ぼくとアールと彼女のさよなら

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JUGEMテーマ:洋画

 

ぼくとアールと彼女のさよなら

 

「ぼくとアールと彼女のさよなら」

原題:Me and Earl and the Dying Girl

監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン

2015年 アメリカ映画 105分

キャスト:トーマス・マン

     オリビア・クック

     R・J・サイラー

     ニック・オファーマン

 

冴えない高校生グレッグは、友人アールと自主製作で

映画を撮影するのが楽しみ。しかし母の友人の娘で

同級生のレイチェルが白血病であるとわかり、母から

彼女を元気づけることを強制される...。

 

<お勧め星>☆☆☆☆ すごくいい映画。これは劇場で

公開してもよかったのに。

 

映画作りを行う高校生といえば、「桐島、部活やめるってよ」

(2012)を思い出します。スクールカーストの底辺にいて、

とりあえず目立たないことが、高校生活を平穏に送る秘訣、

なんていう類似点もあります。この映画では国際情勢に

なぞらえてグレッグが語るからすごくおかしい。そしてこの

何もしないで日々を送る彼に、白血病を宣告されたレイチェルが

入り込むと全く話が変わってくるのです。

 

〇見どころ

グレッグとアールが自主製作する映画は、有名な映画の完ぺきな

パロディで駄作ではあるけれど、題名や登場人物を見ると絶対に

笑えます。

 

ぼくとアールと彼女のさよなら

 

そして意に反してレイチェルと友人になることにしたグレッグの

絶望的な友情の日々が、回を追うごとに少しずつ変化していくことに

気づくと、表面上の友情や同情が、いかに当人にとって残酷で、

無意味であるかを思い知らされるのです。

 

ぼくとアールと彼女のさよなら

 

ぼくとアールと彼女のさよなら

 

映画のほぼ終盤までシリアスなシーンはないので、とても楽しい。

さらにタフな地域に住む黒人のアールとグレッグ、レイチェルの

関係も、友情以上のものに発展しないことも見ていて気持ちがいい

のです。

 

ぼくとアールと彼女のさよなら

 

治療のせいで髪が抜けたレイチェルに慰めの言葉をかける

こともなく、他の同級生のように花やメッセージを送ることも

ありません。さりげなく側にいることが大事かもね。

グレッグは自分の価値をかなり低く考えていて、(あ、これは

「逃げ恥」のヒラマサさんだ)それに満足していたのを、思い切り

背中を押すのがレイチェルで、大学に受験申請するのも

「ステージ4のガン」を使ってほぼ脅迫で行わせます。病気だから

「前向きに生きようね」などという話では全然ないのです。

逆にレイチェルの存在が、グレッグの将来への夢を広げていったと

感じます。

ウザイことを言ったら「受動的抵抗」か「死んだふり」をすると

最初にレイチェルに教えるグレッグは本当に善人なんですよね。

 

●惜しいところ

特にありません。ただナレーターのグレッグがウソをついていたから、

心構えができていなかったよ。

 

 

 

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コメント
治る見込みのある病気なら「一緒に頑張ろうぜ」ってなるかもしれないけど、余命が分かっていて、下手に励ますとかえって傷つけたりするかもしれません。責任が大きい任務と思ってしまいますが、そこは現代の若者らしく普通に楽しく遊べて毎日が過ごせれば、それだけで嬉しいんでしょうね。自主制作の映画も彼女には、忘れられないプレゼントになった事でしょうね。
  • あちゃ丸
  • 2017/02/09 7:44 PM
あちゃ丸さん。
日テレが毎年行っている「感動ポルノ」番組に比べたら、この映画は最高に素敵です。「絶対に治るよ」とか「頑張ろうね」なんて気安く言うもんじゃないです。さりげなく側にいて、同じ時間を過ごすことが大事なのかもしれません。
最後にレイチェルからステキな贈り物があって、しみじみ感動するんですよ。
  • ミス・マープル
  • 2017/02/10 1:31 PM
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