「僕の戦争」を探して

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JUGEMテーマ:洋画

 

僕の戦争を探して

 

「僕の戦争」を探して

原題:Virvir es facil con los ojos cerrados

監督:デビッド・トルエバ

2013年 スペイン映画 108分

キャスト:ハビエル・カマラ

     ナタリア・デ・モリーナ

     フランセス・コロメール

 

語学教師アントニオは大のビートルズファンで、

ジョン・レノンがスペインで映画の撮影をしている

と知り、彼に会いに出かける。ヒッチハイクのフアン

とベレンの3人で現地へ向かうが...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 淡々としたストーリーですが、

色遣いやセリフ、そして美しい景色が心に残ります。

 

スペイン映画界のアカデミー賞的なゴヤ賞で監督賞など

主要6部門を獲得した映画ですが、日本では劇場公開はなく

DVDのみ。今、WOWOWや配信サービスで見られます。

まずスペインの温暖な気候を表す美しい自然に引き込まれ

ます。時代はフランコ独裁政権下のスペインであり、所々、

民衆の窮屈で貧しい暮らしぶりが映されるのです。

ストーリーは、英語とラテン語を教えるビートルズの大ファン、

アントニオが「僕の戦争」という映画を撮影中のジョン・レノン

に会うため、撮影場所のアルメリアという町へ向かうというもの。

なぜ彼に会いたいのかというと、「歌詞の空欄」を知りたかった

からで、当時は歌詞カードがついておらず、歌っていない部分の

歌詞を知るには、本人に会うしかなかったようです。

 

僕の戦争を探して

 

で、なぜか同行するのは警官の父に反発し、家出を決行した

フアンと、望まぬ妊娠をしたため施設に収容されたベレン。

ベレン役の女優さんが何とも言えない魅力的な方です。お肉の

付き具合がちょうどいい感じと言ったら失礼かな。

 

僕の戦争を探して

 

彼らが滞在する宿の隣の食堂のオーナーとその息子で障がいを

持つブルーノとの交流を交え、小さな町ですら感じる不条理な

暴力や学校の存在すら知らない貧しい子供の姿を描いて、時の

政権への批判もさらりと映します。

 

僕の戦争を探して

 

すっかり黄昏ているかのように見えるアントニオは、実は

とても満足しているのです。「怯えて生きてはいけない」と

言いつつ非暴力を貫いたアントニオが最後にクソ野郎の畑を

車でぶっ飛ばすシーンは、爽快そのものでした。若い2人に国の

未来を託したアントニオの描いたような国になっているの

でしょうか。映画内でアントニオが「ちっく  しょう」と

言うのは教師としての自覚から汚い言葉を使うことに躊躇した

のかしら。スペイン語がわからないからなんて言ったのか全然

わからなかったわ。

 

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コメント
すごいですね〜。歌詞の意味が知りたいからという理由で有言実行するところは、裕福な家庭なのかしら?大スターに必ず会えるとは限らないのに、何の疑いもなくスペインに行く所が夢の様な話ですね。実際に会えたかは分かりませんが、この旅で3人の考え方が良い方向に向いてくれるといいですね。
  • あちゃ丸
  • 2016/10/08 8:13 PM
あちゃ丸さん。
そうなんですよ。多分この映画ではスペイン独裁政権下での民衆の苦悩を間接的に描いていたのだと思います。この3人がとても個性的で、車やファッションがレトロでどこか懐かしい感じがしましたよ。映画内でジョン・レノンの前妻やジュリアン・レノンの子供時代の姿がちらりと映ります。
  • ミス・マープル
  • 2016/10/10 10:11 AM
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