。さて3はどうなるのでしょうね。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:34 AM
あちゃ丸さん。
1でも思ったのですが、このマスクに大きな意味はないと思うのですよ。身分を明かしたくないなら、豚や牛のマスクでもいいわけで、なんでこんな不気味なものを被っているのか、それと彼らの存在がそれほど意味を持たないのが不満です。
浄化すると幸せになる、なんてちょっと宗教めいていますよね。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:37 AM
itukaさん、コメント&TBありがとうございます。
バーンズはいい奴で終わってしまいましたね。
3ではあの傷も回復して活躍するのでしょうか。それと夫を失った妻は「反パージ」で行動を起こすのでしょうね。
全面戦争はどこが舞台になるのでしょう。
きっと見ると思います。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:39 AM
pu-koさん、コメント&TBありがとうございます。
こちらの方が評価が高いですよね。
確かに動きがあって、話もしっかりできていました。
「パージ」で踊らされている民衆と富裕層の両方の姿が見られてよかったです。3はどうなるのでしょうね。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/20 8:41 AM
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