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    遊星からの物体X

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    JUGEMテーマ:SF映画 一般

    遊星からの物体X

    「遊星からの物体X」
    原題:The Thing
    監督:ジョン・カーペンター
    1982年 アメリカ映画 109分
    キャスト:カート・ラッセル
         A・ウィルフォード・ブリムリー
         リチャード・ダイサート
         ドナルド・モファルト

    1982年の南極。ノルウェー隊のヘリが1頭の
    犬をヘリで執拗に追いかけ銃撃し続ける。ヘリは
    アメリカ基地に侵入し、ノルウェー隊員は射殺され、
    ヘリは爆発する。犬を保護したアメリカ隊員は真相
    究明のため、ノルウェーの基地に向かうが...。

    <お勧め星>☆☆☆☆ 面白かった。「ヘイトフル・エイト」
    を見る前に見ておくべき5つの映画の1つというのもよく
    わかりました。


    音楽担当が「ヘイトフル・エイト」で第88回アカデミー賞
    作曲賞を受賞したエンニオ・モリコーネ。ドン、ドンという
    音は、雪の映像と共にこの映画を思い出させます。
    冒頭から登場する南極アメリカ第4基地のヘリ操縦マクレディ
    役はカート・ラッセルです。


    遊星からの物体X

    甘いマスクと当時流行ったくるくるカールした髪の毛がとても
    魅力的。でも33年たつとこうなるんですよね。


    遊星からの物体X

    1982年、1頭のハスキー犬を執拗に追う一機のヘリが
    映ります。ヘリの中から幾度となくこの犬をめがけて銃撃
    しますが、全然命中しません。そして遂にアメリカの第4
    基地に侵入しても彼はさらに犬を撃ち続けるのです。当然
    アメリカの隊員は犬を助け、ノルウェー人らしき男が何かを
    叫ぶも射殺してしまいます。ヘリも爆発。白い雪の中で
    派手な爆発シーンは幾度となく見られ、年代もあって、セット
    丸わかりのものも多いけれど、迫力は感じられます。そして
    ジョン・カーペンター監督特有の青い闇の世界が広がるのです。
    とはいえ、話が進むとこれはもうすごいの一言に尽きます。


    遊星からの物体X

    ノルウェー隊の基地で何かが燃やされていたのを発見し、彼らは
    持ち帰り、解剖するんですよ。おお、きも!
    「それ」は人間の顔が2つくっついているようだし、手や足が
    あちこちから出ています。それでいて内臓は1つ1つしっかり
    できている。はて、これは何だろう。
    すると保護していた犬が他の犬の前であっという間に大変身を
    遂げ、それは犬のような顔をしつつ、触手のようなものをピロピロ
    伸ばして、襲い掛かるわけです。どうやら「それ」はほかの生物に
    入り込むとそれそっくりに変身し潜伏するらしい。何万年か前に
    宇宙から落下し、南極の凍土の中で凍結保存されていたものを、
    ノルウェー隊が掘削し、溶かしてしまったため、覚醒させたという
    結論に至る頃には、アメリカの隊員もどんどん「それ」に乗っ取られ
    ていくのです。目的はわかりません。それがこれからどんな世界を

    作っていくのかもはっきりわかりません。ただわかることは、「それ」
    に乗っ取られても人間の姿そっくりになっているので、他の人には
    気づかれない恐れがあるということです。ここで隊員は疑心暗鬼に
    なるわけです。そういえば、あいつは犬の飼育係だった。あいつの
    服がボロボロで落ちていた。あいつは姿を消した時間があった...。


    遊星からの物体X

    突然変身をする隊員の姿もものすごくグロテスクであり、この人は
    大丈夫と思っていると、おおー!となります。そして「それ」は
    熱に弱いということで、生き残っている隊員の血液を採り、それに
    熱を近づけていくと、突然血液が動くと同時にその人も変身!
    もうスリル満点で思わず叫んでしまう。

    ここからは「ヘイトフル・エイト」を見ていない人はネタバレ注意



    ラストは「ヘイトフル・エイト」さながら、白人マクレディと黒人
    チャイルズが雪の中で話をします。発電機も食料もない南極は、
    あの豪雪の中の小屋で瀕死の重傷を負った2人と全く同じ状況で
    あることは間違いありません。そしてどちらかが「それ」になって
    いるのかも知る由はないのです。余韻の残るラストでした。



