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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:アクション映画全般
「ザ・コンサルタント」
原題:The Accountant
監督:ギャビン・オコナー
2016年 アメリカ映画 131分
キャスト:ベン・アフレック
アナ・ケンドリック
J・K・シモンズ
ジョン・バーンサル
ジョン・リスゴー
イリノイ州の会計士ウォルフは、ある会社の財務状況を
調査していて不正を発見するが、突然調査は中止になる。
その後なぜか彼は命を狙われ始めるのだった。
<お勧め星>☆☆☆ 期待して鑑賞しましたが、なんとも
中途半端な内容でした。
「職業、会計コンサルタント 本業、腕利きの殺し屋」と
読めば、期待は膨らむというもの。新聞の映画紹介欄でも
結構褒めてあったし、自閉症を克服するために、軍人の父に
徹底的に戦闘能力を教え込まれた殺人マシーン云々と説明
されていました。ベン・アフレックがどう演じてくれたのか。
〇見どころ
会計士ウォルフが、ある顧客に対し、画期的な提案をする
シーンから始まり、彼が天才的な数学能力を持ち合わせて
いることが伺えます。
表情の乏しいベン・アフレックは、こういう役がよく
似合います。そして依頼を受けた会社の財務調査では
「ガリレオ」並みに、パーテーションガラスいっぱいに数を
並べ、そこの社員で不正を疑ったディナが10か月かけて
行ったことを、15時間でやり終えたという。すごすぎる。
それと、さすが父親のトレーニングを受け続けただけあって、
射撃の腕前は他を寄せ付けません。ここは回想シーンも
含めて描かれ、彼の成育過程がわかりやすく紹介されていく
のです。コミュニケーション能力に欠ける病でありつつ、
アナ・ケンドリック演じるディナに執着するあたりは、特有の
症状を表していて、そこもベン・アフレックが好演。
●惜しいところ
財務省分析官キング部長の話が長い。せっかくJ・K・シモンズを
起用したのに、彼がなぜある事件に固執しているのか、べらべら
話すだけだし、部下として起用したメディーナの過去なんて
無駄な話を入れ込んでくるから、まとまりがつかなくなっている。
さらに会計士としての能力は序盤のみ、殺し屋としてのシーンも
それほど出てきません。これではせっかくの設定が台無しです。
それともう一人映る殺し屋も、出てきた途端誰か想像できるから、
そこはひねりが欲しいところ。
続編ありきで作った映画でなければ、分からないことだらけです。
でも本国であまり評判がよくなかったから、続編できるのかな。
「ファウンド」という映画、気になってます。5年前の映画がナゼか今頃上映中なんですよ。ミニシアター系ですかね?