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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:Horror
「死霊館 エンフィールド事件」
原題:The Conjuring2
監督:ジェームズ・ワン
2016年 アメリカ映画 134分 PG12
キャスト:ベラ・ファーミガ
パトリック・ウィルソン
フランシス・オコナー
マディソン・ウルフ
フランカ・ポンテンテ
ロンドン、エンフィールドに住むホジソン家。
ここにはシングルマザー、ペギーが4人の子供と
暮らしていたが、あるとき家の中で奇妙な出来事が
起こり始めるのだった。
<お勧め星>☆☆☆☆ やはり怖い。前作より家族や
夫妻の絆にもスポットを当てている感じ。
映画のラストに「絶対の開けるな」と張り紙がされて
いるのはもちろん「死霊館」(2013)「アナベル
死霊館の人形」(2014)に登場した例の人形です。
あれが映っただけでもゾクリとします。監督は前作同様に
ジェームズ・ワン。
主役は超常現象研究者のエドとロレイン・ウォーレン夫妻
で、2人が手掛けた中で最も長くポルターガイスト現象が
続いたロンドン、エンフィールドでの事件を描いていきます。
あれだけ封印コレクションがあればネタは尽きることはない
かもしれません。
アメリカに住むウォーレン夫妻がなぜロンドンまで行くのかは、
ホジソン家で起きた数々の奇怪な出来事を教会に相談したものの、
教会が「悪魔祓い」を実施するのは、「明確な証拠」が必要で、
その証拠をつかむ為に、神父から依頼を受けたからなのです。
ホジソン家はシングルマザーのペギーとマーガレット、ジュディ、
ジョニー、ビリーの5人家族。父は女と家を出ておまけに双子を
もうけたうえ、養育費も支払わず、連絡が取れない状況なのです。
だから彼らの訴えを「偽装」と考え、生活保護費搾取に利用して
いると思う人が現れるのも当然と言えば当然。
実際には、次女のジャネットがターゲットになり、眠ると
違う場所に動いていたり、ドアノブを動かす音やノック音をいち
早く聞き始めます。
この家の2階の廊下にはなぜかテントが張ってあって、そこに
しまった消防車が自然に動き始めるのは、お約束事のような現象。
でも怖いんです。発熱で学校を休んだジャネットが見ているTV
番組が、勝手にチャンネルが変わり、リモコンが消える。ベッドが
大きく揺れ、ドアがノックされ、勝手に動く椅子。床のきしむ音。
老人の声など。音や影を利用して恐怖を感じさせ、そこにおもちゃ
やリモコン、椅子など小道具を使っての演出は、監督ならではの
ものです。一人で家に帰りたくなくなる気持ちもよくわかります。
実際に起きた事件を描いているので、全く関係がないように思えた
出来事も、実は真実の解明につながっていたとわかると、さらに
恐怖が増すというものです。ラストに流れる実際に録音されていた
「霊の声」を聞くと、「悪魔」は実在するのではないかと思って
しまう。信じたら怖いから信じませんけどね。
血は全くと言っていいほど出ないので、それが苦手な人でも
大丈夫です。