リチャードの秘密

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JUGEMテーマ:洋画

 

リチャードの秘密

 

「リチャードの秘密」

原題:What Richard Did

監督:レニー・アブラハムソン

2012年 アイルランド映画 88分

キャスト:ジャック・レイナー

     ラース・ミケルセン

     ロレイン・ピルキントン

     サム・キーリー

 

ゴールデンボーイと言われるほど、皆の人気者で

ラグビー部のエースのリチャードは、友人コナーの

恋人ララを奪ってしまう。そして数日後のパーティーで

2人は口論となり、リチャードを殴ったコナーを友人が

殴り返してしまう...。

 

<お勧め星>☆☆☆半 主人公の心の動きが丁寧に

描かれています。

 

ネタバレしたかも

 

 

「ルーム ROOM」(2015)の

レニー・アブラハムソン監督が2012年に製作した映画です。

アイルランドの寒々しい街並みや自然が、モノクロ写真の

ように美しく映し出され、静かなBGMがそれにとても似合って

いてゆっくり楽しむことができます。カメラの焦点を巧みに

変えることで、誰が今ストーリーの真ん中にいるのか印象

付けています。リチャードの父役はマッツ・ミケルセンの

兄ラース・ミケルセン。

 

リチャードの秘密

 

〇見どころ

まるでドキュメンタリーのように感じられる映像は、登場人物

への感情移入が容易にできるようになっています。全てにおいて

恵まれていたリチャードが、自らの罪の重さに慟哭するシーンは、

彼の張り裂けんばかりの心の苦しさを映し、見ていると辛い。

しかし、最後にリチャードが頭を蹴ったことで亡くなったと思われる

コナーの葬儀で、彼の母親が

「あんなにたくさん人がいたのに、なぜ沈黙するの?」と悲痛な

訴えをするシーンも辛い。「正義」を告白することには、莫大な

エネルギーを必要とするし、その代償も限りなく大きいのです。

 

リチャードの秘密

 

リチャードの秘密

 

多分リチャードは大甘坊主なんでしょうが、運動ができ、

友人も多く、恋人もできて最高潮だった日々が、まるで砂の城の

ように崩れ去り、罪の意識も加わって、どん底に落ちてしまう

姿が、とてもうまく描かれていきます。

 

●惜しいところ

ラストを見る限り、結局なんの行動も起こさないということ

ですね。それでよし、とは決して言いたくないのが本音です。

 

 

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コメント
何となく重苦しい内容に思えましたが・・・。
やはり、素晴らしい環境で不自由なく育った人はまず、自分を守ることが先決になりますね。世間では「良い人」で通ってますから。でもそれを貫き通す勇気まではなかったようですね。つまり、人間としての善悪は分かっていた訳でしょうから。でも、ラストは世間体を重視して「何もなかったことに」になったのではないでしょうか?
  • あちゃ丸
  • 2017/03/11 9:37 PM
あちゃ丸さん。
結局何もなかった、知らなかったことにするんですよ。
それは友人や恋人を失っても守りたかった「自分」なのでしょうね。親も同じです。
じゃあ亡くなった少年の親はどう思うか、そこを考えてジレンマに陥るのですが、天秤にかけると「自分」の方が上に行ったのでしょう。なんとなく納得できないラストでした。
  • ミス・マープル
  • 2017/03/13 9:02 AM
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