フランス組曲

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JUGEMテーマ:洋画

 

フランス組曲

 

「フランス組曲」

原題:Suite Francaise

監督:ソウル・ディブ

2014年 イギリス=フランス=ベルギー映画 107分

キャスト:ミシェル・ウィリアムズ

     クリスティン・スコット・トーマス

     マティアス・スーナールツ

     サム・ライリー

     ルース・ウィルソン

 

ドイツ占領下のフランス、ビュシー村。ドイツ軍の宿営地にされ、

領主夫人リュシルの家にもブルーノ中尉がやって来る。彼女は

彼が奏でるピアノの音色に心惹かれていくが...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ 戦時下の究極のメロドラマです。美しい

ピアノの調べが心を魅了します。

 

〇見どころ

ドイツ占領下のフランスを描いたものですが、

ドイツ軍中尉ブルーノと夫が戦地に行っているフランス人

リュシルの許されない恋愛が中心に描かれていて、戦争の

悲惨な状況は、かなり削られています。ミシェル・ウィリアムズ

演じるリュシルが、ピアノ曲を通じてドイツ軍中尉ブルーノと

心を通わせ、それによって強い女性に変わっていく姿が上手く

描かれています。

 

フランス組曲

 

フランス組曲

 

「愛の言葉は胸の内に」。この禁断の愛への2人の思いが強く

伝わる言葉でした。ちなみに映画内のドイツ軍のボンボン中尉、

ボノ役は、「ピエロがお前を嗤う」(2014)のトム・シリング。

 

フランス組曲

 

すごく嫌な役がぴったりです。

 

●惜しいところ

ドイツ軍兵士同士の会話はドイツ語、ドイツ人とフランス人の

会話は英語、フランス人の会話も英語、でも手紙はフランス語、

と様々な言語が入り乱れており、せめてフランス人はフランス語

を話すべきではなかったのかと思ってしまいました。

 

原作者イレーネ・ネシトフスキーは、ウクライナ生まれの

ユダヤ人で、フランスに移住後、拘束され、1942年

アウシュビッツ収容所で亡くなっていると知ると、彼女の冷静な

物のとらえ方、つまり一つの国だけを加害者にしていない

偏りのない考え方に感銘します。

 

フランス組曲

 

リュシルの義母役のクリスティン・スコット・トーマスの

気高い雰囲気も存在感を放っています。

 

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コメント
戦時下での「禁断の恋」「ピアノが奏でるメロディー」「フランス映画」というだけでもうオシャレに聞こえてしまいますね。決まって邪魔もの役どころも出てくるみたいですが、二人の絆が強ければ敵なし・・・といったところでしょうか。
  • あちゃ丸
  • 2017/01/02 8:41 PM
あちゃ丸さん。
戦争が入り込むとやはり禁断の恋となってしまいます。それも敵兵との恋だし、どちらも実は既婚者なんですよね。
ピアノのメロディがとても物悲しく感じられる内容でした。
  • ミス・マープル
  • 2017/01/03 11:27 AM
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1942年にアウシュヴィッツで亡くなったフランスの人気作家イレーヌ・ネミロフスキーが、極限状況下で書きつづった遺作が60年以上を経た2004年に出版され世界的ベストセラーとなった。本作はその小説を映画化したヒューマン・ドラマ。ドイツ占領下のフランスの田舎町を舞
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