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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:コメディ映画全般
「スガラムルディの魔女」
原題:Las brujas de Zugar amurdi
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
2013年 スペイン映画 114分 R15+
キャスト:ウーゴ・シルバ
マリオ・カサス
カルメン・マウラ
カロリーナ・バング
ジェイミー・オルドネス
無職で結婚生活も破たんしているホセは、息子も
加えて見知らぬ仲間と共に宝飾品を強奪する。
タクシーを乗っ取りパトカーの追跡から逃れよう
とするうちに、彼らは道に迷い、魔女伝説の村
スガラムルディに入り込んでしまい...。
<お勧め星>☆☆☆半 奇想天外なストーリーに
驚きつつ、最後まで楽しく見られます。
「気狂いピエロの決闘」(2010)の
アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の作品で、
あの映画同様のグロシーンがありつつ、今映画では
笑いを盛り込んでいます。さらにメッセージ性の強い
内容でもあり、それが全然難しくなくてストレートに
伝わってくるのがいいですね。
〇 見どころ
銀色のキリストや緑の兵士、スポンジボブなど大道芸人
の扮装をしての強盗シーンには、リーダー格のホセの息子
セルジオも巻き込んで、ハチャメチャな始まり方です。
そして迷い込んだスガラムディでの魔女たちの恐ろしい行為
も結構グロいのですが、なぜか笑えてしまう。
「なんか体中痛いんだ」と言うタクシーの客だった男は、
お皿の上に並んだ指のフライを見て、自分の指がないことに
気づきびっくり!
また息子セルジオを追ってホセの妻が、この村を訪れると、
トイレから手が伸びてきます。
この真相は終盤にわかるけれど、すごく怖いような気色
悪いような感じ。昔汲み取り式トイレだった頃、下から
何か出てきそうだったのを思い出しました。
ホセを気に入る魔女の孫娘エヴァは結構可愛いです。
● 惜しいところ
魔女の集会のシーンが長く、訳の分からない歌を合唱します。
「ウィッカーマン」を思い出すような生贄のシーンもあり。
その後のラスボス登場までの前フリと思えばいいのか。それと
リバースシーンが多いので、それが苦手な人はご用心。
映画のジャンルではホラーコメディとはいえ、ほぼコメディに
なっています。個々の人物の動きやセリフは最後まで笑える
ので、深く考えないで見ていると楽しいです。
TBありがとうございました。
てんやわんやのお話でしたね(笑)。
展開にスピード感があるので、釘付けで観てました。
トンデモな事が次々起きるけども、それを上手く最後に収拾仕切れなかったのが非常に残念。
ま、でもそこまでは笑って観れる良い意味で奇抜な作品でした。