迷宮カフェ

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JUGEMテーマ:邦画

 

迷宮カフェ

 

「迷宮カフェ」

監督:帆根川 廣

2015年 日本映画 111分

キャスト:関 めぐみ

     市川由衣

     角田信朗

     藤原 薫

     大迫一平

 

群馬の山奥にある「訪れる客がいなくなるカフェ」

を取材するため、フリーのライター、榎木田が現地

へ向かう。マリコという女性が経営するカフェに通い、

その真相を探っていくが...。

 

<お勧め星>☆☆半 骨髄移植がメインテーマなら

別にミステリー仕立てにしなくてもいいのに。

 

 

<ネタバレ>

 

 

 

「明日いい天気だったら2人で一緒に死なない?」

と話す16歳のマリコとソラ。「死」を簡単に口にする

のは、その若さゆえでしょうか。そして次のシーンでは

ソラは電車が走って来る線路上に立っているのです。

 

迷宮カフェ

 

時は過ぎ、この題名通り群馬の山の中で訪れる客がいなく

なるというカフェ「キエザ・マジョーレ」についてその

噂の真偽を確かめるべく取材に行くフリーの記者、榎木田

が映ります。まるで「世にも奇妙な物語」のような始まり方

であり、『季節のメニュー』を注文し、バラの花を持って

いたら、オーナーのマリコが、客を2階に案内するなんて、

かなりミステリアス。2階に何があるんだろう。

 

迷宮カフェ

 

マリコはもちろん最初に制服姿で映ったマリコの成長した

姿でしょうね。ところがその「謎」が

*自殺志願者に骨髄バンクにドナー登録させ、適合者が

見つかり、骨髄移植をするまで生活の面倒を見て、その後

薬を渡す。

とあっという間にバラされると、あとはヒューマンドラマに

変わってしまうのです。骨髄移植の説明をするナースが吉井伶

というのも、この映画の本来の目的を物語るようです。

だったら敢えてミステリー風に仕立てなくてもよかったんじゃ

ないかなあ。

 

迷宮カフェ

 

筋肉命の松浦、オデコがコンプレックスのあすか、誰かを

殺したい衝動を持つ家族に捨てられた早川と、全く個性の

異なる人物の毎日を笑いと涙で描いていくと、なぜか

「感動ポルノ」という言葉を思い出してしまいます。

骨髄移植は、本当に必要だし、そのドナー登録推進は逼迫

したものですが、あくまでも押し付けられるものではない。

映画内でも松浦はドナーとなった後に、別居していた妻の

元に戻っていくし、マリコがドナーとなった後にしたかった

ことなんて、とっくの昔にわかっているのに、敢えて説明

シーンを組み込み、ソラの妹トワの登場で、その覚悟は消える。

そもそもソラは「弟ができる」と言っていたはず。あの情報は

間違っていたのかしら。

唯一驚かされたのは、自分と同じ考えの男が、自分のしようと

した無差別殺人を目の前で行った、という早川の話が、実は

自分のことで名前も速水だったということ。彼を連行しに来た

警官に

「刑務所に入っても骨髄移植はできますか?」

などと抜かし、

「100万人救っても奪った命は戻らない」

と言われ、泣き崩れる。当たり前だ。彼は家族がいたけれど

誰一人側にいなかった孤独な境遇なんだとあすかに言われても

全然心に響かず、獄中結婚する意味をわかりません。第一あすか

のオデコなんて全然おかしくないじゃん。

生きようとする人と自殺を志願する人を対比させて描いた映画

とはいえ、あのカフェでいなくなった人は実際にはいないし、

取材させた編集者の娘があすかなんて、出来過ぎた話です。

とにかくモヤモヤした内容の映画でした。

 

 

 

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