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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:邦画
「アイアムアヒーロー」
監督:佐籐信介
原作:花沢健吾
2016年 日本映画 127分 R15+
キャスト:大泉 洋
有村架純
長澤まさみ
吉沢 悠
岡田義徳
売れない漫画家、英雄は、恋人が謎の感染症に冒され、
街に逃げ出すとそこも感染者で溢れかえっていることに
気づく。彼は途中で助けを求めた高校生比呂美と共に、
ネットで感染しないと噂される富士山を目指すが...。
<お勧め星>☆☆☆ ジャケットに騙されるとゴアシーンの
連続なので要注意です。
原作は花沢健吾さんという方のコミックで、まだ連載中の
話だそうです。もちろん未読。
そもそも大泉洋さんが、あの「まれ」によって、私の中で
嫌われキャラになり下がってしまったので、「アフタースクール」
「ステキな金縛り」「しあわせのパン」などで積み上げてきた
「好感度」というブロックが粉々に崩れ去り、「真田丸」で
いかに熱演しようと、まだ復活できていないお方。なので
この映画はずっと見ないでいたのですが、WOWOW放送で遂に
鑑賞しました。
〇見どころ
ヘタレをやらせたら天下一品の大泉洋が今回もダメっぷりを
いかんなく発揮。序盤に、恋人徹子がすごい姿でベッドから落ち、
ドアに突進し、ドアに嚙みついて歯がボロボロ折れるシーンは、
あの美しい片瀬那奈さんからは想像だにできません。
さらにZQNとの攻防を迎えるモールのシーンは、かのロメロ監督の
「ドーン・オブ・ザ・デッド」(1978)を彷彿とさせます。
血しぶきがぴゅーぴゅー飛ぶし、内臓を食べるし、首がちょん切れ、
手足がぶっ飛ぶの連続で「ミッドナイト・ミート・トレイン」
(2008)状態です。巨大なZQNに押しつぶされそうになる
英雄にはハラハラさせられます。
●惜しいところ
モールで生存者と出会いZQNと戦うわけですが、この生存者が
どこから来たのか、とかなぜ井浦がリーダーなのか、とか
長澤まさみ演じる自称「藪」の立ち位置が不明。
満を持して英雄が発砲するとなんと百発百中の腕前なのも
不思議です。また有村架純演じる女子高生比呂美がなぜに
感染しきれないのかも不明。不明が多すぎる。
ただ、筋肉バカは脳味噌まで筋肉なのか、頭が半分欠けても、
何度でも起き上がれるのには笑ってしまいました。