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    キャロル

    5

    JUGEMテーマ:洋画

     

    キャロル

     

    「キャロル」

    原題:Carol

    監督:トッド・ヘインズ

    2015年 アメリカ=フランス=イギリス映画 

    118分 PG12

    キャスト:ケイト・ブランシェット

         ルーニー・マーラ

         サラ・ポールソン

         ジェイク・レイシー

         カイル・チャンドラー

     

    1952年ニューヨーク。デパートのおもちゃ売り場の

    売り子テレーズは、娘のクリスマスプレゼントを求めに

    来たキャロルという女性に心を惹かれてしまう。

     

    <お勧め星>☆☆☆ 素晴らしいという感想が沸くことは

    なかったです。「リリーのすべて」(2015)の方が好き。

     

    Rotten Tomatoesでは94%、さらにカンヌ映画祭では、

    ルーニー・マーラが助演女優賞を獲得しており、世間では概ね

    高評価なのに、なぜか私の心には響きませんでした。立春を

    過ぎたのに再び真冬に逆戻りした気候のせいか、直前に

    ホームセンターの店員の態度にイラついたせいか、いやそんな

    ことでは「感動」という感情は消えないと思う。要するに見た人

    全てが感動できる映画ではないということでしょう。

     

    〇見どころ

    ケイト・ブランシェットが妖艶で気高く、その口から発せられる

    声は低く、とても謎めいた女性、キャロルを好演。もう安定の演技

    です。

     

    キャロル

     

    特に離婚を決めた夫ハージに対する冷淡な態度と娘リンディに

    接する時の愛に満ちた表情の対比が素晴らしいです。

     

    キャロル

     

    キャロル

     

    それはテレーズに対する時も同じなのです。

    またテレーズ・ベリベットを演じるルーニー・マーラの少年の

    ような可愛いらしさは、中性的であり、キャロルに心を惹かれる

    のも当然のように感じられます。

     

    キャロル

     

    シーンごとの音楽も静かで美しく、衣装や車、小道具も年代を

    丁寧に表現しています。

     

    ●惜しいところ

    キャロルは裕福な暮らしをし、夫も娘もいる。そしてテレーズは

    恋人がいてヨーロッパ行きの計画も立てている。大きな不幸が

    あったわけでもなく、たまたま(キャロルの場合は前もあったらしい)

    自分の求める相手が女性だと気づいたという話で、感情移入

    しづらかったのです。2人でいる姿も女主人とメイドの雰囲気でした。

     

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      コメント
      愛する気持ちは、いろんな形がありますからね。この2人はまさに運命の出会いだったのでしょうね。いけないと分かってながらも、自分の心に嘘はつけない事に気づいた2人は、新たな人生を歩み始めるんでしょうね。1度しかない人生だからこそ、幸せになって欲しいです。
      • あちゃ丸
      • 2017/02/08 7:36 PM
      あちゃ丸さん。
      この映画ご覧になりましたか?
      わたしは期待して見たのですが、それほどでもなかったですね。
      同性に惹かれる瞬間が映像的には上手くできていたと書かれていましたが、うーん、ありきたりだったなあ。
      • ミス・マープル
      • 2017/02/09 12:33 PM
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      『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが52年に別名義で発表した小説を「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化。エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を、
      • パピとママ映画のblog
      • 2017/02/08 7:42 PM
      公式サイト。イギリス=アメリカ。原題:Carol。パトリシア・ハイスミス原作、トッド・ヘインズ監督。ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー、ジェイク・ ...
      • 佐藤秀の徒然幻視録
      • 2017/02/09 12:53 PM
      『キャロル』 を試写会で鑑賞しました。 どうもケイト様は好きになれない。 あの顔つきが、キツイ感じで受け付けないんだよね... 【ストーリー】  1952年のニューヨーク。デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのプレゼントを探すキャロ
      • 気ままな映画生活 −適当なコメントですが、よければどうぞ!−
      • 2017/02/09 1:01 PM
      恋に落ちた相手はキャロル 公式サイト http://carol-movie.com 原作: キャロル (パトリシア・ハイスミス著/河出文庫)監督: トッド・ヘインズ  「ベルベット・ゴールドマイン」 
      • 風に吹かれて
      • 2017/02/09 1:52 PM
       『キャロル』を吉祥寺プラザで見ました。 (1)本作の主演のケイト・ブランシェットがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているというので映画館に行ってみました。  本作(注1)の冒頭の時点は1952年。まず地下鉄の走る音に続いて駅で停車する音が聞こえた後、
      • 映画的・絵画的・音楽的
      • 2017/02/09 6:33 PM
      評価:★★★☆【3.5点】(P) 同性愛をテーマにしたメロドラマに付いて行けるか^^;
      • 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜
      • 2017/02/09 10:59 PM
      ケイト・ブランシェットの「ブルージャスミン」に続いての主演女優賞が噂される今作。 アカデミー賞候補が発表されたが、まだ内容は知らないタイミングで今作を鑑賞した。 そして鑑賞直後に感じたのはまず、 ケイト・ブランシェットは、2度めの主演女優賞を獲った
      • 日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
      • 2017/02/09 11:32 PM
      「憧れ」や「代用」は恋へと昇華するのだろうか。 これは恋の物語でも愛の物語でもなく、本当の意味での恋が始まるまでの物語。キャロル・エアードとテレーズ・ベリベットの対等 ...
      • こねたみっくす
      • 2017/02/10 11:58 PM
      【CAROL】 2016/02/11公開 イギリス/アメリカ/フランス PG12 118分監督:トッド・ヘインズ出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー このうえもなく美しく、このうえもなく不幸なひと、キャロル
      • ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
      • 2017/02/14 4:54 PM
      15日のことですが、映画「キャロル」を鑑賞しました。 試写会にて 52年、マンハッタン 冬。テレーズはデパートで玩具販売員のアルバイトをしていたある日 娘へのプレゼントを探しに来た ミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われる。それ以来 2人は会うように
      • 笑う社会人の生活
      • 2017/02/17 6:09 PM
      キャロル 優雅な人妻に魅せられた若い女性の禁断の恋の行方を 切なくも艶やかに描き出した感動の恋愛ドラマ。 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞) 原作:パトリシア・ハイスミスが初刊行時には別名義で発表したベストセラー小説
      • cinema-days 映画な日々
      • 2017/03/06 1:37 AM
      ビューティフル!
      • 或る日の出来事
      • 2017/06/13 10:48 PM
      1952年、ニューヨーク。 高級百貨店の女性アルバイト店員テレーズは、密かに写真家に憧れているが、恋人からは結婚を迫られていた。 ある日、売り場にキャロルというエレガントな女性が、6歳の娘へのクリスマスプレゼントを探しに訪れる。 ひょんなことから、テレー
      • 象のロケット
      • 2017/06/15 9:56 AM

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