ヴィジット

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ヴィジット

「ヴィジット」
原題:The Visit
監督:M・ナイト・シャラマン
2015年 アメリカ映画 94分
キャスト:キャスリン・ハーン
     ディアナ・デュナガン
     ピーター・マクロビー
     エド・オクセンボールド
     オリビア・デヨング

恋人とクルーズ旅行に出かける母の留守中、
ベッカとタイラー姉弟は、15年疎遠だった
祖父母の家を訪れる。祖父母の歓迎と手料理
を楽しむ2人だったが、夜ドアの外から聞こえる
奇妙な物音に気付くのだった。

<お勧め星>☆☆☆ シャラマン監督だからこそ
してやられ感を覚える映画です。


何かあるんじゃないか、異星人襲撃か、悪魔憑きか、
死後の世界か、あれこれミスリードされつつの94分
です。
いまや使い古され、B級映画でも使われなくなった
P.O.V.映像で映画は始まります。なぜかというと
シングルマザー、ロレッタの娘ベッカが家族について
ドキュメンタリー映画を製作中。なぜ母が家を出たのか、
両親と疎遠なのか、映像を通じて知りたいというらしい。
弟タイラーは下手なバカラップを歌う生意気盛りの小僧
です。


ヴィジット

ロレッタの夫、つまり2人の父はスタバで出会った女性と
暮らすためにLAへ行ってしまったらしい。でもロレッタは
既にミゲルという恋人がいて、今回クルーズ旅行に行くから、
姉弟で、祖父母の家に行くことになるのです。極めてハイ
テンションなロレッタは、離れているときもスカイプを通じて
子どもたちと連絡を取るわけで、この笑顔が消えるのは、
ほぼラスト間際となっています。このハイテンションがうざい
と思ったけれど、これがラスト付近に生きてくるのね。


ヴィジット

メイソンビルでは、歓迎のプラカードを持って祖父母が待って
いるのです。普通のアメリカの田舎の一軒家で、祖母の作る
お菓子を楽しみ、タイラーの下手なラップを祖父がほめてくれ
ます。孫は可愛いものねえ。
しかしこの家で過ごすのになぜか3つのルールを言われるのです。
 ヽ擇靴せ間を過ごす→大丈夫
◆々イなものは遠慮なく食べる→大丈夫
 夜9時30分以降部屋から出てはいけない→無理

今どきの子供が9時30分に寝るとは思えない。当然お腹がすいて
ベッカはお菓子をつまみ食いに行こうと部屋を出ると、階下で
祖母がリバースしながら歩き回っているのです。ゴジラみたい。
翌日は、雪の中でかくれんぼしようと、家の軒下に入り込むと、
あらら、もう一人人影がある...。貞子3Dのようにシャシャシャと
這ってくるんですよ〜。

さらに祖父は庭にある小屋に何かを置きに行くのです。声をかけても
全然無視するのはなぜ?
町に行けば祖父は見知らぬ男に「奴が追ってくる」と飛びかかるし、
晩になると祖母がなんと全裸で壁をかきかきしています。
これ明らかにおかしいですよね。
母との連絡手段だったスカイプも、ベッカのPCのカメラを祖母が
汚してしまったから、母の映像しか映りません。でも母はまだ
陽気に恋人とのバカンスを楽しんでいるんです。まあ、土曜日までの
辛抱だもんね。

この家には結構人が訪れるんですが、なぜかその時は祖父母は留守
なんです。なので姉弟は2人が誰かと話す姿を見ていないのです。
ロッキングチェアーに座って壁に向かって笑う祖母は
「深い暗闇にいた」
などと訳の分からないことを言います。そして遂に金曜日の晩に
なります。
ここからの急展開は、今思えば、ああそうだよな、あの会話もそう
だったよな、と納得できることばかりなのですが、何かひねりを
予想していただけに、まさにドストライクの球に驚いた感じ。
つい悲鳴が出たのは、便まみれのおむつを顔に押し付けられた
超潔癖症のタイラーを見た時です。あれはトラウマになっちゃうわ。

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コメント
監督の得意技「どんでん返し」がつい期待しちゃいますが「アンブレイカブル」あたりから何となくトーンダウンしている気がして・・・。タイトルも「ヴィレッジ」と勘違い(^_^;)あとになって「そういう事だったのか」的なセリフがヒントになるので、よく見ていないと納得できませんね。そこが持ち味なのでしょうが。霊的なものより現実味のある話の方が、今の時代に会っているのかもしれませんね。
  • あちゃ丸
  • 2016/02/21 7:33 PM
あちゃ丸さん。
大丈夫です。この映画は極めてシンプルです。
おっしゃるように何かの仕掛けを感じつつみているので、終わった時は、なーんだ、と思いますが、最近の作品の中では面白かった方だと思います。
  • ミス・マープル
  • 2016/02/22 1:14 PM
少年、おむつの件がトラウマにならないといいなと思います。あの後もラップしてた気がするので心配ないか?
ポーさん、コメント&ありがとうございます。
おむつを顔にべちゃってされたとき少年は完璧にフリーズしていましたね。でもあのバカラップを歌っていたから大丈夫なのかな。
  • ミス・マープル
  • 2016/02/23 8:25 AM
シャマラン自身が期待されてしまうどんでん返しに囚われ過ぎちゃってた感じもあったんですが、本作ではシンプルにもう一つの得意技“異常な出来事を通して家族の絆を深める”とか伏線に意味を持たせるとかに集中してた印象もありましたねぇ。
たおさん、コメント&TBありがとうございます。
意外性を求められ、それを追求し続けてずっこけていたシャラマン監督が、人間の根本にあるものにこだわって作った映画でしょうか。あれこれ先を考えていて全て裏切られると、結構面白くなるものですね。
  • ミス・マープル
  • 2016/04/29 8:34 AM
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いやはや、そういうことだとは、つゆ知らず。
  • 或る日の出来事
  • 2016/02/22 8:51 AM
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  • Subterranean サブタレイニアン
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