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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:サスペンス映画全般
「アナーキー」
原題:Cymbeline/Anarchy
監督:マイケル・アルメイダ
原作:W・シェイクスピア
2014年 アメリカ映画 98分
キャスト:イーサン・ホーク
エド・ハリス
ミラ・ジョヴォヴィッチ
ジョン・レグイザモ
アントン・イェルチン
麻薬王シンベリンの娘イノジェンは、継母クィーン
の息子との結婚を拒み、ポステュマスと結婚する。
怒った父は彼を追放してしまう。永遠の愛を信じる
ポステュマスは、詐欺師ヤーキモーによって、妻の
不貞を確信し、絶望に暮れて妻への復讐心に燃える...。
<お勧め星>☆☆ 古典劇を現代映画にするのは難しい
と実感します。
原作はシェークスピアの戯曲「シンベリン」。これが
「アナーキー」という題名になったのか、全くもって不明。
〇見どころ
麻薬王シンベリン役のエド・ハリスの威厳ある姿と
後妻クィーン役のミラ・ジョヴォヴィッチの悪女ぶりは
安定の演技です。
そしてクィーンの連れ子のバカ息子クロートン役は
アントン・イェルチン、さらにはポステュマスを騙す
ヤーキモー役はイーサン・ホークと豪華な顔ぶれです。
小刻みに入れ替わるシーンの連続で、最後にストーリーが
つながるのも興味深い。首なしクロートンが、ポステュマス
の私服を着ているので、あんなに毛嫌いしていたクロートン
を抱きしめるイノジェンの姿も、すべてがわかっているから、
見ていて歯がゆくもあります。
●惜しいところ
字幕を読んでいても仰々しいセリフが多く、舞台劇を見ている
ようで、途中からややアクビが出ます。それと反対にスマホや
タブレット端末などが小道具として使われるのが、うまくマッチ
していないなあ、という感じでした。
全体的に演出の上手さが際立つ映画で、特につまらなくは
ありません。多分眠くなるので、元気のある時の鑑賞を
お勧めします。
シェイクスピアの古典劇を現代映画に置き換えるのは、かなり大変そうですね。ただ理解できなくてもキャストが豪華なので見て損はないかな?と思いますが。少々物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。