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      コメント
      小学生の時、劇場で見ました。かなりの衝撃を受けた作品です。前日談の「ファーストコンタクト」も面白かったですが、やはりCGの時代じゃなくてもこちらの方が数倍も怖かったですね。熱した銅線で血液検査するシーンはドキドキ感一杯!ヒットした時はビックリしたのを、今でも覚えています。演出が上手いですね。ちなみにこれもLDで持ってます(^_^;)希少価値あるのかな?
      • あちゃ丸
      • 2016/03/05 9:11 PM
      あちゃ丸さん。
      小学生の時に劇場で見たんですね!怖くなかったですか?わたしは多分小さい頃に見たら夜眠れなかったと思います。銅線を近づけて血液の動きを見るシーンはドキドキものです。
      わざわざメスで指を切らなくても、針でちょいと突けばいいのにね。
      LDをお持ちとはこれまたすごい!CGがなかった時代だけに、これだけの映画が作れたことにびっくりします。
      • ミス・マープル
      • 2016/03/06 9:57 AM
      こんにちは!
      カーペンター作品の中で一番好きな作品です。
      ボディスナッチャーものの中でも最高峰に位置するのではないでしょうか。
      もう何度も繰り返し観ていますよ。
      最近オリジナルを観たのですが、えらい平凡な作品でした。
      あれをここまで面白く作り変えたカーペンター監督の手腕には脱帽です。
      • ヒロ之
      • 2016/03/06 1:15 PM
      ヒロ之さん、コメント&ありがとうございます。
      わたしはこの映画を初めて見たのですがとてもおもしろかったですね。何度も繰り返して見たくなるのもわかります。
      そうか、確か1951年くらいの制作のオリジナルがありましたね。えらい平凡ですか。
      カーペンター監督独特の世界観が素晴らしかったですね。
      • ミス・マープル
      • 2016/03/06 2:29 PM
      これは当時劇場で来ましたが、エイリアンとはまた違った恐怖があって怖かったですね。
      特にインパクトがあったのがワンコの顔が避けて、中身がまるでバナナのように、ぼとんと落ちるところでした。もったいなくて…いや、違う!(@@)
      ラストの対峙のままのオチも好きでした。

      オリジナルは人間型が出たところでちょっと脱力感がありましたけど、割と好きです。(^^)
      前日譚も作られましたけど、ラストが分かってしまうのは…ストーリーもちょっとイマイチだったかなー。

      トラックバックさせて頂きました。
      誤字脱字だらけで申し訳ありません。(_ _)

      劇場で来ました → 観ました

      ワンコの顔が避けて → 裂けて
      白くじらさん、コメント&ありがとうございます。
      訂正もありがとうございます(*^^)v
      オリジナルは未見なんですが、この映画は「ヘイトフル・エイト」鑑賞用にレンタルしました。なかなか納得の内容です。
      エイリアンっぽさを残しながら、人間の顔やらわんこの顔やら出ていて、そこからピロピロ触手のようなものが動くのが気色悪かったです。
      ラストももしかしたらどちらかが「それ」かな〜?と思わせる雰囲気があってよかったですね。
      • ミス・マープル
      • 2016/03/07 11:14 AM
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      JOHN CARPENTER'S THE THING/82年/米/109分/SFホラー/劇場公開(1982/11/) −監督− ジョン・カーペンター 『ザ・ウォード/監禁病棟』 −特殊効果− ロブ・ボッティン −音楽− エンニオ・モリコーネ −出演− *カート・ラッセル『デス・プルーフ
      • 銀幕大帝α
      • 2016/03/06 1:12 PM
      1982年(The Thing) 監督:ジョン・カーペンター 製作:デヴィッド・フォスター / ローレンス・ターマン / スチュアート・コーエン 製作総指揮:ウィルバー・スターク 原作:ジョン・W・キャンベル・Jr 脚本:ビル・・ランカスター 27,000時間で全人類は全て同化されてしま
      • MOVIE-DIC
      • 2016/03/07 10:13 AM

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