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- 2023.01.12 Thursday
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JUGEMテーマ:洋画
「1001グラム ハカリしれない愛のこと」
原題:1001 Grams
監督:ベント・ハーメル
2014年 ノルウェー=ドイツ=フランス映画
91分 PG12
キャスト:アーネ・ダール・トルプ
ローラン・ストーケル
スタイン・ビンゲ
ヒルデグリン・リーセ
離婚話が進行中のマリエは、病に倒れた父に代わって
ノルウェーのキログラム原器を持ってパリ国際セミナー
へ向かう。現地で知り合ったパイと楽しい時間を過ごすが、
帰国した彼女は自動車事故を起こし、原器を破損させた上、
父が亡くなってしまう。
<お勧め星>☆☆☆ とても単調だけれど、時々クスリと
笑えるシーンや絶妙なセリフに引き込まれます。
〇見どころ
中盤、心臓病で入院した父アーネストが「魂は21g」と言い、
その父の遺灰を測りにかけると、最初1022gだった数字が、
少しずつ減っていき、1001gになるのは、とても粋なシーン
です。
ノルウェー国立計量研究所に一緒に勤務する父とマリエの毎日の
喫煙時での会話や、パリへ向かう際の空港の手荷物検査員との
やり取り、これは3回出てくるけれど、3回ともバージョンが
違っていて楽しいです。またノルウェー国内では青っぽい映像
なのに、パリに向かうとパーッと明るくなり、それがマリエの
心の内を描いているように思えてくるから不思議。
各国の代表がキログラム原器を持って集合写真を撮影するのも、
なぜか笑えてしまうのです。とても大事な原器だけれど、それが
原因で国際紛争になるとか、それは違うとか不毛な話もおかしい。
●惜しいところ
かなり単調な映画なので、眠くないときに見ないと必ず眠ると思う。
「人生の一番の重荷は背負うものがないこと」アーンストは言います。
そっかー。何かを背負っている時の方が人生を軽く生きていけると
いうものなのだろう。
このシーンの2人の会話はHだけれど、すっごくおかしいです。