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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:洋画
「捨てがたき人々」
監督:榊 英雄
原作:ジョージ秋山
2012年 日本映画 123分 R18+
キャスト:大森南朋
三輪ひとみ
美保 純
田口トモロヲ
遠藤憲一
自堕落な男、勇介は生まれ故郷の島に戻って来る。
そして唯一彼に笑顔を見せる、顔にあざのある
弁当屋の店員、京子と無理やり関係を持つ。やがて
2人は同棲し、京子は子供を身ごもるが...。
<お勧め星>☆☆ どこまでも暗い。見終わっても
心は一向に晴れません。
原作のジョージ秋山は「銭ゲバ」「浮浪雲」などで
有名な漫画家ですが、見事に1作も読んでいません。
敢えて避けてきた漫画家でもあります。その人の原作
の映画化だから、予想通りという感じでした。
〇 見どころ
前科持ち、ぐうたら、汚い、酒飲み、女好きのクズな男
狸穴勇介役の大森南朋が、まさにはまり役です。幾度と
なく見られる彼のお尻が結構きれいなのにはびっくり。
何かの拍子に見えそうな女の子の下着をこんな嫌らしい
仕草でのぞき見します。それと後に彼と結婚する京子の
おば、あかね役の美保純が、相変わらず艶っぽいのです。
まだまだ現役という感じ!
● 惜しいところ
原作漫画には勇介の悲惨な生い立ちが描かれており、なぜに
クズなのか、生きていることに飽きたと語るのか、理解できる
そうですが、そこは映画ではほとんど描かれず。だからただの
ぐうたら男に思えてしまうのです。さらに登場人物は全て悪い
人ばかり。ある意味、人間の本心をさらけ出しているのかも
しれませんが、見たくもない姿ばかり見続けるのは苦痛でした。