マダム・イン・ニューヨーク

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マダム・イン・ニューヨーク

「マダム・イン・ニューヨーク」
原題:English Vinglish
監督:ガウリ・シンデー
2012年 インド映画 134分
キャスト:シュリデビ
     アディル・フセイン
     アミターブ・バッチャン
     メディ・ネブー
     ブリヤ・アーナンド

インドに住む主婦シャシは、家族の中で唯一英語が
話せず悲しい思いをしている。そんな彼女が姪の
結婚式の準備のためニューヨークへ向かうことになる。
しかしニューヨークで英語が話せないために辛い体験
をしてしまい、一念発起して英会話教室へ通うことに
するのだった。

<お勧め星>☆☆☆☆☆ 主演の女優さんが美しく、
インド映画特有の歌や踊りもストーリーに調和し、気分
よく見終われる内容でした。


主役のシュリデビさんは、映画撮影時48歳ということですが、
インド美人の典型のような顔立ちです。彼女のさりげない表情
や仕草の1つ1つがとても丁寧に演じられているので、見る側
に共感を呼ぶものになっています。


マダム・イン・ニューヨーク

序盤、インド、ゴードボーレで夫サティシュ、娘サプナ、息子
サガルそして義母と暮らすシャシは、手作りラドゥを配達して
大人気なのです。しかしシャシは、家庭では主婦業をこなし、
外で働く夫や子供の世話、家事を一気にになっている多忙な
女性でもあります。彼女は家族の中でただ一人英語が話せず、
娘サプナにすら馬鹿にされてばかりです。
「英語が話せないから恥ずかしい」
娘に言われても彼女はただ悲しく思うだけ。前半はこんなシーン
をコミカルに描いているので、それが特に辛そうには思えません。

ところがシャシの姉マヌの娘ミーラが結婚することになり、
彼女たちの住むニューヨークへ向かうことになります。それも
準備のため一足先にシャシ一人で行くことになってしまう。自分
の留守中の家庭も心配だけれど、もっと心配なのは、初めて乗る
飛行機や出入国手続き、飛行機内でのことです。ここはテンポ
よく描かれ、隣席の親切な乗客の手助けもあって、何とか楽しく
乗り切ることができます。
「何事も初めては1度」
その乗客に元気づけられ、自信を持ったシャシは無事にマヌの
家に到着し、さあ姪たちとニューヨーク生活を堪能し始める...
はずが、カフェで悲惨な体験をしてしまいます。いるのよね、
ああいう店員や客が。日本であれば、誰か手助けするし、まず
店員教育の根本から違うと思う。仕事に対する考え方の違いなの
かしらねえ。ムカつくわ!思わず泣きじゃくって店を飛び出した
シャシに優しい声をかける男性もいるのです。
でもシャシは決して弱い女性ではなく、通りかかったバスの看板
を見て「英会話を学ぶ」ことを決意します。


マダム・イン・ニューヨーク

その教室のメンバーは人種も職業も様々な人ばかりだけれど、
「英会話をマスターして、自信を持ちたい」
という同じ気持ちを持っています。この教室の講師デヴィッドが
また個性的。


マダム・イン・ニューヨーク

彼はゲイであることを隠そうともせず、自己紹介で皮膚の色を
話す生徒を優しく注意したり、話さない生徒には無理強いをする
こともありません。とにかくそれぞれの個性を認め、彼らに自信
を持たせるスキルを持っている気がしてなりません。いい奴だよ。


マダム・イン・ニューヨーク

シャシは姉や家族には英会話教室に行っていることは内緒なの
ですが、姪のラーダだけはそれを察し、彼女をこっそり応援して
くれます。次第に自信をつけ、地下鉄だって、街中だって堂々と
歩けるようになるシャシの姿は、見ていてとてもすがすがしい。
ところが同じ教室のフランス人、ローランに告白されちゃう。
フランス人ってすぐに告白するのかしら。相手は人妻よ。
その上、もうすぐ卒業試験という時に、インドから予定より早く
家族が到着するし、サガルがけがをしたりするのです。
「やっぱり家族を優先しないといけない」

シャシの心は折れるけれど、それをまた奮い立たせるのが、ラーダ
の活躍です。するとまたアクシデントが起きます。まさに転んでは
立ち上がり、また転んでは立ち上がるというシャシの姿に次第に
胸が熱くなってくるのです。
ラストは何度目かの歌と踊りで楽しく締めくくられ、とてもいい
気分で見終えることができるのです。
「ジャッジメンタル」見た目で判断したり、偏見を持って接すること

は絶対にしないようにしようと心に強く思った映画でした。


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コメント
今や英語は万国共通語ですからね。日本に来るイタリア人やロシア人、スペイン人などもインタビューされるとみんな英語、話してますものね。話ができなければ意思疎通ができないからシャシの気持ち、分かります。ラーダの存在がかなり大きいですね。はじめて何かをする時、不安や悩みもあると思いますが、サポートしてくれる人がいるだけで、かなり進歩したと思います。インドならでは明るく作られている所も、シャシの英語マスターも成功したのかなと思いました。
  • あちゃ丸
  • 2016/01/24 7:26 PM
あちゃ丸さん。
インド映画特有のきれいな色と歌とダンスが入っていますが、それが全然不自然なものではありません。ニューヨークに暮らすインド人とインドに暮らすインド人の考えの違いも十分理解できました。シャシが自信を持てたことはこれからの人生において、家族からも尊重される存在になれたと思います。
  • ミス・マープル
  • 2016/01/25 10:41 AM
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